2011年09月08日

S樹との出会い

今日、京都に帰ります。
帰る前にご挨拶したいのですが・・・。


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メールをくれたのは、河和田アートキャンプに参加していた学生で、
京都精華大学の4年生のS樹だった。
彼とはほんの2週間ほど前に行った
河和田アートキャンプのひとつのワークショップで出会った学生さんで、
何故か最初に会った時から、何となく面白いヤツ?というインスピレーションがあった。

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いつでもどこでも美味しい珈琲を飲めるセットを、
車に積んでいます^^


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彼の携帯電話のガラス部分が割れているの見て、
知り合いでi-phoneの修理をしている人がいるので
聞いてあげようかと声をかけてみた。
たつやの友人でデータ復旧の会社MDSの田辺さんにお願いすると、
学生さん価格で快く引き受けてくれた。
彼を鯖江市内まで連れてきて、ガラス交換の修理を待つ間に
カンパネルラでいろんな話をした。

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彼は服飾関係を専攻し、自分自身で洋服などを制作していると言った。
話を聞いていたかみさんが、いきなりS樹にこう言った。
「ね、布要らない?」

かみさんの実家は富山県高岡市で、
フルオーダーメイドの洋装店を数十年前からしている。
なので、実家に帰る度に高価な生地をもらって帰ってきていた。
バブルの頃には一着数十万円の洋服を作っていたこともあってか、
かなり上質で珍しい生地を使っていたようだ。
そんな生地が何十枚もうちに眠っていたのだ。

「持っていくなら全部、持っていってね!」

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S樹の目の色がどんどん変わっていく。
かなり以前のものからあるので、今ではまったく見なくなった生地もあるし、
プリントではなく、織模様やエンボス加工されたものや、オーガンジーなど、
多種多様な生地があって、たつや自身も初めて見たものばかりだった。

「えっ!?ホ、ホントにもらってもいいんですか?」

「全部あげるから、私にワンピースを一枚お願いね!」





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S樹が京都に帰る前に、半日福井を案内してあげようと思った。
河和田アートキャンプの一ヶ月間は、河和田から出ることもなく、
ずっと一軒の民家に80人近い学生が寝泊りして、
アート活動をしていたのだそうだ。

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いろんな話をするうちに、S樹はたつやと似ている部分があることに気が付いた。
京都ではスーパーカブに乗っていて、
天気がいいとそのままふらふらと旅に出てしまったり、
その日の感性任せで一日を楽しむことが好きなのだそうだ。

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グッド(上向き矢印)ええ?これって50ccじゃない?
そうなんです田舎ではカブの二人乗りは常識です(嘘)
わざとボカシてます^^;


なので、たつやが好きなコースを適当に案内することにした。
越前海岸から三国まで走ったのだが、
最後の東尋坊だけは、S樹のリクエストで付き合うことにした。
この日はお天気も良く空気が澄んでいて、
一年でも何日もないだろうという美しい空と海が広がっていた。

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「またいつでも遊びに来いよ!」
駅で見送った時、彼が最初に話してくれた言葉を思い出した。

人っていろんな人と出会って、input output を繰り返してる訳じゃないですか。
僕は最近はずっとinputばっかり続いていて、outputしていないんです。
だからどんどん溜まっていく・・・。
それがどんなカタチでoutputするのか自分でもどうなるかわからない。
それがとっても楽しみなんです。


S樹が京都に帰って、どんな風にoutputするのか、
今から、たつやもとっても楽しみにしている。








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ラベル:京都 鯖江市
posted by たつたつ・たつや at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | たつやの好きなモノ・生き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする