2009年11月01日

山の文化館でのシャンソンライブ

2ヶ月半前、大聖寺の「深田久弥・山の文化館」に行った際に、
こんなお誘いを受けました。

奥田真祐美シャンソンライブ

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シャンソンにとりわけ興味があった訳ではないのですが、
山の文化館の風情にすっかり魅せられたたつやは、
この場所でどんなライブが行われるかに興味を持ったのです。
それに銀巴里でも歌っていたという
プロバリバリの方のライブとしたなら、
ちょっと信じられない破格値のチケットでした。

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これは後からわかったのですが、
山の文化館の館長さんと奥田さんとが
古くからの友人ということがあって実現したとのことでした。

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9月も終わりになると6時過ぎには暗くなり始めます。
山の文化館の白熱灯の明かりが点いて
外に作られた特設ステージと周りに並べられた椅子を
ほんの少し浮き上がらせます。

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どうやらライブ開始は7時半〜だったらしいのですが、
ホームページには6時半となっていて、
たつやは6時前からここに着いていました。
なので6時半になっても
お客さんが10人程度だった時はさすがに心配になりましたが^^;

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そのうち100人くらいのお客様も集まってきて、
深田久弥・山の文化館の館長がご挨拶の後、
奥田真祐美さんのライブが始まりました。

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バラ色の人生から始まって全11曲を、
素敵な歌声で私たちを魅了してくれました。
シャンソンだけでなく、耳慣れた曲も披露してくださって、
秋の夜の心地よい野外ライブを満喫しました。

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深田久弥・山の文化館は、普段でも本当に風情溢れる場所なのに、
こんなに素敵なライブやイベントを年間を通じて企画しています。
もう少し近かったら、しょっちゅう行ってしまうかも?
と思わせてくれます。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/125983255.html

北陸の話題に戻りました^^石川県の人も応援してくださいな♪

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posted by たつたつ・たつや at 22:26| ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | コンサート・ライブ・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月02日

秋茜

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夕焼け小焼けの 赤とんぼ
   負(オ)われて 見たのは
          いつの日か

山の畑の 桑の実を
   小かごに摘んだは
          まぼろしか

十五でねえやは 嫁に行き
   お里の 便りも
          絶え果てた

夕焼け小焼けの 赤とんぼ
    まっているよ
          竿(サオ)の先


歌詞:三木露風 1921年(大正10年)
作曲:山田耕筰 1927年(昭和2年)

詩が書かれてから曲が出来るまでに6年もかかったんですね。

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夏は涼しい山中で過ごし、秋になると里に下りてくるアキアカネ。
最近は随分数が減ったように思えます。
小春日和のアキアカネも、日向ぼっこが好きなようです。
近づくと、すっと飛び上がるのですが、
またすぐに同じ場所にやってきます。
赤い看板にやってきたアキアカネ^^

夕陽がアキアカネの翅脈を綺麗に映し出していました。

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アキアカネ(秋茜)Sympetrum frequensは、
トンボ科・アカネ属に分類されるトンボの一種。
日本では普通に見られる。
俗に赤とんぼと呼ばれ、
狭義にはこの種だけを赤とんぼと呼ぶことがある。
季節的な長距離移動がよく知られている。


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アキアカネ、かわいいな〜と思ったら応援してね♪

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ラベル:昆虫
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2009年11月03日

浜寿司@福井市

たつやさん、お寿司やさんに行きませんか?
木曜日に行くといいことがあるんですよ

とある友人が誘ってくれました。

いいことって?
まっ、行ってみればわかりますから

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そして先日、福井市の福井商業高校近くにある
そのお寿司やさん『浜寿司』に
ちょっとした打ち合わせもあって、四人で行ってきました。

入口を入ると左手奥にカウンター、手前が座敷席になっている。
カウンターの奥には本日のおすすめやサイドメニューが貼ってある。

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とりあえず特上を4人前を頼んだ。
どうやら友人が言ったいいこととは、
木曜日はこの特上が半額になるということらしい。
特上は通常でも2000円なので、この日は1000円になるのだ。
え〜!?コレがセ、センエンなの〜わーい(嬉しい顔)
ネタも新鮮で、シャリもたっぷり。

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他にブリ大根や赤だし、煮穴子、お好み10貫セットなど、
4人がお腹いっぱい食べました。

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帰り際に会計をしてもらってビックリ!
あまりのリーズナブルさに驚いてしまいました。
コストパフォーマンス抜群です!
木曜日はもっといいですよ^^

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浜寿司
福井県福井市乾徳3丁目10-6
0776-22-1329

お寿司が好きぃ!という人、応援しておくんなせ〜^^

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ラベル:福井市 寿司
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2009年11月04日

粘土に魅せられた仲間展

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カンパネルラでは、11月11日(水)まで
『粘土に魅せられた仲間展』を開催中です。

これはDECOクレイクラフトアカデミー
ベル教室の有志4人の方による作品展で、
これらすべてが紙粘土で作られたものです。

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この中のメンバーのFさんがお知り合いということもあって、
今回の作品展が実現しました。
彼女はたまたまベルカルチャーのフロアを歩いていたときに、
ふと気になった置物が紙粘土で出来ていることに感激し、
元々ミニチュアやドールハウスが好きだったこともあって、
以来、紙粘土細工に魅せられていったということでした。

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たつやも全然知らなかったのですが、
紙粘土は白、黄、赤、青、緑、茶、黒の7色があり、
それ以外の色はすべてそれらを混ぜて作り出すのだそうです。

後から着色をする手間が省けたり、色むらが少ないことが特徴で、
手軽に出来ることから紙粘土人口が増えているらしいです。
確かに、どの作品を見ても、これが紙粘土から作られているとは、
まったく想像がつきませんでした。
後から聞いてビックリです。

短い期間ですが、残り6日間(明日6日は定休日)のうちに、
お時間がありましたら、是非覗きにいらしてくださいね。


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11月8日(日)はカンパネルラがある商店街で『ご縁市』が開かれ、
1時からはナナ・イロさんのライブ
2時からは鯖江市商店街連合会のナナイロ幸せ公開抽選会があります。
また、すぐ近くの本山誠照寺では、恒例の誠市が開かれます。
天気予報も晴れ!今度の日曜日は是非、鯖江へどうぞ〜

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尚、11月6日(金)7日(土)10日(火)の3日間
紙粘土で作るバラの体験教室が開かれます。

時間はいずれの日も午前11時〜の部と午後1時〜の部の2回、
体験時間は約1時間半で、参加費が1000円(コーヒー付き)です。
まだまだ余裕がありますので、
興味のある方は是非、いらしてくださいませ。
勿論、電話やメールでご予約をいただいた方がいいのですが、
当日参加も大丈夫です。
ランチもやってますから、併せてどうぞ〜^^

kkDSC_2181.jpg

カンパネルラ
福井県鯖江市本町2-2-22佐野蕎麦2階
0778-52-5515
営業時間午前11時〜午後6時
木曜・定休日

おお!これが紙粘土〜@@;と感動したら、応援してね^^

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ラベル:カンパネルラ
posted by たつたつ・たつや at 23:57| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑貨店・カンパネルラのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月05日

11月8日は鯖江へ是非^^

今週初めにぐっと気温が下がって、
鍋や火が恋しい季節に入ったと思ったのですが、
また日中の気温が上がって、今週いっぱいは
小春日和の気持ちのいい日が続くようです。

今週の日曜日は、鯖江の街中でのイベントが目白押しです。
晴れた気持ちのいい一日(半日でも大丈夫)を鯖江で過ごしませんか?

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HAPPYイベントその1
毎月第二日曜日は本格青空骨董蚤の市『誠市』です。
あさ6時〜ひる2時まで
本山・誠照寺境内にて
骨董関係のお店が50店舗弱、それに新鮮野菜や果物の屋台、
そば、うどん、お好み焼き、カフェ、お土産やさんなどが
軒を連ね、最近では80〜90店舗が並びます。
地元高校生によるお茶席、
大学生による紙芝居、ゲームコーナーなどもあります。
※和服で来ていただけると特典がありますよ。

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HAPPYイベントその2
誠市の日と同じく第二日曜日には商店街でご縁市が開催されます。
朝9時〜昼3時まで 市民ホールつつじ近郊商店街にて
たくさんの食品や食べ物のお店が出店します。
ご縁市ならではのスペシャルメニューやお買い得な商品が並びます。
ロフティさんはこの日新しく開発した大麦入りのパンを
初めてお披露目するようなので、楽しみです。

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HAPPYイベントその3
鯖江市商店街連合会主催のナナ・イロさんのライブ
午後1時〜 市民ホールつつじ前特設ステージ(無料)
鯖江市商店街連合会が行った
さばえナナイロの幸せ抽選セール
公開抽選会が午後2時〜行われます。

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HAPPYイベントその4
田中まさとさんのライブ
12時〜 市民ホールつつじ前特設ステージ(無料)

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HAPPYイベントその5
まちなか畑のアウトレット市
地元農家の朝採れの新鮮野菜が安い値段で並びます。
11月6日〜11月8日
朝10時〜売り切れまで
市民ホールつつじ前

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HAPPYイベントその6
さばえ街角美術館(無料)
中心市街地の施設や店舗に美術作品を飾り、
訪れた方に楽しんでいただく企画です。

HAPPYイベントその7
カンパネルラにて『粘土に魅せられた仲間展』(無料)
午前11時〜午後6時
お昼のランチもやってま〜す^^

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という感じのイベントが盛りだくさんです。
11月8日は是非ぜひ、鯖江に来てくださいね〜
鯖江の方は勿論、県内の方も、県外の方も、国外の方もね^^

鯖江に行ってみよっかなぁ〜と思った方、応援してね^^
行かれんわぁ・・・という方も是非^^;


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ラベル:鯖江市 誠市
posted by たつたつ・たつや at 23:19| ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月06日

最近のお気に入りコース

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寒波が来て、寒い一日で大荒れになる・・・
最近はよく当る天気予報ではこういうニュースが流れていた。

たつやが好きな休みの日の過ごし方はいくつかあるが、
その半分はどこかへふらっと出かけることだ。
先日の福井新聞の一面の下にある『越山若水』にこんなくだりがあった。

★19世紀の英国政治家、ベンジャミン・ディズレーリは
「旅は真正な知識の偉大な泉である」と言った。

★ノーベル賞作家のジョン・スタインベックはこう言った。
「ここではなくどこかへ行きたいという衝動を抱えていた頃、
大人たちは『大人になったら消えるもんだ』と請け合った。
なのに少しも熱は冷めない。」
その後、長年悩んだ揚げ句に、ひとつの悟りに行き着いた。
「人が旅に出るのではなく、旅が人を連れ出すのだ」と。

★人が旅する理由を養老孟司さんは本能とみて、
「旅する脳」と表現した。
旅先で良い景色を見ると、
脳内に幸福感をもたらすエンドルフィンが
分泌されるという。


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この日も小六庵でおそばをいただきました。
縁側の特等席からはこんなに海がきれいに見えます。
陽だまりの中で、お腹もいっぱいになって、
眠〜くなってしまいました・・・。

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最近お気に入りのコース
鯖江から福井市内を抜けて、三国へ。
三国でお気に入りのお店を数軒回る。
海沿いの道から北潟湖畔を走り大聖寺の街へ。
街をカメラ片手にブラブラ歩く。


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天気予報はいい意味で外れて、
お昼からは特に素晴らしい秋晴れの日となった。
三国の海岸沿いの駐車場にクルマを停める。
真っ青な空と、青い海、白い波、ベンチに座る親子。

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あ〜、いいなぁ。
お天気になったからこその風景に出会えたのだった。

旅は人間にとって必要なんだと思う。
わざわざ遠い外国でなくても、
県外でなくても、市外でなくてもいいのだろう。
ほんの近い場所であっても、気持ちが旅人ならば、
また違った景色に見えてくるのだろう。


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みんみんさんに教えていただいた深田久弥の生家です。

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posted by たつたつ・たつや at 21:18| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月07日

ファイアーキングのマグカップ

先月の15日に1960.70年代グッズについてブログを書いた。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/130356421.html
福井の情報誌月刊ウララさんが、取材に来られたことを紹介したのだが、
それから何日か経って、11月号が発刊された。
ペラペラとページをめくっていくと、
たつやたちの年代には、ちょっと懐かしい、
もっと若い世代の人にはちょっと珍しい記事が載せられていた。

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取材をされた昭和家電やバイク、
それにファイアーキングのマグカップや
ノリタケのカップ&ソーサーが
とてもセンス良くまとめていただいた。

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ファイアーキングのマグカップ
以前から少しだけコレクションしていたものもあって、
この機会にカンパネルラで販売することにしました。
ファイアーキングは様々なアイテムがあって、
世界中にコレクターがいるのですが、
たつやはマグカップだけを集めました。
色やカタチ、持ち手によって本当にたくさんの種類があって、
並んでいるのを眺めるだけでも楽しいものです。

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しかし、やっぱり使ってこそファイアーキングの良さがわかります。
ぽってりした厚手のミルクガラスの持った感触や、
口当たりの良さ見た目のかわいさ
丈夫さ使いやすさなどなど。

価格は状態や人気度によって違います。
1900円〜6800円
鯖江に来るついでがあれば、
実際に手に取って感触を試して欲しいと思います。

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Wikipediaより抜粋
ファイヤーキング(Fire King)は、
アメリカのオハイオ州ランカスターに本社のあるガラス製造メーカー。
アンカーホッキング社(Anchor Hokcing)が製造していた
耐熱ガラスを使用した商品のブランドの1つである。
ファイヤーキングのロゴを使用した商品は
1940年に製造が開始され1976年に終了している。
尚、アンカーホッキング社は
現在もガラス製造メーカーとして存在している。

主な商品としてマグカップからカップ&ソーサー、
ディナープレート、ボール、灰皿など、
多岐に渡った商品がこのブランドの下で製造された。
代表的な商品の色であるジェダイ(Jadite)の他に、
ターコイズ(Turquoise)、アイボリー、ホワイト、
アズライト(Azure-ite)、ピーチラスター、など
多岐に渡った色のラインが製造されており、
更にデザインは多岐に渡る。
また、丈夫な耐熱ガラスであるファイヤーキングは
レストランウェアーとしても製造され、
分厚いマグカップやプレートなどが
アメリカのダイナーやレストランで使用された。
マグカップではスヌーピーなどのキャラクターや
企業の広告を載せたものが多く製造されている。


fkDSC_2207.jpg

カンパネルラ
福井県鯖江市本町2-2-22
0778-52-5515
営業時間午前11時〜午後6時
木曜日定休・日曜日不定休

ファイアーキングも悪くないなぁ♪って思ったら応援クリックを〜^^

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posted by たつたつ・たつや at 21:29| ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | アンティーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月08日

越前漆器の世界プロローグ

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産地さばえにいながら越前漆器がどのような工程を経て、
最終的な商品に仕上がるかは、
ある程度は分かっているつもりだったが
詳細を見るまではほとんど知らなかった。

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今回は越前漆器カタログを作成する印刷物の関係で、
その工程を撮影させていただける機会を得た。
どの工程を見ても決して妥協を許すことなく、
日々真剣に仕事に取り組む職人さんに出会った。

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たつやも鯖江市民のひとりとして、
また印刷業に携わる会社の代表としても、
この素晴らしい技術と職人さんたちの手から
産み出される素晴らしい世界を
少しでも知って欲しいと思った。


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実際にはほんの数枚程度の小さな写真を
カタログに印刷するために撮影したのだが、
これはたつやのライフワークのひとつとして
今の越前漆器を記録する役目もあると思った。

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これからしばらく越前漆器の世界をご紹介いたしますが、
鯖江の持つ底力を少しでも感じていただけたら幸せに思います。

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いつもランキングの応援ありがとうございます。
たつやはブログを書くのに大体1時間近くを要するのですが、
この1秒で出来るワンクリックの応援が、うれしいんですよね^^


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2009年11月09日

越前漆器・丸モノ木地師

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越前漆器の一番最初の工程が、木地だ。
丸モノと呼ばれるお椀や皿などの原型をノミだけで削り出す。

おおまかに下処理をされた木地を
木工用ろくろに挟んで回転させる。
そこにノミを当てて、削りだすのだが、それはまさに神業
ノミの先端部分のわずかな動きが削りを左右するため、
ノミはしっかり両手で持たれ、
支点が動かないように台が置かれている。

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数種類のノミを使いながら、
みるみるうちに内部が削られ、
カップの形になってくる。
最初は大きな木屑が出てくるが、
だんだん細かくなり、最後はほとんど出ない。

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これは最近人気のコーヒーカップの木地だそうだ。
最終の仕上げはろくろを回しながら、
サンドペーパーを当てて行う。

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珍しいノミ(というのが正しいかはわかりません)だったので、
ちょっと聞いてみた。
こちらに置いてあるノミは全部ご自分で砥がれるのですか?
何とこの何十本とある道具はすべて自作しているとのこと。
なので砥ぐことはもちろん、曲げたり叩いたりすることも、
清水さん自らが手がける。

鉄を熱くするには火起こしからするのだが、
ガスバーナーなどでは、温度が低すぎてダメなのだそうだ。
昔ながらの炭火にドライヤーを改造した送風機で空気を送ることで、
温度を上げて、鉄の棒を加工するとのこと。
木地師さんとは、木地を作るだけではなく、
それらの道具もすべて自作していたのだ。

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木地の材質によっては柔らかく加工しやすいものもあれば、
硬くて加工しにくいもの(しかし丈夫で長持ちするのだそう)もあって、
その度にノミを変えたりする。

現在、河和田の越前漆器協同組合の中で、
この仕事に携わっている職人さんは現在2名。
清水さんが初めてこの世界に入った時は
110人の丸モノ木地師がいたそうだ。

河和田でも後継者問題は現実となっている。

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越前漆器って凄い世界でしょ!?
ちょっとでも興味が湧いたら応援してくださいませませ^^


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2009年11月10日

越前漆器・角モノ木地師

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漆器の木地は大きく分けると丸モノ角モノになる。

桂の木で作られた重箱が何段にも積み上げられた脇に座り、
僅かな隙間を無くすために最終のカンナでの調整をしていた。
四辺が水平になるように真っ平の机の上で仕上げる。
ほとんど力を入れていない感じなのに、
シュルシュルと小気味いいカンナ屑が出てくる。
広い作業場に一枚の座布団を敷いて、
同じ作業を繰り返す。

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よく見ると四隅の繋ぎ目は漆で接がれ、
補強の木材も入っている。
その仕上げは丸ノミを使って一箇所ずつ削られていく。
カンナにしてもノミにしても
十二分に手入れがされていることは、
木材の削れる屑を見ていても良くわかる。

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カンナを見せていただいたが、
木材の減りを抑えるために、
刃が出る部分に堅い木材を縦目に入れている。
カンナ本体は木材の目が、カンナ面に対して横目なので、
どうしても減りやすいため、
それを補うために、改造しているのだ。

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これは正月などのお目出度いところで使われる
3段重ねの重箱となるとのことだ。

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ひとつひとつ丹精を込めて作られていく越前漆器。
まだ最初の工程なのに、
職人さんの技に支えられていることを痛感した。

越前漆器って奥深いでしょ!?
ちょっとでも興味が湧いたら応援してくださいませませ^^


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2009年11月11日

さばえB級グルメ発進!

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たつやが旅に出る楽しみのひとつとして『』は欠かせません!
極端に言うと、その食べ物を目的にその地に出かけることもあります。
一番の例で言えば、香川のさぬきうどんです。
香川へはうどんだけを食べるために十数回行ってます。
揚げ句の果てに家族で行ってたことで、
たつやの娘は大学進学を香川の大学を選んでしまったくらいです。
一杯100円のうどんを食べるつもりで出かけていただけなのに、
ガソリン代も高速料金も宿泊費もお土産も香川県に落としました。
それについに大学の学費からアパート代金まで、
香川に納めたことになりました。

他の土地へ行くのも、
あの店のそのメニューを目的にしたりします。

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あらためて地元鯖江のことを考えてみると、
絶対的なこの食べ物!がないんですよね。
たつや的には味見屋のカレーそばとか、
勇寿司の大名巻とか、玄米屋たいぞうの玄米おはぎとか、
亀屋萬年堂のワッフルなどなど
と言った単品メニューはたくさんあるのですが、
複数の店で食べられるような、
またたくさんの家庭で食べられてる鯖江独自の料理などはありません。

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たつやは現在、鯖江市の第5次総合計画審議会で
委員をさせていただいているのですが、
その会議の中でも観光に力を入れるためには、
鯖江の名物料理の必要性が論議されていました。

そういう経緯もあって、
この度「さばえB級グルメ発進!」企画が持ち上がり、
たつやもお手伝いをさせていただくこととなりました。
写真撮影もデザインも印刷も担当しました。
なかなかいい感じのチラシになったと思います。
前歯がちょっと抜けたかわいい商店街の天使ちゃんに、
モデルになってもらいました^^


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どなたでも応募できますから、是非参加してみてくださいね。
もちろんたつやも応募しま〜す。

B級グルメちらし-表.jpg

さて問題です。
福井県の名物料理といえば「ソースカツ丼」、「おろしそば」、
「へしこ」、「水ようかん」などが有名ですが、
鯖江市の名物料理は???
何も思いつかなかったあなた、正解です!
鯖江市には有名な名物料理があまりありません。
そこで「ならば作ってしまおう!」と、
皆様からアイデアをご応募いただき、
鯖江市のご当地B級グルメとして、
定着・普及さえたいと考えています。
「これぞ鯖江市!」と言えるご当地B級グルメで
新しい食文化を創造し、鯖江の魅力を発信しましょう!
あなたが、鯖江名物料理の歴史の開拓者となるかもネ!

B級グルメとは・・・
美味しくて安い、地元の人から愛されるご当地料理です。


B級グルメ応募用紙.jpg

応募方法:応募用紙に必要事項を記入の上、
     郵送または持参により応募してください。
     応募用紙はダウンロードが可能です。
http://www.sabaecci.or.jp/public/img/topics/oubotirashi_091109165100.doc
応募規定:どなたでも。一人複数も可能
選考:さばえB級グルメ選考委員会の審査により決定。
応募条件:材料に鯖江産農産物を2品目以上使用すること。
採用数:3点
結果発表:決定後、ホームページ・新聞等で公表し、本人に連絡
賞金:30.000円×3点
その他:採用したメニュー・レシピに関するすべての権利は
主催者に帰属し、レシピを補作することもあります。
応募作品の返却はありません。
採用された作品は平成22年1月16日(土)
鯖江市男女共同参画フェスタ(鯖江市嚮陽会館)にて試食会を行います。
応募:連絡先:916-8588福井県鯖江市本町3-2-12
       鯖江商工会議所まちづくり企画部
       TEL0778-51-2800
主催:鯖江商工会議所まちづくり企画部  
   鯖江市農商工連携プロジェクトチーム


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ラベル:鯖江市
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2009年11月12日

越前漆器・下塗り

snDSC_1605.jpg

木地ができると、今度は塗りの工程に入る。
まず最初に、下塗りが行われる。
これは漆器が実際に使われていく上で、
強度を左右する重要な役目となるものだ。


職人さんの手にかかると、
カメラさえ追いつかないスピードで、
お椀は、あっという間にムラなくきれいに塗られていく。

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最初はお椀の中央に丸を描き、
続いて、その丸の中を塗り、
その後、お椀の上まで木べらを滑らせていく。

snDSC_1648.jpg

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あの〜、もう少しゆっくりやってもらっていいですかぁ^^;

どうもゆっくりやったことがないようで、
逆に手間取ってしまい、ムラが出来てしまいそうだった。
後から気がついたのだが、
スローモーションのように、木べらを使うなんて、
無理な注文でした・・・


snDSC_1613.jpg

snDSC_1620.jpg

snDSC_1615.jpg

本漆墨の粉、それにトノコを混ぜ、
机の上で職人さんが練り合わせて下地の元を作る。
もちろん混ぜ合わせる分量比率は決まっているのだが、
季節によって若干の変更をするとのこと。
その日の気温や湿度などによって変えるのだ。
それはあくまでも職人さんの長年のカンによるものだ。

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下地塗りは、木の目止めをして乾燥させ、全体を研ぐ。
この工程は2回以上繰り返す。

snDSC_1645.jpg

こういう場所を塗るためには、このような木べらで塗るのだそう。
これもその木地の角度や大きさによって、木べらはすべて自作する。


snDSC_1622.jpg

木べらに乗せる塗料の量は、常に一定で、
同じ工程は同じ動きで同じ時間で成されていく。
決して表に出る工程ではないのだが、
良い漆器を作るためには、重要なポストだ。

思わず撮影を忘れて、見とれてしまうくらいでした。
いやはや、まだほんの入り口の部分なのに、
日本が世界に誇れる伝統産業、河和田塗りの凄さを痛感しています。


越前漆器の職人魂を伝えるためにも応援してください。
一位になるとそれでまたいろんな方が見に来てくれるのです。
どうぞ、よろしくお願いします。


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記事1239
posted by たつたつ・たつや at 22:51| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月13日

ロック曽根崎心中@鯖江

文楽初体験は、つい半年ほど前のことでした。
さほど興味がなかったというのが正直なところでしたが、
演目が『曽根崎心中』ということに惹かれて行きました。
それは数年前に魂を揺さぶられる感動を覚えた
フラメンコ曽根崎心中』の素晴らしさを
再び味わえるのではないかと思ったからでした。

img235.jpg

曽根崎心中の物語は知っていましたが
文楽人形がどのように演じられるのか
どのような舞台構成なのか
まったく知らずに出かけて行きました。
ただ行くならば、よく見える場所がいいと、
チケット発売と同じに購入し、一番前の席を買いました。

その時、鯖江市文化センターで行われた文楽の公演で、
最初に人形の説明と人形を操る人の紹介が行われました。
主役の徳兵衛とお初の人形はそれぞれ三人の人形を操る人がいます。
面(おもて)と右手を操る人、左手を操る人、両足を操る人で、
当たり前のことだが3人の息がぴったり合わないと
自然な動きになりません。

img234.jpg

説明をしてくださる方が
『この人形を動かしてみたい人いませんか〜?』
と言われたので、たつやは真っ先に手をあげてステージに上がりました。
どこの部分を担当したいか聞かれ、
やっぱりメインの面(おもて)がいいとお願いし、
普段絶対に触ることが出来ない文楽人形を
お客さんの前で操る(操られる)こととなりました。

img236.jpg

常に中腰になった体勢で左手で人形の頭の部分を動かし、
右手で人形の右手を動かすのですが、つ、辛いんです^_^;
おまけに面(おもて)を担当するたつやは
高さ20cmはある高下駄を履いて
人形と一緒に動きまわらなければなりません。
汗びっしょりになって体験した文楽でしたが
その後の舞台がより新鮮で、より興味深く楽しむことができました。
やはり日本文化の素晴らしさを痛感した一日となりました。

img237.jpg

いよいよロック曽根崎心中は
今月の25日に鯖江市文化センターにて行われます。
チケットもまだ残っているようなので
少しでも興味があれば是非いらしてくださいね。

何しろこの演目、初演が30年近くも前で、以来ずっと封印され、
数年前に大阪と東京などの大都市で行われただけで、
地方都市としてはこの鯖江が初めてになるのですから
大変貴重な体験となることは間違いありません。


曽根崎心中おもて.jpg

文楽人形『ロック曽根崎心中 鯖江公演』
〜近松門左衛門の歴史と文化が残るまち鯖江で初公演〜

近松門左衛門の代表作『曽根崎心中』を
阿木燿子作詞、宇崎竜童作曲、千野秀一編曲、
ダウンタウンブギウギバンドが演奏というロック音楽にあわせて、
人形を遣う新しい試みです(今回の音楽はDVDを使用)。


img238.jpg

日時 平成21年11月25日(水) 午後6時開場・午後6時半開演
場所 鯖江市文化センター
チケット料金 S席(全席指定)4,000円(当日 4,500円)
       A席(全席自由)3,000円(当日 3,500円)
       小学生無料
予約・お問合せ 鯖江市教育委員会 文化課
        TEL 0778-53-2257


当日、ご来場の方全員に「ちかもんくん」特製グッズをプレゼント
掲載写真は文楽人形遣い・桐竹紋寿さんのご厚意でお借りしています。
転用・使用は固くお断りいたします。

いつも応援ありがとうございます。
鯖江を、福井を、北陸を、日本のいいところを
再認識できたらいいと思っています。


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記事1240






ラベル:鯖江市 文楽
posted by たつたつ・たつや at 23:49| ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | コンサート・ライブ・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月14日

越前漆器・砥ぎ工程

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この砥ぎという工程は、越前漆器が仕上がるまでの間に
1回ではなく数回行われる。
下塗りの後、中塗りの後など表面の滑らかさと、
美しい光沢の仕上がりにするため欠かせない作業だ。
モノによる違いはあるが、何度か繰り返すことで、
より美しく堅牢な越前漆器に仕上がる。

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これは簡単な機械を使用するが、
丸いお椀を軸に置くと、真空状態になり吸い付く。
セットした後、軸が回転し、一緒にお椀も回転する。
砥石を使い、表面の凹凸やざらつきを取って行く。
当然、外側も内側も絶妙の力の入れ具合を感じながら、
磨いていく地道な工程だ。
時にはサンドペーパーも使ったりする。

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一見、簡単そうに見えるが、軸に水平にセットしたり、
どの砥石を選び、どれくらいの力加減で研ぐかは、
長年の職人さんの経験による。

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きれいに研いた後、再び塗りの工程になる。
それが何度か繰り返されて、本塗りへと進むのだ。

stDSC_1727.jpg

こうした工程を再度することで、
古い漆器を見事なまでに再現する修理も可能です。
詳しくは越前漆器協同組合までお問い合わせください。

福井県鯖江市西袋町37-6-1
0778-65-0030

越前漆器は日本が世界に誇る最高級の器だと思いました。
漆器シリーズはもう少し続きますが、応援よろしくお願いです^^


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2009年11月15日

石川県九谷焼美術館

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最近たつやがお気に入りの石川県加賀市大聖寺
この街が好きな理由のひとつに素晴らしい文化施設があることです。
初めてこの街を訪れた時には、寒い冬の時期で、
雪が降った日のことでした。
山ノ下寺院群でお寺を少し散策したときに、
目の前に素晴らしい公園があることを知りました。

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その後、季節が変わり温かくなった頃に、
この公園をゆっくり歩いて、その奥にある美術館を訪れました。
石川県九谷焼美術館
公園の美しさや優雅さだけではなく、
その建物も実に素敵です。
九谷焼の展示や歴史については、
見やすく、わかりやすく、オシャレにアレンジされています。

kbDSC_2087.jpg

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それに2階にあるカフェ『茶房・古九谷』が実にいい空間なんです。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/130683536.html

またその隣にある100人規模のホールが絶妙。
ホールから一歩テラスに出るとそこは南仏?と思わせられます。

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いつかこんな素敵な場所で、
サロンコンサートと大聖寺散策、グルメツアーを
合わせた企画をしてみたいです。


この日は11月3日文化の日ということで、
加賀市全部の文化施設が無料開放日でした。
深田久弥山の文化館も、九谷焼美術館も、
フリーパスだったんです。
ちょっと得した気分^^でした。

kbDSC_2089.jpg

石川県九谷焼美術館ホームページより一部です。
九谷焼美術館は加賀市の文教地区、
中央図書館に隣接した「古九谷の杜親水公園」内にあり、
公園と一体化し、光と風を感じながら、
四季おりおりの美しい姿を楽しめる庭園ミュージアムです。
公園も含めた設計者は、
丹下健三氏門下である(株)象設計集団代表 富田玲子氏。

開館時間 9:00〜17:00 (但し、入館は16:30まで)
休館日 月曜日 (但し、月曜が祝日の場合は開館)
入館料 一般500円、高校生以下無料
(20名以上の団体の場合420円)


たつやが好きなら応援してぇ(はーと)
↑ランキングダウンか?^^;;;;;

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posted by たつたつ・たつや at 23:13| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月16日

越前漆器・塗り

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埃ひとつ塵ひとつあっても、塗りの工程では致命症となる。
それにスピードが命。
ゆっくり塗っていたのでは
垂れたり、ムラが出来てしまう。

この手の塗りは普通の刷毛を使うものだと思っていたのだが、
ここでも(下塗りでも)木ベラを使っていた。
(仕上げに毛の短い刷毛も使う。)

nuDSC_1579.jpg

想像でしかないが、
普通の刷毛で塗ると毛が抜けて漆に残ってしまうのではないかと思う。
素早くムラなく仕上げるのには、熟練の技が必要なのだろう。
しかしながらこの工程をされていた職人さんはまだ若い方だった。

nuDSC_1565.jpg

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作業しているすぐ横には木製の箪笥のようなものがある。
その中に塗った器を順次並べるのだが、
よくよく見れば漆器の下部に木製の円柱状の台をのりで付け、
その台ごと中の回転する板にはめ込む。
作業毎に、それらを回転させることによって、
塗った漆が玉になったり、歪になるのを防いでいる。
埃が塵がつかないよう、中に入れると戸を閉める。

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塗りは、ロクロのように回転する簡単な機械を使うこともある。

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人間の手によって産み出されるモノはたくさんありますが、
この越前漆器には1500年の歴史があります。
おそらく100年前も、500年前も、そして1000年の時を遡っても、
今の越前漆器が作られる工程とさほど違わないのでしょう。

しかしながら伝統産業が置かれてる立場が
時代と共に変わってきて、
後継者問題や、安い大量生産の海外モノの台頭など、
産地が抱える問題点も多いのが現状なのです。

少しでも越前漆器の素晴らしさを知って欲しい。
いつかは手に取って、家庭で使ってもらえたら、
と心より願っています。


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たつやのこと、ちょびっと好きなら応援してぇ(ミニはーと)
↑ランキング更にダウンか?^^;;;;;

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2009年11月17日

カニカニカニ

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11月の声を聞くと、さすがに寒くなってきました。
寒くなること自体はあまり歓迎しないのですが、
うれしいこともあるんです。

ひとつは薪ストーブ
もうひとつは海産物や野菜が美味しくなる時期。

skDSC_2438.jpg

11月に入ると福井では越前ガニが解禁になります。
解禁日は、ご祝儀相場も手伝って、若干高めなのですが、
解禁から1.2週間は年間で一番安くなります。
バブルの頃は、メスのセイコガニなら最低1000円。
大きいものなら3000円くらいして、
とても手が出ない高嶺の花だったのですが、
ここ数年は価格もこなれてきて、
バブル期の3分の1程度になりました。
たつやはズワイガニと呼ばれるオスのカニよりも、
メスのセイコガニの方が断然好きです。


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それにたつやは所謂、訳アリB級品の生カニをまとめて買うので、
更にお買い得でした。
(1年に1回きりの贅沢です^^)
足が折れていたり、身体が少し汚れていたりしていますが、
味に変わりはありません。
お客様への贈答には向きませんが、
家族や親しい友人たちには問題ありません。

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最近はガス代ももったいないので、
簡易薪ストーブでカニを茹でます。

生カニで届くので、まだ動いています。
汚れを落とすために、タワシで綺麗に洗います。

薪ストーブの蓋を外して、大きめの釜を入れて火を入れます。
水は海水よりも少し甘めの塩味にすると、
カニの塩味は食べたときにちょうどいい味になります。

skDSC_2455.jpg

徐々に太い薪を追加して、火力を上げていきます。
シュワシュワと細かい泡があがってくると、
セイコガニをどんどん入れます。
火力が強く吹きこぼれますが、外でやっているので平気です。
これが室内でやってると後始末が大変なんですよね。

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カニを茹でながら、青空ランチです。
ピザトーストとクリームチーズといちじくのコンフィチュールトースト
お手製ロケットストーブで沸かしたお湯で入れる珈琲です^^


skDSC_2461.jpg

再沸騰してから20分ほど茹でて、出来上がりです。

カニの旨味が逃げないように、甲羅が下になるように並べます。
早速、茹でたてのセイコガニを一匹いただきました。

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おお!福井に生まれたことを感謝する至福のひとときでした^^
12月に入ると価格も上がり、水揚げも少なくなります。
1年に1回のつもりの贅沢ですが、
もう1回くらい今月中に食べたいなぁ^^;


ちょいとアナタ、ポチって応援してくれんカニ?^^;

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記事1244
posted by たつたつ・たつや at 00:41| ☁| Comment(12) | TrackBack(0) | グルメその他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

さばえCM大賞2009

さばえを愛するあなたから
届けてください30秒


鯖江市をコマーシャルするアイデア溢れる映像
『さばえCM大賞』を募集しています。

cmimg244.jpg

ふむふむ、鯖江市もなかなかヤルもんだぁ^^
なになに、大賞5万円@@;
ゴ、ゴマンエン^^
これはちょいとモチベーションが上がります。

ただ締め切りが今月いっぱいなので、あまり時間がありません。

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映像を作るのは得手じゃないから、
鯖江の日常の風景をスライドショーみたいにしようかと考え中です。
コピーも重要だし、テロップみたいなのも出したいし・・・。

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1 募集内容
(1) 対 象 個人または団体・グループ
(2) テーマ 自由
(3) 作 品 鯖江市をコマーシャルする30秒間の映像
(4) 応募方法 作品(VHSまたはDVD)とエントリー表に
  簡単なコメントを添えて提出してください。
(5) 応募期間 平成21年11月30日(月)〈必着〉
(6) 応募規程 
・未発表のオリジナル作品であること。
・作品は実写、アニメ等のジャンルは問いません。
・映像の被写体(人物・建物等)については、
 事前に制作者で許可を取ってください。
・他者の著作権を侵害していない作品であること。
・市のホームページに掲載してある写真等の利用も可能です。
・応募作品の放送に関する権利は鯖江市に帰属します。

2 表彰
大賞1点:5万円、準大賞1点:2万円、特別賞3点:1万円
副賞:各賞に越前漆器製の盾を贈呈
※選考委員会の厳正な審査により選考します。

3 入賞作品活用方法
市ホームページおよびYouTubeに掲載し、
全国および世界に発信します。

4 提出・問合先
福井県鯖江市西山町13―1
鯖江市役所 総務部 秘書広報課


cmswan08030603.jpg

あなたも応募しませんか〜^^

目指せ!50000円^^;
詳しくは鯖江市ホームページを見てね♪
http://www.city.sabae.fukui.jp/pageview.html?id=7919

cmDSC_4638.jpg

カニさまのお陰でランキングアップしましたグッド(上向き矢印)

この位置をキープできるカニ?
ちょっと難しいカニ・・・
あせあせ(飛び散る汗)

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ラベル:鯖江市
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2009年11月18日

越前漆器・蒔絵

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塗りの工程が終わると次は蒔絵が施される。
たつやも目の前で筆を握る職人さんを撮影するのは
今回が初めてのことだ。

以前に河和田のうるしの里会館の横にある
別棟の『職人の館』で実演をされているところで、
見学だけはさせていただいたことがあるが、
こうして職人さんの息遣いさえ聞こえてくる至近距離で、
シャッターを切ることは極めて光栄なことだ。

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作業場は2階の広い部屋で、職人さんは座椅子に座って、
膝の上にお椀を置いて、筆を持っている。
南側の窓から優しい光が差し込んで、温かい午後だ。
ここだけ時間がゆっくり流れているような気がする。

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ちょうど黒と赤のお椀に、紅葉の絵を描いているところ。
まだ輪郭を描いている初期の段階のようで、
この後、細かい仕上げを施していくのだろう。

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使い古された机の上に並べられた蒔絵用の塗料。
いずれも乾いてしまわないようにパラフィン紙がかけられている。
この一枚の写真の中に歴史と職人魂を感じてしまう。

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右手の小指の先には滑り止めのゴム製サックがはめられ、
その小指を支点にして、筆を走らせていた。

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河和田の越前漆器がお客さんの手に渡るまでには、
いくつもの作業工程があり、
それぞれの職人さんの手によって作り出される。
決して最初から最後までひとりの人が作り出すのではなく、
共同作業によって産み出されるのだ。

越前漆器にはホンモノだけが持つ
気品と凄まじいまでの職人魂を感じる。
それは、こうした制作工程を見て、更に納得するのだった。


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おカニさまで、一位になりました^^

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2009年11月19日

ふたつの傘

もうすぐ越前市武生公会堂で
いわさきちひろの企画展が始まります。

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たつやが彼女の絵に惹かれるのは
純真無垢な無邪気なこどもたちがいきいきと描かれているところなのですが、
たつやが好きな絵には共通点があることに気がつきました。

それは2007年夏の福井市美術館で開催された
いわさきちひろ展で、彼女のたくさんの絵を見てわかったのです。

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それは子どもとひとつのアイテムの組み合わせでした。
例えば帽子、手袋、マフラーなど。
もうひとつはの絵でした。
そう思えば、自分が撮った写真の中には、
こどもと傘』のショットの中にお気に入りがあることにも気がつきました。

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先日、もう暗くなりかけて、風の冷たい日の夕方、
ふたりの女の子が赤とピンクの傘を持って、
楽しそうに遊んでいるのを眺めていました。
そういえばあんな風に傘を反対にして遊んだなぁ・・・
大人になるともう傘で遊んだりすることもなくなりました。

暗くてあまりいい写真にはなりませんでしたが、
いわさきちひろさんの絵を思い出しました。

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いわさきちひろ生誕90年記念
「雪の日の誕生日 いわさきちひろと母文江の武生展 」

平成21年11月22日(日)〜12月20日(日)
開館時間:午前10時午後6時(入館は午後5時30分まで)
※11月27日(金)と12月6日(日)は午後8時まで開館します
(入館は午後7時30分まで)
会場:越前市武生公会堂記念館2階 
観覧料:大人200円・大高生100円 
中学生以下、障害者(介護者は1名まで)は無料
「ちひろの生まれた家」記念館との共通割引入場券300円
※ちひろの誕生日の12月15日(火)は、入館無料


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まるで愛情で包み込むような独特の水彩画の技法で、
生命感あふれる子ども像を多く描いた画家いわさきちひろは、
今から90年前に越前市(旧武生市)で産声を上げました。
 ちひろの母岩崎文江は、1913(大正2)年3月に
奈良女子高等師範学校(現在の奈良女子大学)を卒業すると
すぐに、武生町立実科高等女学校(現在の福井県立武生高校)へ赴任し、
6年間の教師生活を送りました。
 文江は、1918(大正7)年に同じ長野県出身の建築技師と結婚、
同年12月15日に単身赴任先の武生で長女ちひろを出産しました。
しんしんと雪の降り積もる日でした。
 翌年3月、文江は生後約3ヵ月のちひろを連れ武生を去りましたが、
初任地・武生への思いは深く、ちひろもまた、息子猛に
「生まれただけの土地なんだけど、とっても懐かしい気がするの」
と語っています。
 今回の展覧会では、文江の武生での教師生活に関する
写真や書簡等の資料を中心に、
ちひろの書簡や遺品、原画、代表的な作品のピエゾグラフを展示し、
いわさきちひろと母文江の武生との関わりと、
画家いわさきちひろの魅力を紹介します。


2007年8月に行われた福井市美術館でのちひろ展の記事です。http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/50977293.html
武生の旧市街地にあるちひろの生まれた家の記事です。http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/45726512.html

みなしゃんのおカニです、一位になりました^^

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記事1247
posted by たつたつ・たつや at 00:03| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 自然や風景のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

越前漆器・沈金

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職人工房の中で作業をされている沈金職人の清水さんを訪ねた。
漆器の工程の中では、花形とも言えるかもしれない。
器をより繊細で美しく気品に溢れる商品へと導く人だ。

しかしながらその作業の細かいこと。
手先が器用とか、そういうレベルを遥かに超えていて、
ただただその技に見とれてしまうのだ。

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工房には、いくつか見本の作品が並べられ、
清水さんは別の仕事に取り掛かっていた。
図柄はすべて自分のオリジナル。
勿論、昔からの伝統の絵やモチーフを
参考にすることはあるらしい。
なので清水さん曰く、死ぬまで勉強なのだそうだ。

ckDSC_1504.jpg

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漆が塗られた板の上を鉄で出来た彫刻刀で彫る。
それも様々な彫り方があり、
モノによっては1mmの間に、
10本以上の線を入れることさえあるのではないかと推察する。
沈金はその彫ったところに、金粉や金箔を入れて仕上げる

ckDSC_1507.jpg

その彫刻刀の種類もたくさんあり、
清水さんのお父さんから受け継がれたモノが
一番いいということだった。
明治時代に鍛冶屋さんが鉄を叩いて作ったモノらしい。
2代に渡って使われた鉄筆は、長さが半分になってしまっている。

片隅に置かれた天然砥石。
これも2代続けて使っていて、この薄さだ。

ckDSC_1509.jpg

ckDSC_1511.jpg

出来上がった作品は、どなたかの家に行く。
そして大切にされ、もしかすると50年後も100年後も大事にされる。
河和田の職人さんたちの手を渡り、出来上がった越前漆器は、
時を超えてなお、色褪せることなく光り輝くのだろう。

清水さんとの会話の中で、こんなことを思いました。

ckDSC_8745.jpg

この龍の顔は清水さんに似ています。
ウロコ一枚に至るまで一切の妥協を許さない仕事ぶりです。

ckDSC_1514.jpg

越前漆器の中に間違いなく宇宙が見えます。

ckDSC_8751.jpg

ランキング、すごい上昇ぶりでビックリです。
本当にありがとうございます。


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posted by たつたつ・たつや at 20:21| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

花筐 -ハナガタミ- 

待ちに待ったヒナタカコさんのセカンドアルバムが
昨日の11月18日に発売となりました。

■ヒナタカコ 2nd ミニアルバム 

『花筐 -ハナガタミ- 』

税込価格;2200円  品番:DDCZ−1644
発売元:Hi-sept.music  販売元:バウンディ

hanagatamihinatakako.jpg

<収録曲>・・・(全8曲)

一揃いのつるべ    作詞・作曲:ヒナタカコ

月            作詞・作曲:ヒナタカコ

時雨通り       作詞・作曲:ヒナタカコ

浚(さら)いの風   作詞・作曲:ヒナタカコ

去らば去れ        作詞・作曲:ヒナタカコ

つぐみ        作詞・作曲:ヒナタカコ

春の花        作詞・作曲:ヒナタカコ

秘めて放たじ -strings ver.- 作詞・作曲:ヒナタカコ


花筐(はながたみ)とは、花を摘んで入れる竹籠。
古来の日本人が持つ色、力強さ、優しさ、繊細さ、奥深さなどを、
ヒナタカコが様々な楽曲で表現。
「和」をコンセプトとした待望の2ndアルバム


「一揃いのつるべ」(作詞・作曲:ヒナタカコ)の
プロモーションビデオです。




セカンドアルバム発売を記念して
福井県内各地でこの週末ミニライブが行われます。
お近くの人は是非、彼女の生歌を聴いてみてくださいね♪


11月21日(土)16時〜
2ndアルバムリリース記念ライブの最初のライブ
ヒナタカコ 2nd album「花筐 -ハナガタミ- 」
リリース記念インストアライブ
会場:みくにショッピングワールド・イーザ(福井県坂井市三国東5丁目1-20) 

11月22日(日)14時〜
ヒナタカコ初の福井県丹南地区でのライブ
花筐もみじまつり 
ヒナタカコ 2nd album「花筐 -ハナガタミ- 」
リリース記念ミニライブ
会場:花筐公園能舞台 (福井県越前市粟田部町) 
入場無料、CD即売・サイン会予定 

11月23日(祝・月)14時〜 16時〜
2ndアルバムリリース記念インストアライブ。
会場:勝木書店SuperKaBos新二の宮店 特設ステージ(福井県福井市二の宮5-18-8)


htDSC_5019.jpg

実は来年の3月14日(日)に鯖江市文化センターにて、
ナナ・イロさん、ヒナタカコさん、横田はるなさんの
3組の女性ボーカリストライブ『音の起源』を企画しています。


福井県が生んだ才能溢れるミュージシャンの音楽を、
それぞれ1時間たっぷり聞かせてもらえるライブにします。
詳細はまた、このブログでも紹介しますね。

是非、この素晴らしいアーティストたちの競演を
お聞き逃しなく!
尚、ライブ当日のお手伝いや、チケット販売のスタッフも
募集していきますので、どうぞよろしくお願いします。

ヒナさん応援してください^^ついでにたつやのブログも^^;

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ラベル:ヒナタカコ
posted by たつたつ・たつや at 21:48| ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | コンサート・ライブ・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月20日

セイコガニ丼

カニを茹でたら、次は食べます>←当たり前です。

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だけど長年の経験上、一番美味しいと思える食べ方があります。
それはある作業と少しの我慢の上で成り立つメニューです。

最初はただひたすらカニと格闘します。
外子と呼ばれる卵、
内子と呼ばれるもの(たつや家ではアカコと呼んでます)
それに足や甲羅の中の身を丁寧に出します。
4人で1時間格闘して20匹を出しました。
大きなボウルに入れて手でそれらをぐちゃぐちゃに混ぜます。

sgDSC_2506.jpg

sgDSC_2509.jpg

さあ、あとは炊きたての新米コシヒカリご飯の上に
好きなだけ乗せていただくのが最高です。
好みによっては酢や醤油をほんの少しかけますが、
茹でて一日目ならまったく臭みもないし、
そのままが一番だと思います。

sgDSC_2519.jpg

sgDSC_2492.jpg

この日はゲストもいましたが、
カニを出さぬもの食べるべからず!
で、1時間はカニと戯れていただきました。
たつやは出しませんでしたが、お金を出しましたので^^;

いっただきま〜す

と言ったあとは、皆さんダンマリで、
聞こえるのは、ン〜とかヒェ〜という
声にならないうめき声だけが響いてましたわ。

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カニマジックはナナイロさんたちもトリコに^_^;
セイコガニはやっぱ最高です!


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今夜からちょっくら旅に出ます。
旅先からアップできたらやってみますね。
いつも応援ありがとうございます。


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posted by たつたつ・たつや at 22:44| ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | グルメその他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月21日

越前漆器・磨き

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漆器の最終仕上げ磨きをされている職人さんを訪ねた。
午後の太陽が優しく差し込んでくる工房の奥で、
椅子に腰掛けて、お椀の仕上げをされていた。

mkDSC_1786.jpg

ん?手で撫でてる?

えっ、仕上げの磨きって手でやるんですか?

ボロキレに浸み込ました菜種油などをちょっと付けて、
次に研磨剤を手の先につけて、やさしくお椀を撫でている。

ちょっと手を見せていただいてもいいですか?

mkDSC_1810.jpg

とっても優しい手をしておられます。
もっとゴツゴツして、手が荒れているのかと思ったのに、
ふっくらしていて、柔らかそうな優しい手です。

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もうひとつ、炭を使って漆器の表面を磨き上げる仕事もあります。
炭もなんでもいいという訳でなく、桐炭が一番いいのだそう。
でも最近の炭は質が落ちているとおっしゃっていました。

工房に置いてある道具類も年季が入っています。

mkDSC_1824.jpg

でもこんな笑顔ってなかなか出来ません。
たつやのベストショットになりました。


mkDSC_1879.jpg

工房の奥に一枚の古い写真が飾ってありました。
それは今の天皇陛下が皇太子さまの時に、
鯖江市文化センターで漆器の工程をご覧になった写真です。
そこに写っているのが、若き日のこちらの職人さんでした。

mkDSC_1828.jpg

今回は越前漆器(木製)の製作工程を
撮影させていただく機会を得たのですが、
本当に有意義な時間でした。
この中の数枚のみ、越前漆器協同組合のカタログに掲載されます。
ですが、それ以外の写真も日の目を見ない訳ではなく、
こうしてブログで紹介させていただくことが出来るのは、
大変光栄なことだと思っていると同時に、
このたつやのブログの存在意義にもなるのだと思います。

皆さんも鯖江に来られる機会がありましたら、
是非河和田まで足を延ばしてみてください。
うるしの里会館でも、隣の職人工房、また軒下工房などで、
越前漆器に直接触れることができますよ。
鯖江の伝統の技の素晴らしさを感じてみてくださいね。


職人さんの笑顔に癒されたら応援してね〜

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posted by たつたつ・たつや at 23:17| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月22日

うなぎの川安@豊田市足助

ポルトガルのルカ岬から東京まで
ユーラシア大陸横断の旅に出ていた友人の上田敏博氏が、
11月3日、無事に富山の伏木港に到着し、
翌4日に東京青山のホンダ本社に到着しました。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/123035729.html
ホンダではアシモくんの出迎えを受け、
たくさんのマスコミの取材を受けたそうです。

さて、翌日には名古屋の自宅に帰ってきたと連絡を受け、
先日、旅の話を聞かせてもらうために、会ってきました。

kyDSC_2580.jpg

上田さんが出発前に一緒に鰻を食べたことを喜んでいて、
それを思い出して、また違う鰻やに行くことにしました。

行き先は旧足助町にある「うなぎの川安」。
(今は豊田市足助町になっています。)
たつやが時々、参考にさせていただいているブログ
『究極のレストラン・ランキングin名古屋』
http://umaiumai.blog59.fc2.com/
のランディさんがトップクラスにランクしているので、
是非、一度行ってみたいと思っていました。

kyDSC_2583.jpg

名古屋からクルマで向かったのですが、
人気店なので、開店の11時ちょっと前には到着するよう、
かなり早めに出発しました。
ところが、あと10kmほどというところから
大渋滞に巻き込まれてしまいました。
どうやら紅葉の名所、香嵐渓への車が集中しての渋滞のようです。
幸い渋滞中も、上田氏が旅の話を1ヶ国目から最後のロシアまで、
20ヶ国以上のお土産話をしてくれていたので、
いい時間となりました。
結局、目的のうなぎの川安に着いたのは、午後12時半。
人気店なので、既に30人近い人が並んでいます。

kyDSC_2589.jpg

そして入店したのが1時半。
たつやたちの後ろ数人でお昼の分は売り切れという状態でした。
店内は満席ですべてのテーブルが相席でビッシリ。
たつやはうなぎ丼特上の大盛りを、上田氏はうな重を注文。
隣の人のテーブルをうらやましそうにチラチラ見ながら
待っているとたつやの丼が運ばれてきました。

kyDSC_2570.jpg

kyDSC_2571.jpg

えっ!?がく〜(落胆した顔)

思わず笑っちゃいました。
他のお客さんの視線が一斉にこちらを見ているのがわかります。
丼の蓋が閉まらないのです・・・。

記念撮影を^^;
これは全部食べきれないので、持って帰ることも考えました。

kyDSC_2573.jpg

さて、肝心の味ですが、まずタレの美味しさです。
鰻の旨さを最大に引き出すようなタレで、
中京方面にありがちな味の濃さはあまり感じませんでした。
外のカリカリ感はあまり感じられません。
しかしながら、じっくり炭火で焼かれた鰻は最高です。
ご飯に染みたタレと鰻との三種混合の味は、たまりません。

kyDSC_2587.jpg

上田氏に3分の1食べるのを手伝ってもらって、
何とか食べることが出来ました。
10年前ならペロっと食べていたのですが、
さすがに最近は食べる量が減ってきました・・・。

中京方面に行ったら、どうしても鰻を食べたくなってしまいます。
他にも名古屋名物はたくさんあるのですが・・・。
さて、次はどこへ行きましょうか^^;

kyDSC_2591.jpg

うなぎの川安
愛知県豊田市足助町14−3  
0565−62−0644
営業時間:11:00〜13:30・16:00〜18:30
定休日:月曜日

鰻丼大盛り、笑っちゃったら、応援クリックお願いしま〜す。

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ラベル:愛知県 うなぎ
posted by たつたつ・たつや at 23:57| Comment(6) | TrackBack(0) | 店グルメ・鰻編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月23日

旅先にて

mmDSC_3133.jpg

おはようございます。
今月は毎日更新を心がけていて、
旅先までパソコンを持ち出しました。

今夜遅くにしか帰れないので・・・

いろいろあった二日間でした。
(大ピンチ編もあり?)
また楽しい旅の報告を書いていきますね。

とりあえずアップということで^^;
短いけど、また応援してね。


mmDSC_3141.jpg

台風のレポーターってこんな所から中継するんですかね?

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posted by たつたつ・たつや at 07:40| ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月24日

足助町の街ぶら

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足助(現豊田市足助町)は古くは三河湾でとれた塩を信州に運んだことから、
塩の道』と呼ばれ、宿場町として賑わった町で、
その物資の運搬に馬を使ったことで中馬街道とも呼ばれていた。
そんなに広い町ではないので、
鰻をいただいた後の腹ごなしも兼ねての町ぶらタイムとなった。

akDSC_2542.jpg akDSC_2606.jpg

幸い一緒にいる上田さんとは誕生日が同じことも関係するのか
アンテナの受信方向が似ている。
古いガラクタや昭和グッズをはじめ、
食べ物の好みや旅に対する感性が似ているので、
一緒に歩いていても同じペースなので、
付かず離れずの関係が心地よい。

akDSC_2722.jpg

知らない街を歩くのは、そこで出会える風景だったり、
お店やお土産物だったり、また人とのコミュニケーションが、
面白くて楽しくて止められないのだが、
この足助の町も例外ではなく、とても面白かった。

猪の肉が入ったコロッケのお店。
お店の雰囲気が昭和の香りがプンプンします。
だけどコロッケを揚げているのは若くて綺麗な娘さんでした^^


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道祖神、天然石としては最大級らしく、
昔から恋の成就や難病の快癒に霊験あらたかとのこと。
確かにご利益ありそうです^^

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路地裏散策で見つけたカラクリロード
(たつやが勝手に命名)
町の器用なおじさん?が作ったに違いない。
人の気配を関知すると、センサーが作動して、
いろんな動きが始まる。
こんな屋台?が三つも四つもあるんです。

akDSC_2715.jpg

あれっ!パイプがつないでないのにお水が出てるよ

akDSC_2678.jpg

akDSC_2686.jpg

本当に狭いクルマが入れない路地裏だったので、
歩いていないと絶対に出会えない風景だ。
思わず微笑んで和んでしまう。
やっぱり知らない町を歩くのは止められないね〜^^

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akDSC_2703.jpg

高知の旅から昨夜、帰って来ましたが、
まだまだ写真の整理が出来ていません。
ブログにアップするのはちょっと時間がかかりそうなので、
もうちょっと待っててね〜


おかげさまで、まだトップをいただいています。
北陸以外の話題も入ってきますが、また応援してくださいね。


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ラベル:愛知県
posted by たつたつ・たつや at 23:56| ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月25日

ひつじ堂@足助町

hdDSC_2645.jpg

足助町をぶらぶら歩いていると、
とある町屋にでっかいツルがいるのを見つけた。
よく見れば、機織機の前に立っていて、
鶴の恩返し』をモチーフに作っているのだろうと、
容易に想像は出来たが、どことなくユニーク。
となりには、やっぱりちょっとオマヌケな顔の馬がいて、
上田さんもツボにはまったようで、記念撮影。

hdDSC_2631.jpg

その隣はギャラリー兼アトリエ兼お土産屋さん
といった風のお店になっていた。
観光地のお土産物屋さんに入ることはあまりないたつやだけど、
ちょっと面白そうなお店なので入ってみることにした。
上田さんもコレクションしているカエルグッズを見つけたようだ。

hdDSC_2674.jpg

どうやらこのお店に置いてあるモノのほとんどは、
この店のオーナー荒木淳子さんの手作りのようだ。
聞いてみると、隣の建物にあったツルや馬も彼女の作品らしいし、
こんなところにも大きな龍がいる。

hdDSC_2653.jpg

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それにワンコインから買えるミニ色紙。
その言葉も、イラストも、文字も全部どことなく面白くて、
見ているうちに、だんだん可笑しさがこみ上げてきて、
思わずニヤニヤしてしまう。

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たつやはこの2枚を買いました。

hdDSC_2731.jpg

元来、言葉にはパワーや波動を持っていると思っているが、
ひつじ堂さんが書くその文字やイラストによって、
更にその力を増大させているような感じなのだ。


hdDSC_2658.jpg

大きな額に入った絵もあれば、
ハリボテの動物キャラの人形もあるし、
乾電池をモチーフにした乾太郎もあって、
見れば見るほど、ひつじ堂さんの世界に入っていく。

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襖に書かれたものもあって、それを見ていたら、
良かったら、その襖も開けてみてください
と言われ、開けてみたら出てきた襖がコレ!

hdDSC_2661.jpg

このコピーがいいです!
どんな場所にいようとも心は高く置いておけ
生きるとはそういうことよ


またゆっくり行ってみたいひつじ堂さんです。

ひつじ堂
愛知県豊田市足助町田町26
090-6586-9900
営業時間11時〜16時
木曜日定休

ひつじ堂さんのホームページ
http://www.hm2.aitai.ne.jp/~hitujido/index.html
ひつじ堂さんブログ
http://sun.ap.teacup.com/hitujido/

ありがとうは大安売りがちょうどいい!
同感ですね〜^^ 
ありがと、ありがと、ありがと、ありがと、ありがとう^^
いつも応援ありがとうございます。


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2009年11月26日

琥八のパン

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今年の春に新規オープンした小さなパン屋さん『琥八
ちょっとわかりにくい場所にひっそり開店していて、
クチコミでたつやも知ることとなりました。

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以来、ご夫妻の温かな人柄や、
ハード系のパンや調理パンの美味しさ、
それに食品を扱う人としての考え方などに
惹かれて行っています。

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もっともパンを食べることはそんなに多くはないのですが、
時折、無性に琥八のパンが食べたくなって、
主に一日に数本しか焼かないハード系のパンをいただきます。
そのままで持って帰ることもあれば、
ハーフサイズでも買えるので、半分に切ってもらったりします。
1本800円より(ハーフ400円より)

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飲めないたつやですが、
お気に入りは白ワインの入った白イチジクのパン
赤ワインの入ったカシューナッツとレーズンと黒いちじくのパン
金額は1本1000円(ハーフも可能)

色彩やかなベーグルが並びます。
120円〜200円

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かわいくってキュートな奥様ハートたち(複数ハート)に会えると
ちょっとうれしかったりするたつやです^^;

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琥八さんには小さな子どもさんがいらっしゃるのですが、
自分のお店で焼いたパンを食べさせているのです。
それくらい安全で安心して食べられる材料の吟味をしているのですね。


ぱん 琥八
福井県鯖江市三六町2-5-16小林ビル1F
0778-52-2390
営業時間
平日:8時30分〜18時30分・土曜日:10時〜17時
定休日:日曜日
琥八さんブログ http://ameblo.jp/vitreous/
たつやの以前の記事です。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/120854018.html

k8DSC_2472.jpg

琥八のパン、おいしそ〜^^って思ったら、
たつやのブログも応援してくださいね♪


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2009年11月27日

越前漆器完成品

越前漆器制作工程の写真を撮影させていただいている時に、
特にお世話になったのが、土直漆器さんだった。
この会社では漆器が出来上がるまでのほとんどの工程がなされている。
箸やお椀、皿類、箱物がところ狭しと展示室に並べられていて、
その中から数点だけを見せていただいた。

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最初に見たお椀の蓋。
見返しというらしいが、お椀の蓋を開けた時に広がる世界がコレ。
いつも見える蓋の外の部分は普通に仕上げていて、
普段は隠れているところに見事な細工をする・・・
いかにも日本人らしい芸術センスを感じる。

tnDSC_1541.jpg

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もうひとつ見せていただいたのが、コレ。
お椀の蓋の中央部分に描いてあるのは、山の峰々。
蓋の外の部分に滝が、お椀本体に流れる水、
そして下部は滝つぼが描かれている。
ひとつのお椀の中に、自然界の水の流れを表現しているのだ。
あらためて越前漆器の奥深さを知ることになった。

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それから最近人気なのが越前塗りのお箸
ハートや★の模様が入っているものがポピュラーなのだそうだが、
ドクロの模様が入っているものも、需要が結構あるのだそうだ。
これらの箸はすべて、土直漆器にて一貫生産している。

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鯖江が世界に誇れる技術があります。
越前漆器の良さを少しでもわかっていただけたら
鯖江人としてたつやも嬉しく思います。


河和田にはうるしの里会館があって、
そこで越前漆器を実際に手にとって購入することが可能です。
産直ということもあって、売店では2割引での販売となっています。


tnDSC_1550.jpg

株式会社土直漆器
福井県鯖江市片山町6-1-2
0778-65-2560

小さなお椀の中にある日本人の魂、素晴らしいですよね♪
共感してくださったら応援のクリックをお願いしますね^^


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2009年11月28日

ロック曽根崎心中鯖江公演

先日、鯖江市文化センターで行われた文楽人形で演じられる
ロック曽根崎心中の舞台を鑑賞してきました。
たつやにとって、曽根崎モノは3回目となりました。
いずれも鯖江市文化センターであったことは、
今になって考えれば、本当に素晴らしいことだと誇りに思います。

img246.jpg

一回目は、こんな世界があったのか!?
と大感動した『フラメンコ曽根崎心中
二回目は日本の伝統芸能、『文楽の曽根崎心中
そして今回のロック曽根崎心中です。
この舞台が最初に演じられたのは、もう30年以上も前のことでした。
以来、ずっと封印されてきて、
近年になって再び東京などの大都市で再公演がなされ、
今回の鯖江は地方都市としては初めての試みでした。

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鯖江公演でお初を演じる桐竹紋寿氏は、
若手修行時代に、ロック歌手の宇崎竜童氏から、
ロックの音楽で文楽人形を遣ってもらえないんだろうか
との依頼を受け、悩みに悩んだ末、
もしも失敗した時には文楽から身を引くつもりで引き受けたそうです。

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初公演では定員280名のところ、お客さんが1500名も来られ、
連日連夜の超満員で、
当初は反対していた文楽界の幹部も何も言いませんでした。
これが後に、最初は考えらなかった国立文楽劇場での公演
にも繋がりました。
これらは文楽ファンの裾野を広げ、
若い方たちも文楽劇場に通うきっかけになりました。

img247.jpg

こんな素晴らしい公演が我が町鯖江で行われると聞いて、
たつやもチケット発売日に買いに行って、
一番前の席をゲットしました。
この席は、人形のかすかな動きや
人形遣いの息遣いさえ聞こえてくるような最高な場所でした。

rsDSC_3687.jpg rsDSC_3691.jpg

お初は3人の人形遣いが、演じるのですが、
表情がほとんど変わらないはずの人形が、
まさに生きている・・・いやそれ以上の感情を持って
命を吹き込まれているのです。


また文楽との一番の違いは、
大夫が歌ったり口上を述べたりするところがなく、
音楽によって、物語が語られることです。
なので、本格的な文楽ではありませんが、
私たち(一般のお客さん)にとってはより内容が伝わりやすくて、
とても良かったと思いました。

曽根崎心中のクライマックス、
徳兵衛がお初を短剣で刺して、その後自ら命を絶つシーンは、
魂を揺さぶられるような感覚で、本当に感動しました。
日本人の繊細さや儚さ、切なさが、
実にうまく溶け込んでいた素晴らしい舞台でした。

rsDSC_3692.jpg

こんな舞台を地元、鯖江で観られることは、本当に幸せなことです。
少し残念だったのは、お客さんの入りがあまり良くなかったこと。
もう少し文化に対して価値を見出して欲しいと思いました。

一方でこんな方もいらっしゃいました。
たつやの古くからの友人から連絡が来て、
彼の友だちNさんが大の文楽ファンで、
東京からわざわざ鯖江に来るとのこと。

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Nさん特注の帯は文楽人形なんだそうです。

結局会場でお会いし、そのまま一緒に食事をしました。
Nさんのお友だち、文楽大夫の
豊竹英大夫とよたけはなぶさだゆうさんも合流され、
しばし文楽界のお話を聞いたりして
大変楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

rsDSC_3719.jpg

文楽が縁で繋がった新しい出会いに、感謝です。
大阪の文楽劇場にも行ってみたくなりました^^

日本の伝統文化の奥深さを知らされた文楽でした。
日本人ってすごいですよね!
共感してくれたら応援してくださいね。


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ラベル:文楽 鯖江市
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2009年11月29日

高知への旅プロローグ

たつやが旅をするときは、細かい予定を立てずに、
その時の感覚を大切にして、感性の赴くままに動くことが多く、
またそういう旅が好きだ。
今回の高知の旅も、同じような感じで出かけたのだが、
ふたつだけ目的地を決めていた。

ktDSC_3591.jpg

ひとつは、最近のマイブーム「ゆず畑
というポン酢を作っている馬路村を訪ねてみたい。

そしてもうひとつは、昔から憧れていた四万十川の上流へ行って、
その源流の水をくんで一杯の極上のコーヒーを飲むということ。

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後は、どこへ行けるかは、その時の風まかせ、
運任せ、気分まかせというお気楽ひとり旅。


福井から高知県までは片道が600km近くあり
往復での時間がとられるので、
一泊二日では短いと思い、11月後半の連休を使って、
二泊三日の高知旅行に行って来ました。

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今回は土日祝のETC割引を利用して車で出かけた。
仮眠後、11月21日の午前2時50分に出発。
鯖江インター・・・北陸自動車道・・・名神高速道路
・・・阪神高速道路・・・明石海峡大橋・・・神戸淡路鳴門自動車道
・・・鳴門海峡大橋・・・鳴門インター下車・・・国道11号線
・・・徳島インター・・・徳島自動車道・・・高知自動車道
・・・午前8時50分南国インター下車

ちょうど6時間の旅だった。

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南国インターを降りると、
北陸の福井とはまったく違う青い空が広がっていた。
空が明るく、町の色がより鮮やかに感じる。
海岸線を走っていても、その海の色が深い青で、
じっくり見てみたくて、適当な場所を見つけて海に降りてみた。

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南国の道の駅です。売ってる野菜の種類も結構違います。

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『黒潮ってどんな味がするんだろう?』

海の水を一口口に含んでみる。
あまい!日本海の海水よりも塩気が柔らかい気がする。

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少し風はあったが11月下旬とは思えない温かい日差しが優しく、
その光は海面にキラキラ反射していてそれを見ているだけで、
時間を忘れてしまいそうだった。

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ゴルフボールみたいな丸い石を拾いました。
なんかいいこと、ありそうな旅の始まりです^^

高知って北陸じゃないぞ〜と堅いこと言わないで、
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竜馬さんも応援してくれるってさ^^;


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ラベル:高知県
posted by たつたつ・たつや at 22:44| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月30日

北寺のお薬師さま

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太平洋岸の道を東に向かって走ると安田町に入る。
古い町並みを散策しているとお遍路さんの休憩所を見つけた。
中にいたおばちゃんに
お遍路さんじゃないけど、休憩してもいいっすか?
と声をかけるとニコニコ微笑みながら、
どうぞどうぞ、酸っぱいけどミカンもどうぞ
と言って、ミカンと熱いお茶を入れてくれた。
休憩所にはいろんなポスターや地図が貼ってあり、
その中の一枚を見ていて、ちょっと気になるものがあった。
それは今から行くつもりの馬路村への道中にあるお寺だった。

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『北寺・・・国の重要文化財指定の仏像が9体あります』
へ〜、そんな凄いお寺があるんだぁ・・・

あの〜、この北寺の仏像っていつでも見れるのですか?
と聞いていると、おばちゃんたち二人とも、
長年(かなりの長年だと思う^^;)
ここに住んでるけど見たことがないらしい。
ということは一般公開はしていないか、
ご開帳の日が決まっているのだろう。
そう思いながら、馬路村へ向かっていると、
北寺の小さな看板を見つけて車を停めた。

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山合いの小さな集落の中だ。
石で出来た階段を登っていくと、
右手に小さなお寺のお堂があったのだが、
あまりにも小さく質素なお寺なので、
ここが本当に北寺なのか半信半疑だった。

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ちょうど掃除をされていた奥さんがいらっしゃったので、
ご挨拶してお参りをさせていただいたが、
重要文化財らしき仏像はないようだった。
あ〜やっぱり公開はされていないのだなぁ・・・と諦めて、
帰ろうとした時に、奥さんから声をかけられた。

予約でないと見ることが出来ない宝物殿を
わざわざ開けてくださると言うのだった。
福井から来ましたというと
遠くからお疲れ様です」と鍵を開けてくれたのだった。
宝物殿の中には、十数体の仏像が並んでいて、
そのどれもが1mにも満たない木製だった。

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しかしながら、なんと気品のあるお顔、美しい立ち姿・・・
あまりの素晴らしさに声を失ってしまった。
自然と姿勢を正し、深呼吸をして心を落ち着けて、
正面に座りじっくり見せていただいた。
空気感が全然違っていて、
1000年以上前に作られた方が
ついさっきまでここにいらっしゃったのではないか?

という感覚さえ覚えた。

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気がつくとかなり長い時間見せていただいていたようで、
その間に奥様がお茶とお煎餅を差し入れてくださっていた。
さすがに写真を遠慮していたのだが、勇気を持って尋ねてみると
大丈夫ですよ、他の方も撮っていかれますよ」とのこと。

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高知県内には国指定の重要文化財が80余りあるということだが、
この北寺だけでその1割以上の9躰があるというから驚きだ。
ほんの少しだけ雑談をした後、丁寧にお礼を行って北寺を後にした。
拝観料などはありませんが、心ばかりのお礼をさせていただきました。

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病気を司る仏、厄を除け光明を与える仏として
古くより親しまれた仏様です。
北寺の本尊の木造薬師如来坐像は弘法大師の作と
言い伝えられておりますが、外に菩薩形立像五本躰、
釈迦如来像一躰、増長天立像・持国天立像で、
これら九躰の仏像はいずれも藤原時代初期の特徴を持っている。


何の情報も得ずに、予約もせず、
ばったり出会ったすばらしい仏像たち。
目の前で見せていただけたことは、本当に貴重な経験でした。
北寺さまに深く感謝しております。

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旅の途中で見かけた旗振りのおじさん。
つま先まで気合が入っていました^^


気品あるお顔ですよね!
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ラベル:高知県 神社仏閣
posted by たつたつ・たつや at 21:22| ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする