発芽そばというものがあること自体、つい一年前まで知らなかった。
これはあわら市にある「生粉打ちそば処みどり庵」で知ったのだが、
その発芽そばの本家がここ上田にある。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/72867699.html

上田市に古い家並みがならぶ旧北国街道上田宿柳町がある。
その一角に古い生糸問屋を改装して作られたという有名そば店がある。
そばやの名前は『おお西』。
店の前に大きな木の看板と何故か石像が立っている。

暖簾をくぐり中に入る。
かなり広い。
正面に大きな提灯があって、手打百藝おお西と書かれていた。
入口右手にガラス張りのやはり大きな打ち場がある。
客席は座敷とテーブル席合わせると80人以上は入ることができそうだ。

上田まで来たのだから、
やはりここはおお西ならではの発芽そば切りを頼んでみよう。
ふむふむなるほど。
メニューにはこう書いてある。
発芽そば切りとは、そばの実を発芽させ、
搗き臼と店主考案の手打ち法によって、そばに仕上げました。
発芽期に発生する糖化酵素による甘味の増加、餅のような食感、
独特のぬめり、従来のそばの概念が変わります。
新芽の誕生によってもともとそばに含まれいる優れた成分の増加、
そしてまたブロックされていて使えなかった成分や新しい成分が生じるという。
このそばは素晴らしい健康食です。
そばを待つ間に、店内をいろいろ見て歩いたが、
薪ストーブがあったり、店内に小川?が流れていたり、
ものすごい立派な神棚があったり・・・
すべてが半端じゃない!



お!気になってたオリンピックの北島康介が二つ目の金メダル!
信濃毎日新聞の夕刊で知りました。
しばらくして運ばれてきた発芽そば切り。
見た目には、麺の表面がごつごつした様子で力強さを感じる。

ちゃんとそばの香りが立ち、口に入れると歯ごたえがある。
喉越しを重視する人にはあまり向かないだろうが、
噛んで食べるなら、甘味や旨味を感じることが出来る。
関東系?とも思われるちょっと濃い目のつゆに、
半分ほどつけてずるずるといただいた。

思った以上にボリュームもあり、満足した発芽そば初体験だった。
ただ、メニューにあった餅のような食感はあまり感じることができなかった。
発芽そば切りは一杯1575円でした。

手打百藝おお西
長野県上田市中央4-9-8
0268-24-5381
定休日:無休(但し、不定期に休むことあり)
営業時間:午前11時〜午後7時00分
(但し、状況により早めに閉店することあり)

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