2008年10月17日

石窯の魔法

石窯に火を入れる日は、少し早起きをする。
というかしなくてはならない。
というのも、ピザやパンを焼く温度まで窯を暖めるには、
たつやの石窯でだいたい4〜5時間はかかるから。

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新聞紙を丸めて、細めの杉板や家具作りで出た端材を乗せて
火を点けて、徐々に太い薪を入れていく。
炎が安定したら窯の扉を閉めて、
空気調整口をいっぱいに開けておく。
最初は白い煙が出るが、そのうち無色透明になる。

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のんびり珈琲でも入れながら、薪を足すのが好きな時間。

30分起きに新たな薪を入れて、それを繰り返していくと、
窯の中の温度は400℃近くまで上がる。
オーブン温度計が350℃までしか計れないので推定ですが
その時に使う薪の種類や量によっては少し違うように感じるが。

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石窯の中の薪をすべて出して、
火消し壷ならぬ火消し一斗缶に入れ蓋を。
こうすれば消し炭として残り、
次の石窯に火を入れる際に使える。

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料理をする前に必ずするのは包丁を研ぐこと。
切れない包丁はストレスなんです・・・
ふらふら

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最近わかったことなのだが、窯の中の温度は場所によってかなり違う。
当然のことながら炎は上に上がるので窯の中の上は温度が高いのだ。
たくさんの友人が集まってピザを焼く時などは、
20とか30枚という数なので、一度に4枚焼くようにセッティングする。
窯の中を二段にすることで、下の段で二枚、上の段で二枚焼く。
そうすると上の方が先に焼ける。
窯の温度は火を出した後は下がる一方なので、
ピザの焼ける時間も遅くなっていく。
そうなると、上と下をローテーションすることで効率良く焼ける。


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今までの経験上、ピザを焼く温度帯は350〜250℃
ちょっとしたパンやクロワッサンは250〜200℃
お肉はじっくり焼いた方が美味しいので、適温は分からない。
そして200℃以下でポトフをする。

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焼き芋グッド(上向き矢印)は、適当な温度帯に入れて、
お箸が簡単に刺さるようになればOKです。


季節にもよるが昼頃に薪を出して、
夜遅い時間でも窯の中は140℃くらいあるので、
まだ試していないが、余熱で他の料理も可能だと思う。

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この日のゲストはたつやがみらい塾でお世話になった
池田町土合皿尾のおばちゃんたち
5人くらい来る予定だったが、3人が来てくれた。
3人がそれぞれお土産を持ってきてくれたのだが、
ぜんまいの白和え、スコ(里芋のズイキの酢漬け)
ウドの煮物、お餅、家で採れた新鮮な野菜など・・・。

もう、たつやにとっては最高にうれしいプレゼントだわーい(嬉しい顔)

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ナナイロさんもオフで、参加してくれて、
おばちゃんたちにマッサージのプレゼント
こういうことが自然に出来るふたりが素晴らしいと思います。

石窯を作ったら、また違うコミュニティが出来ました。
石窯や炎には、自然と人を集める魔法があるのかもしれません。

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今日の福井新聞にナナ・イロワンマンライブの記事が
載ってましたね〜。
問い合わせも結構あったみたいで、良かったぁ^^


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ラベル:男の料理 パン窯
posted by たつたつ・たつや at 21:36| Comment(2) | TrackBack(0) | クッキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする