綾部でのお勧めのそばやさん。
「ん?おすすめのそばやさん?あるよ」
「じゃあ、そのお店でお昼に待ち合わせってどう?」
休日の名店ということも考えて、
待ち合わせ時間を11時半とした。
半年ほど前に購入したナビが役立った。
綾部市内からは、ナビを頼りにハンドルを切る。
実はたつやはナビ不要論者のひとりだったのだが、
娘の車を借りて、都会の高速道路を走ってからは、
その便利さを知ってしまい、
時間のない時やA地点からB地点までの最短で行きたい場合には、
とても便利な機械であることを認識せざるを得なかった。
その後、ナビを取り付けてはみたものの、
今までみたいな気まぐれな旅には必要ない。
寄り道、道草、目的地変更、知らない道を走りたいたつやだから^^
さて目的地のそば店『そばの花』には11時20分に到着した。
もしナビがなければお店を見つけることは困難だったろう。
看板らしきものはなく、建物も古い民家で、
同じように農家が回りにはたくさんあるのだから。
それにしても綾部の郊外は何て気持ちがいいのだろう。
のどかな農村風景が広がり、なだらかなアップダウンは、
走っていても心地いい。
そばの花の前の小さな畑には、そばを栽培している。
花が終わり、実がついた頃で、収穫まではもうしばらくだろう。
建物は古民家で外に薪が積んであった。
入り口のガラス戸を開けると右手側に
そばを打つ部屋がある。
抜きや石臼の機械があるので、自家製粉のそばやだ。
時間も早かったので先客は1組。
そのうち健ちゃんも合流した。
さあ、以前にだいこん舎で蕎麦打ちをしていた
健ちゃんお勧めのそば店『そばの花』のそばとご対面だ。
どうやらここの大将と健ちゃんは綾部に来た頃から、
懇意にしているようで、しょちゅう顔を合わしているようだ。
健ちゃんの知り合いだということで、
わざわざ店主がたつやの元までご挨拶に来てくださった。
さてたつやは1日限定10食という物部(もののべ)
挽きぐるみのそば粉で打った10割そば・・・990円
それに八田(はった)
抜き実を石臼で挽いた粉を使って打った二八そば・・・790円
健ちゃんもコレ1枚を頼んだ。
それにサイドメニューの中から鴨の照り焼き310円を頼んだ。
魅力的なメニューがずらりと並ぶのだが、
驚いたのはその良心的価格。
210〜310円の間というのは、うれしくなってしまう。
ほどなく運ばれてきた物部。
見ただけでその美味しさがわかるそばだ。
ぷんとそばの香りが漂う。
ちょっと透明感のあるそばという印象だ。
麺だけを口に運ぶ。
おおお!これは何という力強さ。
噛むほどに弾力を感じる。
この細さでこんな弾力のあるおそばは初めてかもしれない。
もりつゆにさっとつけてずずずず〜といただく。
こ、これはウマイ!
そのうち八田が出される。
見た目でその麺の違いがはっきりしている。
八田はもっと色が白い。
それでいて、そばの香りもあの弾力も
物部に負けないのだ。
二八ということで、喉越しはこっちの方がいいかもしれない。
帰る頃には満席になって、外で待ってる人もいましたから、
休みの日は少し早めをおすすめします。
いやいや、恐れ入りました。
元、農協職員でそば店を始めて7年というそばの花。
京都の綾部に名店を発見しました。
福井はそばどころ!と自負しているし、
事実、福井のそば店は美味しいと思うけど、
こうして他県に行っていただくそばは時折、驚くほど旨い。
福井のそば店もそばどころに恥じないよう、
もっと研究して、美味しいそばを出して欲しいと思います。
そばの花
京都府綾部市上八田町舘の前1
0773-44-1191
営業時間 平日11:00〜15:00 17:00〜20:00
土日祝11:00〜20:00
定休日 火曜日 第三火・水曜日
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