2012年03月04日

気比神宮

敦賀へはたまに行くことがあるが、
気比神宮をゆっくり歩くことは今まであまりなかった。

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その割りに気比神宮歴はそれなりに長くて、
クルマの免許を取った頃は、仲のいい友だちと4人で、
初詣に来たり、ドライブのついでに立ち寄ったりしたので、
かれこれ30年くらいになるかもしれない。

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本殿の天井の柱は昭和20年7月の福井空襲の折りに、
気比神宮も焼失したが、その時に燃えずに残った柱を一部使用している。
なので朱塗りされた部分は新しく、
塗られていない部分は以前のものということになる。


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天皇家を祀った神社なので、賽銭箱にも扉にも
あちこちに菊のご紋が見られる。


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それなのに、ちっとも気比神宮のことを知らない。
少し前にちょっと空き時間があったので、
気比神宮を歩いてみた。
お天気は良かったのだが、空気が冷たい日だった。

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以前に敦賀市の老舗の和菓子店『森本』さんの
水ようかんの作る様子を見せていただいて、
ブログに書いた時に、森本さんの水ようかんの箱の蓋には、
『気比神宮の長命水使用』と書かれていたのを思い出した。
何度もココへは来てるはずなのに、
普通の手洗い場所は知っていても、
ひっそりのその片隅にあるこの長命水の存在は知らなかった。
飲んでみると甘くて柔らかい水だった。
この水を一杯飲むと寿命が3年延びるとも伝えられている。

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敦賀は意外にも水どころで、
その昔はどこでも井戸水を使っていたらしい。
この日は、観光ボランティアの方がいらっしゃって、
いろんな説明をしてくださった。
その時に教えていただいたのが、この神社の屋根の意味だ。

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拡大してあるが、地面に平行に並んだ柱のことを堅魚木(かつおぎ)といい、
その数によって、男の神様か女の神様かわかるとのこと。
因みに偶数は女の神様、奇数は男の神様ということになる。
また斜め上に突き出た柱を、千木といい、
地面に対して直角(縦)に切れていると男の神様、
地面に対して平行(横)に切ってあると女の神様なのだそうだ。

よって気比神宮は7本で奇数、縦切りなので男の神様ということになる。

こんなことはガイドさんに教えていただかなければ、
絶対に知り得ないことだけに、とても興味深く楽しい一時だった。

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また気比神宮にはいくつかの摂末社があり、
その祭殿前に、一風変わった狛犬を見ることが出来る。

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これは一角獣の狛犬で、なかなか他の場所では見ることが出来ない。
左右の狛犬の大きさが全然違っていたのも、ちょっと不思議な気がした。


写真00519.jpg

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猿田彦神社の狛犬、見事に苔むしています。

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ガイドさんに寄れば、狛犬マニアが結構訪れる聖地?とのことで、
今まであまり意識してみていなかった狛犬も、これからの散策で楽しめそうだ。
福井県内でも、まだまだ知らないところばかりで、
これから春を迎えて、温かくなって日が長くなったら、
またいろんな土地を訪ねてみたいと思う。





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ラベル:敦賀市 神社仏閣
posted by たつたつ・たつや at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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