美川漁港からすぐという立地の『山長寿司』
たつやにしては珍しくネットで検索していて、行こうと決めたお店だった。
ネット上に掲載されていた美川県一丼という海鮮丼や、
まかない丼、それに季節限定の生しらす丼など、
お寿司大好き!丼大好き!なたつやにとって、
ドンピシャの予感がするお店だった。
山長寿司は住宅のあるような旧市内にあるのかと思っていたら、
開けた大きな道沿いにあった。
お店の前に車を停めて、玄関先にあった黒板メニューを眺めた。
まかない丼900円780円
味噌汁・アイス
海鮮丼・美川県一丼1800円
サラダ・味噌汁・茶碗蒸し・アイス
んんん〜、どちらか迷うところだ。
毎回そうだが、旅先とかで知らないお寿司屋に入る時は、多少に勇気がいる。
戸を開けて入ると、カウンターに4人のお客さんが座っている。
そのお客さんの後を通って、一番奥の席にちょっと緊張しながら座った。
ここからは、店主がお寿司を作るのがよく見える席だった。
だけど、きっとお寿司屋さんの店主だって、
いきなり
大きな一眼レフカメラを持って、カウンターに座るというのは、
それなりにドキドキするのではないかぁ・・・などと思ったりする。
なので、たつやはなるべく愛想のいいお客さんになることにしている。
まかない丼か美川県一丼か? 美川県一丼かまかない丼か?
う〜ん。どっちにしよう?
本音を言えば、まかない丼が食べたかったが、
美川まで来る機会はなかなかないだろうと思って、
結局、美川県一丼を頼むことにした。
おばちゃんがあがりを運んでくれた時に、
何を思ったか「ごちそうさまで〜す」とたつやに言った。
続けて「あら、やだわ。いらっしゃいませ〜」
もうこの一言で、一気に和んだ。
店主も大笑いで、おばちゃんに「ボケてるんか!?」
などと突っ込みを入れている。
常連さんらしきお客さんも一緒になって笑っていて、
もうそんなあったかい雰囲気だけで、
この店は絶対に美味しくていいお店だという予感がした。
カウンター越しに見える景色で、
たつやの美川県一丼を作っている様子が見える。
あ〜、この様子を写真に撮りたいと思ったけど、
とてもそれは出来ない。
やがて、たつやの前に運ばれてきた美川県一丼!
ワァオ、何て美しい丼なのだろう!
店主に写真を撮る許可をもらって、撮影。
あまりにも美しくて、すぐに食べるのはもったいないと思うくらいだ。
ネタの数は約20種類もあって、うれしくなってしまった。
山葵を醤油に混ぜて、丼にかける。
何から食べようか?
一口一口が全部違うネタなので、食べる楽しみが大きい。
他の丼モノは、中味が単純なのだけど、海鮮丼はちょっと違う。
うま〜! ネタも旨いけどシャリがまた旨い。
でも半分くらい食べた時点で、シャリだけがなくなってしまった。
「すいませ〜ん、シャリだけもう少しもらえませんか?」
「おっ!うれしいこと言ってくれるねぇ。
しゃりならナンボでもあげるわ」と言って、
桶からシャリを一掴みすると、たつやの丼にドンと入れてくれた^^
これで最後までネタとシャリを十二分に楽しむことが出来た。
いや〜、噂の美川県一丼、最高でした!
「ホントはまかない丼を食べてみたかったんですよ」と言うと、
「あ、そっちの方が絶対旨いよ!」という答えが返ってきた。
山長の味噌汁がまた絶品!
魚介からとったダシの旨味がしっかりしていて、
これぞ寿司店の味噌汁という一杯だった。
味噌汁で使う豆麹のおつまみもついていた。
他にサラダ、茶碗蒸し、アイスか珈琲が付いてくる。
食後はいろんなお話を店主から聞かせてもらった。
その中でも「今度また絶対に行く!」と心動かされたのが、
ゴールデンウイークが明けた頃からはじまる季節限定の
生しらす丼のこと。
美川漁港から車で3分という立地条件の山長だからこそ味わえる逸品で、
まず他のお店では絶対に味わえない丼。
去年の最高タイムは水揚げされて、山長に運ばれ、
丼に入れてお客さんに出すまで、な、なんと4分30秒!
もうこれは行くしかないよね〜♪
山長の大将ともフェイスブックのお友だちになりました。
福井から結構距離があるけど、間違いなく再訪のお店です。
山長寿司(やまちょう)
石川県白山市美川本吉町丑60-1
076-278-3265
営業時間・11:00〜14:00
17:00〜22:00
定休日:火曜日
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