
サバエシティホテルのメゾン・ド・レトワールが企画した
『美食の饗宴』に参加する機会を得た。
西麻布フレンチレストラン『KEIZO』の
オーナーシェフ井上桂三氏を迎え、
カニ食いに行こうと言われ騙され友情出演?の
「リストランテ・ヒロ」山田宏巳氏が飛び入りで参加。
そして同ホテルの総料理長藤井正和氏と
三人によるフレンチのフルコースを楽しむ会だ。



本日のメニュー

普段、福井というエリアに住んでいると、
素材の美味しさに慣れてしまい、
素材そのもののダイレクトな味わいを楽しんでしまいがちに思える。
だけど彼ら日本を代表するような
フレンチやイタリアンの若手シェフたちは、
福井の素材をどのように仕上げてくれるのだろうか、
という好奇心いっぱいでの参加だった。
サバエシティホテルはたつやの会社から歩いても5分。
昼の部は12時からのスタートで予定では早めに行って
厨房の様子やホテルの窓から見える冬の西山公園を眺めて、
料理を待つつもりだった。
しかしながら、緊急で入ってきた打ち合わせが長引き、
到着したのは12時を10分過ぎ。
慌てて席に座った。
ちょうどシェフの紹介が行われている時だった。
お〜、たつやの目の前には同ホテル社長
遅刻してすいません


本当に美味しくいただけるコースは、
まず前菜から驚かされる。
ひとつひとつがメインに成り得る素材厳選のプレート。
今庄産つるし柿とマスカルポーネの組み合わせにはビックリです。

フォアグラなんて滅多に食べられませんが、
こんなに美味しいのは初めてかも?
小浜産のアナゴも初めての食感。
10年以上の(だと思う)バルサミコが甘いんです^^


桂三シェフが「これは味噌汁とおんなじですよ」と言った一品。
味噌仕立てなのに、なぜかフルーティささえ感じます。
ほんのちょっと添えられたウニがタマリマセン。

カニを食べに来たはずなのに・・・
ヒロシェフの白子のリゾット(お代わり〜って叫んでしまいました)

ウロコだけがカリカリに仕上がっています。
甘鯛がこんな風に料理されること自体、驚きでした。
下にある米茄子と春菊が絶品、
しかもそのソースの美味しさにまたビックリ。

シェフって本当にスゴい職業だと思う。
普段食べている福井の食材をこんなに繊細に、
時には大胆に表現し、ものの見事に変身させて
食べる人を魅了し楽しませ、幸せ


鴨に白トリュフの塩を一皿一皿丁寧に振りつける桂三シェフ

鴨肉の上に白く光るこの塩だけをちょっと舐めてみました。
舌の上に乗った塩は多分3結晶くらいでしょう・・・。
でもそこからじわ〜っと舌の細胞の中に広がっていくのがわかるんです。
大げさな言い方かもしれませんが・・・。
甘〜く感じるんです。
それにイチジクのソースがいい感じ^^

デザートも上品でいて、素材の味が絶妙に溶け込んでいます。



食事会がお開きになり、お客さんおひとりおひとりを
お見送りされる三人のシェフの笑顔がとても素敵だった。
もちろんお客さんも幸せそうな笑顔で帰っていく。
福井で超一流シェフの料理を楽しめる機会はあまりない。
またそれにこの会では、シェフがインカムをして、
厨房の中での会話が、客席に流れるという
新しい試みも行われた。
「おお、これはいい白子ですね〜」
「早く、それをお願いします」
などと言う会話が聞こえてくるのは、
臨場感があるし、次のプレートをあれこれ想像したりして、
待っているお客さんにとっても楽しいものだと思う。
それに、たつやのブログを見てくださっている
オーナーさんの許可を得て、厨房にまで入らせていただき、
撮影することが出来たのは尚更ラッキーだった。
こういう機会を提供していただいたサバエ・シティーホテル、
そして藤井シェフの日頃からの人脈がなしえた
コラボレーションに感謝したいと思う。
ありがとうございました。
そしてごちそうさまでした。
いや〜、今、写真を見ても、ドキドキします^^
サバエ・シティーホテル
http://www.sabae-city-hotel.com/
福井県鯖江市桜町3丁目3-3
TEL 0778-53-1122
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