旧盆の週末、場所は越前市にあるラグタイムクラシックス。
詩の朗読と即興ピアノのコラボレーションという内容だった。
普段から音楽ライブには割りと多く出かけているし、
ピアノの音色はたつやの三歳年上の姉がずっとやっていたせいか、
ピアノソロは音楽の中でも特に好きな分野だ。
ちょっと話がそれるが学生時代に東京の日本武道館で
キースジャレットのピアノソロコンサートに行ったことがある。
当時片想いだった女の子と一緒に行った。
コンサートが終わった時には腰が抜けるくらい感動して、
なかなか立ち上がることが出来なかった。
レコードで一番聞いたのは、
やはりキースジャレットのケルンコンサートかもしれない。
さて、大人のための休憩時間は、
詩の朗読をFBCの東海佳奈子さんが、
即興ピアノを丹南高校教諭の杉原一平さんが担当した。
広くない会場には人近い人が集まり、急遽席数を増やした。
なので一番前の席は東海さんの朗読する場所の目の前という特別席となった。
たつやはピアノを演奏する杉原さんの様子を見たかったので、一番奥の席に座った。
写真はNGなので、本番中の写真はない。
だけどその方がこのライブに集中できる。
ゆったりした美しいメロディラインと
軽やかなクルクル回るようなリズムのピアノ演奏が響き、
東海さんが息をす〜っと吸って一言目を発した時に、
会場に一瞬、心地よい涼風が吹いたような気がした。
朗読と即興ピアノという組み合わせはどんな風になるのだろうと、
まったく想像が出来なかったが、
こんなに気持ち良くこの空間に身を委ねていられるとは思わなかった。
詩は谷川俊太郎や中原中也、茨木のり子など全12。
選詩(というのだろうか?)はふたりで好きな詩を出し合って決めたのだそうだ。
それに詩に対するふたりの感想や想いは何度も話をして、
この日のライブに臨んだようだ。
ふたりの阿吽の呼吸の中に
ふたりのイメージが見事にシンクロニティしたり、デュエットしたり…
それはまるで舞台を見ているかのようだった。
イベント終了後の懇親会にまで出席させてもらいました。
直接、おふたりに話を伺うことが出来て、感激でした。
影で頑張っていた横井直人さんにも感謝です。
次回企画する時には、是非お手伝いさせてくださいね。
新鮮で、また新しいカタチで表現するというこのイベントは
福井の若い人たちの可能性を強く感じたひとときでした。
杉原一平
福井県越前市出身。
高校教諭
2002年より東京コレクションブランド『ANREALAGE』
の作曲とピアノ演奏を担当している。
今年10月には過去10年間の音楽コレクション、
ピアノソロアルバムをリリース予定。
(たつやも絶対買います!)
東海佳奈子
富山県富山市出身。
アナウンサー
2008年福井放送入社。
「おじゃまっテレ ワイド&ニュース」ニュースキャスター
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ラベル:ライブ