大久保茶屋へ行く前に、ちょっと足羽山の散策をしてみた。
足羽山周辺にはたくさんのお寺が並んでいるが、
今までにそういう場所をゆっくり歩くことなどなかったので、
同じ福井県内なのに、ちょっとした旅気分を味わえる。
東雲寺というお寺のお堂には県指定有形文化財に指定されている
大仏様が安置されている。
木造阿弥陀如来坐像だ。
本像は通肩の衲衣をまとい、腹前で上品上生の印を結び、
結跏趺座をなす典型的な丈六の弥陀坐像である。
桧材の寄木造、彫眼。
像高284.8cm。
制作は室町時代である。
本像はもと足羽郡東郷赤坂地籍の廃寺に
祀られていたものであると伝えられる。
そのすぐ隣には阿弥陀如来坐像よりもっと古い
平安時代作と言われている観音様がいらっしゃる。
そういう数百年前に作られた仏像がソコココにあったりするのは、
改めて福井の歴史を奥深さを感じた。
愛宕坂を上るのもホントに久しぶりで、
その上にある足羽神社を訪れるのは小学校の遠足以来?
なのではないだろうか。
微かに記憶がある程度で、
ほんの一場面だけが映像として
たつやの脳裏にかろうじて残っている。
小型のキツツキの仲間がツガイで飛び回っている。
どうやら木の中にいる虫を啄ばんでいるのだろうか?
家に帰って野鳥図鑑で確認したところコゲラでほぼ間違いないだろう。
コゲラ・・・wikipediaより抜粋
全長15cmほどで、スズメと同じくらいの大きさ。
日本に生息するキツツキとしては最も小さい。
オスよりメスがやや大きい。
灰褐色と白のまだら模様の羽色をしている。
南方に分布するものほど体色が濃くなる傾向がある。
雌雄の羽色の違いは後頭部にある赤い斑の有無(雄にある)程度だが、
野外ではほとんど見えないため、
羽色で雌雄を区別することは困難なことも多い。
しばらく山を楽しんで帰ろうとした時に、
愛宕坂の途中にある愛宕坂茶道美術館という建物の前で、
中に入ろうかと思い迷っている時に、
和服姿のきれいなお姉さんと目があった。
(というかきれいな女性にはすぐ目が行ってしまうのですが^^;)
もしよろしかったらお茶席いかがですか?
とこれまた美しい声で誘われたのだ。
本来なら招待客のみのお茶席にも関わらず、
ちょうどキャンセルが出たということで、
そのご相伴に預かることになったのだ。
しかしながら茶道の心得などまったくないたつや。
どうしていいのかどうかわからないので、
他のお客様を見習って、見様見真似でお茶をいただくことに・・・。
こういう席では、知ったかぶりをしてもすぐに見破られてしまうので、
まったく茶道の心得がございませんので、よろしくお願いします。
と素直にお願いすることにした。
凛とした立ち振る舞いでお茶を入れる姿は実に美しい。
他のお客様がお茶碗や掛け軸、お茶菓子などについて
お話をされていることを聞いていて、
やはり日本人たるもの、基本中の基本でいいから
茶道の心得くらい知っておくべきだと感じた。
多少足が痺れて、冷や汗をかいたのですが、
それはそれでちょっとした充実感を感じたひとときでした。
誘っていただきましたお茶会の皆様、どうもありがとうございました。
遠くまで出かけていかなくても、
あまり時間を気にせず、自分の感性を頼りに、
知らないところを歩くのは、やっぱり面白いです。
福井は歴史の宝庫でもあるので、
歴史にスポットを当てて歩くのも楽しいかもしれません。
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