三重の最後は津に行くことにした。
特に目的があった訳ではないが、
太平洋に面した穏やかな海を見たいと思った。
日本全国どこへ行っても海沿いの道は細くて曲がりくねっていて、
民家や商店があって、昭和の町を感じることが出来るが、
津も例外ではなかった。
古い洋館を見つけてクルマをとめた。
見た感じだと大正後期から昭和初期に建てられた木造の洋風建築だ。
今までの経験上、この手の建物も開業医か公共の組合や団体などが多いが、
ここにあった建物も昔お医者さんだったようだ。
人様のおうちなので、外観だけを見たが、
こういう閑静な住宅地の古い洋館を改装してカフェでもしたら、
いい雰囲気になるのだろうなぁ…などと思ってしまう。
近くにあったどこにでもある食料品店を覗いてみると、
売ってるものが、やっぱり違う。
温暖な気候の三重らしく柑橘類が豊富だったり、
お菓子メーカーが地元の松阪だったり、
食料品だと思っていたら看板は百貨店だったりと、
ささやかな面白さがそこかしこにある。
こんな感じで旅をしていると正直いくら時間があっても足りない。
たつやの感性は、有名な観光地よりも、
見知らぬ街中の小さな発見の方が合ってる気がする。
観光地を否定しないし、観光地ならではの
楽しみや珍しいモノや景色に出会えるのもいいと思う。
だけどこういう旅が好きなのは、優しい人に出会ったり、
幼い頃の郷愁を誘われる感覚を覚えるのは、
やっぱり名もなき場所での方が多いと
感じているからなのかもしれない。
oh my god!
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ラベル:三重県