
さばえもちつき隊のメンバーの中に、
ネイルサロンmilky nailを開いている山口美和さんがいます。
http://ameblo.jp/milky-nail38/
そんな彼女はネイルアートを縁にいろんな地域に人と交流をしていますが、
その中のひとりに大船渡市でネイルサロンをしている人がいました。
大船渡市の中心街でラグジュアリーネイルを開いていた及川由里子さんです。
http://ameblo.jp/lily-nail-love/
彼女のネイルサロンは震災当日の大津波で、
跡形もなくなってしまい、今は別の場所でネイルサロンを開いています。

さばえもちつき隊は、前もって彼女に連絡をとって、
いくつかのお願いをしていました。
そのうちのひとつが大船渡市の被害にあった地域を案内してもらうことでした。
ボランティアに来た人には、
やはりそういう場所を見てもらうことにしているとのことでした。


大船渡市の避難所に着いたのは午前8時でした。
鯖江を前日の午後7時に出発していたので、
13時間かけて岩手県大船渡市に到着したことになります。
もちつきをする前に、避難所で及川さんと待ち合わせをして、
被災した場所へと案内してもらいました。
えっ!?
と言ったきり誰も話をしなくなりました。

及川さんがネイルサロンを開いていた場所で車を降りました。
小雨が降っていて、街は少し煙っています。
肌寒い天候がより荒涼とした空気に包まれていました。
映像では見たことがありましたが、
ここは空気の冷たさも、時折聞こえる海鳥の鳴き声も、
街の臭いも、五感を通して、その凄まじい状況が
否がおうにも、伝わってくるのです。

ここなんです。
ここが私のネイルサロンがあった場所です。
ぜ〜んぶ流れちゃいました。
あっ、お店の赤いテントがそこにちょっと残ってますけど。
及川さんは淡々とした表情で話をしてくれました。




しばらく人気のないモノクロームの世界の町を、
メンバーは歩きました。
自衛隊の方が瓦礫の中から探し出したのでしょうか?
『写真・アルバムあります』
の張り紙の下には、泥にまみれたアルバムが何冊も入っていました。
別の一画には、遺影と思われる写真や何かのトロフィーがありました。



それでも復興への強い意志を感じる鯉のぼりが、
街の中心部にかけられていました。
もし青空が広がって、鯉のぼりが風に泳いでいたなら、
もっと大船渡の人たちを勇気付けてくれるのだろう・・・
と思いました。

メンバーはここで黙祷を捧げ、避難所へと戻りました。
やはりここは見ておかなければならない!
ここで起きた現実を知った上で、
もちつきを元気にやりたいと思いました。

大船渡市(おおふなとし)は、岩手県南部の太平洋沿岸地域に所在する市。
旧・陸前国気仙郡域の一角。
陸前高田市と共に陸前海岸北部の中核を成す。
陸中海岸国立公園のほぼ中央部に位置し、
典型的なリアス式海岸を持つ地域である。
沖合いには、日本の水産庁が定義するところの
「世界三大漁場」の一つである北西太平洋海域(三陸漁場)が広がる。
市内各地に石灰石鉱山があり、
大船渡湾奥には太平洋セメント大船渡工場が立地している。
また、岩手県最大かつ最重要港湾である大船渡港が立地しており、
岩手県内初の外国定期航路が韓国の釜山と結ばれた。
2011年3月11日マグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震が発生し、
大船渡市は大船渡町と猪川町で震度6弱、盛町で震度5弱を観測した。
さらにこの地震が引き起こした大津波によって市の中心部は壊滅した。
また、市域にある鉄道駅のうちJR大船渡線の細浦駅と大船渡駅は、
周辺自治体内の多くの駅同様、駅舎などが流失し、
線路も大きな被害を受けた。
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