2010年01月21日

掛川市・亀の甲区の山車

昨日付けの福井新聞にも掲載されていたが、
鯖江の漆職人たちが掛川駅南地区の亀の甲区の二輪屋台を塗っている。

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鯖江市の河和田地区は越前漆器の産地として有名だが、
生活様式の変更や、経済危機の影響、後継者不足などにより、
売り上げも下がり、なかなか厳しい状況にある。
しかしながら産地の伝統の技と誇りを守るため、
この度、越前漆器協同組合の新しい取り組みのひとつとして、
掛川駅南地区の亀の甲区の山車の漆加工に取り組んでいる。


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普段は器が主体なので、手のひらに乗るようなサイズのものを
塗っている職人さんたちだが、
このような大きなモノを扱うのは初めてらしい。
しかし順調に作業は進んでいるようだ。
山車は完成すると3m以上の高さになる。
今回うるしの里会館に運ばれた部品は700点だ。
その部品ひとつひとつに職人さんの技と命が吹き込まれていく。

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たつやは仕事の関係上、度々うるしの里会館を訪れているが、
その度に山車の進行具合が気になって、
職人さんたちにお願いして、写真を撮らせていただいている。
今は、下地作業の最終段階に進んでいる。

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職人さんたちが砥石を片手に、黙々と下地の表面を磨いている。
バケツを横に置いて、布やスポンジなどで水をつけて拭き取りながら
阿吽の呼吸で作業は続く。

先日、ブログに載せたときには、
まだ木地の表面仕上げの段階で、木地がよく見える状況だったが、
今は木地表面には下地が施され、かなり進んだ印象がある。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/137501044.html

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たつやはこれからも時折、掛川駅南地区の亀の甲区の山車の進み具合を、
このブログの中で紹介していきたいと思っている。
そして、掛川の方々や、この山車の持ち主(持ち町?)さんにも
是非見ていただけたらと思っている。

そして鯖江の職人さんの技や心意気を感じとっていだだけたならば、
こんなに幸せなことはないと思っています。


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掛川祭(かけがわまつり)は、
静岡県掛川市で10月第2週に行われる祭典。
各種の芸能と屋台祭りおよび獅子舞の三つの面で有名。
特に3年に1度(数え年で4年に1度。丑・辰・未・戌年)
行われる大祭を掛川大祭(かけがわおおまつり)といい、
それ以外の年は便宜的に小祭という。

屋台の形式
掛川の祭り屋台は、俗に「御所車型」と言われている二輪屋台である。
ただ、御所車と全く同じ形というわけではなく、
屋上には縁側に当たる浜床があり、跳高欄で囲まれ、
各町の余興や由来にちなんだ出し物(人形、獅子など)が飾られている。
ただし、掛川祭は芸能の祭りでもあり、
囃子の締太鼓は屋台正面の出高欄で演奏される。
そのため遠州の他地域の二輪屋台と比べて出高欄が大きめに作ってある。
このような型を出囃子と呼び、古い屋台では出囃子が無いものや、
後から改修により取り付けられたものもある。


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posted by たつたつ・たつや at 21:39| ☁| Comment(16) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする