2013年04月05日

たつやの『ビーバー』賛歌

1970年に開催された大阪万国博覧会の入場者数は、なんと6400万人で、
日本人の半分以上がこのイベントに出かけたことになる。
当時、たつやは11歳小学5年生だった。
期間中、会社での慰安旅行や父が所属していた青年会議所の家族会、
そして家族でと3回大阪万博へ行った。

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さて、その頃たつやは日曜日の朝は「ミユキ野球教室」「ど根性ガエル」
のテレビを見るのが習慣になっていた。
そのどこかで妙に印象に残っているコマーシャルがあった。
怪獣と戦うためビーバーがビーバー(あられ)を食べて巨大化して、
怪獣をやっつけるといった内容だったように記憶している。
CMの最後が『強いぞ!ビーバー  ビィ〜バァ〜〜♪』
特に最後の短いセンテンスのCMソングが耳に残っている。
それは米菓で、揚げあられだった。

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子どもの頃からお菓子と言えば、あられやおせんべいで、
甘いお菓子は一切口にせず、あられと牛乳がたつやのおやつだった。
そのビーバーがサクサクしていて、とても美味しかった。

大人になってからは、さほどお菓子を口にすることは減ったけど、
久しぶりにスーパーに並んでいるビーバーを買ってみたら、
お〜!これはうまい! ひっさしぶり〜♪
しかもカレー味とか白エビ、甘エビ味なども並んでいた。

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それにこのお菓子は全国区の大手メーカーが作っていると思っていたら、
何と、お隣り石川県の白山市で手作りで製造されていることを最近になって知った。
ビーバーの商品名の由来は、1970年『大阪万博』で
カナダ館のマスコットのビーバーを目にした女性社員が
「ビーバーの歯の形と菓子を二つ並べた形がそっくり」と言ったところ、
そのまま菓子の名前になったというエピソードもあるそうだ。

ちょっと調べてみたら、これがカナダ館のマスコットビーバー
ううう〜ん!?微妙やね^^;

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ビーバーは今や貴重とも言える地元&国産食材だけで手作りで製造している。
国産主に石川県産の水稲もち米を使用し、日高昆布を使用、塩を鳴門の焼き塩を使い、
昔ながらの杵つき製法で作られている。
白山からの伏流水を使い、菜種油・こめ油・コーン油のブレンド油で揚げている。
この作り方を1970年頃からずっと続けているという。

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最近は米菓もたくさん出ているけど、そのほとんどは大手メーカーの大量生産で、
国産の食材だけで出来ているものは極めて少なくなってきた。
米は関税で守られているが、米粉調製品として米粉に砂糖やでん粉を混入したもので、
米粉の含有量が85%以下のものは、昭和37年から輸入が自由化されている。
そのためメーカーは海外からの安いコストで米を買うことが出来る。

ビーバーは今や数少ないオール国内産を未だに守っているのだ。
スーパーでの価格は198円で売っていることが多いが、
材料のことを考えると、むしろ安いと思っている。

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ついつい子どもの頃によく食べていたお菓子が、
急に身近なところにあることを知って、うれしくなって
たつやのビーバー賛歌となりました。
VIVA ビーバー! ビーバー最高! ビーバーLOVE!

出来れば今度は工場見学なんぞしてみたいなぁ〜
それでもって揚げたてをつまみ食い!なんて出来たらいいなぁ(笑)




有限会社 福屋製菓
石川県白山市下柏野町303
076-275-0703
http://www.beaber.co.jp/





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ラベル:お菓子 石川県
posted by たつたつ・たつや at 19:24| Comment(4) | TrackBack(0) | グルメその他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする