新規開店のそば店『亀蔵』(かめぞう)に行って来ました。
たつやが時折、企画モノを考えるときに利用するのが、
鯖江のモスバーガーなのだが、亀蔵はそのすぐ隣だった。
正確に言えば、モスバーガーの裏手の隣ビルの1階にある。
美しい建具で作られた格子の入ったガラス戸を開けると、
店内は木をふんだんに使った明るく、品の良い空間だ。
入口左手にガラスで囲まれた蕎麦打ち台があり、
その左手奥がカウンターになっていて、
テーブル席が3個、座敷に6人掛けテーブルが2つ。
カウンターの天井、テーブル席の壁、そして座敷の床は、
無垢の荒削りの板が施され、それだけで贅沢な空間を醸し出している。
さて、亀蔵のメニューにはたくさんのお酒の種類と、
一品料理が並んでいる。
そして蕎麦の部では、最初に載っているのは、
かきあげおろしそば
かきあげせいろ
かきあげかけ
という順番。
ということは、この店の一番の売りはかきあげなのだろう。
で、注文はかけあげおろしそば1200円。
お盆に乗って運ばれてきたときには、
思わずおお!と歓声を上げてしまった。
そのかきあげはちょっとした茶筒くらいあるのだ。
周りはサクサクに揚げられ、
中から熱々のタマネギ・エビ・イカ・貝柱がゴロゴロ出てくる。
麺はエッジの立ったしっかり腰があるそば。
最近細い麺が流行りの感もあるが、亀蔵は細麺と太麺の中間だ。
そば粉100%のいわゆる生粉打ち。
出汁は、大根おろしが最初っから混ぜて出される。
ダシの効いた出汁と麺の相性もいい。
たつやは出汁にかきあげをつけて食べるのは嫌いではないが、
その後、油の浮いた出汁でそばを食べることには抵抗がある。
しかしながら、亀蔵ではかけあげ用に塩がついてくるのでありがたい。
もし可能であれば、少し出汁を多目にしてもらい、
小さな器が付いてくれば申し分ないと思う。
(そうすれば油の浮いた出汁でそばを食べなくてもよい)
その後友人とも行って食べた刻み鴨せいろやかけそば。
最初に入った瞬間、福井市内にあるSという蕎麦屋さんを思い出した。
その後、メニューを見て、それから食べてみて、同じことを感じた。
帰り際に若い店主に聞くと、やはりSで仕事をされていて、
内装の設計士さんも同じ方ということだった。
鯖江にまたそばの名店が生まれました。
夜、お酒と蕎麦を楽しむというコンセプトは、
福井では珍しいお店だと思います。
お蕎麦とお酒の好きな方は是非一度、夜の部に訪れてみてくださいね。
蕎麦・旨酒「亀蔵」(かめぞう)
福井県鯖江市東鯖江1丁目1-3 1F
営業時間:昼11時〜14時30分
夜17時30分〜22時
定休日:火曜
訪問していただいたついでに、ちょこっと応援してくれませんか^^
なかなか厳しいランキングです。
最近訪問してくれる方も減っちゃって(涙)
ココをちょちょっとクリックね(は〜と)
伸び悩んでるココもね♪(お・ね・が・い♪)
にほんブログ村
通算1429記事目