2014年03月04日

レストラン『マーシン』のオムタツライス

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時々お昼を食べに行くレストラン『マーシン
最近は特にお店の親父さんと奥さんと仲良しになって、
結構わがままを言ったりしている。

裏の鳥小屋にいるでっかいオウムのギャーギャーという鳴き声も、
さほど気にならなくなったし、
親父さんのダジャレもす〜っと流せるようになった(笑)

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今日はオムライスの気分♪
ふわふわオムライスにしようか?それともボルガライスにしようか?
と悩んでいると、フツフツといたずら?心が湧いてきて、
こんな注文をしてしまった。

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オムライスのハンバーグ乗せをして〜
奥さんはえ?と聞き返すものの、ハイと返事をして厨房に入って行った。
しばらくすると奥さんがこちらに来て、
え?なんやってかと言って一瞬怪訝な顔をしたけど、作るって^^
と言ってたつやの肩を叩いた。

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ボルガライスは、お客さんに注文された時に、
そんなメニューはないよ、と答えた親父さんに、
オムライスの上にトンカツを乗せてソースをかけてくれればいい
言って始まったということを以前に聞いていた。
親父さんは、オムライスもトンカツもメニューにあるのだから、
簡単に作れると言っていたことを思い出した。

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なので今回はメニューにないオムライスのハンバーグ乗せ
頼んでみようというちょっとした遊び心があった。

いつもより時間がかかって出て来たオムライスのハンバーグ乗せ。
おお!これは豪華版だ!しかも間違いなく美味しい顔をしている。
それに季節を感じさせてくれるふきのとうの天ぷらが添えられていた。
ハンバーグをオムライスの上でカットして、
スプーンにオムライスと一緒に食べると、
片方ずつでも美味しいのが、混ざり合うことによって旨味が増す。
それにマーシンはボリューム満点なので、
大感激+大満足のランチとなった。

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これはネーミングを考えて、マーシンの裏メニューにしなくちゃ!
なんて考えていて、勝手にオムタツライスと呼ぶことにした。
でもこれを作ってくれるかどうかはまったくわからない(笑)
一日限りの特別メニューだったのかもしれないですね♪
お店にお客さんがあまりいなかったら、食べれるかも〜

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食べ終わって帰ろうとした時に、若いご夫婦が入ってきた。
メニューを見ながら、何がおすすめですか?と奥さんに聞いていたので、
ふわふわオムライスとかビーフシチューとかボルガライスとかいいですよ〜
と横からついつい答えてしまった。
感じの良いお2人で、マーシンは初めて来たと言うので、
何でマーシンを知ったのですか?と聞くと、
何とたつやのブログと言うではありませんか。

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こんな風にマーシンでお会い出来ることも、
ありがたく幸せなことです。

のんびりやってる鯖江の片田舎のレストランマーシンですが、
美味しい料理と、お二人の温かい人柄に魅かれて、
いろんなお客さんが集まって来ます。

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レストラン『マーシン』
福井県鯖江市当田町13-1-1
0778-62-0480
営業時間:11時〜14時 17時〜21時(L.O.20時半)
定休日:第2、4、5日曜日






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ラベル:鯖江市 洋食
posted by たつたつ・たつや at 22:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 店グルメ・伊&仏編(洋食含む) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月05日

越廼漁協ぬかちゃん『へしこ』編

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転勤や結婚、それに旅行などで福井県を訪れた友人知人はたくさんいるが、
彼らが口を揃えて言うのは福井の食べ物の美味しさだ。
海の幸も山の幸も新鮮でふんだんにあって、何より水が美味しいと言う。
普通のスーパーで売ってる魚が美味しく、
山で湧き出る水が柔らかくて美味しい、
野菜や山菜も直売所で新鮮なものが安く手に入る。

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福井はその新鮮で美味しい食べ物が豊富にあるために、
郷土料理というものがあまりない・・・

という説はそれなりに正しいのではないかと思っている。
ところが福井県内には、その限られた狭い地区でしか食べられない
珍しい食べ物があったりすることも長年、この福井に住んでいて感じることがある。

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先日、ちょっとしたご縁から、
福井市の越廼漁業協同組合のおばちゃんたちが組織する『ぬかちゃん』
の商品写真を撮るためのお手伝いをさせてもらう機会があった。
越廼村と言えば、福井県内でも有数の漁港で、
少し離れたところに定置網もある漁業の町だ。

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これからホームページに掲載するための写真の撮り方と、
それらをどう表現して売れる商品にしていくかのコンセプト作りを
お伝えするというものだったが、同時にたつやも折角の機会なので、
商品写真やイメージに使えそうな写真、それに料理の写真を撮ることにした。

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たつやは自分で漬けるほどはまってしまった「へしこ」がある。
へしことは鯖やイカ、鰯などに塩をして、
一年以上糠に漬けこんだ保存食品で福井県の沿岸部では広範囲で作られているもの。
もちろんココ越廼村にもへしこが昔から作られていて、
その伝統の味をかたくなに守ってきた。
それをぬかちゃんでは販売しているのだが、
特筆すべきことは塩・糠・タカノツメのみで漬けてあること。
もちろん添加物などは一切使用していない
二つ目は地元で獲れた鯖しか使わないこと。
最近ではノルウェー産の鯖を使うことが多いが越廼村産のみで作っている。
そのため若干小ぶりとなるが、価格は900円というリーズナブルである。

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ぬかちゃんの代表をされている上野さんが作ってくれたのがコレ。
スライスしたへしこを大根を薄切りしたものに挟んだ一品。
塩味のへしこと水分たっぷりの大根を一緒に口にいれると、
シャリシャリ感とへしこの味が何とも言えない美味しさとなる。
しばらく時間を置くと、大根から水分が出て来て、
へしこの塩で少し柔らかくなる。
お酒のあてには最高の一品になることだろう。

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またスライスしたへしこは、鯖のへしこしいらのへしこがある。
ネーミングが1000日へしこというが3年以上生きた鯖を使い、
1年間漬けこんだ味わい深いへしこである。
塩の加減と1年以上発酵することで生まれるアミノ酸の旨味がたまらない。
1年以上前に漬けた商品なので、売り切れたらそれで終わり!
実に貴重なへしこだ。

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しいらのへしこはたつやも生まれて初めて食べた。
しいら自体は食べたことがあるが、へしこは初めて。
どんな味がするのだろうと思って食べたら、これがまた珍味で実に味わい深い。
食感も歯ごたえがあって、糠に漬けた後に粕にしばらく漬けたという絶妙の味が後を引く。

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撮影するからと言って、へしこ茶漬けをすることにした。
熱々のご飯の上にへしこを乗せ、熱いお湯を注いで作るシンプルなお茶漬けだ。
いかに旨そうに見せるかなどをおばちゃんたちに説明しながら、
撮影が終るとすぐにたつやの胃袋に収まることになった。
福井に生まれて幸せ〜を実感したひと時だった。

写真見てたら、またへしこ茶漬けが食べたくなりました^^;
福井県民にとっては至福の味ですね♪







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2014年03月06日

越廼漁協ぬかちゃん『イカ』編

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ぬかちゃんの代表をされている上野志津子さんは、漁師の家に生まれ、
まだ女性の漁師が珍しかった時代、周囲の反対をよそに漁を始め、
イカ釣り漁船で全国を駆け巡っていたという。
北海道から九州までイカを追って季節ごとに移動した。
船を引退したのは2008年のこと。
越廼村に残る食の伝承に力を注ぐことを決意し、ぬかちゃんを立ち上げた。
若い頃から大好きだった料理の腕を活かし、
鯖、しいらやイカのぬか漬け、海藻あかもくなどを用いた
加工食品開発などに携わる日々を送っている。

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この日はイカのへしこの料理、甘塩イカの料理イカへしこのオイル漬けを利用した
様々な料理を披露してくれた。
イカのへしこは洗って皮を剥いた後に、
包丁で細長くカットされる。
食感を2種類楽しめるように、イカを縦切りと横切りに細かく切る。
イカを縦に切ったものは、歯ごたえがしっかりしていて硬い。
一方、横に切ったものは、身が柔らかくて食べやすい。

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これには大根おろしが良く合う。
すりおろした瑞々しい大根おろしの甘さと、
へしこの塩味のバランスが絶妙である。

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甘塩イカをフライパンで焼いただけの一品。
厚みのたっぷりあるイカの存在感は一際目立っている。
この焼きイカで日本酒を一杯!というイメージ写真を撮影した。
この甘塩イカは他にもいろんなレシピがある。

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続いて、何やらそばを茹で始めた。
どんな料理が作られるのか見ていたら、
イカのへしこのオイル漬けで味付けした冷製パスタならぬ冷製そばになった。

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トマトやグリーンの野菜の彩りも美しい。
へしこのオイル漬けは、見た目は挽肉のような感じだが、
味は塩気の効いたパンチあるへしこ味である。

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さすがにイカを知り尽くした上野さんならではの、
へしこ・甘塩イカ・イカへしこのオイル漬けシリーズだった。

新商品開発中の一品もご馳走になったが、あまりにも美味しく、
発売が待ち遠しい一品もあった。

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写真はいつも笑顔を絶やさないぬかちゃんグループの人気者、長島さん。
副代表を務めているが、代表の上野さんの実のお姉さんでもある。
長島さんは、たつやが魚が大好きということを確認する度に、
〇〇食べなさるか?●●●あるさけ持って帰って!と言って、
家の冷蔵庫からなんやかんやとお土産を持ってきてくれた方です。

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長島さん、その節にはいろいろとご馳走様でした。
自家製の干物類、めちゃめちゃ美味しかったです^^
またお願いしま〜す(笑)







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posted by たつたつ・たつや at 23:28| Comment(2) | TrackBack(0) | グルメその他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月10日

越廼漁協ぬかちゃん『あかもく編』

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ぬかちゃんが作っている加工食品でたつやも生まれて初めて食べた一品がありました。
それは『あかもく』と呼ばれる海藻でした。
あかもくとは正式名称なのか、この辺りで言われてる名前かどうかはわかりませんが、
春先にホンダワラの新芽のところだけを摘み獲ったものです。
そのあかもくを茹でて細かく砕いてあります。
美しい緑色をしていて、ねばねばの糸を引く
いかにも健康に良さそうな感じです。

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この日はあかもくを入れたお吸い物と、
山芋をサイコロ状に切ったものとあかもくを混ぜて、
醤油で味付けしたものを料理してくださいました。
ねばねば系が大好きなたつやには最高のおかずです。
あかもくはいろんなものと混ぜて食べたいと思いました。
納豆・オクラ・イカソーメン・山芋・なめたけ・・・

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お吸い物は、まず磯の香りに癒されます。
ぬかちゃんで販売している小鯵で取った出汁の旨味との
組み合わせは口に運ぶ度に、幸せを感じます。
少しとろみが付いてるのもたつやの好みです。

あかもくと山芋の相性は抜群!
ぬかちゃんが自信を持って、作ってくれただけあって、
めちゃめちゃ美味しいです。
醤油やポン酢でいただくのがいいみたいです。

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あかもくがとても気に入ったので、10パックほど買いました。
家に帰ってからもいろいろ試していますが、
本当に美味しくて、癖になります。
何といっても、何の添加物も味付けもしていない天然の食材ということと、
カロリーゼロ、繊維質が多く、ミネラルたっぷりなので、
安心して食べられることが一番うれしいことです。
たつやは馬路村の『1000人の村』というポン酢醤油がお気に入りなので、
それとあかもく+(納豆やオクラ、山芋)などでいただいています。

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ぬかちゃんから販売されている金のあじ(活煮干し)
小鯵を一匹一匹丁寧に天日干ししたダシジャコです。
代表の上野さんが、手間暇かけて作ったジャコの中に
天然の旨味が、たっぷり詰まっています。
これを油で唐揚げしたものをいただきましたが、
カリカリで天然の塩味がとてもいい感じです。
スナック菓子を食べるより、よっぽど美味しく健康的です。

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他にへしこをほぐして、フライパンでさっと火を通し、
それを寿司飯に入れて作る越廼村伝統のへしこ寿司が
めちゃめちゃ美味しいのです。
ニンジンの赤と、みどりの葉っぱ、へしこの茶色という彩りも食欲をそそります。
寿司飯はやや甘めの味付けなので、へしこの塩気がより味わい深くなります。

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今回、越廼漁協ぬかちゃんグループのお母さんたちとのご縁をいただき、
一緒にわいわい楽しみながら、ホームページなどに使える写真を撮ったり、
カメラワークの指導をしましたが、
たつやにすれば教えていただけることばかりで、
楽しく美味しく幸せな二日間となりました。

ぬかちゃんのへしこは3年間も発酵したものなので、
完売した時点でもう食べることは出来ません。
それに他の商品も量産できる食品ではないので、
今ある在庫がなくなると、翌年まで待たなくてはいけません。
翌年が不漁なら生産量はガタンと落ちてしまうかもしれません。
大手には出来ない産地ならではの特徴かもしれませんが、
こういう歴史があって、地元でしか食べられないものが、
ちゃんと後世に伝えられていかなくてはならないと思います。


この近辺では、旧清水町のプラント3の隣にある『膳野菜』
ぬかちゃんの加工食品を買うことが出来ます。

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最後にこんなお話をお聞きしたので、ここで少し披露したいと思います。
代表の上野さん、副代表の長島さんは10人兄弟の姉妹ですが、
彼女たちのお母さんは小さい体ながら、とんでもないエピソードを持っていました。
それは戦時中のことでした。
当時は食べ物が日本中で不足していた時代で、
越廼村でも白いお米を食べられる家庭はほとんどなかったそうです。
しかしながら上野さんの家では、いつも白いご飯を食べていたのだそうです。
なぜなら漁師をしていたお父さんが、漁で獲ってきた魚を
お母さんが山を越えて清水町の農家へ持って行って、
お米と交換してもらうことが出来たからでした。

ある日のこと、たくさんの魚に喜んだ農家さんが、
米一俵では申し訳ないから、持って帰れるなら二俵でもいいと言ったそうです。
身長は140cmほどのお母さんは、深夜120kgのお米を担いで山を越えて来たと言います。
たつやが不思議に思い、なぜ深夜なのかと聞くと、
昼間に米を担いでいるところを見られたら襲われるからなのだと言いました。


写真00860.jpg



凄まじいまでのお母さんの家族を想う心と体力に感銘を受けました。
そのお母さんは数年前に99歳でお亡くなりになったのだそうです。
ぬかちゃんがあるのも、たつやがこんなに美味しい料理をいただけたのも、
そのたくましいおばあちゃんのお陰と感謝しました。
またぬかちゃんには遊びに行こうと思っています。





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2308記事目
ラベル:福井市 加工食品
posted by たつたつ・たつや at 21:35| Comment(2) | TrackBack(0) | グルメその他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月11日

3年前の3月11日

その日は、3月から始まる鯖江の骨董蚤の市『誠市』のPRのため、
鯖江商工会議所の職員の方と一緒にFBCラジオにいました。
ちょうど石原慎太郎氏が東京都知事選に出るか出ないか?という
テレビニュースが流れていました。
ラジオ出演が終って、帰りにお茶をしましょうという話になり、
福井市内にある民家カフェに立ち寄った時に、
「さっき、すごい大きな地震が東北の方であったらしいですよ」
と言われて初めて、地震があったことを知りました。
クルマで移動していたため、2時46分の地震に気が付くことはなかったのです。

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その日の夜は、鯖江市長を囲んでの勉強会があり、
まだほとんど状況が分からない中ながらも、ただ事ではないと、
何かしら自分たちで出来ることはないかという話になりました。
たつやは当時、誠市実行委員会のイベント企画と広報を担当していたので、
翌々日の3月13日の誠市自体を開催するかしないかということ、
もし開催するなら他の団体と協力し合って、
義援金を集めることが出来ないかと思いました。
3月12日に急遽、誠市実行委員会と市内の各団体の代表の方に集まってもらい、
窓口をひとつにした方がいいと共同で義援金を集めることとなりました。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/archives/201103-1.html
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/190128034.html

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3月14日の誠市・ご縁市は天候に恵まれてたくさんのお客さんが来て、
本当に信じられないくらい多くの義援金が集まりました。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/190459796.html

集まった義援金は一括して鯖江市に預かってもらうことにしました。
その後、鯖江市で一元化したカタチで義援金を集めることになったのです。
印刷業に携わっている者として、何か出来ることがあるはずと、
義援金協力をお願いするポスターを印刷して、鯖江市役所へ納品しました。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/191468363.html

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鯖江市で集まった義援金は4000万円を超え、その中の3500万円を
直接被災地の行政区に送金したのでした。
最近になって、集まった義援金の使途がわからないという声を聞きますが、
鯖江市はいち早く義援金を有効に使ってもらおうと、
陸前高田市など東北3県の8市町に送金しました。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/195691537.html

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毎日テレビから伝わってくる被災地の様子に心を痛めながらも、
ライフラインが途切れて温かい食べ物さえ困っていることに対して、
たつやがイベントとして毎年やっている餅つきなら、
水さえあれば電気もガスもなくても出来るという想いがありました。
というのも毎年1月に友だちに声をかけて開いていた餅つきパーティを
この年は雪が多かったため、例年より遅く3月に入ってから開催したのでした。。
それが震災のわずか3日前のことでした。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/189620461.html
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/189773192.html

被災地へ行って、餅つきをして、
温かくて柔らかくて美味しいお餅を食べていただきたい!

という想いは日増しに強くなって行きました。
そして4月にはその想いを何人かの友人に声をかけて、『さばえもちつき隊』を結成し、
10人で岩手県大船渡市へもちつきボランティアに行くことを決めました。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/197900207.html

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5月に入ると、もちつき隊で協力をお願いした協力金や餅米、
それに持って行ってくださいと、ものすごい量の食料が集まりました。
人って何て温かくて、優しいのだろう!日本人っていいな!と感じた一ヶ月間でした。
このブログのタイトル『ありがとうの真ん中で
はたつやの中でも忘れられない日記です。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/204762563.html

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5月27.27.28日の3日間かけて、さばえもちつき隊メンバー10人で、
トラック一台と10人乗りワゴン車に乗って、岩手へ行きました。
岩手県大船渡市の大船渡公民館で、餅つきをさせていただきました。
下手くそな餅つき隊メンバーを眺めていた被災された方々が、
代わる代わる餅つきを手伝っていただきました。

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餅つきをしている被災されたおばちゃんの笑顔を一生忘れることが出来ません。

以下はもちつき隊のことを書いた記事です。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/205746420.html
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/205982286.html
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/206203824.html
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/206765446.html
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/207124411.html
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/207428575.html
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/207678380.html
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/208172647.html
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/208370903.html
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/208833852.html
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/209042686.html

もうあれから3年もの月日が流れたのですが、
被災地の復興までには程遠く、
まだまだ時間とお金がかかるということは間違いありません。
3月11日は私たち日本人にとって
忘れられない、忘れてはならない日なのだと思います。

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さばえもちつき隊は、その後市のイベントや誠市で餅つきボランティアをした謝礼金や、
マルシェワンダーランド2012、2013でのチャリティなどの売り上げをプールしています。
メンバーと相談して、出来れば、その資金を元にして
今年の5月辺りに大船渡市の仮設住宅へ、お餅2000個を持って行きたいと考えています。
本当に微かなことしか出来ませんが、ひとりでも多くの笑顔に逢えたらいいと思っています。

写真と記事は関係ありません。






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posted by たつたつ・たつや at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月12日

龍泉刃物のステーキナイフ

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星野リゾート軽井沢ホテル・ブレストンコートの浜田統之シェフが
フランス料理のワールドカップと言われる
ボキューズ・ドール国際料理コンクールに出場が決まった時に、
越前市にある打ち刃物の老舗、龍泉刃物の増谷社長にステーキナイフの開発の相談をしました。

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浜田シェフの得意な料理のひとつに
薄くスライスしたキノコや野菜のミルフィーユ仕立てがあり、
市販されているナイフで切ると潰れてしまったり
切り口がボロボロになってしまうことに不満を持っていて、
良く切れるステーキナイフを探していました。

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以前から厨房で使う包丁は龍泉刃物のものを使っていた浜田シェフは
その品質の良さに絶大な信頼を持っていたからです。
増谷社長は、良く切れるナイフならお手の物と、
すぐにミルフィーユをつぶすことなくスーっと一度引いただけで切れるナイフを試作し、
浜田シェフに送りました。
戻ってきた答えはNGでした。
それは切れ過ぎることにありました。

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たつやも時々やってしまうことがあるのですが、
ナイフとフォークを使って食べる際に、
ソースをナイフの上に乗せて舐めることがあります。
お客さんがどのように使うか分からないので、
口の中を切ってしまうようではいけないのです。

そこから増谷社長の試行錯誤が始まりました。
そして刃を付ける場所を限定したり、角度を調整したり、
様々な試作品を作り、1年以上の年月を経て、ようやく完成しました。

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そして第14回ボキューズ・ドール国際料理コンクールに於いて、
日本代表の浜田シェフは日本人として初めて第3位になりました。
その時に使用されたのは龍泉刃物のステーキナイフでした。
その時に各国から24名の審査員がいたのですが、
何とその半数がステーキナイフを持ち帰ってしまったのだそうです。
(ある意味、そっちの方が驚きますが・・・)

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その後、このステーキナイフは「ガイアの夜明け」やNHKの「先よみ」などの番組でも紹介され、
一本19800円という価格に関わらず、限定600本を数日で完売しました。
毎日のように問合せや注文が相次ぎ、追加注文は3ヶ月待ち、6ヶ月待ち、
ついには1年待ちという状況になり、
今年に入って注文を打ち切らざるを得ない状況になりました。
たつやが龍泉刃物さんへ遊びに行った時には、1年待ちという状況でしたが、
今は残念ながら買うことが出来ません。

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さて、もともと龍泉刃物は打ち刃物でも包丁がメインです。
刃物好きなたつやにとって工場見学は夢のような時間でもありました。
増谷社長に説明していただきながら写真に収めていく・・・。
日本刀を作る技術がそのまま越前の刃物に残されていました。
真っ赤に焼いた鉄に鋼を貼り付けてハンマーで叩いて金属同士をくっつけます。
このスピードや温度が刃物の切れ味や強さを決定してしまうのだそうです。

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これが出刃庖丁になります。

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一本一本、こうして叩き成形し、粗砥ぎを繰り返し仕上げていく工程を見ると、
包丁一本が数千円、数万円しても当たり前、むしろ安いとさえ思えました。
しかも自分で砥ぐことが出来れば、一生モノです。
例え砥ぎに出したとしても安いものです。
龍泉刃物で作った包丁であれば、いつの時代に作られたものでも砥いでもらえます。
(有料ですが)

写真00876.jpg

たつやはステーキナイフ開発の原型とも言える
このぺティナイフ(一番下)を一本分けて貰いました。
実にカッコイイぺティナイフです。

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家に帰ってからミニトマトを切ってみて驚きました。
厚さ0.3mmくらいでトマトが切れるのです。
1mmあれば3枚切れます。
目には見えませんが細胞までスパッと切れる感じがします。
料理をしていて包丁が切れないのはストレス以外なにものでもありませんが、
これを使えば楽しくて仕方ありません。

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わが福井県にはこの丹南地区には実にたくさんの伝統産業があります。
どこも素晴らしい技術と歴史がある素晴らしい産業であるにも関わらず、
後継者不足や安い中国製品に押されて売り上げが落ち込んでいます。
しかしながらそれぞれの産業のポテンシャルは限りなく大きく、
何かのきっかけで世界に売る事が出来るのだと思います。

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たつやももっともっと地元のことを知って、
少しでも多くの人にその良さをお伝えしたいと強く思いました。






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2014年03月13日

ノマドの絶品カレー

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加賀市役所のすぐ並びに小さなカレー専門店がある。
今までいろんなカレーを食べてきたが、ここ『ノマド』のカレーは一味違う。
トマトがたっぷり入ったトマトカレーがたつやにはど真ん中!

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この店を知ったのは、同じく大聖寺にある町屋カフェフゾンだった。
カウンターの一画にあったノマドのショップカードを手にしたのが最初だった。
ノマドのアルファベットのロゴのデザインに魅かれた。

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最初に食べたのは一昨年で、その美味しさに感動したたつやは、
その年から企画して始めたマルシェワンダーランド in FUKUI
フードブースとして出店して欲しいとリクエストした。
しかしながら大量に作ることが難しいということで願いは叶わなかった。

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ノマドはオーナーの沼田さんがひとりでやっている。
店内には沼田さんのセンスある絵画やオブジェが飾られている。
それらひとつひとつがさりげなく主張しているところが好きだ。

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10人も入ればいっぱいになってしまう狭い店内だが、
こぎれいに掃除の行き届いていて、居心地がいい。

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トマトカレーは、まさに王道の美味しさ!
トマトの甘みと酸味と旨味がたっぷり溶け込んでいる絶品カレーだ。
一口スプーンを運ぶと否応なしに笑顔になってしまう。

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ドライカレーも抜群の美味しさ。
ご飯のつぶつぶ感と魚貝の食感が程良く、カレーとの相性がとてもいい!

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安くて美味しいカレーって、とってもうれしいと思うんです。
食べて幸せになるノマドのカレー、是非一度食べてみて欲しいです。

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Curry Nomad(ノマド)
石川県加賀市大聖寺東町3丁目7
TEL:0761-75-7369
営業時間:11:30〜14:00
     17:00〜22:00(金・土24:00)
定休日:日曜日 






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2014年03月15日

ブックカフェ・ゴドー

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JR武生駅を少し南に行った先に昭和の香りそのままのブックカフェ・ゴドーがある。
意外なことにこの店を教えてくれたのは、県外から転勤で武生にやってきたWさんだった。
その後も、いろんな人からこの店の話を聞いた。
この店に集まるお客さんは誰もみな個性が強いとか、
芸術や文化・歴史に強い人が多いとか、
来るお客さんはたつやと同じかもう少し上のオジサンが多いとか・・・。


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いつしかたつやの空想で作りあげた「ゴドー」はもはや神格化されていて、
行こうと思えばいつでも行けるのに、勝手に敷居を高くしてしまった感があった。

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さて、その夢?ゴドーへ行くということは、突然叶うことになる。
武生商工会議所の広報委員会と、鯖江商工会議所の広報委員会との
懇談会が武生の鎌仁別荘で行われ、
その帰りにゴドーの常連のTくんに連れて行ってもらったのだ。

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昼から夕方まで、そしてまた夜も営業していると言う。
クルマを駐車場に停めて、ゴドーの前に立った。
夜なのでちょっとわかりにくいが、古い民家を改造したような店に見えた。
中に入ると、初めて来たのにとても懐かしい気がした。
店の香りなのだろうか。
それは珈琲の香りと古い本の香りと、煙草の香りが入り混じった
まさに昭和の匂いが漂う空間だった。

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マスターが手作りしたというテーブルに座って珈琲を飲んだ。
あたりを見渡すと、お店自体が昭和から変わっていないようで、
あの頃と違うのはレコードではなくCDで音楽を聴くことくらいだろうか。
流れているのは、古いジャズ。
マスターは古い本の中に埋もれて、静かにパソコンを打っている。
これがタイプライターでも打ってたなら、時代がわからなくなりそうだが・・・。

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後からわかったことだが、このゴドーはたつやが高校生の頃から存在していて、
その後20年ほどお店を閉めていて、数年前に再開した喫茶店なのだ。
だから中にある本や小物は、その当時のままなのだ。
トイレに飾ってある古い本の切り抜きも、
棚にさりげなく置かれている小物たちも、
様々なジャンルの本たちも、すべてが居場所を持っている。
そんな風に自然に、集まってくる常連さんも、ちゃんと居場所を確保している。

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たつやが高校生の頃は、こんなゴドーみたいな喫茶店があちこちにあって、
やはりその店の常連さんはひと癖も二癖もある人が多く、
その店の中でのコミュニケーションが面白かった。
たつやもそういう常連さんの話に目を輝かせて聴いたものだ。
そうして外の大人との人間関係を学んだように思える。

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最近は全国チェーンのコーヒー店や、おしゃれな外資系カフェなどが増えて来て、
美味しい珈琲が飲める場所が増えた。
だけどそこにはコミュニケーションは存在しない。
若い女の子が作り笑顔で、マニュアル通りの対応をするだけだ。

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たつやもどっぷりオヤジの価値観にはまってしまったのかもしれないが、
珈琲を飲むなら、ゴドーみたいな店へ行きたいと思う。
ここでまたいろんな常連さんやマスターと話をしたいと思っている。

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ブックカフェ ゴドー (Book Cafe Godou)
福井県越前市府中1-9-19
0778-42-6711
営業時間  12:00〜17:00
      19:00〜22:00
定休日:月曜日





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2014年03月17日

赤門の餃子@小松市

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たつやさんって中華料理はあまり好きじゃないんですか?
だってブログにほとんど出てこないでしょう


なんて言われることが度々ある。
答えはいつもこんな感じ。

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う〜ん、なんていうんかなぁ。
単品の餃子とか、チャーハンとか、麺類といった感じは大好き。
でもいろんな料理がずらりと並ぶ本格中華は苦手やねぇ・・・

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数年前に組合で中国へ初めて行った。
海外旅行なんて久しぶりでちょっとテンションが上がっていたが、
観光旅行でなく、組合として現地の会社との業務提携に行ったので、
楽しみと言えば、朝のわずかな時間の散歩と食べものくらいのものだった。
ところが3泊4日のうち、着いた日の夕方から3日目の夜まで、
延々と中華料理店のフルコースのような料理が続いたのだ。
最初のうちはいろんな料理を味見したいので、
たくさん食べて喜んでいたが、3回目辺りになると胸焼けがして、
ほとんど食べる気持ちがなくなってしまい、
6回も続くと、ついに体調が悪くなってしまい、旅先でダウンしてしまった。


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今までどんな劣悪な環境の中でも、海外に行ったら
体調が悪くても良くなってしまうたつやにとって、
中国という国は、最初っから先制パンチを喰らったような印象だった。


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以来、本格的中華料理店へは一度も行ったことがない。
というかそういうお店に行っても、単品で頼むようになった。
しかしながら、餃子は大好物で、ラーメンと餃子とか、炒飯と餃子とか、
餃子が置いてあるお店に行くと、8割の確率で餃子を食べる。

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さて小松市というエリアは知れば知るほど面白いところで、
いくつかの暖簾分けで広がった中華料理店や
小松うどんと呼ばれるご当地うどんの店がたくさん存在し、
食べもの好きには、なかなか興味深い場所だ。

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少し前に友人たちと小松市の赤門へ行った。
ここの餃子が美味しいという話を聞いて、この店を選んだ。
大手のドラッグストアやスーパーマーケットが並ぶ一角に赤門はある。
一軒して中華料理店とわかる外観で、名前に赤が付くように建物も赤である。
テーブル席や座敷があって、休日は家族連れなどでいっぱいになる人気店だ。

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まずは餃子を3人前!
後はそれぞれレバニラ炒め・塩焼きそば・担担麺・味噌ラーメン・麻婆豆腐を注文した。
麺は普通の麺と刀削麺の2種類の中から選ぶことが出来る。
刀削麺とは、小麦生地の塊から刃で削り出しそのまま鍋に落として茹でる麺のことで、
モチモチして独特の形状がスープとよく絡み、その独特の食感が特徴だ。

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餃子は中身がたっぷり入っていて、ふっくらした形状である。
皮はもちもちしていて、中からジューシーな汁が出てきて、
思わず「ん、んま〜い!」と叫んでしまった。
この皮は後から聞いたのだが、全部自家製とのことで納得した。
特製のタレにたっぷりラー油を入れるのがいい。

白いご飯の上に、そのタレが落ちて、
アツアツの餃子とそのご飯を一緒に食べるのが至福の時間だ。

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餃子は生餃子もあって、持ち帰りすることも可能とのことで、
50個ほど持って帰ることにした。
家で焼いて食べても美味しいが、やっぱり赤門で食べるの一番!
餃子も他の単品メニューもリーズナブルで、
また小松方面に行った際には、立ち寄りたいと思う。

後日、小龍包もいただいたがこれまた絶品でした!

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赤門
石川県小松市今江町1-374
0761-24-0039
営業時間:10:30〜14:30
     16:30〜24:00
年中無休






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2014年03月18日

お水送り神事プロローグ

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もう随分前から、毎年3月2日に福井県小浜市の鵜の瀬で行われる
神事「お水送り」に行ってみたいと思っていた。
テレビから流れるお水送りの神事は
白装束の山伏たちが松明を持って、神宮寺から鵜の瀬まで歩き、
ご聖水を遠敷川に流す様子はとても厳かで神聖な儀式に思えた。
いつかはお水送りに行ってみたいという想いは日増しに強くなって行った。

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一方、20年以上前から若狭にある常神半島に出かけて
何度もここの心地良さを不思議に感じて、たどり着いたレイラインの地図

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この地図を知ってからたつやの旅の目的地が変わった。
この不思議な近畿の五芒星やレイライン上の聖地を訪ねることが多くなった。
このレイラインハンターという本の著書は内田一成さんという方で、
バイク雑誌のライターとかもされていて、どうやらたつやと同世代の方らしい。

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内田一成さんには2年前に一度連絡を取ったことがあった。
それは白山周辺のレイラインを調べていた
旧今立町の故渡邊光一先生の研究データについての話だった。
その後、ご丁寧にお返事をいただいた中に、
内田さんが毎年小浜のお水送りに来ているので、
是非お会いしましょうと書かれていた。
残念ながら、昨年はその夢は叶わなかったが、今年になってようやく実現した。

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それはレイラインハンターの著書、内田一成さんが案内してくれるお水送りツアー
三方五湖にある湖上館パムコさんが企画されていることから実現した。
たつやにすれば、内田さんに会えることと、お水送り神事に行くことが
一度に叶う絶好の機会なので、このチャンスを逃す訳にはいかないと思った。

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パムコさんの地ビールは最高です!
(たつやは飲めないので内田さん談です)

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今までも何度かたつやのブロクでも紹介しているが、
常神半島の一番先にある御神島から真南に一本の線を下ろすと、
その線上に平安京、平城京、飛鳥京、熊野本宮が位置していることや、
この線を中心としてきれいな近畿の五芒星が現れることや、
日本を縦断するご来光の路など、偶然とは思えない聖地が
一直線上に綺麗に並んでいることに驚かされる。

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さてパムコさん主催のお水送りツアーは
お水送り当日の朝の常神半島の常神社参拝から始まった。
この神社も実は別のレイライン上にある。
御神島から琵琶湖の竹生島に至るラインで、
そのライン上には、たつやが好きな神子神社や
空海が開いた三方石観音がある。
このラインは竹生島から見て、夏至の日に太陽が沈む方向と一致する。

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内田さんの話を聞きながらの神社参拝から始まったこのツアーは、
なんか特別な意味があるような感じがした。
これから始まるお水送りツアーは、
三方石観音、瓜割の滝、若狭彦神社・若狭姫神社、八百比丘尼の洞窟、
鵜の瀬、八百比丘尼の墓、そして夜のお水送り神事へと続く。

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湖上館パムコ(PAMCO)
福井県三方上中郡若狭町海山64-9-1
0770-47-1727
http://www.pamco-net.com/index.html





レイラインハンター ~日本の地霊を探訪する~ [単行本(ソフトカバー)] / 内田 一成 (著...



荒俣宏の世界ミステリー遺産 (祥伝社黄金文庫) [文庫] / 荒俣 宏 (著); 祥伝社 (刊)









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2014年03月19日

お水送り神事・空海が求めた水銀鉱脈

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秦の始皇帝が中国大陸を征服した時、欲しいものはすべて手に入れた。
そして最後に求めたものは不老不死だった。
始皇帝に使えていた徐福は、東の海の向こうにある国に、
不老不死の薬があると聞き、3000人とも言われる民を連れて、
丹後半島の伊根に上陸した。
紀元前219年のことである。

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連れて来たのは陰陽師や風水に長けた人、ものづくりの職人、
土木や建築技術者、錬丹技術者、漢方薬の職人など、
一台頭脳集団を引き連れて日本にやってきた。

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その話を内田さんから聞いた時に、
もしかすると徐福は、秦に(始皇帝に)見切りをつけて、
不老不死の薬を探すという理由をいいことに、
一族を連れて日本に亡命したのではないかとさえ思った。

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不老不死の妙薬を作るのに欠かせないものが水銀だった。
若狭にはその水銀鉱脈がいくつもある。

さてこの水銀を求めたのは徐福たちだけでなく、
日本で一番有名な僧、空海もそうだった。

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三方石観音は国道27号線を走っていると大きな看板が見える。
雲谷山の方に急坂を上って行くと、上の方に観音様のお堂が見える。

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昇り口に大きな岩があって、その上に赤いトサカの石の鶏が迎えてくれる。
水銀のことは、赤、朱、丹と言い表すことが多いらしく、
まさにこの鶏のトサカが水銀を表しているということを知った。

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すぐ横に不動明王が祀られている湧き水がある。
内田さんの話によると、
水銀鉱脈が近くにある水場の岩が赤い色をしているのだそうだ。
確かにここの石は赤っぽい色をしている。

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この雲谷山の中腹に大きな花崗岩の一枚岩を発見した空海は、
それに一夜で聖観音を掘ろうと決意し、鏨を振るった。
しかし後は右手首を残すのみというところで、夜明けを告げる鶏が鳴いたため、
そこで空海は手を止めた。
後にそれは片手観音と呼ばれ、
手足の怪我や萎えに霊験あらたかと言われるようになった。


この岩に掘られた聖観世音菩薩は33年に一度、御開帳される。
次回は2026年10月だ。

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手足の病にご利益があるとされ参拝者が絶えない。
本堂の中に吊られた提灯をよく見ると金田正一さんや五木ひろしさんの名前がある。
祈願者は木で作られた手や足(御手足型)を本堂で借受けて持ち帰って、
朝夕患部を「南無大慈大悲石観世音菩薩」と唱名を唱えながら
軽くさすって病気の回復を祈願すると病が治るとのこと。
快癒した後に借受けた御手足型を返納するが、
その際に更に新しい御手足型を一本添えて奉納する習慣になっている。
そうやって奉納された御手足型が御手足堂に山となって積まれている。

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お堂の裏側に回ってみると、
空海が観世音菩薩を掘った花崗岩の一枚岩の一部が見える。

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内田さんがGPSを使って、この花崗岩が何処を向いているかを調べてみた。
お寺や神社は大抵が真南や真東を向いていることが多く、
たまに違う方向を向いていたとしても、夏至や冬至に関する方向だが、
ここ三方石観音はまったく違う方を向いていることがわかった。
いったい何処を向いているのだろう?
内田さんが手にしたGPSが指す場所は、何とこれから行く瓜割りの滝だった。
瓜割りの滝は空海ゆかりの霊水が湧き出る場所だ。

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瓜割り滝は数年前まで湧き出る水のところまで行くことが出来た。
たつやも随分前にこの水を汲んで帰ったことがある。
しかしながら心ない観光客が犬を連れて来て、この神聖な場所で、
放して遊ばせたことが地元の人たちの怒りをかった。
その後、柵が設けられて水場に近づくことが出来なくなっている。
豊富な水量の瓜割りの滝は、ピリピリする程、神聖な空気に包まれている。
この辺りも水銀鉱脈があったのだそうだ。
やはりこの辺りの岩も赤い色をしていた。

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水銀は鉱床では硫黄と結びついて硫化水銀というカタチで存在する。
硫化水銀は見事な朱色が特徴で、古来日本では「辰砂」や単に「朱」と呼んで来た。
そしてこれが含まれた鉱脈を通って湧き出した水は不老長寿の水と考えられてきた。

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もっと詳しいことを知りたい方は是非、
内田一成さんのレイラインハンターを読んでみてください。
すごい面白い内容で、一気に引き込まれてしまいます。










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2014年03月20日

お水送り神事・不老不死伝説と若狭彦・若狭姫神社

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若狭には昔から不老不死の伝説がいくつか存在する。
一番有名なのは人魚の肉を食べたがために、
不老不死になった八百比丘尼の伝説だろう。

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たつやがこの話を知ったのは20年近く前のことだった。
当時「誇りの国創造運動・デザインコミュニティ」という団体に所属し、
広報を担当していた頃に、嶺南の宝さがしをする中で、
この八百比丘尼の話を知った。
取材をするのに八百比丘尼が修行するために籠ったとされる洞窟へ行ったが、
怖くて入れなかった記憶だけがある。
その後も数回この地を訪れたことがあったが、
その洞窟へは一度も入ったことがなかった。

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八百比丘尼の伝説内田一成さんがかかれたレイラインハンターの中では
こう記されている。(一部省略してあります)

若狭の遠敷という山間の里に、高橋長者という裕福な庄屋があり、15歳の娘がいた。
ある日、どこからともなくこの地にやって来て、大きな屋敷を構えた老人があった。
白髪白鬚の老人は様々な国の言葉を操り、いったいどこの国の出身なのか、
歳はいくつになるのか定かではなかった。
ある時、老人は若狭の長者たちを宴会に招待する。
見たこともない山海の珍味が並ぶ食卓に招待された長者たちは目を見張る。
そして、老人の歓待に誰もが心を許す。
ところが一人の長者が屋敷の中で迷い、たまたま厨房を覗いてしまう。
そこでは、頭と上半身は人間の女の子で下半身は魚の「人魚」が解体されていた。
それを見た長者は、血相を変えて仲間にそのことを耳打ちする。
その話を聞いた長者たちは誰も珍味に手を出さなかった。
「せっかく世にも珍しい人魚の肉を振る舞ったのに、残すとはもったいない」
と老人は長者たちに土産として持たせる。

長者たちはそれを海に捨ててしまったが、高橋長者だけは持って帰った。
翌日に捨てるつもりで厨房に置いておいた。
老人の宴が気になっていた高橋長者の娘は、
厨房でこの肉を見つけ、こっそり食べてしまう。
その肉はこの世のものとは思えぬ美味で、娘はすべて平らげてしまった。
この日から娘は歳をとらなくなる。

他の者たちが老いてこの世を去り、さらにその子孫たちがこの世を去って行っても、
彼女には老いは訪れない。
いつまでも若狭の海のような美しさと輝きを保ったまま、
彼女は朽ち果ててゆく人と物の定めを哀しく見送り続けるしかなかった。
ただ彼女の心だけが、疲れ果て枯れていった・・・。

少女は自らの肉体の死をひたすら追い求め、諸国を行脚する。
そしていつしか比丘尼となって、
死に行く定めの人々に安らかな彼岸への引導を渡すようになる。
比丘尼となって八百年の間、そうして諸国を巡りながら、
また生まれ故郷の若狭に辿り着く。
そしてこの洞窟に籠ることにする。
大好きな白の椿を植え、青い若狭の海とを愛でるながら暮らすうち、
比丘尼は止まっていた時間を取り戻し、老い、肉体が朽ち、風に飛ぶ砂と化した。


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この悲しい少女の物語を内田さんが聞くと、
この八百比丘尼の入定洞に入ることが出来た。
怖さよりも、ちゃんとお参りをしようと思ったからだ。

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その後、お水送りの舞台となる鵜の瀬から更に山奥に入った民家の畑の一画にある
八百比丘尼のお墓を訪れた。
ひっそりと佇む八百比丘尼のお墓の前で手を合わせた。

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その後、たつやが大好きな若狭彦神社・若狭姫神社へ行った。
何度訪れても、清々しい神聖な空気が満ち溢れている。
それに大地からのエネルギーを感じる。

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若狭の開祖とされる若狭彦・若狭姫を祀る神社がこのふたつだが、
この二人の神は、海からやって来て、
不老で少年のようであったという伝説が残っている。
ここでもまた不老不死の伝説が出てくるのだ。

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もっと詳しいことを知りたい方は是非、
内田一成さんのレイラインハンターを読んでみてください。
すごい面白い内容で、一気に引き込まれてしまいます。










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2014年03月22日

お水送り神事・前編『神宮寺』

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3月12日に奈良東大寺二月堂で行われる「お水取り」に先がけて、
毎年3月2日に行われる小浜市神宮寺の「お水送り」は、
奈良と若狭が昔から深い関係にあったことを物語る歴史的な行事です。

奈良のお水取りが終わると春が来る。
関西の人々は、毎年この春の兆しを待ちわびます。
この奈良東大寺二月堂のお水取り(修ニ会の「お香水」汲み)は
全国にも有名な春を告げる行事ですが、
その「お香水」は、若狭鵜の瀬から10日間かけて
奈良東大寺二月堂「若狭井」に届くといわれています。

(小浜市のHPより)

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お水送り神事は3月2日辺りがどっぷりと暗くなった午後6時から始まった。
神宮寺とはちょっと変わった名前で、神宮と寺が一緒になっている。
その昔、神仏が同じように祀られていたことがよく分かる。

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たつやたちが神宮寺に着いたのは午後5時。
すでに大勢の観光客が手松明を求め、その神事に参加する準備を進めていた。
例年であれば雪が降っていたり、みぞれ混じりの雨が降っていることもあるらしいが、
今年のお水送りは比較的穏やかな曇り空のお天気だった。

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神宮寺境内にある霊水『閼伽井(あかい)』
ここで汲まれたお水が東大寺に送られる。
このあかいという言葉も赤・朱に関連付けられている。
つまりここも水銀鉱脈があるということだ。

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前もって、このお水送りツアーを企画されたパムコの田辺さんや、
レイラインハンターの著者、内田一成さんから、
お水送りは寒いことと、当たり前のように火の粉が降ってくるから、
それに対応する格好で来るように言われていたので、
ある程度の覚悟はしていたが、
その後あらためてその言葉が大げさでないことを
嫌と言うほど知らされることとなる。

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午後6時、ホラ貝が鳴り響くと、白装束の修験者や山伏たちが、
列を成して神宮寺の本堂の中へと入って行く。
もちろん誰も中に入ることは出来ない。
中で唱えられている般若心経や、祝詞のような声が聞こえてくるだけだ。
神宮寺に集まった人たちは、真っ暗な中でじっとその時を待っている。

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午後7時。
本堂の中が赤くなる。
信じられないことに、本堂の中で大松明に火が点けられたようだ。
しばらくするとその大松明が堂内を左右に駆けめぐる。
その長さは7mはあろうか。
本堂の屋根が燃えてしまうのではないかと心配になるほどの火力だ。
常に消防の人たちが待機し、水を撒きながら命懸けの仕事だ。

DSC_3795.jpg

やがてその大松明は、人々の中を通って、
大護摩がある結界が張られたエリアに入ってくる。
修験者や山伏たちは、斧や弓矢で結界の四方を回り、
四方固めを行う。

DSC_3820.jpg

DSC_3786.jpg

そして大護摩に点火が行われる。
しばらくすると白い煙がもくもくと空に上がって行く。
やがて真っ赤な火が巨大な火柱となって空を焦がす。
たつやが立っている場所は大護摩からかなり離れているが、
その熱が顔に伝わってくるほどだ。

DSC_3828.jpg

DSC_3851.jpg

今までいろんな祭や神事を見て来たが、
これほどまでに厳かで神秘的な神事は初めての体験だ。
人は巨大な火を見ると、一種のトランス状態になるのではないかと思っているが、
まさにここ神宮寺で行われるお水送り神事はそんな感じがした。

以下、後編に続く

DSC_3858.jpg



もっと詳しいことを知りたい方は是非、
内田一成さんのレイラインハンターを読んでみてください。
すごい面白い内容で、一気に引き込まれてしまいます。










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posted by たつたつ・たつや at 00:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月24日

お水送り神事・後編『鵜の瀬』

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DSC_3900.jpg

お水送りは修験者たちが大護摩の火を巨大松明に移し、
その後、予約の人が担ぐ中松明が15組ほど続く。
たつやが参加したパムコのツアーも希望者四人で担ぐこととなる。

DSC_3922.jpg

DSC_3914.jpg

中松明と言っても4m近い長さでかなりの重量がある。
大護摩で火をつける時に、
顔の眉やまつ毛が燃えてしまうこともあるとは聞いていたが、
決して大袈裟ではなく本当に燃える。

DSC_3955.jpg

DSC_3942.jpg

そして手松明を持っている人たちが少し火力が落ち着いた大護摩の火から
手松明に点火する。
そうして神宮寺から遠敷川沿いに歩いて1.8km先の鵜の瀬を目指す。
たつやはちょうど真ん中辺りだろうか。
普段は外灯もなく真っ暗な道は、人々が持つ松明の明かりが延々と続いている。
前を見ても、後を見ても松明が続いていて、
なぜ今、自分がこの場にいるのかがわからなくなってしまう。

DSC_3983.jpg

杉の木の松明は当たり前だが段々短くなってくる。
道沿いは松明が燃えて落ちた炭が落ちていて、煙っていた。
鵜の瀬の近づいたころには、ほとんどの人の松明が燃え尽きてしまい、
消した手首ほど短くなった松明を持って、鵜の瀬の階段を下りる。
河原には大護摩が焚かれていて、そこで手松明を投げ入れる。

DSC_4004.jpg

たつやは対岸の方から、お水送りのクライマックスを見ることにした。
既に大勢のアマチュアカメラマンが三脚をセットし、場所を取っている。
毎回思うことだが、夜の祭でフラッシュをバシバシたくのはやめて欲しい。
神聖が祭がイベント化されてしまうようで興醒めしてしまう。

DSC_4014.jpg

対岸では白装束の修験者たちが大護摩の火や大松明に赤々と照らされて、
粛々と神事を進めていく。
般若心経を唱えた後、いよいよクライマックスのお水送り神事が行われる。
御香水と書かれた竹製の器に入れられた
神宮寺『閼伽井(あかい)』で汲まれた水が遠敷川に注がれる。

DSC_4069.jpg

鵜の瀬から注ぎこまれた香水は、10日を経て、
奈良東大寺二月堂若狭井に湧き出す。
この水を汲み上げて、あの有名な『お水取り』が行われる。
巨大松明を二月堂の中で振り回す『達陀(だったん)』の儀式が
よくテレビのニュースでお水取りの様子が放映されるが、
お水送りの神宮寺でも同じ『達陀(だったん)』が行われている。

DSC_4105.jpg

若狭と東大寺とは、果してどんな関係があったのだろう?
と不思議に思っていたたつやにとって、驚くべき事実を内田一成さんが教えてくれた。
東大寺の初代別当は、この若狭出身の「良弁」という僧だったのだ。
それはあまりにも直接的な関係で実に明快で快適な答えだった。

DSC_4116.jpg

このお水送り・お水取りの二つの神事は、
インドから渡来した「実忠」が752年に大仏開眼供養に創始したと伝えられている。
実忠という人は、一説にはペルシャ人であるとも言われ、
この二つに儀式の中にゾロアスター教の作法を取り入れたとも推測されている。
ゾロアスター教の中でも、もっとも重要な拝火の儀式はやはり「ダッタン」と呼ばれる。
このことからも、お水送り、お水取りの二つの神事は
ゾロアスター教の影響が強い
と思われる。

DSC_4123.jpg

また東大寺初代別当となった良弁の補佐をずっとしていたのが、
この実忠だったという事実関係がある。

内田さんの話によると、この火を祀る神事は、
常神半島先の御神島から真南に一直線のレイライン上にだけ存在するのだそうだ。
そう言えば、たつやが2012年5月に行った鞍馬寺のウエサク祭に於いても、
最後は大護摩に火を入れて祈りを捧げたことを思い出した。

DSC_4134.jpg

今ではお水送りは誰でも参加が出来て、
一部を覗いては、どういう儀式が行われるのか公開されているので、
さほど驚くことも、畏怖を感じることも少ない。
しかしながら、つい最近まで、ごくごく限られた地域の人たちだけの神事だった。
1200年以上ベールに包まれたまさに秘儀として代々伝えられてきたのだ。

DSC_4051.jpg

それを想うと、もしたつやが旅の人で、公開されていない時代に
もしこのお水送り神事を目撃したのであれば、
驚愕と恐怖と畏怖とで、木の影に隠れて震えながら眺めて、
一生忘れることが出来ない光景となったであろう。

DSC_3991.jpg

来年も3月2日に神宮寺〜鵜の瀬でお水送り神事が開催されます。
また来年も内田一成さんが講師&ツアーガイドを務めるお水送りツアーが、
三方五湖の湖上館パムコさん主催で行われるはずです。
また絶対に参加しようと今から思っています。
興味のある方、一緒に参加しませんか〜?
今から準備をしておきましょう♪

それと来年は許されれば、お水取りにも行ってみたいと思っています。

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posted by たつたつ・たつや at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月25日

鎌仁別荘@武生

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未だに越前市に馴染めないたつやです。
やっぱり武生は武生、今立は今立なんです。
どちらも大好きな土地です。
通っていた高校が武生市内にあったので、
友だちも武生が多いし、外食で好きなお店があるのも武生です。

写真00908.jpg

武生の町並みや、裏通りは何とも言えない雰囲気が、
昭和大好きたつやの心をつかんで離しません。
高校時代からずっと同じ店の同じメニューが食べられたり、
街中に食堂がいくつも残っているのがたまりません。
家族や友だちと何か食べに行こうかと出かけるエリアも武生が多いです。

写真00909.jpg

武生は空襲に遭っていないため、
戦前の建物や民家がそのまま残っていたり、
歴史のあるお寺がいくつも繋がっていたり、
クルマではとても通る事が出来ないような裏路地があったりします。

写真00911.jpg

武生の駅から少し南に行ったところに、お清水庵というそば店があります。
その裏に小さな不動明王さまが祀られている祠があります。
不思議にそのお不動さんの周りには、いくつもの飲食店があり、
たつやが好きで行くお店が何軒もあります。

DSC_3511.jpg

たかせや・お清水庵・森林食堂・いろは食堂・ブックカフェゴド―
うおとめ・きょうや・鎌仁別荘・西本・・・
他にパン屋さんや仕出し屋さん
などもあります。
もしかするとお不動さんのおかげなのではないか?と思われるくらい、
半径100mくらいのエリアに質の高い飲食店があるのです。

DSC_3489.jpg

さて今回はそのエリアにある老舗料亭『鎌仁別荘』に行きました。
鯖江商工会議所・武生商工会議所の広報委員会の会議の後の懇親会でした。
ちょうど雛祭りの数日前ということもあって、器がお雛様です。

どのお料理も質が高くて、とても満足していただきました。
飲めないたつやは、出されたものは何ひとつ残すことなくいただきます。
でもこういう懇親会の席に出て、毎回思うことなのですが、
お酒の席でのお料理は、その半分以上が残されるという事実です。
あぁ、もったいない・・・と思いつつ、どうすることも出来ません。
前もってハーフとかクォーターとかリクエストできるといいのにね。

写真00912.jpg

写真00913.jpg

食材に感謝し、作ってくれた方に感謝し、料理してくれた方に感謝し、
運んでくれた方に感謝し、栄養として吸収してくれる自分に感謝し、
美味しくいただけることに感謝して、食べ物をいただきたいと思います。


写真00914.jpg

鎌仁別荘
福井県越前市天王町3-4
0778-22-0069






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ラベル:越前市 和食 料亭
posted by たつたつ・たつや at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 店グルメ・和食・アジア他編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月26日

おニューのインパクトドライバー

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電動工具って、やっぱり消耗品なのだと感じるのは
充電式のインパクトドライバーやドライバードリルを使う時です。

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ここ10年間で日立のインパクトドライバー、ドライバードリル
松下電工のインパクトドライバー、マキタのドライバードリルを使っていましたが、
本体は問題なくてもバッテリーがどんどん劣化して、
そのうち使えなくなってしまいます。

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最後まで使っていたのは松下電工製でしたが、
最近では充電しても木ネジを5本ほど打ち込んだだけで、
使えなくなってしまう状況でした。
あまりにも効率悪いのです。

s-DSC_5112.jpg

新しいバッテリーを買うにもかなりの金額がすることと、
近くのホームセンターでは売ってていないこともあって、
今回、消費税導入前にと新しいインパクトドライバーを購入しました。
信頼のメーカー、マキタ14.4Vのハイパワータイプながら、
セミプロ用モデルなので、比較的安い金額で買うことが出来ました。

s-写真00043.jpg

s-DSC_5114.jpg

近所のホームセンターでポイント10倍セールの日に買ったので、
一割引きで買えたような気がして、ちょっとテンションが上がってました。
買ってきた日の夜は、うれしくてベッドで眺めていました。
新しいタイプのインパクトドライバーにはネジ穴を照らすLEDライトが付いていて、
それが結構明るくて、それもテンションを上げていました。

s-DSC_5120.jpg

s-DSC_5119.jpg

結構長いタイプの木ネジを連続して打ち込んでみましたが、
実に力強く、あっという間にネジが木材に入っていきます。
ストレスがまったくないので、作業をしていても楽しいです。

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たつやが消費税導入前に買ったのはコレだけですが、
皆さんはどんなものを買われたのでしょうか?







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ラベル:木工
posted by たつたつ・たつや at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | モノ作り・家具他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月27日

WAKA WAKA POWER(ソーラー携帯充電器&ライト)

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数年前に友だちが普通の携帯からスマートフォンに入れ替えしていた頃、
俺は絶対、あんなチマチマした携帯なんか使わんぞ〜と言って、
ソニーエリクソンの黒い携帯を使っていたが、ある日その携帯が壊れてしまい、
新しい携帯を買おうとショップに行くと、
普通の携帯電話は機能的にガクンと落ちる機種しかないことを告げられた。

DSC_5145.jpg

どうしようか迷ったが、スマートフォンに変えると連絡先が
何千件も何万件も登録できると聞いて驚いた。
今までは電話帳登録の上限が1000件だったので、いつも満杯状態で、
古くていらないデータを削除して、新しいデータを入れたりしていたからだ。
それを聞いて、思い切ってiPhone5を購入した。

あれほど嫌がっていたスマートフォンだったが、
今ではフリック入力もサクサク出来るようになり、
それなりにiPhone5を使いこなしている。

DSC_5126.jpg

周りを見ても、家族全員がiPhoneだし、友だちもほとんどがスマートフォンだ。
ところがスマートフォンはすぐに電池が減る
しばらく使っているとバッテリーはすぐに半減してしまい、
慌てて充電をすることもよくある。

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そんな時の可愛くスマートで頼りになるアイテムを発見した。
その名もwaka waka power
オランダ製のwaka waka powerは、太陽光でもAC電源からでも充電出来て、
各種携帯電話に充電が出来る優れもの。


DSC_5141.jpg

しかもライトとしても使え、明るさは4段階。
一番エコモードならば約65時間点灯している。
眩しいほどのブライトモードは、約10時間使用できる。
例えばこんな緊急時にも役立つ。
夜間のタイヤ交換やキャンプ時のテント設営、暗い夜道を歩く・・・
それに万が一の場合は黒いボタンを2秒長押しすると、
SOSを伝える国際救難信号が発信される。

DSC_5133.jpg

それにこの黄色のかわいいデザインが何とも気に入っている。

いろんな携帯電話充電器は出ているがソーラーでも充電出来たり
本格的なライトが装備されていたり、
ましてやSOS信号を出したりするのはあまり知らない。

DSC_5150.jpg

この度、カンパネルラで6台限定で販売します。
良かったら見にいらしてください。

waka wakaとはスワヒリ語で明るく輝くという意味です。

価格は7900円(税抜)AC電源USBケーブル1000円(税抜
来月の4月からは税金が8%になるので、良かったら今月中にどうぞ^^
ケリーケトルも入荷しています。

下の写真は同じシャッタースピード、同じ絞りで撮影した4つの明るさモード。
写真では暗く写っていますが、かなり明るいです。

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DSC_5130.jpg

DSC_5129.jpg

DSC_5128.jpg

カンパネルラ
福井県鯖江市本町2-2-22
佐野蕎麦2階
0778-52-5515
営業時間 11時〜17時 木曜・日曜定休
お問い合わせは090-3765-1013までどうぞ。






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posted by たつたつ・たつや at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑貨店・カンパネルラのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月29日

越前漆器の伝統工芸士『増井輝美』さん

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福井県鯖江市の東部に位置する河和田地区は越前漆器の産地として知られている。
ここにはうるしの里会館をはじめ、山車会館・職人工房があり、
この3カ所を見るだけで、越前漆器の歴史や工程などを知ることが出来る。
また産地ならではのお得な価格で漆器が販売されている。

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先日、たつやがうるしの里会館へ行った後に、職人工房へおじゃました。
この工房は、毎日のようにいろんな漆職人さんが入れ替わりで、ここで仕事をされている。
ガラス張りなので、外から見学することも可能だが、
出来れば中に入って、職人さんの伝統の技を目の前で見ることをおすすめする。
それに漆の職人さんと聞くと、硬いイメージがあるかもしれないが、
一度お話をしてみると、実に気さくで人間味あふれる方ばかりだ。

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この日は伝統工芸士でもいらっしゃる角モノ塗師の増井輝美さんが、
職人工房で仕事をされていた。
ちょうど研ぎの工程をされているところで、その説明をしていただきながら、
たつやは写真を撮らせていただくことにした。
増井さんの写真を撮るのは、この日が初めてではなかった。
後から気が付いたのだが、数年前にうるしの里会館の作業場で、
静岡県掛川市のある二輪屋台山車の塗りをされている増井さんの写真を撮ったことがある。
その時は、直径2m近くもある大きな車輪を塗っているところだった。
真剣な眼差しで仕事に取り組んでいた増井さんの顔を思い出した。

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一通り写真を撮って、ふと壁を見ると一枚の大きな写真が目に留まった。

え?ここは伊勢神宮?
増井さんの姿も写っていた。

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聞いてみると、その写真は昨年の伊勢神宮の式年遷宮の際の、
越前漆器を奉納した時の一枚とのこと。
伊勢神宮は20年に一度の式年遷宮には、建物だけでなく、
調度品や宝物までがすべて新しく作られると聞いてはいたが、
恥ずかしい話、地元の越前漆器が伊勢神宮に奉納されていることを初めて知った。

同時に鯖江市民として、とても誇りに感じて、
とてもうれしくなった。

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考えてみれば、伊勢神宮の式年遷宮は、日本の伝統的建造物だけでなく、
様々な伝統産業の技や魂の継承を支えていることなる。
あらためて、日本という国の素晴らしさを再認識した。

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増井さんは伝統の技はもちろん、増井さんの笑顔や、年季の入った手にはとても魅かれる。
仕事をする人の顔は、特にものづくりをしている職人さんの顔は魅力的だ。
また他の職人さんたちにも出会って、写真を撮りたいと思う。






うるしの里会館には、河和田塗りの職人たちの技と魂が込められた山車がある。
山車会館の中の大きな山車も見ることが出来るが、
この日展示されていたのは、高さ1.8mの小型山車。

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本物に比べれば大きさは小型サイズながら、
一切手を抜くことなく、大型山車とまったく変わらない工程で、
細部に至るまで、職人の技が施されている。

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これは越前漆器協同組合が製作したもので、
今後はもう一回り小さい山車を作り、新しい販路に向けて動き出した。
日本全国の中に漆の産地はたくさんあるが、
このような山車をひとつの産地だけで作ることが出来るところは、
河和田を置いて、他にはほとんどない。

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職人の高齢化や後継者不足は、河和田でも同じ問題を抱えているが、
こうした取り組みが職人を育て、産地が元気になるきっかけとなっている。

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鯖江のレッサーパンダやコハクチョウが描かれています。

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鯖江市民のたつやとしては、是非この地区を訪れ、
うるしの里会館、山車会館、職人工房(いずれも入館無料)を見て欲しいと思います。
そして職人さんたちとお話してみてください。
漆の素晴らしさを是非、ご覧になってくださいね〜

うるしの里会館
福井県鯖江市西袋町40-1-2
0778-65-2727








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2014年03月30日

近江の白髭神社

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10年ほど前、マイブームだったのが滋賀県、近江の国だった。
琵琶湖を中心に持つ滋賀県は湖東・湖西・湖南・湖北と言われ、
それぞれ気候や街並みや歴史が異なる旅をしていても楽しいエリアだ。

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琵琶湖の西を走る今の国道161号線は、福井県から京都に行くのに、
近くて便利な道となった。
以前は狭くて細く、片側一車線の国道だったが、
今では高架道路になっていたり、広い車線のきれいな道になったり、
以前は有料道路だった道が無料になったりと、様々な面でリニュアルされ、
京都までの道を快適に走ることが出来るようになった。

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今年の1月に買った新車、軽のエコカーは、思った以上にいい燃費で、
リッター当たり21kmほど走ってくれる。
瞬間の燃費が出たり、アクセルを踏み込んだり、急加速をするとランプの色が変わったり、
平均燃費が出たり、アイドリングストップ機能がついていたりして、
意識的にエコドライブをしなければならないという気にさせてくれる。

DSC_3141.jpg

実際に高速道路を走ってみると、80km程度で走行していると燃費がいいが、
100km以上で走ると極端に悪くなることがわかって、
最近では高速道路をなるべく使わないようにしている。
環境にも車にも財布にも優しい走りが出来るようになってきた。

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さて、その恩恵?で国道161号線で京都に向かう途中、
ずっと気になっていた琵琶湖の水中に立っている赤い鳥居の神社へ立ち寄ることにした。
何度かこの道を通っていたが、その都度、気になっていた神社だ。
湖面を渡ってくる風は冷たかったが、絶好の天気に恵まれた参拝日和だった。

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白髭神社、この神社は猿田彦命(さるたひこのみこと)を祭神とする近江の古社で
161号線の琵琶湖の中に赤い大きな鳥居がある。
この鳥居は昭和56年に再建されたもので、高さ12m、本柱の間隔 は7.8m。
古くはもっと小さな鳥居が湖岸にあったという。
それは、この神社にお参りするのに舟を使っていたことが伺える。

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本殿は道路を挟んで向い側にあり、国の重要文化財に指定されている。
創建は古く、垂仁天皇の時代(約2000年前)と伝わり、1190年には源頼朝が鰐口(わにぐち)を奉納、
足利将軍もたびたび参拝するなど、戦国武将に広く信仰されていた。
本殿・若宮社・伊勢両宮及び八幡三社は、豊臣秀吉の遺命を受け、
豊臣秀頼が片桐且元を奉行に命じ、播磨の大工の手によって造営されたものである。
現在は延命長寿、子授け、開運招福の神様として人々の信仰を集めている。
国内にある白鬚神社の総社でもある。

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松尾芭蕉が琵琶湖で詠んだ石碑があった。
「四方より 花吹入れて 鳰の湖」

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一度、この白髭神社へ舟で参拝してみたいと思う。
水中の鳥居を舟でくぐって上陸し、本殿へ参拝したら気持ちいいだろうなぁ。







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ラベル:滋賀県 神社仏閣
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2014年03月31日

新キトテノワ@敦賀市

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敦賀市郊外にあった人気のカフェ『キトテノワ』が
昨年秋に敦賀の旧市内に移転オープンした。
以前のお店へは何度か行ったことがあって、ブログでも紹介したことがある。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/268202889.html

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その時のブログでも書いたのだが、このちょっと変わったネーミングは、
こんな思いが込められている。

あたたかな気持ちの「キ」、「ト」心を込める手のひらの「テ」、
そしてそこから生まれる和みの輪の「ワ」から名づけました。
この名前のようにあたたかな空間で皆さまとお会いできる事をとても感謝し、
とてもうれしく思います。


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新しく移転した相生町は、敦賀の中でも歴史を感じることが出来るエリアで、
以前からちょっと注目していたエリアだった。
なので、こういうおしゃれで美味しいお店が出来ることは、
敦賀の街にとってもいいことだと思う。

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お昼のランチは人気が高く、いつも大勢のお客さんで賑わっている。
この手のお店へ行くと、大抵は女性のお客さんばかり・・・
というのが定番だが、ここキトテノワも同じだ。
たつやは入口付近のテーブルに案内された。
座って、少し落ち着いて回りを見渡せば、
見事に女性客ばかり・・・
年齢は幅広く、若い人からかなり年配の方までがランチを食べている。

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キトテノワのランチは野菜中心のヘルシーな献立のため、
幅広い年代の人に指示されるのだろう。
この日の野菜たっぷりランチ1050円
ご飯は玄米か白米か、普通か大盛かなどの量もリクエストが可能だ。
たつやは玄米の大盛を頼んだ。

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ヘルシーで見た目も美しく、とっても美味しいランチだ。
人気ランチだということがすぐに理解出来た。

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お客様がある程度お帰りになった後に、
二階スペースも見せていただいたが、
センスあふれる内装と家具類がとても居心地の良い空間となっていた。

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こちらのオーナーさんはお店を始められる前に、
カンパネルラへも時々いらしてくださっていたのだが、
たつやはお会いする機会がなく、
この日、初めてご挨拶することが出来た。
共通の知人も多く、もっとゆっくりお話しをしてみたかったが、
とてもお忙しそうだったので、早々に切り上げて失礼した。
また別の機会に寄せていただきたいと願っている。

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キトテノワ
福井県敦賀市相生町14-29
0770-21-0220
営業時間 11時〜18時
定休日:火曜日 







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