次にカレー味か白エビ味のビーバーを食べたいと思った。
そして次の工程を見せてもらって驚いた。
プレーンビーバーに味をつけるのはこんな機械で、
職人さんが、調合した調味料を計って、一回一回混ぜているのだ。
一回で約40袋分が出来るのだそうだ。
ということは、もしかすると、
オリジナル味のビーバーは40袋単位で作れるのではないか!?
新黒社長に聞いてみた。
「これで40袋を味付けするなら、
オリジナル味のビーバーは40袋から可能なのですよね?
実は、昨年の夏に自分でへしこを漬けたんです。
だからそれを原材料にして、たつやオリジナルビーバーを作ってもらえませんか?」
もう、たつやの頭の中は既にオリジナルへしこ味ビーバーの未来予想図が(笑)
何だか楽しくなって、わくわくしてきた。
「可能ですね。それは面白い!
既に福屋製菓では、塩、カレー、甘エビ、白エビ、帆立などの調味料があります。」
話がトントン拍子に弾んで、たつやのへしこが完成する来月末には、
美味しいかどうかは甚だ疑問ではあるが、
『たつやオリジナルへしこビーバー』が誕生することになったのだ。
但し、40袋か80袋限定です(笑)
一袋300円くらいで販売しよ〜かな〜^^
実際、OEM生産でご当地お土産品も作っているらしく、
ビーバーの可能性は、小回りが利く中小企業だからこそ、
大きく広がるのではないかと感じた。
明太子味・カラシレンコン味・博多ラーメン味・カニ味・
越前おろしそば味・わさび味・激辛・たこ焼き味・しょっつる味・
ウニ味・カニみそ味・味噌味・キムチ味・マヨネーズ味・柚子胡椒味・
などなど、いろんなビーバーが出来るのではないだろうか。
さて、前回ビーバー賛歌のブログを書いた時に、
福屋製菓のHPを見ていたら、昔ながらの杵つき製法で・・・
というくだりがあったのだが、
たつやにすればそれがどんな作り方なのかよくわからなかった。
そして工場内で見せてもらった機械がコレ!
本当に臼と杵でぺったんぺったん餅米を搗くのだ。
一回で搗ける量は、この臼にいっぱいだけということになる。
そしてこのお餅に混ぜるのがこの日高昆布。
絶妙な塩味と旨味を引き出す秘密がココにあった。
後から社長さんから出荷証明書まで見せていただいたが、
正真正銘、北陸3県の水稲もち米100%と日高昆布だけが原材料なのだ。
だからビーバーはあそこまで美味しいのだと納得した。
最終味付けで使用する鳴門の焼き塩。
ものすごく細かい結晶になっていて、沖縄の塩ぬちまーすに近い感じだ。
それにビーバーが製品となるには、一週間かかる。
餅つきをして、型に入れて熟成させ、その後薄くスライスし、
ビーバーの原型になるよう細かく裁断していく。
乾燥を3回ほど繰り返し、ちょうどいい乾燥具合になると、
揚げられ、味付けされ、検品され、パッケージされる。
その乾燥具合は、社長や職人さんが長年の経験に寄って
揚げるベストタイミングを指示するのだそうだ。
夏場と冬場では乾燥具合がかなり違うため、苦労するらしい。
いつも美味しいな〜ってだけ思って食べてるビーバーを、
今回こうして作っている現場を目の当たりにし、
そのこだわりの原材料と職人さんの魂を見せてもらうことで、
さらに美味しく感謝の気持ちでいただきたいと思った。
同じ米菓でも、輸入の米粉を使って作るあられは、価格は確かに安いが、
こうして誠実に作られるビーバーは安心して食べられるお菓子として、多少高くても、
たつやはビーバーをスーパーの菓子棚からチョイスしようと思う。
こうして工場見学をすると絶対に欲しくなるよね。
1ケース12袋入り(プレーン4袋・白エビ4袋・カレー4袋)2200円を2ケース、
お土産として、自家消費として、購入しました。
福屋製菓さま、新黒社長さま、どうもありがとうございました。
またへしこを持って遊びに行きます^^
というわけで、6月8.9日の『マルシェワンダーランド in FUKUI 2013』会場で、
たつやオリジナルへしこ味ビーバーが販売されるかも〜^^
有限会社 福屋製菓
石川県白山市下柏野町303
076-275-0703
http://www.beaber.co.jp/
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