昨年の暮れに壊れてしまった・・・
蓋を開ける前に、レバーを動かす手の感触から、
どのようなトラブルかは察しが付いたが、
いざ開けてみると、想像を遥かに超えて、悲惨な状況だった。
無残にも、とある部品がボロボロになって、
完全に折れてしまっていた。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/136405499.html
この部分はストーブ本体と煙突の間にあるダンパーの上にある
鋳物の部品で、一番熱の影響をモロに受ける場所だ。
それに年に1.2回、煙突から雨が逆流してストーブ本体に
流れ込むこともあり、そうなると鉄の塊のストーブは錆びる。
この繰り返しがダメージとなり蓄積したのが原因だろう。
(上)下の燃焼室で炎に成りきらなかったガスが
ココで再び炎になる二次燃焼室のバーナー部分。
かなりダメージを受けています。
(下)ダンパーを取り外すためのボルトが完全に本体にくっついてしまい、
レンチで外すことは不可能。
ネジを切ってしまい、ドリルで取り外し、最後はタップを切ります。
取りあえずダンパーとダンパーを開け閉めする鉄棒を
太い針金で固定し、応急処置として使っていたのだが、
やはり元の完全な燃焼にはならない感じだった。
そこで年末に壊れた部品の注文を入れ、修理の依頼をしたが、
部品供給が新年明けてということになった。
ストーブの部品交換と修理、メンテを含め、
越前市の丸福木材さんにお願いすることにした。
(上)今回ダメになったダンパーとダンパー上の部品、それに新品。
これだけ違います!
(下)部品ひとつひとつをきれいに並べての作業です。
予定していた時間を3時間以上も長くなりましたが、
一切手を抜かず、完璧な仕事ぶりに感心しました。
仕事を終えていい笑顔のTさん。
どうもありがとうございました。
そして、完璧なまでの仕事ぶりによって、
薪ストーブは新品と見間違うかというくらい美しくなって、
機能も快復し、快適な炎を揺らめかしてくれた。
最後のお掃除まで完璧です^^
今回の故障と修理、メンテナンスを見ていて、
壊れそうにない薪ストーブも経年劣化が起きていることを知りました。
ガスケットや耐火セメント、それに鋳物の部品やネジなど、
日頃の手入れやちょっとした掃除が大切なのだと痛感しました。
温かくて、一度この温かさを知ってしまうと、
他の暖房では満足できない薪ストーブなので、
大切にしてずっと付き合っていきたいと思っています。
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ラベル:薪ストーブ