短い時間で、その店に導かれた。
伊賀上野市内の古い建物が残っている通りを歩いて間もなく、
たつやが好きな感じの古い西洋建築の建物を見つけた。
ヴォーリズ建築かそれと同じ時代の建物であることは、
間違いない。
よく見ると、そこはカフェになっていた。
古い木製のドアを開けると、目の前に実に洗練された空間が広がった。
映画「かもめ食堂」のお店を彷彿させたのは、
明るく美しいキッチンが見えたからだろうか?
ある意味、かもめ食堂よりも建物が古い分、より雰囲気を持っている。
いらっしゃいませ。
オシャレなメガネをかけた若い女性が声をかけてくれる。
たつやは、店の一番右奥の席に座って、珈琲を頼んだ。
写真を撮っていいか聞いてみると、快諾してくれた。
お店にはたつやの他に常連さんらしき感じの良い女性が
小さな女の子を連れてきているだけだった。
女の子は珍しいモノを見るかのように、
たつやのことをじっと見つめている。
思わずカメラを構えて、数枚シャッターを切った。
それをキッカケに常連さんとも、いろんな話をすることができた。
お店の中はどこをどう切りとっても、絵になる。
ちょうど夕陽が差し込んでいる時間帯だったから余計美しく撮れた。
あまりの洗練された空間にはただ感心するばかり。。。
時間が許されれば、好きな本を一冊持ってゆっくりお茶をしてみたい。
トラジャ系の珈琲の味もたつや好みで、
あっという間にこの店のファンになってしまった。
お店の名前はcafe wakayaと言う。
一風変わった名前なので、店名の由来を聞いてみたら、
彼女の家の屋号が「わかや」なのだそうだ。
いろいろお話を聞いていると、彼女の両親がこの近くで、
12代続く豆腐田楽のお店をやっていて、
その店の名前が「わかや」ということだった。
若いオーナーさんには、どこか品格が備わっているオーラを感じたが、
それを聞いてなるほど!と思った。
写真下は常連さんの子どもさんを抱っこするオーナーさんです。
鏡に映ったふたりを撮ってみました。
建物はたつやが想像した通り大正時代の西洋建築だった。
カフェをする以前は倉庫として、使われていたらしいが、
こんなオシャレなカフェに改装して使われていることは、
お客さんにとっても、町にとっても、タカラモノだと思う。
たつやにとってはパーフェクトなカフェでした。
ちょっと遠いけど、絶対にまた行きたいお店です。
cafe wakaya(カフェわかや)
三重県伊賀市上野中町3024
0595-24-2627
営業時間 11:00〜19:00
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)
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