
自分が通った高校が武生にあったため、
たつやにとって武生の街は、身近な町だ。
それに昭和大好き人間にとって、武生は実に面白いと思う。
それなのに、なぜか越前市などという(センスのない)名前に変わってしまい、
昔懐かしい建物や風景がどんどん無くなっていくように感じる。

こんなに身近な町なのに、
いつも新鮮な旅人の視点で街中を歩けるのも、
武生の魅力

先日、ほんのわずかな待ち時間を利用して、
武生の街中をちょっと歩いてみた。
カメラ片手に散歩するには寒い日だったが、
それでもいつも見慣れた風景のはずなのに、
改めて旅人になって歩くと実にいろんなモノが見えてくる。
ミドリドレスメーカーの建物(旧日野食堂味湾海)
建築は昭和5年(1930)

数年前までこの建物の上に、
灯台の上部のような八角形の建物が乗っていました。

※「うどん」で名を売った味湾海が大増改築を行い、
昭和5年(1930)に日野食堂味湾海として再デビューし、
同10年には県下初のアパートに改装された建物である。
鉄筋コンクリート造3階建ての屋上に8角形の展望台を設け、
旧北国街道側に鉄筋コンクリート造2階建を、
北側に木造2階建てを張り出している。
3階建部分の外観は改装されているが、
木造部分の1階前面は白漆喰塗の壁に玄関と大きな窓を設け、
2階前面にはペンキ塗りの手摺付きの引違いガラス窓を設ける。
ガラス窓は桟で瀟洒な幾何学模様を構成している。

全部を保存するなどということは不可能なのだろうが、
何とか保存していって欲しい建物も多いと思っている。
またちょっと古い建物を改装して、
まちづくりに利用できることがあるように思う。

今は使われなくなった洋風3階建ての建築物。
古い洋風建築の様式が見てとれる。


もうひとつたつやが気に入ってるのは、
街中に実に食堂がたくさん残っているということだ。
たつやがランチで利用する店だけでも、
森林食堂・御清水庵・たかせや・いろは支店・いろは本店
ヨコガワ分店・まつもと屋・洋食のいしかわ・清雲堂・
庄境屋・若竹食堂等など・・・。
これらはいずれも昭和の香りをぷんぷん残す風情を有する。
これらの店の半分以上は
以前、たつやのブログでも掲載しているので、
興味があれば、ブログ内検索で見てくださいね。

もう少し暖かくなったら、一日じっくり歩いてみたいと思っている。
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