七尾でご飯を食べよう!考えた時に、
誰かにお薦めの店を聞いてみようと思った。
ピンと浮かんだのが、たつやの従兄弟でブロガーのpoptripさん!
http://poptrip2.seesaa.net/
彼はこの七尾市内に1年ほど単身赴任していたことがあって、
その頃見ていたブログで印象に残った昭和系のお店が何軒かあった。
電話をかけたら、すぐに電話口に出た。
いくつかお薦めを聞いた中で、うなぎというキーワードに反応した。
上品で少々高級感のあるお店と、昭和の香りプンプンの居酒屋うなぎ店を
紹介してくれて、どちらがいいですか?と聞かれ、
即座に昭和!と答えた。
紹介してもらったお店『新公楽』は大通りから中に少し入った飲み屋街にあった。
http://poptrip2.seesaa.net/article/119631927.html
ん?新公楽のとなりに公楽というお店があるではないか!?
しかしながら開いているのは新公楽の方だけだった。
後から知ったことだが、ご兄弟でそれぞれお店をやっているのだそうだ。
のれんが実にいい味を出している。
ガラガラと戸を開けると、カウンターだけの小さなお店だった。
まだ早い時間だったため、先客は二人。
たつやは一番奥の席に座った。
うなぎ店でありながら、居酒屋メニューも充実していて、
本命以外にも食べてみたい一品がいくつかあった。
店内は既に先客が頼んだであろう鰻が焼き場で煙をあげ、
いい匂いを漂わせていた。
「何にしましょう?」
「うなぎ丼をお願いします。あっ、上うな丼で。」
しばらくして出てきた上うな丼。
上に二切れ、ご飯の中にもう一切れが入っている。
タレは甘みを抑えたあっさり目で、
鰻はふっくら軟らかめに焼かれている。
最近はうなぎが高騰するばかりで、だんだん庶民から遠くなっていく感じがするが、
新公楽の上うな丼は1600円とリーズナブルな価格になっている。
しばらくすると常連さんらしきおじさん4人組がぞろぞろ入って来て、
皆が上機嫌で大声で笑ったり、わいわいガヤガヤ楽しそうにしている。
もう何十年もこの店に通っているようで、
この日、たまたま?お店のお手伝いに出ていた店主の娘さんに
「あんたのことは赤ちゃんの頃から知っとるよ〜」
なんて声をかけていた。
隣で笑いながら聞いていたたつやも、話の輪の中に入れて貰い、
福井から七尾に来たことや、中学生の頃にSLの写真を撮りに、
七尾や穴水まで行ったことなどを話した。
その時に、おじさんから
「あんた、七尾に来るんやったら青柏祭に来られ!もうすぐや」
と言われたのだった。
今になって思えば、この日に新公楽に行かなければ、
このおじさんたちで出会わなければ、
たつやの今年の青柏祭はなかったということだ。
あらためて、旅先でご縁に感謝したいと思った。
新公楽
石川県七尾市大手町117
0767-53-3415
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