夏は蒸し暑くて、冬にはかなりの積雪がある。
そのためかたつやにとっても馴染み深いエリアで、
今までにも何度か訪れている。

ここ木之本の町の散策も何度かしているし、
この木之本地蔵院も覗いたことはあった。
しかしながら、その入り口辺りをちょっと歩いただけで、
お寺の中まで入ったことはなかった。
だけど、最近のたつやは神社仏閣への興味は尽きないし、
そういう場所の独特の空気感というか、場の雰囲気が好きになったので、
今回はじっくり見てみたいと思った。

浄信寺という名前よりも、木之本地蔵院という方が名前が通っているようだ。
たつやにはあまり馴染みのない時宗のお寺である。
本堂の前には大きな真っ赤の提灯が下がっていて、
それにも地蔵院の文字がどかんと入っていた。
色とりどりの布が下がっていて、それらの彩を見ていると、
お寺にはふさわしい言葉ではないかもしれないが、
ちょっと賑やかで楽しい感じがした。

本堂の中に地蔵菩薩という秘仏が祀られている。
この秘仏は一般には見ることは出来ないが、
その秘仏を拡大したという大きな高さ6mのブロンズ製の地蔵菩薩がある。

お詣りをした後、御戒段巡りがあることを知り、
それをしてみることにした。
これは長野の善光寺や岐阜県関市の関善光寺でも同じような経験をしているが、
暗闇に入っていくというのは、やっぱり少し勇気がいる。

これは参拝者が厨子の下を巡るもので、31間(56.7メートル)の漆黒の闇を歩き、
錠前に触れることができる。
この錠前は地蔵菩薩の手と結ばれているという。
説明文には確か6つ目の角を曲がり、その奥にその錠前があるということだったが、
残念ながらたつやはその鍵に触れることが出来なかった。

もしまた来る機会があれば、再度チャレンジして今度こそ錠前に触れたいと思っている。
本堂の裏側にある書院に入ると、秘仏の地蔵菩薩の後ろ側からもお祈り出来る。
真夏の暑い日にも関わらず、ひんやりとした感じがして、
床の隙間から吹く風が心地いい。
そこで、たつやは生まれて初めての写経を体験した。
といはいうものの、般若心経?の文字の中から一文字だけを選んで書くという
もっともユルイ?もっとも簡単な写経だった・・・。

広い畳の間を見つけて行ってみると、その奥に縁側と緑が一際美しい日本庭園があった。
誰もいないことをいいことに、ゴロリと縁側に寝転んで、しばしうたた寝・・・。
それにしても何と美しいお庭なんだろう・・・

時折、トンボが飛んでくる。
優しい風・・・
聞こえるのは鳥の声・・・

そろそろたつやが生まれた時刻になろうとしていた。
母親の話だと、とにかく暑い日だったらしい。
たつやは福井市の病院で生まれ、その日の夜は福井市の花火大会の日だったという。
だからアンタはお祭り好きで、夏が好きなんかもしれんの

木之本名物のつるやのサラダパン。
何度食べても、これがどうして名物に?
って思うのだけど、やっぱりここへ来ると食べたくなるから不思議です。


木之本地蔵院 (きのもとじぞういん)は、滋賀県長浜市にある時宗の寺院。
公式の寺号は浄信寺(じょうしんじ)であるが、
一般には「木之本地蔵」「木之本地蔵院」の名で知られている。
山号は長祈山(ちょうきさん)。本尊は地蔵菩薩(秘仏)である。
境内には秘仏本尊の写しである高さ約6メートルの地蔵菩薩大銅像があり、
これは日本三大地蔵の一つとされている。眼病平癒の地蔵として信仰を集めている。

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