ある日、旅先で出合った2枚の版画に魅せられ、
いつかその版画家さんに会いたいと思っていた。
夢は叶うもので、いつしかその版画家、大下百華さんとは、
家族ぐるみで懇意にしていただけるようになった。
初めて彼女のアトリエにお邪魔した時に、
ご実家が漆工芸大下香仙工房という漆の工芸作品を作っていることを知った。
もともと、鯖江の河和田地区は越前漆器の産地なので、
漆器会社を訪ねたり、職人さんの写真を撮ったりしていたので、
その時、工房を少し見学させていただいて、とても興味を持った。
先日、ビーバーと山長寿司のまかない丼をお土産に、
久しぶりに大下香仙工房を訪ねた。
先に行われた伊勢丹新宿店本館5階アートギャラリーウインドーの
大下百華作品展で、新作として発表した版画を見せてもらえたら・・・
と思って帰りにちょっと寄ってみたのだが、まだ戻って来ていないとのことだった。
だけど一度、工房での様子や、クラシック・コーの作品をじっくり見てみたかったし、
許可をもらえれば、撮影したいと思っていたので、お願いしてみた。
いつも大下ファミリーはいつもたつやを温かく迎えてくれる。
作品でもある素晴らしい棗がずらりと並んでいる応接間で、
ご主人の大下香仙さんが、お抹茶を立ててもてなしてくれた。
大下香仙工房で作られているブランド『Classic ko』は、
古き良き日本の伝統を活かして作られたアクセサリーだ。
見れば見るほど、その美しさや繊細さに魅かれていく。
ましてや、その作品が出来る工程を見せてもらうと、
いかに魂を込めて、ひとつひとつ丁寧に作られているかがよくわかる。
まさに神業としか思えないようなミクロの筆さばきや、
気の遠くなるような地道な作業の繰り返しで、
やっと世界にひとつだけのアクセサリーが完成するのだ。
中央の百貨店やセレクトショップで扱われ、
ミセスやNumero TOKYO、ブルータスといった雑誌でも紹介されている。
クラシック・コーを仕掛けているのが大下香征さん。
彼はブログの中でこんなコメントを残している。
クラシック・コーは、今を生きる一人一人の個性や感性・パッションが
重要であると考え、蒔絵や漆芸といった日本の伝統技術を、
今の感覚や感動に繋げるクリエイションを提案し、
実現したいと考えております。
本物で楽しい気分を味わえる物を提案するお手伝いをさせて頂ければ幸いです。
たつやも撮影しているうちにどうしても欲しい作品があって、
帰りはポケットの中に入れて連れて帰りました。
え?もちろんお金はお支払いしましたよ^^
日本の伝統産業の職人技とクリエイティブな感性に寄って
創り出されるクラシック・コーは一クラス上の品のあるアクセサリーとして
日本だけでなく海外の人からも認められるのだろうと思う。
前もって連絡を入れておくと、見せていただくことが出来ると思います。
漆工芸 大下香仙工房
石川県加賀市二子塚町103-2
0761-77-5250
http://koukoubou.blog105.fc2.com/
大下百華さんのアートギャラリー
http://www.nihonbijutsu-club.com/yoh/?page=top&PHPSESSID=1eec492f120a5727457b9b03c93b26d6
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