という訳ではなかったたつやが、
いつの間にかカレー大好き中年になっていた。
食べるのも好きなのだけど、作るのはもっと好き

作ったカレーをおいしい〜と喜んでくれるのはもっともっと好き




家でちょこちょこ作ってるうちに、
自分でもそこそこの味になるようになって、
みらい塾でのアウトドアクッキング定番のカレー作りで、
その楽しさに火がついた。
何せ、100皿分を一気に作るのだから、材料も半端じゃないし、
中身もいろいろ試行錯誤して選んだ素材を使う。
タマネギなんて大玉を20個以上みじん切りにして涙ポロポロ

お肉もキロ単位で買ったり…。
まさにカレーと格闘するかのようだ。
そんなみらい塾でのカレー作りがきっかけで
家でも大量のカレーを作る。
というか小さな鍋でのカレーは作れない?


だから今でも想定70〜80皿くらいで作る。
その変わり、年に3〜4回しか作らず、冷凍保存したり、
バレンタインチョコのお返しには、
家族人数×2人分のカレーを渡したりする。
さて、たつやのカレーが好評(だと思っている)なのには、
ちゃんと訳があると思っている。
それはいろんな素材が混じり合った深い旨味が生まれること。
ベースには全部スープストックを使っている。
以下5枚の写真は冬の間にとっておいたスープストック





これは世界一とも言われる敦賀の昆布やさん
「奥井海生堂」の利尻島香深浜産の天然昆布をベースに、
ニンジン・セロリ・たまねぎ・ニンニク・大根・カブ・ネギ・リンゴ・
生姜・ブロッコリーやキャベツの芯などの野菜と、
こだわりの飼育をしている鶏のガラを
何日間か薪ストーブの上に置いて、
沸騰させないようにじっくり取ったものだ。


さて今回は細かく切ったニンニクを
オリーブオイルに浸けて置いて火を入れました。
大量のみじん切りにしたタマネギと少しのバジルを時間をかけて(約40分)
竹べらでかき混ぜながら炒めます。
トロトロになり、後は焦げないように弱火にして混ぜ続けます。
この時点で味見をすると、砂糖を入れたっけ?
と勘違いするほど甘味が出ています。
ここにスープストックと湯剥きし、種を取り除いた
フレッシュトマトをミキサーにかけ、それを入れて煮込みます。


それらを寸胴鍋に移し、スープストックと水を加え、煮込みます。
これにロリエを数枚、
八角とカルダモンをティーパックに入れて一緒に煮込みます。

ミキサーをかけたプレーンヨーグルト、エスプレッソ、白ワイン、
塩、胡椒、醤油、メイプルシロップ、などを入れ、
夏野菜や豚肉をそれぞれ炒めて加えていきます。
今回はニンジン、ジャガイモの定番に加え
ナス、パプリカ、ブロッコリー、しめじ、ズッキーニを加えました。

材料はこれの2〜3倍は使っています^^;


ガラムマサラ、マンゴチャツネ、ブラックチョコレート、に
市販のカレー粉を二種類、カレールーを五種類、
インドカレーの粉を全部包丁で細かく砕いて混ぜて、
少しづつ溶かしていきます。


焦げつかないように、かきまぜながらしばらく煮込み
火を止め、荒熱を取るために鍋を水につけて、翌日再度火を入れ、
また冷まして冷蔵庫で二日間寝かせて完成です。


どこに何の味が隠れているか?
なんてもう全然わからないのですが、
味に深みと厚みが加わっていて、なんとも複雑怪奇で旨いカレーなんです。
時間と手間とお金と愛情をたっぷりかけたカレー
あなたにも食べさせてあげたいです^^
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ラベル:男の料理