
河和田アートキャンプ最終日にうるしの里会館に行くと、
ちょうど会館前のテントに数人の学生と河和田の職人さん、
それに一般の方が集まっていた。
何が始まるのか行ってみると、
昨日ブログで紹介した漆との融合の作品を作った学生さんが
お世話になった職人さんの前で発表をしているところだった。



昨日作品をひとつひとつ見ていただけに
非常に興味深く聞かせてもらった。
こうして作品を作った意図やコンセプトなどの熱い思いを聞いていると、
なるほどと思うことや、意外に感じることがある。
しかしながらただ作品を見るのと、
説明を聞いて見るのでは印象もガラリと変わる。
ひとつ感心したのは、すべての学生さんが自分が
世話になった職人さんを紹介し、
その職人さんがいかに素晴らしいかを自慢していたことだ。
自分の作品はいずれも職人さんの協力なしには出来なかったと
みんなが感謝の言葉を口にしたのだった。









豚の頭蓋骨に漆を塗った作品や、おどろおどろしい魚の妖怪、
割れた食器のバラバラの破片ひとつひとつに漆を施して接いだ作品などなど。
それぞれの発想のユニークさや若い感性を感じることが出来た。
中には漆でかぶれながらも頑張って仕上げた女子学生もいた。
職人さんがいろんな個性ある学生の感性に戸惑いながらも
温かい目でアドバイスや手助けを続けたことが伝わってきて、
見ていたお客さんからも温かい拍手が送られていた。



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