このブログを見る前に出来れば、そのブログ記事を見て欲しいと思うが、
その後、思いも寄らない展開になってきたのだ。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/354066788.html
ブログを書いて数日後、会社に一本の電話が入った。
それは何と、あのビーバーを製造している福屋製菓の社長さんからだった。
ブログに書いた会社見学と、揚げたてビーバーの試食という
たつやの夢の実現を快諾してくださったのだ。
ブログを書いている時に、このビーバーの食材について調べていると、
40年間変わらない製造方法と、北陸3県の餅米のみを使用してることや、
白山の伏流水を使用してること、日高昆布や鳴門の塩、
オリジナルのブレンド油など、こだわりの食材にとても興味を持った。
それにどういう製造工程を経て、あのビーバーで出来るのかをとても知りたくなった。
しかし一ブロガーのたつやが、そんな簡単に知り得るものではないし、
ましてや見ず知らずの人間に工場見学など許可される訳もないと思っていた。
ところがあっという間に、たつやの夢が実現に向けて動き出したのだ。
たつやは小学生だった頃に、社会科の授業で工場見学があって、
そういう時間が大好きで行く前からウキウキして、
テンションがアゲアゲで出かけたものだ。
福屋製菓に行く前は、まさにそんな感じだった。
さて福屋製菓は石川県の美川インターを降りて、車で10分もかからない場所にあった。
8号線沿いのその工場は、お世辞にも立派とは呼べない建物で、
ビーバーの文字はペンキが消えかかっていた。
事務所では新黒社長自らが出迎えてくれた。
しばらくビーバー談義に花を咲かせた後、社長はたつやの顔を見て、
少しニンマリしながらこう言った。
「たつやさん、確かに揚げたては全然違うんですわ。
ま、それはここでしか味わえないんですけどね。では行きましょう!」
なんという殺し文句だろう。
居ても立ってもいられないというのはこのことだろう。
事務所の奥のドアを開けると、いきなりいい香りが漂ってきた。
おおおおおおおおおお!
ものすごい大きな釜でビーバーを今、まさに揚げているではないか!?
均一に揚げるために釜の中を鉄の羽や網の目のローラーのようなものが、
常に回転している。
ほんのり狐色になった大量のビーバーが釜の中を泳いでいる様子は、
ビーバーファンのたつやとしてはたまらない光景だ。
ビーバーの原料は餅米に日高昆布を練りこんで、
薄くスライスして乾燥させてあるものだが、
それを一斗缶いっぱいに入れ、それが一度に揚げる量となる。
いい色になり、カラリと揚げられると、大きな網で一度にすくって、
次の工程へ運ばれていく。
そして再び、一斗缶の原料が職人さんの手で釜に入れられる。
次の工程では鳴門の塩を混ぜる機械に入れられる。
そして味付けが終わると、ベルトコンベアーに乗せられ、
完成品として、職人さんの待つところへと運ばれていく。
そのベルトコンベアー上で、たつやの夢が実現することとなった。
職人さんは、流れてきた製品を、商品として使うA品と、
割れやいくつかがくっついてしまっているB品を分けるため、
その前のベルトコンベアーの上で、B品を見つけて、
つまみ食いしても、いいという許可をいただいたのだ。
いくつかくっついているビーバーを見つけ、
手にすると、当たり前だが、まだ熱い!
いい香りが鼻をつく。
そっと手にして、口に運ぶ。
んんんんんんん〜んまぁい!
サクサクなのだけど、この何とも言えない優しい食感。
真ん中はまだ少しもっちり感が残っていて、これがまた旨い!
あられ好きには堪らない極上の旨味がこの中に凝縮されているのだ。
また流れてきたB品を見つけて、つまみ喰い♪
出来れば、ここで仕分けを手伝っているふりをして、
ずっと立っていたいと願ってしまうたつや。
だけど、こんな時意外に遠慮してしまって、
食べたい量の2割くらいしか食べられなかった小心者のたつやだった・・・。
この美味しさはどこから来るのだろう!?
この後、いろいろ見せてもらって、その謎が解明されるのです。
以下、次回に続く〜♪
北陸でのブログランキングで一位を目指しています。
どうぞ応援してやってください♪
いつもありがとうございます。
アナタ様の応援クリックがたつやのエネルギー源なんです
ココをちょちょっとクリックしてね(は〜と)
2146記事目