2012年08月02日

誕生日の旅・木之本地蔵院編

滋賀でも湖北と言われる地域は、気候が北陸に近い感じで、
夏は蒸し暑くて、冬にはかなりの積雪がある。
そのためかたつやにとっても馴染み深いエリアで、
今までにも何度か訪れている。

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ここ木之本の町の散策も何度かしているし、
この木之本地蔵院も覗いたことはあった。
しかしながら、その入り口辺りをちょっと歩いただけで、
お寺の中まで入ったことはなかった。

だけど、最近のたつやは神社仏閣への興味は尽きないし、
そういう場所の独特の空気感というか、場の雰囲気が好きになったので、
今回はじっくり見てみたいと思った。

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浄信寺という名前よりも、木之本地蔵院という方が名前が通っているようだ。
たつやにはあまり馴染みのない時宗のお寺である。
本堂の前には大きな真っ赤の提灯が下がっていて、
それにも地蔵院の文字がどかんと入っていた。
色とりどりの布が下がっていて、それらの彩を見ていると、
お寺にはふさわしい言葉ではないかもしれないが、
ちょっと賑やかで楽しい感じがした。

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本堂の中に地蔵菩薩という秘仏が祀られている。
この秘仏は一般には見ることは出来ないが、
その秘仏を拡大したという大きな高さ6mのブロンズ製の地蔵菩薩がある。

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お詣りをした後、御戒段巡りがあることを知り、
それをしてみることにした。
これは長野の善光寺や岐阜県関市の関善光寺でも同じような経験をしているが、
暗闇に入っていくというのは、やっぱり少し勇気がいる。

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これは参拝者が厨子の下を巡るもので、31間(56.7メートル)の漆黒の闇を歩き、
錠前に触れることができる。
この錠前は地蔵菩薩の手と結ばれているという。
説明文には確か6つ目の角を曲がり、その奥にその錠前があるということだったが、
残念ながらたつやはその鍵に触れることが出来なかった。

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もしまた来る機会があれば、再度チャレンジして今度こそ錠前に触れたいと思っている。

本堂の裏側にある書院に入ると、秘仏の地蔵菩薩の後ろ側からもお祈り出来る。
真夏の暑い日にも関わらず、ひんやりとした感じがして、
床の隙間から吹く風が心地いい。
そこで、たつやは生まれて初めての写経を体験した。
といはいうものの、般若心経?の文字の中から一文字だけを選んで書くという
もっともユルイ?もっとも簡単な写経だった・・・。

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広い畳の間を見つけて行ってみると、その奥に縁側と緑が一際美しい日本庭園があった。
誰もいないことをいいことに、ゴロリと縁側に寝転んで、しばしうたた寝・・・。
それにしても何と美しいお庭なんだろう・・・

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時折、トンボが飛んでくる。
優しい風・・・
聞こえるのは鳥の声・・・

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そろそろたつやが生まれた時刻になろうとしていた。

母親の話だと、とにかく暑い日だったらしい。
たつやは福井市の病院で生まれ、その日の夜は福井市の花火大会の日だったという。
だからアンタはお祭り好きで、夏が好きなんかもしれんの


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木之本名物のつるやのサラダパン
何度食べても、これがどうして名物に?
って思うのだけど、やっぱりここへ来ると食べたくなるから不思議です。

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木之本地蔵院 (きのもとじぞういん)は、滋賀県長浜市にある時宗の寺院。
公式の寺号は浄信寺(じょうしんじ)であるが、
一般には「木之本地蔵」「木之本地蔵院」の名で知られている。
山号は長祈山(ちょうきさん)。本尊は地蔵菩薩(秘仏)である。
境内には秘仏本尊の写しである高さ約6メートルの地蔵菩薩大銅像があり、
これは日本三大地蔵の一つとされている。眼病平癒の地蔵として信仰を集めている。


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ラベル:滋賀県 神社仏閣
posted by たつたつ・たつや at 23:37| Comment(4) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月07日

誕生日の旅・伊吹山編

このことは何度もブログに書いているが、
たつやが最近になって、神社仏閣へ行くきっかけになったのは、
福井県の若狭にある常神半島へ何度も行き、
その度に、何故かいつも気持ちがいい・・・
そこには、この地のエネルギーのようなものを感じたことだった。

また常神に残る地名、例えば神子、遊子、龍宮、常神、御神島
といったそれこそ神がかり的な名前の由来を知りたいと思い、
インターネットで検索しているうちに、見つけた一枚の地図だった。

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そのホームページを作っていらっしゃる方は、
こんな本を出版されていて、興味を持ったたつやはすぐにこの本を購入し、
その中に書かれていることの不思議さや、面白さに魅かれていった。

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常神がいつも気持ちがいいのは、
言葉通りであるならば、『気のせい』かも知れないのだが、
この地図は紛れもない事実なのだ。

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そしてこれらの地を実際に行ってみたいと思うようになった。
誕生日のこの日は、竹生島と同じ経度に位置する伊吹山へも行った。
伊吹山はこの近畿の五芒星の一角を占めるだけでなく、
太陽のラインにも一致する特別な場所なのだ。

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伊吹山の頂上へは車で上がることが出来る。
有料道路だということは知っていたが、
いざ料金所の手前まで行って驚いた。

料金は普通車・軽自動車3,000円!
ええ!マジっすか。。。
高いなぁ
それにたつやの車は軽自動車なのに、普通車と同じっていうのがちょっと損した気分。
でもせっかく此処まで来たのだし、今日は誕生日だから!と気を取り直して、
ゲートをくぐった。

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たつやがゲートをくぐったのは午後5時だったこともあって、
降りてくる車はものすごく多いが、前を走る車や後ろから来る車は、
ほとんどなく、バイクに乗った感じで、ハンドルを握り、
九十九折れの道を上がっていった。

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標高1000m辺りからは山の景色がガラッと変わる。
岩肌が見えて、高い木がなくなってくる。
それに神秘的と言われる伊吹山の全容も、
かかった雲でなかなか姿を表さなかった。

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突き当りが大きな駐車場になっていて、
そこからは徒歩40分で頂上に上がることが出来る。
ただ登り始めた時刻は6時だったこともあって、
ゆっくり登って降りてくると7時半くらいになってしまい、
辺りは暗くなってしまうのではないかと思った。

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折角来たのだから、あまり時間がかかるようなら、途中で引き返してもいいと
山道を歩き始めると、そこは一面がお花畑なのだ。
そのどれもが可憐な花をつけていて、
ついつい写真を撮るために何度も立ち止った。

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そうこうしているうちに伊吹山の山頂へ着いてしまった。
そこには日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の石像があった。
レイラインハンターを読んでいて覚えていたのだが、
この像は五芒星の一番下の一角、熊野本宮を見ているのだそうだ。

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そこで不思議なことが起きた。
何かの幼鳥が像の前で微動だにしないのだ。
そ~っと手を伸ばすと手のひらに乗ったのだ。
しばらく口を開けたままでいたので、
暑さでやられたのか、何か病気なのか?と心配した。
しばし撮影のモデルをしてもらった後は、
元気になれよ~と声をかけて、石像のすぐ横の石の影にそっと放した。

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それにしても、何と神秘的なのだろう。
雲が晴れて、空が明るくなったかと思えば、
下から現れた雲があっという間に辺りを霧で包むようになったり、
そして再び太陽が霧の奥から顔を出し、
東の空には丸いお月さまが登ってくる。

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今回の旅で伊吹山に滞在した時間は車での上がり降りを含めても4時間弱。
だけどここなら一日中でも十分に楽しめる場所だと思った。
そして伊吹山は間違いなく特別なエネルギーを感じる場所で、
レイラインを知ってから訪ねた場所と同じような感覚を覚えた。

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また再訪したいと思う。




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posted by たつたつ・たつや at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

誕生日の旅・伊吹山のお花編

伊吹山で感動したのは、その風景そのものだったのですが、
その中でも一際、心を癒してくれたのは、
駐車場から頂上までの山道の脇に咲く数十種類の花たちでした。

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数ヶ月前にちょっと右膝を痛めたこともあって、
急な坂道などを歩くことは避けていたのですが、
伊吹山の道はなだらかな道が続き、
美しい花を見つけては写真を撮る・・・
そしてまた少し歩いて、また写真を・・・
という連続で歩いていたので、
気が付いたら、頂上だったという感じでした。

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残念ながらお花の名前がわかりません。
虫のことならある程度、わかるのですが、
鳥や花の名前を知らないのは、
子どもの頃に興味を持たなかったということなのでしょう。
今からでも少しずつ覚えていきたいと思っています。

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振り返ると美しいお花畑が眼下に広がっています。
空には雲の切れ間から太陽が顔を出したり、
霧の向こうに赤い太陽が幻想的な光を放っていたりします。
一方では美しい月が昇ってきました。
伊吹山へは初めて来たはずなのに、
何故か懐かしい気がしたのはなぜなのでしょう。

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不思議なことにあのレイラインに興味を持ったことがきっかけとなって、
今年の誕生日は竹生島と伊吹山で過ごすこととなりました。
たつやの好奇心を満足させるには、まだまだ行きたいところがたくさんあります。
西国三十三所巡りは始まったばかりだし、
出来ることなら、旧暦の10月の神無月に、出雲大社へ行ってみたいと思っています。
この月、出雲は神在月と言って、旧暦十月十日の夜に八百万の神々が到着され、
出雲大社の大国主大神さまの元で1週間会議をされると言われています。

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小さなお花の中に宇宙がありますね。
伊吹山はたつやにとって、本当に居心地のいい気持ちいいところでした。

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ラベル:滋賀県 草花
posted by たつたつ・たつや at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月09日

丹後半島の旅・廃校編

左手に日本海を臨む道は快適で、
初夏の心地よい風を運んでくれる。
エアコンをつけて走るより、窓を全開にして走る方が絶対気持ちいい。

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たつやは旅先で、美しい景色によく出会えると自負していると同時に、
いろんな鼻が利くと思っている。
この路地を入ると何か面白い風景が広がっているはず・・・だとか、
このお店の雰囲気は絶対に美味しいに決まっている、
この辺りには神社やお寺がある、
などという勘は、ほぼ100%に近いほど当たる。

それにちょっと怪しい言い方になるかもしれないが、
行くべきして、行った場所というのがあると思っている。
そこで出会った人や風景やモノが、
偶然ではなく何か意味があるのではないかと思うことがたくさんある。

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だから旅は面白いし、止められない。
マルシェワンダーランドを終えた6月下旬に、
無性に何処かへ旅に行きたくなった。
あまり行ったことのない土地がいいな〜と思っていたが、
時間のことを考えると、距離的にはそう遠くまで行けない。

グーグルの地図を見ながら、何処がいいだろうと旅先の候補地を探した。
で、出した結論は丹後半島一周の旅
いつものように、カメラと旅先での必要最低限の荷物を積んで出かけた。

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小さな海沿いの集落に差し掛かった時に、
右に折れる細い上り坂があって、
何の迷いもなく、その細い道を上がった。
たつやの予想としては、少し高台へ通じる道で、
そこから眺める海と集落の景色は、素晴らしいのではないだろうか?
というものだった。

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ところが、予想はある程度は当たったが、
たつやにとっては、ちょっとうれしいサプライズが待っていた。
道は途中から、さらに狭くなり登りきると、小さな広場に出た。
そこには随分前に廃校になったであろう小学校分校の木造校舎があったのだ。
行き止まりである小学校の校庭の一番奥に車を停めると、
そのすぐ隣に小さな神社があって、
そこから眺める海は想像通りとってもいい景色だった。

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休憩にはもってこいの場所だし、
小さな海辺の集落には、人の気配がまったくなくて、
のんびりするには最高の場に思えた。

小学校の木造校舎には入り口の横に渡り廊下があって、
そこの屋根が朽ち果てて、落ちていてそこから学校の中には入れそうな気がした。

どう考えても、廃校になってから数十年は経っていそうだし、
人影もまったく見えないということを勝手な理由を作って、
ちょっと中を見学させてもらうことにした。
(要するに忍び込んだということになりますが^^;)
ちょっぴり怖い感じがしない訳ではなかったけど、
まだ明るい時間だったし、昔のやんちゃ気質や好奇心の方が勝ってしまい、
ひとり木造校舎見学会を実施することにしたのだ。

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渡り廊下の左手には一番大きな講堂があって、
外からの光が優しく差し込んでいて、なんだかとても懐かしい気がした。
天井の梁の雰囲気や、古びた床がいい感じだ。
もしココが地元だったら、間違いなく貸してもらいたいと思うだろう。

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実はたつやは小学校3年生〜5年生の間、
福井県小中学校音楽大会・独唱の部に出させてもらったことがある。
歌ったのは「シャボン玉」「富士山」「線路は続くよどこまでも」の3曲。
そのどの曲も、もう40年以上まともに歌ったことがなかったのに、
この行動の真ん中に立った時に、何故か急にこれらの歌が歌いたくなった。

せ〜んろはつ〜づく〜よ〜♪ どぉこま〜でも〜♪

おお!いい感じで響いて気持ちいいじゃん^^
当時、3年連続優秀賞だったから、昔取った杵柄でそこそこうまい(自画自賛)

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これ、もし誰かにこの行動を見られていたら、
間違いなくしかるべきところに通報されてるかも?
50男が廃校に忍び込んで、講堂で大きな声で歌ってる・・・
あ〜、今こうして他人事のように、ブログを書いてる時も、
自分の取った行動は、普通じゃないなぁ〜って思いますが^^;


宿直室と給食室?の間には古い水道の蛇口がありました。

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用具が書かれた紙をよく見ると、
昭和34年5月20日という文字が見える。
この年はたつやが生まれた年と一致する。
いつまでこの学校が使われていたのかは定かではないが、
廃校になってから、かなりの年月が経っていることは容易に想像がついた。

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たつやが通っていた小学校は、鉄筋コンクリートの建物だったが、
旧校舎がまだ残っていて、そこは木造だったし、
中学校は全部木造校舎だった。
雑巾がけをすると、床の板の棘が雑巾に刺さって、前に進まなかったり、
節穴から消しゴムを落としてしまうと、もう拾えなくなってしまったり、
窓の開け閉めには、コツが必要だったり、
廊下を走った時の床の感触などは、何故かよく覚えている。

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この学校の渡り廊下や教室に差し込む光は、
古い窓ガラスを通して、優しく中に届いていて、
まるでタイムスリップしたかのようなひと時だった。
加えて、小学校の中にいた時間の概念がまったくなくて、
いったりどれくらいの時間いたのかさえ、
夢を見ていたかのようで、はっきりいていなくて、非現実的な空間だった。

うん、やっぱり旅はいいね!





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ラベル:京都府 木造校舎
posted by たつたつ・たつや at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月15日

丹後半島の旅・日吉神社@宮津市

宮津市内の旧道を選んで適当に車を走らせていると、
その辺りに神社があるような気がした。
別に第六感があるという訳ではないが、いろんな町を旅していると、
どういう場所に神社やお寺があるか?などということは、
パターンが決まっている。
それにそういうことを意識して町を歩くと、
いかに日本にはたくさんの神社仏閣があるのだろうということにも気が付く。

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宮津の裏路地を右に折れると、目の前に鳥居があって、
何とそのすぐ後ろに線路の鉄橋が見えた。
おっ?最近神社好きのたつやと昔鉄道少年だったたつやには
ぴったりの風景ではないか!?


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神社の右手にあった駐車場に車を停めた。
山王宮日吉神社という名前の神社だった。
どうやら格式高い神社みたいだ。
正面に回ると、桜のご神木がある。
説明文を読んでみると、こう記されていた。

含紅桜は江戸時代初期の延宝四年(1676)に宮津藩主であった永井尚長が命名した桜で、
ヤマザクラの仲間ではないかと分類されていますが、
枝は美しく垂れさがり、開花後日を重ねると共に薄紅色に変化してゆき、
やがて艶やかな桜吹雪を散らせます。
この桜はその当時すでに見事な花を咲かせ、藩主はこれを含紅桜と名付けました。
やわらかな紅色に染まる桜の意でしょうか・・


何の知識もないまま訪れたのだが、本当に歴史ある立派な神社のようだ。
ただ石段を上がって、本殿がある広場に出ると、ぱっと開けて明るい感じがするのだ。
どちらかと言えば、威厳があるというより、表現は適当かどうかわからないが、
楽しい感じがして、それがたつやにとってはとてもいい感じなのだ。

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神社で笑ってはいけないのかもしれないが、
この狛犬さんを見て、思わず「か、かわいい〜ハート(トランプ)
最近は神社めぐりをしていて、いろんな狛犬を見ているが、
これほどまでにユニークでかわいい狛犬は初めてだ。

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本殿も何となく明るい。
ちょっと庶民的な親しみを覚える感覚がちょっと不思議だった。
他の末社にある狛犬も何処かユニーク。

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帰り際に土俵を見つけ、その前の看板を読んでやっと理解出来た。
この宮津の日吉神社は、赤ちゃん相撲で全国的にも有名な神社だったのだ。
なんとこの日吉神社は江戸時代から続く伝統的な行事で、
赤ちゃんが神様と相撲を取れるのだそうだ。

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赤ちゃん「初土俵入」は山王宮境内にある杉末神社の例祭に執り行われる神事で、
化粧廻しを付けた幼児が見えない神様を相手に相撲を取るという、
全国でもきわめて珍しく、また可愛らしい神事といわれています。
宮津の町では江戸時代初期から地元力士により奉納花相撲が執り行われていました。
その影響を受け、江戸中期に氏子中の有力な家々が屋号などをもとにした化粧廻しを作り、
その息子たちを土俵に上げたのが始まりです。
神社に残る文献によりますと延宝九年(1681)より「花相撲仕り・・・」とあり、
その頃から寛政年間(1789)にかけて徐々に現在の形が作られていったと考えられます。
旧家には昔使われた化粧廻しを残す所もあり、
またその一部は神社に寄贈され保管されています。
初土俵入は見えない神様と相撲を取る神事です。
神様を土俵際まで押し出そうとしますが、押し戻されて赤ちゃんは負けてしまいます。
しかし、神様と相撲を取り、
神聖な土俵の砂をお尻に付けることで健康を授かるという微笑ましい神事です。

日吉神社HPより抜粋

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宮津城下を見下ろす丘の上を神域として平安の御代より宮津郷を鎮護する山王宮日吉神社。
神域は樹齢一千年ともいわれます椎の御神木をはじめとした巨木に囲まれ、
ご本殿を中心に八社の摂・末社が鎮まります。
ご本殿や幣殿また神輿、灯篭にいたるまで、神域の多くは歴代の宮津城主が再建寄進したもので、
山王宮と宮津藩との深い繋がりを方々で窺うことができます。
江戸時代初期に再建されたご本殿は京都府指定文化財に、
また神域全域は文化財環境保全地区に指定されています。
境内は四季折々の美しい花々や野鳥のさえずりに包まれ、
清らかで心癒される神域として古来変わらずに神々しい環境が守り続けられています。


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機会があればその赤ちゃんが神様と相撲を取る様子を見に行きたいなぁ。。。

山王宮日吉神社
京都府宮津市字宮町1376
0772-22-3356




お盆休みはまたあちこち出かけていました。
信州の友人の別荘へお邪魔したり、相変わらずぶらりと気ままに・・・
ずっとブログも更新していないにも関わらず、
たくさんの方に応援してもらい、ランキングの上位にいさせてもらっています。
もう書きたいことは山のようにたまっているんです。
1日の旅でもブログネタは4つも5つもあるし、
もしかするとここ数か月分はネタがあるかも知れません^^;
またボチボチここに綴っていこうと思っているので、また応援よろしくお願いいたします。

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2012年08月18日

丹後半島の旅・舟屋の伊根湾

旅先ではすべてが一期一会
その言葉の中にはある種の切なさや寂寥感が多少はあるが、
だからこそ旅は楽しいのだと思う。
丹後半島の旅では、いろんな風景や草花、そして人に出会うことが出来た。

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舟屋のある風景で有名な伊根の町に着いたのは午後4時だった。
本当はもっと早く到着する予定だったが、
途中、見つけた浦嶋神社(浦嶋太郎をお祀りしている)に寄り道していたこともあって、
予定通りには着かなかったが、勝手気ままな一人旅なら、
旅先での時間なんて、あってないようなもの。

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折角、伊根の町に来たのだから海から舟屋の景色が見たい。
遊覧船乗り場に行くと駐車場にはクルマがほとんどなかった。
おっ、空いてる、ラッキー!
チケット売り場に行こうとクルマを降りると、
右手の桟橋で職員さんとおぼしきおじさんが海を眺めながら
美味しそうに煙草を吸っているのが見えた。
それはまさに一仕事を終えたという感じが伝わって来た。

こちらを見たおじさんは、
今日の最終便は4時だったと申し訳なさそうに言った。

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伊根の町に戻って、町を散策すると舟屋の入り口でほうきを持って、
おばあちゃんの掃除の手伝いをしている小さな女の子を見かけた。

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偉いね〜♪ お掃除のお手伝いしてるんやね

声をかけると女の子はちょっと気恥ずかしそうにたつやを見た。
隣にいたおばあちゃんは微笑みながらたつやに、こう言ってくれた。
良かったら舟屋の中や、舟屋から臨む海を眺めてはどうですか?

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女の子は写真を撮っているたつやが珍しいのか、
微妙な距離を保って、ずっと着いてきた。
そのうち買ってもらったばかり?の自転車乗りまでたつやに披露してくれた。
帰り際は、クルマに乗り込むまで、ずっと手を振って見送ってくれた。

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古い造り酒屋を見つけて中に入ると、この店の名物?「あかちゃびんロール」
というケーキを見つけて、そういえば小腹が空いていると思い購入した。
その酒屋のすぐ脇には海に浮かべた休憩所があり、
たつやはそこのゴザに寝転んで、
買ったばかりのあかちゃびんロールを食べた。

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海の景色を撮影してると船がこちらに近づいてきたと思ったら、
ここの休憩所に横付けした。
どうやらココは休憩所兼舟の乗り降りする停車場ならぬ停舟場というものらしい。
船からはライフジャケットを付けた若いカップルが楽しそうな笑顔で降りてきた。
彼らに話を聞くとその船は伊根湾の水上タクシーで観光案内をしてくれるものだった。
遊覧船にフラれたたつやとしては願ってもみない展開にテンションが一気に上がった。
もう営業を終えるという船長に無理にお願いして乗せてもらうことになった。
それにこの船長がむちゃくちゃ面白い。
そう言えば、降りてきたカップルがこのおっちゃん最高〜とか言ってたなぁ。

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真面目な解説とどこまでが本当なのかわからない冗談やオトボケが抜群にうまいのだ。
おかげでたくさんの写真を撮ることが出来たし、
ずっとゲラゲラ笑いながら過ごすことが出来た。

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伊根を離れる前に、伊根湾を一望出来る道の駅に寄ってみた。
辺りは既に暗くなり始めている。
施設は全部営業を終えていたが、海を望む広場には何人かの人がいて、
そこで体操をしていたおじさんからはこんな話を聞かせてもらった。

今は本当に平和な時代だけど、
戦時中はここで海軍が魚雷などの訓練をしていたし、
この海にもたくさんの若い兵士が沈んでいる…
そういう歴史があったことを忘れてはいけない。


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黄昏の伊根湾を見下ろしながら、
おかげで今はこうして元気で毎日過ごせることに感謝している
というおじさんの言葉が深く胸に突き刺さった。





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2012年08月21日

丹後半島の旅・フォトスケッチ編

丹後半島の旅の途中で見つけた風景をいくつか紹介します。
紫陽花が美しい季節でした。
初めて見たふ入りのガクアジサイです。
野仏の赤い布との対比が面白い!

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今年ほど紫陽花を写真に撮った年はありません。
花にはびっしり花籠があるみたいです。

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ゴシキヤナギの新芽が美しいです。

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お!四葉ちゃん、ふたつ発見です。

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2012年08月26日

丹後半島の旅・浦嶋神社

丹後半島を旅していて、伊根町を目指していた時、
『浦嶋神社3km』という看板を見つけた。
ちょっと興味をそそられる名前で、寄り道をしようと思った。

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伊根に向かう国道から、かなり離れた場所にあるならば、
時間的にちょっと厳しいと思っていたが、
意外にも、浦嶋神社はその国道沿いにあった。

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駐車場に車を停めて、境内に入ると神社の説明書きがあって、
それを読むと、ここにお祀りされているのはあの日本の昔話に出てくる
浦島太郎さんだったのだ。

日本中、誰でもが知ってる浦島太郎
いったいどんな話だったのか思い出してみたが、
やっぱり曖昧なので、ウィキペディアで調べると以下のような物語となる。

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漁師の浦島太郎は、子供が亀をいじめているところに遭遇する。
太郎が亀を助けると、亀は礼として太郎を竜宮城に連れて行く。
竜宮城では乙姫(一説には東海竜王の娘:竜女)が太郎を歓待する。
しばらくして太郎が帰る意思を伝えると、乙姫は「決して開けてはならない」としつつ玉手箱を渡す。
太郎が亀に連れられ浜に帰ると、太郎が知っている人は誰もいない。
太郎が玉手箱を開けると、中から煙が発生し、煙を浴びた太郎は老人の姿に変化する。
浦島太郎が竜宮城で過ごした日々は数日だったが、地上ではずいぶん長い年月が経っていた。


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ただ、浦島太郎伝説は全国各地にあるようで、
ここ丹後での伝説は日本書紀に書かれたものではなく、
室町時代に書かれた御伽草子がもとになっているらしい。

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本殿には藁で出来た亀が飾られていたり、
本物のウミガメの甲羅が祀られている。
他の神社では見ることが出来ない光景だ。

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穏やかの雰囲気の神社で、心地よかったな♪





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2012年08月28日

イタリア料理 テンダロッサ@福井市

久しぶりの食べものネタ、しかもちょっとオシャレなイタリアンレストランです。
ランチではたま〜に行きますが、夜行くことは初めてでした。

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ここテンダロッサのオーナーシェフの由比さんとは、
やはり同じイタリアンシェフ仲間の結婚式でご一緒したり、
たつやの友人がここに野菜を納めていたり、
以前にお店のことをブログに書いたりしたこともあってか、
常連とは言えないのですが、顔なじみになっていて、
たつやにも気さくに声をかけてくださったりします。

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テンダロッサは、今年の3月に現在の高柳町に移転しました。
移転後、ランチに一度伺ったのですが、店内は満席で、しかも女性率95%
すき家とかなか卯とかへ行くと男性率90%なのに対して対照的です。
こういう光景を目の当たりにすると、
世の中女性が経済を握ってることが良くわかります。

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この日は予約は入れてなかったのですが、
行く前に電話だけ入れて、席が空いているかを確認しました。
平日ということもあってか、さほど混んでいなく
夜は落ち着いた雰囲気です。

メニューからは飲み物だけをチョイスして、
由比シェフには予算だけをお伝えして、
後は『すべてシェフにお任せ〜』という安易な選択をしました。

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たつやの経験上、こういうお願いをすると、
シェフは喜んでくださると思っています。
多少、緊張するとかは言われますが^^;
(皆さんがそうとは限りませんが・・・)
それに特別こだわって仕入れた食材を、美味しく調理してくれたり、
え?この金額でこんなのが出ちゃうの〜?なんてこともあるんです。

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アレルギーのある食材や嫌いな食材はありますか?

まったくありません♪ 
あ、でもデザートはなしでお願いします。


もし店内が混雑していたなら、こんな注文の仕方はしませんが、
他のお客様も食べ終わった感じだったので、お願いしてみると、
優しい由比シェフは快諾をしてくれたのです。

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いや、参りました!
最初のデミタスカップで出されたスープからガツンと衝撃です。
サラダ仕立ても、ニョッキも、パスタも、魚と野菜のメインまで、
思わずうなってしまう絶品の味が続くのです。
例えば、2皿までで終わったとしても満足出来る感じでした。
メインの魚料理のプレートの両脇に添えられているのはヤングコーンです。
中身だけではなく、外まで食べることが出来ました。

ランチとはまた違った味わい深い料理をいただくことが出来ました。
本当に美味しかったです。
また行きたいな!テンダロッサ♪
ご馳走さまでした。

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イタリア料理 テンダロッサ
福井県福井市高柳町15-15-1 
TEL:0776-52-2322
営業時間(11:30〜14:00/17:30〜22:00)
定休日:基本的に月曜日





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2012年08月30日

たつやの夏休み・信州別荘編

数年前まで、「たつやの夏休み」と言えば、
東京のお友だちが持ってる信州黒姫の別荘に遊びに行くのが定番でした。
3年ほど間が空いたのですが、それが今年は復活して、夏の信州に行ってきました。

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お誘いしてくださったAさんは、もともとはブログを通して知り合った方です。
最初は奥様が鯖江のだいこん舎(今は越前王芸村内にあります)の南さんとmixiでつながり、
その後、たつやのブログでの交流から、彼女がプロのチェンバロ奏者ということがわかり、
それがきっかけとなって、『チェンバロコンサートとそばの会』を企画したのが始まりでした。
その時にチェンバロを運んできてくださったのが、旦那さんのAさんということです。

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玄関前には芝生広場が広がっています。
ウッドデッキに座って見上げる空はこんな美しい青空です。

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Aさんは東京にお住まいながら、しょっちゅうこの黒姫まで来られているようで、
別荘ライフも手慣れた感じです。
たつやが到着した日も、冷蔵庫の中から取り出した食材で、
あっという間に何品かを作って出してくれました。

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とってもいいトマトがあるから・・・と言って作ってくれたのがパスタでした。

ニンニクとカリカリになるまでベーコンを炒めて、パスタと合わせて、
トマトは火を通さずフレッシュなままです。
しばらくすると、タイミングをほぼ同じくして、もう一種類のパスタが出されました。
同じトマトを使ってますが、火を通したマトソースのパスタで、
好みでパルミジャーノをたっぷりかけていただきます。

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Aさんはビールとワインを飲みながら、料理をこなし、
あっという間に数種類の料理を並べるというのは、
驚異的でもあります。

美味しくて楽しくて、気持ちいい夏休みのスタートとなりました。

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2012年08月31日

ムモンホソアシナガバチの巣を襲うスズメバチ

Aさんの別荘は林の中にあり、
朝は何種類もの鳥の声で目覚めました。
こんな風な朝は特に幸せを感じます。

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旅先では寝ているのがもったいないと思い、
睡眠時間は極端に少なくなります。
朝早く起きて、散歩から帰ってくると、
Aさんのログハウスの玄関脇に
ムモンホソアシナガバチの巣を発見しました。
そこには大きなスズメバチがいて、
ムモンホソアシナガバチの幼虫を巣穴から掘り出して、
その場でむしゃむしゃと食べているではありませんか。

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可哀そうにムモンホソアシナガバチは無抵抗です。
普段ならスズメバチに近づくことは危険なため、
蜂好きのたつやでも至近距離で撮影することはありません。
しかしながら、今までの経験上、狩りをしている最中や
こうして餌を食べてる間は、それに集中しているためか、
人間がそばに行っても、
あまり気にするそぶりは見せないことを知っていました。

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徐々に距離を詰めて、最終的には40cmくらいまで近づいて撮影しました。
スズメバチはもちろんたつややカメラの存在は認識していますが、
アシナガバチの幼虫を食べるのに夢中のようです。
やがて食べ終わると、中の軟らかい部分だけを食し、
皮?の部分だけをポイッっと投げ捨てると、
ややこちらを警戒して羽音を出して、その場を飛び去りました。

まさに弱肉強食の世界でした。

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もうひとつ昆虫です。
こちらはちょっとカワイイ蝶です。
この蝶の名前はサカハチチョウと言います。
漢字に直すと逆八蝶で、翅の白い部分が
逆八の字になっているところからつけられた名前だそうです。

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蓮池の畔で、蓮の花を撮影していたら、
サカハチチョウがたつやの腕の汗を吸いに来ました。
蝶が人の汗を飲みに来るということはさほど珍しいことではありません。
だけどこのサカハチチョウはよほどたつやの汗が気に入ったのか、
ずっと撮影している間もまったく逃げる気配もありません。

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普段は丸まっている口のストローを延ばして、
たつやの腕をチョンチョンとつっついては、水分を補給しているのです。
このままペットにでもしようかな〜っと思ったら、
さ〜っと飛び立って行きました。

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何にもすることがなかったら、
こんな風に一日中、虫の写真とか撮っていたいなぁ〜

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だからいつまでも子どもっぽいのかもしれませんね。。。





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