2008年11月18日

フラメンコ曽根崎心中@横須賀

一週間ほど前に鯖江市役所へ行ったときにUさんからこんな話を聞いた。
フラメンコ曽根崎心中が来週の土曜日に横須賀であるんやけど、
生オケでやるのは最後かもしれんのやと


え〜!ホントかぁ、あれは音楽が生やでいいんやがの〜

帰りのクルマの中で、横須賀行きがよぎった。

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フラメンコ曽根崎心中は平成17年の9月に
鯖江市文化センターで上演されたときに
たつやは実行委員会に所属していた。

以来、たつやは主演の鍵田真由美さん、佐藤浩之さんご夫妻
九平次役の矢野吉峰さんのファンとなってしまった。

そして昨年は福井市に於いて、昼夜二回の公演を行い、
感動の渦に包まれたことは、まだ記憶に新しい。
その時にはリハーサルでの撮影と、
このブログでの掲載を許可いただく栄誉をちょうだいした。

http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/48048131.html
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/48251346.html

先週、佐藤さんにメールで問い合わせたが、
残念ながら劇団側でのチケットは完売とのことで、
横須賀行きはほとんど諦めていた。

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ところが公演前日の夜遅くに
ミクシーの九平次さんのコミュニティを覗いていたら、
とある東京の方が
チケットが一枚余っていて、どなたか行きたい方はいませんか?」
と書いてあるのを見つけた。

もうなくなっただろうな、
と思いながらもメッセージを送ったら、
まだあるという返事をすぐにいただいた。

という訳で、急遽土曜日の午後、横須賀へ向けて出発しました。
愛車のマツダのキャロルに乗って。

片道530km。
フラメンコ曽根崎心中を見るのは4回目。
S席7500円だけど、それに十二分に見合う舞台だった。
それにしても何度見ても、出演者の表現力が
回を重ねる度に進化していくことに驚かされる。
台詞のない世界で、踊りと表情だけで、
空気さえ空間さえ変えていく。
音楽がプラスされると、
そのうち時間の概念さえ変わってしまう。
本当にお初や徳兵衛、九平次の霊が降りているのでは?

この公演で一区切りということもあってか
カーテンコールも何度も何度も繰り返され、
観客と一緒になって感動の渦に巻き込まれていた。

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終演後、楽屋を訪ねたたつやを見て、
本当に来てくれたんですか?」佐藤さん談、
あら〜こんなとこまで来ちゃって(^^;」九平次さん談、
たつやさん、遠くからありがとうございます」鍵田さん談
などと、貴重な時間をさいて言葉をかけてくださいました。

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鯖江ではもうお馴染みになりました琵琶の黒田月水さんです。

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阿木さんと鍵田さんが抱き合って、
涙していたシーンが、印象的でした。

DSC_4966.jpg

またいつかこの公演が再開されたら、
絶対に行こうと思っています。

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本当に魂の根底から揺さぶられた「フラメンコ曽根崎心中
出演者、音楽家、この舞台に関わったすべての方に感謝しています。
ありがとうございます。

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それから東京のめめさん、チケットありがとうございました。
おかげで幸せな時間を過ごさせていただきました。

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posted by たつたつ・たつや at 22:07| Comment(6) | TrackBack(0) | コンサート・ライブ・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする