福井市の福井放送会館6階ホールにて行われることを知って、出かけた。
お恥ずかしい話、中島先生についてはお名前しか知らず
著書も読んだことがなかった。
しかしながらこの講演会と一緒にミニライブがあり、
それにつられて出かけたのが正直なところだ。
ライブは音の起源ライブでも出演していただいた
三国町出身の横田はるなさんとヒナタカコさんのおふたり。
入場は勝木書店が主催で無料だったが、
前もって入場整理券が必要だった。
さて最初に中島先生の講演会1部
タイトルが何と『明智光秀とわたし』
この話が実に面白かった。
中島先生は55歳で学校の先生を定年退職し、
その後作家を目指し、デビューしたのが56歳。
で作家生活25周年というのだから御年はン歳!
しかしながらまったく年齢を感じさせないエネルギッシュな講演は、
我々庶民にもわかりやすいお話で、
あっという間に予定の時間が過ぎてしまった。
その話の中で、たつやは驚くべきシンクロニティを体験していたのだ。
明智光秀は1528年に美濃国(岐阜県南部)に生を受けた。
しかし1556年に明知城が落城し、越前へと身を隠した。
今の福井県坂井市にある称念寺だ。
その後朝倉義景へ仕官し、一乗谷から小さな山をひとつ越えた東大味に居を構えた。
実はこの講演を聞く2日前に
たまたま東大味地区を車で通ることがあり、
そこで偶然見つけた「あけっつぁま」という看板に誘われて
明智光秀を奉る明智神社なる本当に小さなお社を訪れていたのだ。
この地に明智光秀が住んでいたのだ。
その場所は本当に山間の小さな集落の中だった。
そして何故か住人は明智光秀を奉った明智神社を
450年にも渡って大切にしてきた。
中島先生の著書を2冊買いました^^
一般的には明智光秀は主君織田信長を本能寺の変で討った
「逆臣」の汚名を背負っているが、
実は光秀は民政に優れた人物で、
この東大味でも民衆から慕われ義理人情に熱い男だった。
よって没後も明智神社を作り
長きに渡り東大味の人たちに愛されたのではないかと考えられる。
たつやが偶然にも訪れた明智神社の疑問が、
まさかその翌々日に解決するとは本当に驚いてしまった。
中島先生の講演の中で20年程前の明智神社を取材したビデオテープが流れた。
そこには、まさに2日前に見た神社がスクリーンに写り、
鳥肌が立ってしまった。
今までは歴史については本当に浅学菲才なので、
こういう体験をきっかけに
もっと興味を持って町歩きをするのも楽しそうだ
と考えるようになった。
さて、2部の横田はるなさんとヒナタカコさんのライブは、
ふたりとも2曲ずつで、やや物足りない気もしたが、
この日は中島先生の講演会なので、花を添えた感じだった。
それにしても三国という地は才能ある人物を輩出するところなのだと
改めて感じた一日でもありました。
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