意外と結構考えてしまうかもしれませんが、あるんですよ。
答えはシェーバー、電気剃刀というやつ。
たつやは充電式のものと乾電池式のものを二種類使っているが、
手軽に持ち歩ける便利さから後者は同じものをふたつ持っている。
それが3ヶ月ほど前に一台が壊れてしまった。
スイッチは入りモーターが回る音は聞こえるのに、
ヒゲソリ用の刃がまったく振動しなくなってしまった。
10年近く使っていたから仕方ないか・・・それにもう一台あるから
これは2年ほど前に現物限りの最後を買ったものだから、
まだまだ大丈夫のはず。
それにナショナルブランドとしては最後の商品だし…と思っていた。
そして、先日あろうことか、
もう一台もまったく同じ症状になってしまった。
金額は確か2000円くらいだったから、
修理に出せがそれ以上の金額がかかってしまうだろう。
だけど携帯用に一台は欲しい。
新しいのを買う前にこのシェーバーが
どんな構造になっているか開けてみることにした。
考えてみれば電子部品を使っている訳じゃないし、
案外単純な故障じゃないか?
上蓋を外し、剃刀の部品を外すとプラスのネジが二本。
このネジを外すと内側の機械部分がスコンと抜けた。
その際に小さな部品が落ちた。
手に取ってみると本当に小さな弾み車のような形状の金属部品だった。
あっ、これだな!
この部品が金属疲労で折れたか外れたのだろう。
本体はあまりにも単純な構造なので驚いたが
真ん中にはプラモデルを彷彿させる小さなモーターが入っていた。
この時点では修理するというより
モーターだけを取り出して何かに利用できないだろうかと考えていた。
しばらく構造を見ていたら、
剃刀が振動しない理由がすぐに見つかった
あの弾み車はモーターと
振動させるためのプラスチック部品をつなぐ役目を果たし、
それが何らかの理由で折れたか抜けたのだ。
とりあえず弾み車の下をモーターの軸にセットし、
上側をプラスチック部品にはめてみた。
理論的にはこれで元通りのはず。
再度組み立てて、恐る恐るスイッチを入れる。
あれ〜うんともすんとも言わない…おかしいなぁ
ふと分解した机の上を見ると4mmくらいのプラスチックの部品が残っていた。
これが外れたのだと再度ばらして見たが、
どこについていた部品かがわからない。
しばらくして、もう一台も修理することに気がついて、
今度は慎重に部品を取り外してみる。
わからなかったプラスチック部品は同じ機種見本があるので、
すぐに取り付けが出来た。
再度組み立てるとブーンという音と剃刀が振動する音が聞こえ、
無事に修理成功。
こういうプチ感動は結構嬉しかったりする。
当然、もう一台も完全に元通りになった。
ただナショナルブランドながらメイドイン●ャイナ。
一台のネジにはゴムパッキンがついていたが、
もう一台にはついていませんでした
この機種は水洗いOKというキャッチフレーズですが、
あまりしない方がいいかもしれません。
写真は安物買いのたつやと違い、
もっと上位機種を持っていた父のナショナルのシェーバーです。
この手のプチ修理は、
間違いなく子どもの頃にプラモデルをしていたことにつながります。
分解して組み立てる好奇心も、
機能を見て理解できるのもそのおかげです。
そういえばセルフビルドで工房を建てた時も、
電気配線をすべてひとりでやった時も、
プラモデルの設計図を思い出しての作業でした。
手の平サイズでやっていたことは、
16畳の小屋でも同じだったんですよね。
もう子どもには無理ですが、
孫にはプラモデルを与えようと思う今日この頃であります(^^;
人気blogランキングへ
ココをクリック
ありがとうございます。
たくさんの方に応援いただいて、
ずっと上位にさせていただいています。
少しでも共感したり、心に残ったなら、応援クリックお願いしま〜す。
応援をたくさんいただけると
やっぱりモチュベーションがあがるんですよね^^
にほんブログ村
ココをクリック
福井情報の応援もよろしくです。記事1170
ラベル:リペア