2008年07月18日

カレー賛歌

子どもの頃からカレーが好きで好きでたまらない!
という訳ではなかったたつやが、
いつの間にかカレー大好き中年になっていた。

食べるのも好きなのだけど、作るのはもっと好きハートたち(複数ハート)
作ったカレーをおいしい〜と喜んでくれるのはもっともっと好きハートたち(複数ハート)ハートたち(複数ハート)

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家でちょこちょこ作ってるうちに、
自分でもそこそこの味になるようになって、
みらい塾でのアウトドアクッキング定番のカレー作りで、
その楽しさに火がついた。
何せ、100皿分を一気に作るのだから、材料も半端じゃないし、
中身もいろいろ試行錯誤して選んだ素材を使う。
タマネギなんて大玉を20個以上みじん切りにして涙ポロポロたらーっ(汗)
お肉もキロ単位で買ったり…。
まさにカレーと格闘するかのようだ。
そんなみらい塾でのカレー作りがきっかけで
家でも大量のカレーを作る。
というか小さな鍋でのカレーは作れない?

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だから今でも想定70〜80皿くらいで作る。
その変わり、年に3〜4回しか作らず、冷凍保存したり、
バレンタインチョコのお返しには、
家族人数×2人分のカレーを渡したりする。

さて、たつやのカレーが好評(だと思っている)なのには、
ちゃんと訳があると思っている。
それはいろんな素材が混じり合った深い旨味が生まれること。
ベースには全部スープストックを使っている。

以下5枚の写真は冬の間にとっておいたスープストック

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これは世界一とも言われる敦賀の昆布やさん
奥井海生堂」の利尻島香深浜産の天然昆布をベースに、
ニンジン・セロリ・たまねぎ・ニンニク・大根・カブ・ネギ・リンゴ・
生姜・ブロッコリーやキャベツの芯
などの野菜と、
こだわりの飼育をしている鶏のガラ
何日間か薪ストーブの上に置いて、
沸騰させないようにじっくり取ったものだ。

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さて今回は細かく切ったニンニク
オリーブオイルに浸けて置いて火を入れました。
大量のみじん切りにしたタマネギと少しのバジルを時間をかけて(約40分
竹べらでかき混ぜながら炒めます。
トロトロになり、後は焦げないように弱火にして混ぜ続けます。
この時点で味見をすると、砂糖を入れたっけ?
と勘違いするほど甘味が出ています。
ここにスープストックと湯剥きし、種を取り除いた
フレッシュトマトをミキサーにかけ、それを入れて煮込みます。

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それらを寸胴鍋に移し、スープストックと水を加え、煮込みます。
これにロリエを数枚、
八角カルダモンをティーパックに入れて一緒に煮込みます。

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ミキサーをかけたプレーンヨーグルト、エスプレッソ、白ワイン、
塩、胡椒、醤油、メイプルシロップ、
などを入れ、
夏野菜や豚肉をそれぞれ炒めて加えていきます。
今回はニンジン、ジャガイモの定番に加え
ナス、パプリカ、ブロッコリー、しめじ、ズッキーニを加えました。

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材料はこれの2〜3倍は使っています^^;

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ガラムマサラ、マンゴチャツネ、ブラックチョコレート、に
市販のカレー粉を二種類、カレールーを五種類、
インドカレーの粉
を全部包丁で細かく砕いて混ぜて、
少しづつ溶かしていきます。

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焦げつかないように、かきまぜながらしばらく煮込み
火を止め、荒熱を取るために鍋を水につけて、翌日再度火を入れ、
また冷まして冷蔵庫で二日間寝かせて完成です。

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どこに何の味が隠れているか?
なんてもう全然わからないのですが、
味に深みと厚みが加わっていて、なんとも複雑怪奇で旨いカレーなんです。

時間と手間とお金と愛情をたっぷりかけたカレー
あなたにも食べさせてあげたいです^^

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ラベル:男の料理
posted by たつたつ・たつや at 21:46| Comment(13) | TrackBack(0) | クッキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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