名古屋はそれなりに何度か行ったことがあるエリアだが、
三河方面はあまり足を踏み入れたことがない。
知立市もそのひとつ。
車で走っていて、知立神社の看板を見かけて、
そのまま矢印の方へハンドルを切ってたどり着いた。
不思議なことに、初めての町を訪れても、
どの方角に神社があるか見当がつく。
小さな神社は通り過ぎることも多いが、
大きな神社には、時間に余裕があればお参りしたいと思っている。
知立神社は式内社、三河国二宮で、東海道三大社のひとつだ。
駐車場に車を停めて外に出ると直射日光が容赦なく降り注いでいる。
自分の影が真下に小さく出来る。
日傘なんてものは持ってないけど、
そういうものがあるといいと珍しく思った。
鳥居をくぐると右手に大きな二重の塔があった。
かなり古そうな建築物だ。
看板には『知立神社多宝塔』と書かれている。
よく読んでみると、この塔が建てられたのは1509年!
今から500年以上も前の室町時代の建築なのだ。
それにしても実に複雑な造り方をしている。
一階の四角形の建物に反った四角の屋根の上には、
円形の二階が作られ、再び反った四角の屋根が施されている。
こういう建物を見るのは、初めてのことで、
どうやったらこんな建物が出来るのか、まったく想像がつかない。
如何に日本建築が素晴らしいかをまざまざと見せつけられた感じがする。
知立神社は夏の午後の陽ざしを浴びて、
穏やかな佇まいと空気感のお社だった。
大勢の人が訪れる訳ではなかったが、
人が途切れることなく、家族連れなどがお参りをしている。
社伝によれば景行天皇の時代、
日本武尊が東国平定の際に当地で皇祖の神々に平定の祈願を行ったという。
そして無事平定を終えた帰途、
その感謝のため皇祖神を祀ったのに始まるとされる。
そういえば昨年の誕生日に訪れた伊吹山で、
日本武尊の像を見て以来、
いろんな場所で日本武尊の話を聞く機会が増えた。
何かご縁でもあるのかしら?
ここの狛犬は一角獣だ。
いろんな神社を回っているといろんな種類の狛犬がいる。
神社の裏手には下見板張りの古い洋館があって、
そちらを見学に・・・と思ったら、
その奥がとてもきれいな公園になっていた。
松尾芭蕉の句碑などもある。
丁度、屋根付きの休憩所があったので、
しばらく横になって、休んでいたら、
いつの間にか寝てしまった。
子どもの歓声で目が覚めた。
気持ちいい場所って、眠くなるなぁ。。。
知立神社、素敵な神社でした。
その前に立ち寄った明治川神社
北陸一を目指して、再チャンレジです!
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