これ以上ない条件が揃っていて、しかも知り合いがオープンするカフェがあった。
福井県の奥越地方、大野市の旧市街地にある古民家を改装して、
カフェとして生まれ変わったのは、ちょっと面白いネーミングの
なまける くつろぐ つながる『Cafe Name came Ono』
そのまま読めばカフェネームケイムオーノ。
だが何度も繰り返して言っているとカフェなまけものになるのだそうだ。

オーナーの二見さんとはふとしたことから知り合いになり、
昨年はカンパネルラでケリーケトルを購入してくれた。
大野の自然の中でスローライフを楽しむ二見さんにとって、
ケリーケトルはひとつの楽しい遊び道具になるだろうと思った。
その時に念願のカフェを近いうちにオープンするのだと、
目をキラキラさせながら、語ってくれたことをよく覚えている。
どうやらその頃から既に住民票を大野市に移し、
古民家を少しずつ改造しながら開店準備をしていたようだ。


そして昨年の秋にオープン。
早く行きたいと思いながらも、今月はじめにようやく訪れることが出来た。
大野は豪雪地帯で、例年ならかなりの積雪があるのだろうが、
今年はあまり雪が降らなかったので比較的動きやすい。
住所をナビに入れて目的地に向かった。
だいたいの場所は把握していたつもりだったが、
想像以上に細かく細い道を入ってようやくたどり着区ことが出来た。


10台近くある駐車場は一杯で、かなり混んでいるようだ。
戸を開けると、案の定たくさんのお客さんがいて、
カウンター席に座ることになった。
この席に座ると厨房の中が見えて、
二見さんご夫妻がなまけものではなく、
一生懸命頑張っている様子をうかがうことが出来る。

お客さんがお帰りになった後で、古民家ならではの座敷を見せてもらった。
和室でありながら、間接照明を上手に生かして、
お洒落な空間の演出を手伝っている。


この日いただいたのはチャイ♪
ジンジャーが効いていてとっても美味しい!

薪ストーブ兼オーブンとして使用可能な石窯が設置されている。
これはたつやも一台欲しいと思っている逸品。
福井市の田安鉄工さんのオリジナル石窯だ。

日本人にとって古民家は、DNAレベルで魅かれるものがあると確信しているが、
今回ココを訪れて、あらためてそう思った。
次回は座敷でお茶が飲めたらいいなと思う。

古民家カフェ『Cafe Name came Ono』
福井県大野市篠座町7-2
定休日/年中不定休
営業日時/日曜〜木曜は朝〜夕方まで。
金曜・土曜と祝日の前日は朝〜夜まで。
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ココ


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