『フラメンコ曽根崎心中が来週の土曜日に横須賀であるんやけど、
生オケでやるのは最後かもしれんのやと』
え〜!ホントかぁ、あれは音楽が生やでいいんやがの〜
帰りのクルマの中で、横須賀行きがよぎった。
フラメンコ曽根崎心中は平成17年の9月に
鯖江市文化センターで上演されたときに
たつやは実行委員会に所属していた。
以来、たつやは主演の鍵田真由美さん、佐藤浩之さんご夫妻と
九平次役の矢野吉峰さんのファンとなってしまった。
そして昨年は福井市に於いて、昼夜二回の公演を行い、
感動の渦に包まれたことは、まだ記憶に新しい。
その時にはリハーサルでの撮影と、
このブログでの掲載を許可いただく栄誉をちょうだいした。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/48048131.html
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/48251346.html
先週、佐藤さんにメールで問い合わせたが、
残念ながら劇団側でのチケットは完売とのことで、
横須賀行きはほとんど諦めていた。
ところが公演前日の夜遅くに
ミクシーの九平次さんのコミュニティを覗いていたら、
とある東京の方が
「チケットが一枚余っていて、どなたか行きたい方はいませんか?」
と書いてあるのを見つけた。
もうなくなっただろうな、
と思いながらもメッセージを送ったら、
まだあるという返事をすぐにいただいた。
という訳で、急遽土曜日の午後、横須賀へ向けて出発しました。
愛車のマツダのキャロルに乗って。
片道530km。
フラメンコ曽根崎心中を見るのは4回目。
S席7500円だけど、それに十二分に見合う舞台だった。
それにしても何度見ても、出演者の表現力が
回を重ねる度に進化していくことに驚かされる。
台詞のない世界で、踊りと表情だけで、
空気さえ空間さえ変えていく。
音楽がプラスされると、
そのうち時間の概念さえ変わってしまう。
本当にお初や徳兵衛、九平次の霊が降りているのでは?
この公演で一区切りということもあってか
カーテンコールも何度も何度も繰り返され、
観客と一緒になって感動の渦に巻き込まれていた。
終演後、楽屋を訪ねたたつやを見て、
「本当に来てくれたんですか?」佐藤さん談、
「あら〜こんなとこまで来ちゃって(^^;」九平次さん談、
「たつやさん、遠くからありがとうございます」鍵田さん談
などと、貴重な時間をさいて言葉をかけてくださいました。
鯖江ではもうお馴染みになりました琵琶の黒田月水さんです。
阿木さんと鍵田さんが抱き合って、
涙していたシーンが、印象的でした。
またいつかこの公演が再開されたら、
絶対に行こうと思っています。
本当に魂の根底から揺さぶられた「フラメンコ曽根崎心中」
出演者、音楽家、この舞台に関わったすべての方に感謝しています。
ありがとうございます。
それから東京のめめさん、チケットありがとうございました。
おかげで幸せな時間を過ごさせていただきました。
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