2013年02月04日

米粉カステラ×竹内菓子舗

ブログをしていなかったら、今のたつやは何をしてるだろう?
と思うことは何度もあります。
想像が出来ないくらい、ブログはたつやにとっては大きな存在です。

最近はブログ自体の人気が落ちているようで、
facebookがかなり人気のようです。
たつやもfacebookに登録していますが、
その手軽さやクイックレスポンスの魅力についつい引き込まれてしまいがちです。
ただあまりにも情報量が多いため、過去の投稿は常に消えていくので、
たつやにとってはやっぱりブログが原点なのだと感じるようになりました。

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この方との出会いはブログとfacebookがご縁でつながりました。
「4代目と喧嘩してもつくりたかった5代目の米粉カステラ」
というインパクトの大きなネーミングのカステラを作っている竹内信仁さんです。

竹内さんはたつやのブログをずっと見てくださっていて、
facebookを通じて、お友だちになりました。
ちょうどホームページを制作するという時期で、
その米粉カステラの作業工程の撮影を依頼されたのです。
もともとたつやはそういうモノづくりの行程を見るのが好きだし、
しかも福井県産のお米や国産のこだわりの食材を使って、
ひとつひとつ丁寧に手作りしているということで、
願ってもないうれしい依頼でした。

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たつやのブログでもすぐに紹介しようと思っていたのですが、
書く以上はちゃんとしたブログにしたいと思っているうちに、
どんどん時間が経ってしまいました。

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たまごは福井県三国町産のふるさと福井の米たまごを使用。
割った黄身がプクンと立っている感じがします。
このたまごを生む鶏も米を食べているんだそうです。
たまごは黄身と白身に分けて、黄身を裏ごしします。

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白身に和三盆糖や上白糖を混ぜて、メレンゲを作ります。
これに米粉や黄身を混ぜて、カステラの生地になります。

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いよいよ木型に生地を流し込みます。
丁寧に泡をつぶして表面が滑らかになるように何度もヘラでかき混ぜます。

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焼きあがりました。
厨房に甘いいい香りが漂います。
竹内さんが優しい目でカステラを眺めているのが印象的です。

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あの〜、その端っこを〜♪
カメラ片手にその焼きあがったばかりの絶品の米粉カステラをいただいてしまいました。
すべての食材にこだわりを持って、
親に反対されてなお、福井の安全な食材を使って開発した米粉のカステラ。
自分の子供たちに安心して食べてもらいたいという想いで出来た
この「4代目と喧嘩してもつくりたかった5代目の米粉カステラ」
福井の新しい名物ですね。

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竹内菓子舗
福井県福井市花堂北2-15-6
0776-36-2456
営業時間:午前8時〜午後7時(日曜日は午後5時まで)
定休日:なし





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ラベル:福井市
posted by たつたつ・たつや at 22:31| Comment(7) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月05日

酒生小学校の音楽授業 by Sing J Roy

数年前に県立盲学校の学校祭にサプライズで、
レゲエシンガーのSing J Royさんのライブをしたいという
友人からの相談を受けて、彼に相談したところ、
ふたつ返事で快諾をしてくれた。

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以来、Sing J Royさんはいくつかの学校で、
ライブをやったり、時には音楽の授業をするようになった。
最初のライブにカメラマンとして一緒に行ったことがきっかけになって、
学校でのライブとなると、記録写真を撮るというお手伝いをさせてもらっている。

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この日は福井市立酒生小学校での全校生徒を相手にした音楽の授業だ。
前もって、酒生小学校のあいさつの歌を作るということだけを知らせて、
キーワードとなる挨拶の言葉だけを各クラスから集めておいた。

福井弁の挨拶もあれば、外国語の挨拶もある。
ずらりと書かれた紙には、たくさんの挨拶が掲載されている。
皆が選んだ24の言葉がスクリーンに映されて、
その中からいくつかを選んで歌にしていく。

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最初は緊張気味だった生徒たちもだんだん慣れてきて、
授業を受けるという感じではなく、なんだか楽しい先生が来てる〜♪
っていう感じなのかも。

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広い体育館には全校生徒と先生、それに後ろの方は父兄がたくさん来ていて、
皆が本当に楽しそうです。
あちこちで笑い声が聞こえる終始和やかな雰囲気の中で進んでいきます。

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そしてようやく完成した『酒生あいさつの歌』

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最後は全員で記念撮影です。

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こんなに楽しい授業を受けられるのって、素晴らしいですね。
たつやが子どもの頃にはこんな授業はなかったです・・・。
プロのミュージシャンが学校で一日先生になる。。。
子どもたちに夢を与える素敵な時間です。

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posted by たつたつ・たつや at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサート・ライブ・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月07日

えびカリ賛歌

カレー好き
おかき好き
エビ好き

のたつやがある日出会ってしまった禁断のお菓子がある。

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黄色いパッケージに筆文字でえびカリー。
ガラムマサラ1.5倍。
国産米100%

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普段はお菓子にはほとんど興味を示さないたつやが何気に手にとって、
一袋158円という手軽さも手伝ってかレジに運んだのは、
もはや運命だったのかも知れない。

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その選ばれ至高のお菓子の名前はえびカリー

…だとさっきまで信じていたが、撮影してよく見るとえびカリだった(笑)

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よく見れば本格カリー味とか海老カリーせんべいって書いてあるし、紛らわしいなぁ

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そんなことはどうでもいいが、これがヤバいくらいに旨い!
小袋に入っているから、大丈夫と思いながら、
ついつい二つ、三つと開けてしまう。

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もうやめようと思いながら、数時間後にまた…
えびカリにアディクティックなたつや

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中身はこんな感じです。
マクロで撮ると旨さの秘密がわかります。
(おおウソです^^;)

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ついでに柿の種でも考えてみた黄金比
えびカリとピーナツをどんな割合で食べるとバランスがいいか?
小袋を開けるとえびカリ完全品が6個とえびカリ割れ?が1個。
見た感じだと、6.65個という感じだろうか?
ピーナツ完品が4個と半分が8個の合計8個。
ということはえびカリ1個とピーナツを1個食べるのが原則で、
最後の0.65個にはピーナツが2個という計算になる。
但し袋によってかなりバラつきがあるので、
この黄金比は当てはまらないかもしれません。

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一時、世間をあっと言わせたたつやの柿の種黄金比のブログはコレを!
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/24165708.html
その後、メーカーさんをも巻き込んで、世間をあっと言わせたブログはココを!
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/24480550.html

くすりのA木では148円で売ってました。
Yサキでは158円、Gキーはなかったです。


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こんな旨いお菓子を作る会社は岩塚製菓
えびカリが原因かどうかわかりませんが、
日経の株価を見たら、急上昇してました。

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ラベル:カレー お菓子
posted by たつたつ・たつや at 23:45| Comment(6) | TrackBack(0) | グルメその他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月26日

ありがとう お父さん

長い間、ブログを更新せずに申し訳ありませんでした。
『たつやの感性見聞録』を何よりも楽しみにしていた父が2月20日午前4時に旅立ちました。

ブログの更新が滞っていると、
「そろそろ書かなあかんぞ、見るのを楽しみにしている人がいるんやから。」
とたつやの左の席でパソコンを覗きながらそう言ってくれました。

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そんな父のことを、たつやは本当に大好きでした。
今の自分があるのは、父のおかげだと思っています。
子どもの頃からなんでも好きなことをさせてくれ、
黙って陰ながら応援をしてくれていました。
たつやの感性は間違いなく父の影響を受けていて、
それがなければこのブログもなかったと思います。

写真が好きなこと、旅が好きなこと、
バイクや車、音楽、モノづくりが好きなことなど、
すべて父の影響があったと思っています。

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父は四年前に膵臓癌が見つかり手術しました。
その時、お別れしなくてはならないかもしれないと一時は覚悟を決めましたが、
回復し父曰く「おまけの人生」を送ることとなりました。
この間、二人の孫の結婚式、両親の33回忌、会社の仕事、
中学時代の同窓会のお世話、大学時代のグライダー仲間の同窓会、
家族での旅行や温泉、大好きな週一の麻雀をしたりして過ごしました。
 
辛い抗がん治療をやめ、父は癌であることに感謝し、共に生きることを決意しました。
担当医や看護師さんが驚くほど、我慢強く、
最期の最期まで痛いとか辛いという言葉を使うことはありませんでした。

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亡くなる数日前に「お父さん、81年間生きてきて何が楽しかったか?」の問いに、
微笑みながら『ぜ・ん・ぶ』と一言だけ返ってきました。
それくらい幸せな人生だったと思います。

病院では最期を見守る家族の中で、呼吸停止、心臓停止になり、
ほんの少し席を外していた弟と娘が戻って来た時には、
モニターが完全に止まっていたにも関わらず、
声をかけると止まっていた心臓が再び動き出して応えてくれました。

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同志社大学時代に父はグライダー部に所属していました。
父の友人から聞いたのですが、グライダーで空を飛ぶ時には、
必ず母の写真を操縦席に貼って飛んでいたということでした。
お寺からいただいた院号は『光雲院釈武徳』でした。
父は大好きな光の空を今頃は飛び回っているのではないかと思います。

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家業である印刷業の3代目として創業110年の半分を支えてくれた父に改めて、
感謝と敬意を表したいと思います。
これからも父同様お付き合いをくださいますようお願い申し上げます。

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生前中に賜りましたたくさんのご厚情に深く感謝し、厚く御礼申し上げます。

たつやはこんな父の元に生まれたことを本当に感謝していますし、
こんな生き方をした父を誇りに思います。
お父さん、長い間、本当にありがとうございました。

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長い間ブログを更新していない間も、
たくさんの方が応援クリックをしてくださいましたこと、
心より感謝しています。
父が楽しみにしていたブログもまた復活します。
きっと天国でこのブログを見てもらえると確信しています。

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posted by たつたつ・たつや at 21:37| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月27日

想い出のミシンその後

お客様から亡くなったお母さんが使っていたミシンを預かったのは、
もう3年前の2010年の1月のことでした。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/139439807.html

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この形見の古い足踏みミシンを処分するには忍びないので、
カタチを変えてドレッサーに作り直して欲しいというリクエストでした。
神様みたいなお客様は、デザイン・価格・納期に関しては一切たつやにお任せ!
ということで、預かったのです。

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そして2011年の2月にミシンに付いていた弾み車を利用した
オリジナル傘立てを作って納品しました。
デザインが瞬時にして頭に描かれることもあるのですが、
このミシンに関しては、なかなかアイディアが沸いてきませんでした。
ようやく浮かんだのが、この傘立てだったのです。

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http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/185915366.html

それからまた2年の月日が流れ、
昨年12月に岐阜県の木工作家さんのアトリエを訪れた際に、
雰囲気のある一枚板をわけてもらったことから、
ようやくミシンからドレッサーへの改造アイディアがまとまりました。

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まずはミシンを完全にばらすところから始め、
どの部分が使えるのかを考えることにしました。
味のある引き出し部分は全部使えそうです。
天板に使う一枚板以外の部品は
出来れば元のミシンの材料を使いたいと思いました。
使えるものはなるべく使うというのが、
このミシンの供養にもなると思ったからです。

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結局、ミシンの台で使われていた板を製材して、
鏡の枠に利用することにしました。
板自体は真ん中は張り合わせた板を使用していて、
回りだけが無垢の木を薄く貼ってあるものでした。
材料が豊富にない時代に、当時の人が知恵を出し合って、
作ったのでしょう。

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冬の工房はこんな温度です。
0℃
ダルマストーブに火を入れないと寒くて凍えてしまいそうです。

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お客さんのお母さんは毎日のようにミシンを踏んでいたそうです。
カタカタカタカタと小気味良い音を立てて動くミシンは、
たつやの家でも同じだったので、よく覚えています。

ミシンとしては寿命を終えたのでしょうが、
ドレッサーとして新しい命が生まれたのかもしれません。


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たづ子さんのミシンが京子さんのドレッサーに変身しました。
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こうしたお手伝いが出来たことは本当に幸せなことです。
お客様には足掛け3年の月日を待っていただいたことになりましたが、
出来あがったドレッサーを見に来てくださったときに、
「母の死を風化させるのに、この時間が必要だったからちょうど良かった」
と感慨深げにお話をしてくれました。

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しばらく木工から遠ざかっていましたが、
またボチボチ再開したいと思っています。
そういえば会社で使う台車なんかも父に頼まれて作っていたなぁ・・・。




おかげ様でブログランキングが8位だったのがたった一日で1位になりました。
ありがとうございました。
父もきっと喜んでいると思います。
毎日続けることはちょっと無理かもしれませんが、
出来るだけ書いていけたら幸せです。


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ラベル:リフォーム 木工
posted by たつたつ・たつや at 23:36| Comment(2) | TrackBack(0) | モノ作り・家具他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする