滋賀県高島市は、琵琶湖の湖北と湖西に位置し、
豊かな自然と古い町並みが残る風情ある町で、
たつやも好きで時折、出かける。
高島市は平成17年に旧高島郡高島町、安曇川町、今津町、
新旭町、マキノ町、朽木村の6つの町村が合併してできた新しい市だ。
ちょうど一年前に、この町で行われた
里山ジャンボリー2007なるイベントに参加した。
それは滋賀県出身の有名な昆虫写真家、今森光彦さんと、
一緒に川の散策をするという第一部と、
星野直子さんと今森さんとの対談という第二部で構成された。
昨年のブログ参照ください。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/61786234.html
その時のあまりにも素晴らしい内容と企画に感動して、
今年も是非参加したいと思っていたところ、
高島市より案内をもらい、申し込みをした。
今年の「里山ジャンボリー2008」は
第一部がフィールドワークで場所はマキノ町海津の散策。
そして第二部が「生命を描く」というテーマで
今森洋輔氏(細密画家)と今森光彦氏(写真家)の兄弟対談。
朝、会場の安曇川ふれあいセンターに到着すると、
たくさんの参加者が集まっている。
ナンバーを見ると、滋賀が多いが、大阪や京都も結構ある。
何人かの人と話をしたが、遠くから来てる人、
この企画には必ず参加するといったリピーターが多かった。
一部は80人が定員だが、人気のため、すぐに埋まってしまったらしい。
バス2台に分かれて、散策する海津まで行く。
案内をしてくれる高島市役所の職員の方が
バスガイドさんに負けず劣らずの話しぶりで感心^^
桜並木で有名な海津大崎の湖岸から、散策の開始だ。
ここから海津・西浜の湖岸沿いに続く石積みを見ながら歩く。
また昭和の時代には普通に見られた洗濯をするための橋が、
最近になってまた復活したという話を聞いた。
琵琶湖は、南の方はかなり開発が進み、
景観も自然も大きく変わってしまったが、
この当たりの湖岸は、さほど開発の波が押し寄せていないことが、
返って、貴重なエリアとなったようだ。
最近になって、この高島市海津・西浜・知内の水辺景観は
全国で5番目の重要文化的景観に選定されたようである。
この辺りは何度か来ているが、
今森先生と歩くことで、今までとはまったく違う観点で、
町歩きを楽しむことが出来た。
自然や生き物のことだけでなく、歴史や文化、
またその地域で地道に活動している人との交流を通した人脈など、
ありとあらゆる方面に多才な方なので、実に楽しい。
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