2010年05月02日

御車山祭@高岡市・前編

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結婚して25年、一度もかみさんの実家の祭りに行ったことがなかった。

実家は富山県高岡市
毎年5月1日に御車山祭(みくるまやままつり)が行われる。

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高岡御車山は1588年(天正16年)太閤豊臣秀吉が、
後陽成(ごようぜい)天皇と正親町(おおぎまち)上皇を
聚楽第(じゅらくだい)に迎え奉るときに使用した
御所車を加賀藩初代藩主・前田利家公が拝領し、
二代藩主・前田利長公が1609年(慶長14年)に
高岡城を築くにあたり、
町民に与えられたのが始まりと伝えられている。


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前日の夜に到着し、祭りの中心になる地区を下見を兼ねて歩いてみた。
夜の9時まではいくつかの地区の
御車山がライトアップされていたらしいが、
たつやが訪れた時間が遅かったため
残念ながらそれらを見ることはできなかった。

しかしながら市内はあちらこちらに注連縄が張り巡らされ、
各家々には幕が張られ、地区の名前入りの提灯が吊るされていて、
町は祭りの準備を整えて、静かな夜を迎えていた。

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翌朝6時半には町に出た。
駅前から商店街、関山神社に至る通りにはズラリと屋台が並び、
いくつかの店は既に準備に取りかかっていた。

とりあえず駅まで歩き駅前のマンテンホテルのカウンターで
高岡の観光案内パンフレットと
御車山祭の山車の巡行チラシをもらい、祭り前の街歩きを始めた。

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一番街通では山車の組み立てを
地区の人たち(すべて男性)が総出で行っていた。
それこそ若い衆から長老までが揃って山車を組み立てている。
中堅とおぼしき年齢の人が指示をして
それに従い順番に組み立ての部材を運び込んで、
だんだんカタチにしていく。

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窓から組み立ての様子を伺う男の子や、
朝の掃除をしている近所のご婦人方も、
山車の組み立てを見守っている。

こうして祭りの準備は着々と進められていた。

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ラベル:富山県 祭り
posted by たつたつ・たつや at 23:53| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする