出来ました、パン窯!
構想四年、工期一ヶ月半、職人邦彦が晴れの日に
通うこと約一週間でカタチになりました。
耐火モルタルは冬場のこの時期にはまったく乾かないし、
火を入れていくうちに水分が抜けていって、
少しづつ乾燥して窯になっていくらしい。
なんせパン窯が欲しい!
という思いだけは人一倍あっても、
その使い方やノウハウはズブのド素人。
いったいどれくらいの薪を入れて、何時間燃やすのか?
さっぱりわからない。
ま、火を入れてみることにした。
焚火や薪ストーブに火をつけるのは慣れているからまず問題ない。
新聞紙を丸め、細かい杉板を乗せ、太い薪を組む。
マッチをすっていよいよ点火。
パチパチ一人で拍手をする。
燃えはじめた新聞紙が木に移り
パチパチと音をたてて赤い炎があがり、
やがて煙突から白い煙が上がりはじめた。
乾燥した薪なのでよく燃える。
こういう場合、戸を開けたままで火を焚くのか、
閉めてある程度空気調整をするのか?
とりあえず開けていると、
20分ほど経った頃にボンッ!
という音と共に薪が弾けた、と思った。
えっ!何だ、これ。
良く見ると石のカケラのようだ。
取り出してみたら、紛れもなく大谷石。
ということは何処かが割れたのだ。
どうも焼き床に敷いた石の一部分が欠けたようだ。
幸い表面だけのダメージ。
3時間ほど火を焚いていると、内部は180℃くらいになった。
パンを焼くには280℃くらいまで上げるらしいが、
本当にこんな温度まで上がるのだろうか?
本日はここまで。
だけど折角暖めた窯で何か焼いてみたい。
オキ状態の灰の中に、里芋・紫イモ・ジャガイモ、
それに先日取り寄せした下仁田ネギを
それぞれアルミホイルに包んで、入れてみた。
ネギは7〜8分、里芋10分、紫イモ20分、ジャガイモ30分で
いい感じに焼けた。
とりあえず何とかパン窯が使えそうな感じ^^
だけど、今回使用した薪は15kg程度、
温度をもっと上げようと思ったら、30kg以上は使うかも・・・。
もう少し使えるようになったら、
パン窯完成披露イベントを企画しま〜す。
お披露目は3月下旬辺りを考えています。
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もう、ビックリです。本当にありがとうございます^^