2008年01月01日

日野川のコハクチョウ

新年明けましておめでとうございます。
たつやの住む鯖江市には、日野川という川が流れています。
高度成長時代は、汚染が進み川からたくさんの生き物が
消えていきましたが、最近は水がきれいになって、
少しずつ帰って来ているようです。

hino071256.jpg

数年前からこの日野川の中流で、
コハクチョウが見られるようになりました。
最初は2〜3羽でしたが、去年辺りから十数羽
訪れるようになり、今冬も14〜15羽を確認しました。

hino07125.jpg

野鳥に関しては、ずぶの素人なのですが、
すずめやカラス以外の鳥を見かけると、
ささやかな幸せを感じたりします。
堤防に車を停め、望遠レンズで撮影してみました。
穏やかなあたたかい日だったので、
コハクチョウたちものんびりゆったりモードでした。
たくさんの水鳥たちも、
気持ち良さそうに、泳いでいます。

hino07122.jpg

hino07123.jpg

hino07121.jpg

こんなにたくさんの鳥たちが生きていくには、
川の魚や昆虫や植物が豊かでないと無理。

こういう風景を子どもたちに残していかないといけないですね。
今年もブログでそんなことを伝えられたら幸せに思います。


謹賀新年2008

今年は白鳥のような純白の素直さで生きたいものです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

hino07124.jpg

コハクチョウは 4,000kmも日本から離れた
北緯50度以北のシベリアから、
日本へ約2週間で渡ってきます。
渡り鳥は、シベリアと日本の間を
ノンストップで渡って来る訳ではなく、
何度も中継地で休みながら渡っています。
そのコースは、カムチャツカ半島から
千島列島を経て北海道へ渡るコースと、
サハリンを経て北海道へ渡るコースがある。


コハクチョウ 小白鳥
種 名 カモ目/カモ科/ Cygnus columbianus Bewick's Swan
時 期 冬鳥
形 態 L 1,200mm 
    嘴峰93-100mm 翼長496-550mm
    尾長149-162mm ふ蹠99-117mm.
    雌雄同色。
    全体に純白で、頸が短い。
    眼先は黄色の皮膚が裸出しており、
    嘴基部を経て鼻孔の手前まで黄色。
    嘴の他の部分と脚は、黒色。
    幼鳥は、全体が灰白色で、嘴は先端と嘴のふちは黒く、
    他は白っぽい。 脚は灰色。
    鳴き声: 甲高い声で「コォーコォー」 


人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
今年もどうぞよろしくお願いしま〜す^^

ラベル:鯖江市 自然
posted by たつたつ・たつや at 01:00| Comment(11) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008元旦

08116.jpg

福井のスタンダードなお雑煮は、
昆布だしでとった味噌味。

ただ単純に鰹節だけをかけていただきます。
今年は、セリを入れてみました。
福井スタンダードではありません

08112.jpg

福井は雪のお正月。雪雪雪
大晦日から寒気団がやってきて、
灰色の空から、白い雪が落ちてくる。
時折、雷怪しく稲妻が走り、雷ゴロゴロと低い音が聞こえる。

12時と同時に近所の松阜神社への初詣も、
かなり吹雪いていたので、今年は取り止めた。

会社に行って神棚にお参りした。
午後からは、たつやの両親と弟一家との
食事会で、焼肉とそばをいただく。
一通り食事が終わってから、
薪ストーブの前で、年賀状を一枚一枚見る。
懐かしい友の顔を思い出したり、
友人の家族写真に微笑んだりしながら。

08114.jpg

08113.jpg

駐車場の雪が結構積もっていて、
数年ぶりに整備してもらった除雪機で除雪。
エンジンをかける行程や操作はうろ覚えだったが、
やってるうちに思い出した。

08117.jpg

久しぶりにテレビなどを見て
ゆっくり過ごす2008年元旦。

今年も穏やかな一年でありますように。

ほぼ完成したパン窯も雪の中に埋もれています。

08115.jpg

人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
今年もどうぞよろしく
ラベル:パン窯
posted by たつたつ・たつや at 23:56| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月03日

鋳物ストーブ

って、金属の中では最も身近でよく使われている素材だと思うが、
どこかしら人間臭さを感じさせてくれるように思う。

考えてみれば、たつやが大好きだった蒸気機関車は鉄の塊。
愛して止まない鉄馬のオートバイ、カワサキのZ2
今のバイクはプラスチックやFRP部品を多用していて鉄馬じゃないよ

tetu02.jpg

tetu01.jpg

それに、薪ストーブ。これもまさに鉄の塊。
そういえば唯一、株を持ってる会社は鉄鋼だっけ。

という鉄好きなたつやを知ってか知らずか、
とあるアンティークやさんから、画像付きメールが送られてきた。
こんなん入手しましたが、どうですか?
やっと手に入れたデッドストックです
。』
憎い文面だ・・・[やっと]と[デッドストック]という言葉。
こういうのに弱いたつや・・・

古い日本製の鋳物ストーブだった。
小ぶりでめちゃめちゃカワイイハートたち(複数ハート)

tetu03.jpg

tetu08.jpgtetu07.jpg

tetu04.jpg

数日後には、我が家にやってきました。
勿論実用出来ますが
しばらくはオブジェとして飾っておこうかな〜?

tetu05.jpg

tetu06.jpg

カンパネルラで現物見れます。
posted by たつたつ・たつや at 19:46| Comment(0) | TrackBack(0) | アンティーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月04日

福井県絹織物工業組合50周年記念誌

kinu02.jpg

福井県の絹織物が一時期、
世界一の生産量を誇ったということは、
恥ずかしいことに福井県人のたつやは知らなかった。

昨年の6月頃から半年ほどをかけて、
福井県絹織物工業協同組合の50周年誌
制作する仕事をさせていただいた。

kinu01.jpg

同組合は昭和32年に設立され、
昨年で50年という半世紀の歴史を刻んだ。

組合設立以来、初めての記念誌だったこともあり、
設立当時のエピソードを聞くにも詳細を知っている人は
ほとんどが鬼籍の人となっていて、
現在の組合員さんのお父さんの時代なので、
書籍や資料を調べたり、取材に行ったりして、
少しづつまとめ、カタチになっていった。
何度も組合の役員の方との打ち合わせ、会員の方の座談会、
関係者を集めての思い出を語る会などを行い
12月上旬にようやく一冊の本(A4オールカラー64p)になった。

kinu03.jpg

kinu06.jpg

福井の絹織物の歴史については、
10年ほど前に繊維情報社の元記者、故前田幸夫氏
詳細にまとめられていたものを元に加筆訂正した。

ジェットコースターのように上下する景気の波に左右され、
莫大な利益を産んだ時代も、
氷河期のように冷えきった時代も乗り越え、
福井県や国の財政さえも支えた福井の絹織物
最盛期に比べれば生産量も会社数もかなり減っているが、
技術と品質と安心を兼ね備えた福井の絹織物が、
今後も存続、発展されることを心より祈念したい。

kinu04.jpg

kinu05.jpg

たつやのブログに書きたいと話したところ、
快諾いただき、さらに興味のある方がいらっしゃれば、
差し上げることもOKとのことでした。
福井県絹織物工業協同組合様のご好意で10冊いただきましたので、
ご興味のある方はお電話・FAX・メールにてお問い合わせください。
先着10名様に差し上げます。
郵送代金もこちらで負担いたします。

この仕事をさせていただいたことは、
たつや自身大変勉強になりました。
歴史や絹織物については勿論、
激動の時代を生き抜いてきた組合員メンバーの方々の
たゆまぬ努力や改革、
そして人知れぬ苦労や苦悩があっても
それらを乗り越える勇気や実行力に感心・感動しました。
50周年という機会に、縁あってこの仕事をさせていただいたことに
心より感謝したいと思います。
印刷屋冥利に尽きるお仕事でした。
ありがとうございます。


創業・明治36年(1903年)
合資会社 藤田印刷所
916-0057 福井県鯖江市有定町1-1-29
TEL.0778-51-2805 FAX.0778-52-8543
junchan.p@wt.ttn.ne.jp

kinu07.jpg

50周年記念懇親会では、たつやがカメラマンをしました^^
芦原温泉・開花亭にて 2007.12

kinu08.jpg

人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
今年もどうぞよろしく

ラベル:藤田印刷所
posted by たつたつ・たつや at 12:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 印刷関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月05日

大津・正月の風景

暮れにドーっと降った雪が、そのまま正月に残っていて、
北陸の冬そのものの2008年のスタートとなった。

福井人曰く「オゾイ天気やの〜
オゾイは悪いとか良くないの意

カメラ片手に出かけるには、ちょっと億劫な天気だ。
ならば、お天気のところまで出かければいい。
という感じで太平洋側まで行けば間違いないだろうが、
なるべく近くて、旅気分を味わえる滋賀へ出かけた。
どこへ行くかは決めずに、琵琶湖沿いの湖岸道路を南下するが、
長浜を過ぎても、彦根を過ぎても、結構街中は雪景色で、
空も灰色で、福井とさほど変わらない。
近江八幡辺りから、空がだんだん明るくなってくる。

そういえば、たつやの好きなヴォーリズ建築の代表的建造物
ヴォーリズ記念病院に建つツッカーハウス
どうなっているのだろう?
幾度となく取り壊しの話が出て、その度に心配している。
一年半ぶりに、ちょっと覗いてみた。

08ootu00.jpg

あ〜、あったあった!
周りにいくつかの新しい建物が建っていたが、
ツッカーハウスはそのままだった。
しかしながら、老築化のため、
近づくことができないようになっていた。

http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/19717215.html
以前、ツッカーハウスグッド(上向き矢印)について書いたブログ記事です。

さらに南下を続けていくと、青空が広がっている。
気持ちよく走っていたら、大津まで来てしまった。
湖の畔の公園に車を停めた。
気温は低いが、太陽がサンサンと降り注ぐ。
風もなく、本当に気持ちがいい。

08ootu01.jpg

08ootu02.jpg

地元のおじさんたちがベンチで談笑していたり、
自転車に乗ったおじさんも一休み。
家族連れで釣りを楽しんでいたり、
サッカーを楽しむ若者や、子どもたち・・・。

08ootu05.jpg

08ootu04.jpg

08ootu03.jpg

同じ正月でも、全然違う風景だ。
ふくい大好きたつやだけど、このお天気だけは、
ちょっとばかり羨ましいなぁ・・・。

すぐ近くにあった蒸気機関車。
これは通称「貴婦人」と呼ばれたC57型機。
お正月飾りを付けているのは、
地元の人に愛されてる証拠だね♪


08ootu06.jpg

ビルの硝子に写るのは、大津プリンスホテル

08ootu07.jpg

人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
これからもよろしくお願いしま〜す
ラベル:滋賀県 昭和の町
posted by たつたつ・たつや at 21:10| Comment(4) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月06日

浜大津駅前その1

滋賀に限らず、知らない街に行くと必ず駅前を歩く。
その土地の空気や、そこで暮らす人の香りを嗅いでみたい。
できれば、出会った人と話をしてみたい。
昭和の建物や店があれば尚いい。
古い商店街で人々と行き交い、
小さなお寺を見て、和菓子屋や瀬戸物屋を覗く。


浜大津の駅前商店街は、ちょうどお正月の3日目ということも
あって、お店のほとんどがシャッターを下ろしていた。
それでも、街歩きはそれなりに楽しい。

oo001.jpg

oo009.jpg

商店街にあった薬局の駐車場に車を停め、
財布とカメラだけを持って外に出た。
ヒヤッとした空気が体を包む。
肩をすくめて、ダウンジャケットのポケットに
手を入れて路地を行く。

oo002.jpg

いいね〜、こんな散髪屋さん。
このクルクル回るのいい味出してる。

oo003.jpg

何本目か小さな道を曲がると、
おじさんがカメラをセットしている。
ん?何を撮っているのだろう?
どうやら接写レンズを使って
何かのアップを撮っているようだ。

oo004.jpg

oo005.jpg

何を撮ってるんですかぁ?」
サルの顔に見えるんです、これ
えっ?サルの顔ですか?」
ファインダーを覗かせてもらうとなるほどサルの顔だ。

oo008.jpg

oo006.jpg

いろんな枝を見せてもらうと、
それぞれ帽子を被った子どもや、
宇宙人の顔見たことはないが^^;)に見えたりする。
へー、普段見ることの出来ないマクロの世界、
これもハマると面白いのだろうな・・。


おじさんにお礼を言って、再び歩き始めた。

oo007.jpg

人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね
ラベル:滋賀県 昭和の町
posted by たつたつ・たつや at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月07日

浜大津駅前その2

oo011.jpg

浜大津の商店街は正月休みで静かだ。
だけどこういう状況だからこそ目に入る風景がある。

oo021.jpg

oo012.jpg

人がすれ違うのさえ難しそうな路地をちょっこっと覗いてみたり、
迷路のような小路を歩いてみると、
商店街の裏手にたくさんのお寺がある。

oo016.jpg

そのうちのひとつ『青龍寺』に立ち寄ってみた。
曹洞宗のお寺で、屋根瓦が面白い。
青の文字が鯖江の青と同じように青の下の月がになっている。
同じように瓦の青も
鯖江出身のたつやだからこそ、興味を持てたのかもしれない。

oo013.jpg

見事な瓦・・・職人さんの腕の見せ所?

oo015.jpg

oo014.jpg

そろそろ温かいコーヒーが飲みたい
なんて思いながら商店街を行くと、
気になる看板が目に付いた。

oo020.jpg

えっ!?何この値段

コーヒー200円
ホットケーキセット500円

「手作りホットケーキの店・HEART」

oo019.jpg

oo017.jpg

古い商店を改装した店内は、
手前に70年代っぽい赤い応接セット。
奥に座敷がふたつあってそれぞれの部屋にコタツがあって
好きな場所で、お茶することができる。
コーヒーだけを頼もうと思ったが、
あまりの値段の安さにホットケーキセットを頼んでしまった。
旅先でなければ絶対に食べないチョイス。
人の良さそうな親子(親父さんと息子さん)でやっている。

oo018.jpg

直径20cmくらいの焼きたてホットケーキ+コーヒー
+フルーツ+ヨーグルト
という豪華セットでワンコインは、
申し訳ないような金額で、
しかも冷えた身体にしみ渡る美味しさだった。

これだから知らない街歩きは止められない。

人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね

ラベル:滋賀県 昭和の町
posted by たつたつ・たつや at 23:26| Comment(6) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月09日

叶匠壽庵(浜大津)

kanou07.jpg

商店街の路地を行ったり来たりしているうちに、
品格を感じる和菓子屋さんを見つけた。
近くまで行って暖簾に書かれた店名を見てビックリ。

和菓子界では、超有名店
叶匠壽庵(かのうしょうじゅあん)」の本店だった。

暖簾をくぐり、店に入って、ちょっと驚いた。
たつやの予想では、きれいな硝子ケースに和菓子が並んでいて、
お店の人と対面で注文だと思っていたが、
右側の低い棚に、商品見本が並んでいるだけ。

kanou01.jpg

kanou02.jpg

左奥にほんの4畳くらいの座敷があって、
待っている間に、お茶とこの店の最中が出される。
寒い中を歩いてきたたつやにはとってもありがたいサービスだ。

kanou04.jpg

座敷の上の神棚には、たくさんの大黒様が並んでいる。
どれもかなりの年代モノのよう。

kanou06.jpg

kanou03.jpg

これらの大黒様が叶匠壽庵の人気の元なのでしょうか?
というか大黒様を大切にする心粋なんでしょうね。


買って帰った「あも」と「匠壽庵最中」。
どちらも、小豆の美味しさが際立っていました。
ツヤツヤした美しい小豆とつぶつぶ感、
深い甘味、やっぱ和菓子は奥深いです。

kanou05.jpg

店の奥にある小さな庭と蔵がまたいい雰囲気です。

kanou08.jpg

叶匠壽庵本店
滋賀県大津市長等2丁目4-2
077-525-8111

人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね
posted by たつたつ・たつや at 20:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 店グルメ・和菓子・餅他編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月10日

炉ばた家『見聞録』浜大津店

旅先で出会う人間や食べ物は、
その街の印象の良し悪しにかなり影響する

と思っているたつや。

だからこそ、自分の勘と鼻を頼りに街を歩き、
そこで出会った食べ物が美味しかったりすれば、
もうその街はいい街になってしまう。

正月ということもあって、
浜大津の街の飲食店もほとんどがシャッターを下ろしている。
でも、通りがかった道沿いに一軒の居酒屋が。
なんとなく気になって、車を下りて中の様子を伺ってみる。
店の名前は、っと・・・

お!見聞録だ。

kenbu01.jpg

たつやの感性見聞録管理人としては、
入らない訳にはいかない。
それに、見知らぬ街の寿司屋に入るのは
結構勇気がいるものだが、居酒屋なら、
気楽に暖簾をくぐることができたりするものだ。

kenbu04.jpg

思ったより明るく広い店内は、40人くらいの席数で、
半分近くが埋まっていた。
カウンターに座り、メニューを見た。
飲めないたつやはまず温かいウーロン茶を。
マスターはマチのにいちゃんといった感じ。

kenbu02.jpg

そのTシャツ、くださ〜い^^;

kenbu06.jpg

だけど、忙しい中を淡々と仕事をこなしていくし、
かと言って、愛想良く話しもしてくれるし、
何と言っても、料理に無駄な動きがない。
まずこの店の食べ物に間違いはないという確信を持った。

kenbu05.jpg

いや〜、このダシ巻きグッド(上向き矢印)・・・ホント美味しかったぁ

ひとりで来ているたつやに、マスターは旅の人?と聞いた。
ま、そんなとこです。福井から来たんですよ
えっ?そうですか、自分は名田庄出身なんです
こういう会話になると一気に親近感が湧くものだ。

普通の焼きうどんを「韓国風に作って〜」というリクエストに
見事応えてくれたマスターのオリジナル焼きうどん。
ピリ辛と玉子の具合がクセになりそう。


kenbu03.jpg

帰る時には、わざわざ外まで見送ってくれた。
なかなか行く機会はないかもしれないが、
大津に行ったら、またこの店のカウンターに座って、
美味しい料理と楽しいひとときを味わってみたいと思う。
実にリーズナブルでしたよ。

kenbu08.jpg

炉ばた家『見聞録』浜大津店
滋賀県大津市浜大津1-1-5
京阪石山坂本線浜大津駅 徒歩3分 
TEL077-510-0245
営業時間17:00〜24:00(L.O.23:30) 
無休 

http://r.gnavi.co.jp/k340121/

人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね


ラベル:滋賀県 和食
posted by たつたつ・たつや at 01:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

昭和のバイクや?

bsa005.jpg

たつやがバイクのメンテナンスを全面的にお願いしているのが、
坂井市にある「バイクサービス・アワヅ」さん。
冬の間に、パーツ交換やオーバーホールを兼ねて
Z2を預かってもらっている。

先月末に、Z2用のステンレススポークを持って、
粟津さんを訪ねた。

で、行ってみてビックリ?
えっ!?タイムマシンに乗って
数十年前に戻ってしまったの!?


bsa001.jpg

たつやのスクーター・ホンダのストリームグッド(上向き矢印)
カワサキのザッパーZ650バッド(下向き矢印)

bsa002.jpg

bsa003.jpg

置いてあるバイクが、こんな感じなのです。
ビンテージバイク好きにはちょっと堪えられない!
まさに鉄馬と言われた時代の、バイクらしいバイクが、
ずらりと並んでいる。

bsa004.jpg

bsa006.jpg

レストア前のボロボロ状態のバイクだけど、
時間と手間ヒマとお金をかければ、
新車みたいにすることも可能だ。
20年近くほったらかしにしてあったものも、
ここの粟津さんの手にかかれば、息を吹きかえすのだ。

bsa007.jpg

ホンダの名車CBX 6気筒エンジンが迫力です

bsa009.jpg

北陸の冬はバイク乗りには、ちょっと辛い期間だけど、
その間に、メンテや改造が出来るいい時間なのかもしれない。

春になったら、このバイクたちが、
ピカピカになって、一緒に走りたいなっ!


bsa008.jpg

バイクサービスアワヅ
福井県坂井市坂井町河和田40-23-2
TEL0776-60-0819

人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね

ラベル:バイク
posted by たつたつ・たつや at 22:39| Comment(2) | TrackBack(0) | バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月11日

南大門(鯖江市)

nanda05.jpg

韓国料理、特に韓国の家庭料理店は好きで、時折出かける。
だけどそれらの店は残念ながらたつやの住む街からは結構遠い。
それが昨年秋に鯖江にも韓国家庭料理店南大門』が開店した。

nanda03.jpg

nanda01.jpg

カウンター7〜8席の小さな店だが、
キムチ類が充実していて、
中で食べる料理類もすべて持ち帰りが可能
という便利なお店だ。

nanda02.jpg

今までに何度かキムチを買って食べたことがあり、
そのどれもが旨い。
本場のキムチなので結構辛いが、
いろんな味が混じりあった深い味わい。
白菜キムチだけでなく大根、キュウリ、エゴマ、
ノビル、カワハギ、サキイカなど種類も豊富。


韓国料理店としては珍しく
お昼前から営業している。

nanda08.jpg

この日チョイスしたのがソルロンタンという白いスープ。
牛骨とテールから取ったコラーゲンたっぷりの健康食で、
びっくりするほどあっさりしている。
中に柔らかいスネ肉やハチノス、春雨が入っていて、
ネギを散らしてある。
好みにより塩と胡椒で味を調えて食べるのだが、
たつやはご飯も少し入れて食べるのが好み。
キムチとご飯がついて780円は良心的価格。

チャプチェ280円

nanda07.jpg

このチヂミは250円というおやつ価格だ。

nanda04.jpg

こんなに近い場所に、
こんなに美味しい韓国料理屋さんが出来て、
うれしい限りですわーい(嬉しい顔)

nanda06.jpg

南大門
場所は旧8号線鯖江中央中学校を南(武生方面)に2分。
右手にあります。
やまはつというケーキやさんの隣。

福井県鯖江市北野2丁目
090-1393-0094
営業時間 午前10時〜午後8時頃
日曜日定休

人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね

posted by たつたつ・たつや at 23:13| Comment(7) | TrackBack(0) | 店グルメ・和食・アジア他編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月12日

喫茶・編集室(大野市)

大野の街歩きは、今までに何度か訪れているが、
まだまだ面白い場所に出会える街だという気がする。

この日の大野は太陽晴れが顔を出していて、
冬場の奥越としては穏やかな午後だった。

相変わらず納得満足の七軒本陣のそばは、
新そばが出て、1〜2ヶ月経ってそばが安定したこともあってか、
実に香り高く、甘く、しかも適度な腰と細さで、
感心することしきりだった。

henshu01.jpg

お腹もいっぱいになったこともあって、
お清水から、少し裏通りを歩いてみることにした。
何度かこの辺りを歩いたことがあるが、
季節が違うせいか、また新しい景色が見えてくる。

民家の屋根に付いてた瓦・・・十字架がモチーフ?

henshu02.jpg

何本目かの路地の角に、
編集室という目立つ建物が目に留まった。
当然、以前にも見ているのだろうが、
今回は、その派手な色使いがいきなり視界に飛び込んできた。
編集室の文字の横に、Cという文字だけが見え、
建物に近づくにつれoffeeの文字が現れた。

henshu03.jpg

最初はホントに街中の雑誌かなにかの編集をしてるのかな?
などと思ったが、そこは編集室という名の喫茶店だった。

そっかぁ、ちょっと編集室に行くわ〜なんて言って
お茶してのんびりするのも悪くないなぁ・・・


看板の下の黄色の電気が点いている。
ちょっと入るのに勇気がいる。

ドアを開けるとちょっと小難しそうな親父がいて、
だけどコーヒーは抜群に美味しくて、歴史がある。
たつやが喫茶店デビューの頃からずっとこの地で開いている。

というあたりだろうか?
財布を忘れていたので、
ポケットに手を入れて小銭を確認し、ドアを開いた。

henshu07.jpg

・・・メガネをかけて新聞を読んでいた初老のマスターが
メガネを通さず斜め下からたつやをジロリと見た。
おお!予想通りひらめき
カウンターに座って
ホット(決してブレンドとか言わない)ひとつお願いします。」
初めて入った店なので、一通り辺りを見渡すと、
やたら黄色と黒のモノが置いてあることに気がついた。
それも、良く見ればすべてが阪神タイガースのグッズだ。
たつやが座ったカウンターに置いてあった灰皿を見ると
これも阪神タイガースのものだ。
マスターは黙って、コーヒーをたつやの目の前に置いた。

henshu04.jpg

たつやも黙ってコーヒーにミルクだけを入れて、口に運んだ。
ちょっと懐かしい感じの厚手のカップがたつやの好みだ。
うん、予想通り旨い!ひらめき
しばらくの沈黙が続く。
決して心地悪い訳ではないが、ちょっと話しかけてみることにした。

あの煙草って、阪神のモノなんですかぁ?」

あっ、これか?これな85年に阪神が優勝した時の煙草や

henshu05.jpg

henshu06.jpg

たつやも熱狂的阪神ファンではないが、好きな球団なので、
これがきっかけとなって、いろんなお話を聞くことができた。
携帯は阪神グッズ、勿論着信音は六甲おろし、
灰皿も、マガジンラックも時計も、カレンダーも、
お酒も煙草も、いろんな飾り物も・・・全部阪神タイガース。


阪神は簡単に優勝したらいけないらしい。
だけど巨人には負けたくないらしい。
遠くからブラリと来たお客さんが、関西の人で、
タイガースの大ファンだったら、
それはそれで大盛り上がりらしい。


30年前からこの場所で、阪神を応援しながら喫茶店をやっている^^
これも予想通りだったひらめき

外に出て、もう一度看板を見上げると、
それらはすべて黄色と黒のタイガースカラーだった。

henshu08.jpg

編集室
福井県大野市明倫町5−1 
0779-65-3763
営業時間 7:30〜19:30
定休日 日曜日

人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね

posted by たつたつ・たつや at 22:23| Comment(4) | TrackBack(0) | 店グルメ・カフェ・パン・スイーツ編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月13日

超贅沢年越しそば

そばを食べ歩くようになって、
もう20年が経った。

その間に、ミニコミ誌でそばや特集をやったり、
そば関連の本を出版したり、
そば会を主催したり、またお呼ばれしたり、
そば道場に行ってみたり、
インターネットの越前そば掲示板に書き込みし、
そこで知り合った人と友だちになったり・・・

本当に様々な面で、たつやを育んでくれた。
何より、そば関係の友人知人がものすごく増えた

tosikosi01.jpg

そしてその幸せは、突然やってくる。
12月31日の大晦日に、元「八平」の店主葛西さん
年越しそばとうどんを持って訪ねてくれた。
29日より50kg以上のそばを打ったらしい。
心を込めて打ったそばを、
わざわざ丸岡から鯖江まで届けてくれたというのが、
本当に幸せでありがたい。

tosikosi02.jpg

茹でたてでいただいたそばは、
五臓六腑の汚れをきれいに洗い流すかのような、
繊細で、心に沁みる逸品
だった。

そして夕方近くになって、
今度は、鯖江のそば友の飛坂さんが、
二種類のそばを持って訪ねてくれたのだ。

tosikosi03.jpg

一種類は、丸岡産の新そば
もう一種類が、橋詰製粉の県内産そば粉だった。
これまた実に美しいそばに仕上がっている。
比較して感想を、ということだったので、
両方を同じ条件で茹でていただくことにした。

tosikosi07.jpg

tosikosi06.jpg

丸岡産のそばは、ほんの少しグレーっぽい色で、
食べると口の中で、その存在感をアピールする。
若干、弾力のあるそばだ。
橋詰製粉さんのそばは、丸岡に比べ、色が薄く、
喉越しが良いそばに感じた。
どちらもそばの香り高く、
至福の大晦日年越し蕎麦パートUだった。

tosikosi05.jpg

いつもこんなたつやを気に留めてくれる
たくさんの友人がいることを改めて感謝した
2007年の大晦日でした。


人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね

ラベル:越前そば
posted by たつたつ・たつや at 23:52| Comment(10) | TrackBack(0) | 麺グルメ・そば編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月14日

足羽川の伐採桜

春の訪れを告げる桜の開花宣言を聞くと、
ようやく暖かくなって、福井にも本格的な春がやってくる。
特に足羽川の堤防は、日本の名桜100選にも選ばれているらしく、
広く福井県民に愛されている。

bassai01.jpg

2005年に撮った桜です。

しかしながら平成16年7月の福井豪雨により
堤防が決壊し、未曾有の被害を出した。
そのため、県が足羽川激特事業による
桜堤の堤防強化工事を行っている。
その工事の一環で、一部桜を撤去している。
その伐採した桜を有効利用のため、
家具などの加工や薪ストーブ愛好家の燃料として、
足羽川激特対策工事事務所が募集していた。

本当に桜を切らなくてはいけなかったのか
ちょっと疑問に思ったが、
もう伐採されてしまったものは仕方ない。
そして昨年末に申込書を提出した。

bassai05.jpg

寒い中をご苦労様です。桜の引渡しをしていました。

そしてその引取りが、13日の日曜日にあった。
事前に申し込みをしていた人だけだったが、
これが100を超えたらしい。
朝10時過ぎに行ったときには、
そのほとんどがなくなっていた。
大型トラックで山のように積んでいる車もあれば、
自家用車や軽トラで来ている人もいる。
どうやら早いモノ勝ちらしい・・・。もうやだ〜(悲しい顔)

bassai03.jpg

bassai02.jpg

大きすぎて誰も見向きもしない、
とても一般の人では持て余してしまうような、
根元の塊を3個だけ持って帰ることができたが、
借りてきてユニック車がなければ、
黙ってスゴスゴと帰るだけだった。

ユニック貸してくれたレジェさんありがと〜
泥だらけになったので、ちゃんと高圧洗浄機で洗っておいたでのぅ。


bassai04.jpg

しかし、もう少し公平になるような分配方法は
なかったのだろうか・・・。
県の事業なのに、分配などの作業はすべて業者任せ。
これもちょっと疑問
exclamation&question

bassai06.jpg

さて、持って帰ってきたこの桜・・・。
チェーンソーで細かくしようにも、大きすぎるのと、
堅すぎて刃が立たない(涙)
さて、どこから料理しようか・・・。
多分、タニグチさんに応援頼まないと無理かなぁ?
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/48536045.html

備えあれば憂いなし
薪はいくらあってもいいのだけど、置く場所も考えなきゃ。
うまくカットすれば、ちょっとした花台くらいはできそうかな
ひらめき

bassai07.jpg

人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね


ラベル:薪ストーブ
posted by たつたつ・たつや at 23:34| Comment(2) | TrackBack(0) | たつやの好きなモノ・生き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月15日

たつやの小ネタ(1)

日頃から、ちょっとした風景や人やモノに
カメラを向けることは、
このブログをするようになったからは、
とっても増えました。

shodounoko.jpg

ただブログの記事にするには、
物足りなかったり、文章にしにくい写真だったりして、
誰にも知られる(見られる)ことなく、
ハードディスク入りしてしまうのが、
何となくもったいなく思うので、
こんな感じで「たつやの小ネタ」もたまにはいいかな〜?
なんて思いついて、ネタ切れのときにでも
アップしていきたいと思い立ちました。

gyakuturara.jpg

今朝はすごくいいお天気で、
放射冷却のためすごく冷え込みました。
朝、凍った車のガラスの氷と融かそうと
蛇口をひねろうと思ったら、
こんな逆ツララが出来ていました。
一滴一滴落ちた水滴が積み重なって出来たようです。
そういえば、鍾乳石って
こんな感じで形成されるんでしたよね。


gyakuturara02.jpg

いただいた七草で七草粥を作りました。(かみさん作
このオシャレで機能的な土鍋は、昨年の陶芸祭りの最終日に、
ちょっと勉強してもらった陶房「遙」さんの作品です。
この鍋でご飯炊いたら、もうびっくりするくらい美味しいんです^^

nanakusagayu.jpg

やってきました薪ストーブ用の温度計
500℃まで計れます。パン窯用に使用します。

makiondokei.jpg

FM福井からいただいたFM福井特製ワイン
たつやは、ボンジュールコーヒーエフエムという番組で、
鯖江のタウンレポーターをしています。

2〜3ヶ月に一回、電話で地元鯖江の街の話題を話します。
そのお礼として、昨年末に送られてきました。

fm-fukui-wine.jpg

ある日の工房でのひととき。
パーコレーターでコーヒーを入れて、
イタダキモノのパンを焼いていただきました^^


daruma0001.jpgdaruma0002.jpg

かみさん作、初めて挑戦して激ウマだった
セイコガニ100パーセントのカニクリームコロッケ

kanicream.jpg

とりとめのないたつやの小ネタでした^^;チャンチャン

人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね


posted by たつたつ・たつや at 20:08| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月16日

旅人の視点で鯖江を歩く

知らない街を歩いてみると、
いろんなモノが見えてきて、
ちょっとした旅気分を味わえたりする。

たまには、たつやのふるさと鯖江の街を
旅人の気持ちで歩いてみたらどうだろう?


たつやの家は代々この鯖江の中心市街地で
江戸時代から商売をしている。

わかっているだけでも、
料理屋→道具屋→印刷屋+新聞販売店
(たつやの食べ物好きとアンティーク好きはここから来てるのか?)
家からほんの5分も歩けば、いくつかの
歴史的建造物や文化の香り高い場所がある。
この日は、建物を中心に歩いてみることにした。

まずは毎月誠市でお世話になっている鯖江本山
誠照寺(じょうしょうじ)」
人影も少ない境内は、冬の冷たい空気と、
凛とした緊張感のあるたたずまいが気持ちいい。
屋根の美しさが一際映える。
すっかり冬の準備をしていた。

たつや家→誠照寺(2分)

sabae06.jpg

御影堂
御影堂は境内のほぼ中央に在り、
二十間四面の総欅入母屋造り。
以前の建物は文久2年(1862)失火により焼失したが、
明治10年(1877年)に再建されたものである。
宗祖親鸞聖人の御木像並びに歴代法主の連座の御影を安置し、
両余間には九字(南無不可思議光如来)
十字(帰命盡十方無得光如来)の名号が掛けられている。


sabae07.jpg

四足門
四足門は秀応上人(第七代)の御代に後土御門天皇の勅許により、
文正元年に創建せられたもので、
現大門は安永8年(1779)に再建された本山最古の建築物である。
俗に「棲まずの門」とも、また「北陸日暮し門」とも呼ばれ、
一木一材からなっている。
向梁には、左甚五郎苦心の作が多いが、
中でも「駆出しの竜」や、「蛙股の唐獅子」などは
特に有名で端麗荘重な姿を今にとどめている。


誠照寺→恵美写真館洋館(3分)

古い洋風建築好きのたつやには結構たまらない建物。
何度か中も見学させていただいたことがある。
古い門をくぐって洋館前の庭も素晴らしい。

sabae05.jpg

恵美写真館は明治28年創業で、この建物は明治38年建造。
洋館は正面約5.6m、側面約7.5mの規模を有する
木造寄棟造桟瓦葺(よせむねづくりさんがわらぶき)の2階建てで、
前面中央に間口・奥行 ともに約1.9mの
入母屋造桟瓦葺(いりもやづくり)の2層の車寄せを設けている。
和風に洋風を取り入れた擬洋風建築。


恵美写真館洋館→植田家長屋門(4分)

子どもの頃の遊び場、松阜(まつおか)神社の
すぐ横にある植田家長屋門
鯖江市の指定文化財となっているが、たつやにとっては
中学時代ブラスバンド部の先輩の家。
その先輩は今も音楽活動を続けている有名先生です。

sabae03.jpg

植田家は代々鯖江藩家老の家柄でした。
長屋門というのは、門を兼ねた一屋根の横に長い建物のことで、
門をはさんで両脇に幾つかの部屋があるものです。
植田家にはこの長屋門が現存しています。
旧藩時代の数少ない遺構の1つで
鯖江市文化財に指定されています。


植田家長屋門→旧鯖江地方織物検査所(1分)

このあたりもたつやはよくポコペンをしていたエリア。
大人になってこの建物の良さがやっと理解できるようになった。
世界一の絹織物生産を誇った福井の繊維の栄華を
感じ取れる数少ない歴史的な建物だ。

sabae04.jpg

旧鯖江地方織物検査所のある一帯は、旧中小路町と呼ばれ、
旧北陸道から一筋東側の通りに面した旧士族の居住地であった。
明治時代の羽二重織物から大正・昭和初期の人絹織物へと
生産物の移行に伴い、市街地周辺にも大工場が建設されるなど、
明治から昭和初期まで市街地とその周辺には
多くの繊維産業関連の建物が建てられた。
建物は、桁行5間×梁間4間の寄棟造桟瓦葺の小規模な木造2階建て。
梁間中央に寄棟造桟瓦葺の車寄を持ち、
外壁は縦羽目のドイツ下見張り、その上部を南京下見板とし、
軒下に白漆喰の小壁を残すいわゆる下見板張りの
洋風建築の一つの典型である。


旧鯖江地方織物検査所→萬慶寺ばんけいじ(7分)

sabae01.jpg

ここの住職さんはたつやの高校時代の恩師。
やんちゃたつやは指導部の久我先生にはお世話になりました。
詳しくは過去記事を^^;
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/32115944.html

sabae02.jpg

開基は1721年(享保6)。
曹洞宗大本山永平寺の直末寺で、
歴代鯖江藩主・間部家の菩提寺でもある。
特に目を引くのは本堂の天井に描かれた墨絵。
7代藩主の間部詮勝[まなべあきかつ]が描いた
竜神、風神、雷神の3枚の墨絵は縦が5.4mほどもある大きなもので、
大胆な構図と力強い筆遣いが迫力満点。


時間にすればほんの1時間半ほどのぶらり旅でした。
こうして旅人の視点で我が町鯖江を歩くのは、
まさに温故知新でした。
県外から来た友人・知人を、県内有名観光地に案内するのではなく、
たつやが生まれ育った地元に誇りを持って
このエリアを紹介したいものです。


こんな街、鯖江に来られませんか〜
一夜漬けですが、たつやガイドがご案内しま〜す^^

人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね
ラベル:鯖江市 神社仏閣
posted by たつたつ・たつや at 23:54| Comment(14) | TrackBack(1) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月17日

小六庵(三国)

たつやの印刷会社が創立100周年を記念して企画出版した
萬福そば天国ふくい』がカタチになったのは、2003年暮れだった。
福井県内の100軒のそばやさんを詳細に取材し、
企画から写真、コピー、デザイン、印刷・製本まで
すべて自社で製作し福井新聞社より発刊した。
この本の発刊から4年が経ち、その間に
県内にも新しくそば店を開業する人が結構いる。
また反対に残念ながら閉店したところもある。


sobahon003.jpg

この数年間で開業したそば店は、かなりのハイレベルだと
たつやは感じている。
その中でも、そば友の間で評判の店
三国にある小六庵に行ってきた。

koroku00.jpg

koroku02.jpg

三国の海を見渡せる高台の閑静な住宅街にある小六庵は、
実に洗練された空間と、
まったく違和感を与えない斬新なインテリアで迎えてくれた。
板の間には囲炉裏が切ってあり、
その窓からは、日本海を見ることが出来る。
たつやはこの日ちょっと寒い日だったこともあって、
左手奥の座敷に座った。

koroku01.jpg

古布を使って作られたお鏡。
古い箪笥の上に真っ赤な布を敷いて、その上に飾られた
大胆でいて繊細な色使いの重ねられたお鏡。
思わずハッと息を飲むほどの色あい。

koroku08.jpg

koroku09.jpg

こういう花の生け方があるんですね。
真っ赤な椿が、飾られているのですが、
自然に落ちた花さえ、計算された美しさだと思うのです。


koroku10.jpg

また、そばが凄かった!
運ばれてきたそばは丸岡産の早狩りそば
別名みどりそばで、十割そば。
目の前に置かれただけで、そばの香りが届くのだ。
いい蕎麦の甘味にぴったり合わせられた程よい腰と太さ。
麺だけでなく、ダシの旨味も実に深い。
おろし・ザル・鴨汁の三種を食べたが、
まったく違う仕上がりになっている。

koroku03.jpg

koroku04.jpg

koroku05.jpg

器はすべて店主の作。
そば湯をいただいたこの器は登り窯で焼いてある。


koroku06.jpg

鴨汁の鴨の火の通し方、絶妙なネギの焦がし方、つみれの柔らかさ、
歯ごたえをしっかり残したキノコ・・・
それらすべてのバランスが凄い!
全部別々に火を通しているはずだ。

置いてあるインテリアのセンス。
それらを配置して組み合わせるセンス。
同じように味のセンスと組み合わせのセンス。

いただいたきんつばが美味しかったので、
自分でも作ってみました
」と出されたきんつば
見た目の美しさだけでなく小豆の甘味や茹で加減、
つぶし具合が絶妙なんです。


koroku07.jpg

聞くところによれば、
ご主人はアパレル界では超有名人
センスのある方は、ありとあらゆる分野で
その才能を発揮されるのだと思った。

小六庵・・・間違いなく福井が誇る名店だと思う。

小六庵
福井県坂井市三国町米ケ脇1-1-32
0776-82-5056
休み 月〜木曜 (祝日の場合は営業)
時間 11:30〜14:00、18:00〜(夜は要予約)
(そばはなくなり次第終了)

1903年に鯖江で小さな印刷業を始めた藤田印刷所
100年に渡って、仕事を続けられてきたのは、
すべてがお客様のおかげで、地元福井に何か印刷物を通して
お返しができることなないか?
それが『萬福そば天国ふくい』のスタートでした。


sobahon001.jpg

福井のそばには、限りない可能性があるのに、
そば処として全国に名が通っているのは、
長野・山形・出雲・出石がどうしても先になっている。
何とか福井のそばを全国区にしたい。
県外からたくさんのお客さんが福井のそばを食べにくる、
うどんは香川、そばは越前」ということになりたい。
そんな思いと、印刷を重ね合わせてカタチにしたのが、
萬福そば天国ふくい』だったのです。
もちろん、微力なのは百も承知なのですが、
一助となれば、こんなに幸せなことはありません。


創業1903年
合資会社 藤田印刷所
福井県鯖江市有定町1-1-29
0778-51-2805

人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね

posted by たつたつ・たつや at 22:10| Comment(15) | TrackBack(1) | 麺グルメ・そば編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月18日

だいこん舎の風景

一年のうちで今のこの時期が、
そばが安定して一番美味しい
ということを知ってからは、
この旨い間に食べなくてはもったいない!
と思い(と言いながら年中食べるのでしょうが^^;)
ついついそばやに足が向かう。

081daikon7.jpg

会社から一番近い『だいこん舎』へ行く。
いつもなら駐車場がすぐにいっぱいになってしまうのだが、
今日は、12時という昼どきながら、まだ数人のお客さんだった。
そのうち、ポツポツと増えて来る。

そばを待ってる間、
いつも同じメニューしか頼まないたつやだが、
改めてメニューをじっくり見てみた。
おお!だいこん舎のお品書きには、宇宙がある!

081daikon2.jpg

081daikon3.jpg

平日限定一日一組 十割蕎麦打ち教室
なんていうこともやっているらしい。
それにだいこん舎で普段使っている塩やしょうゆ、
みりん、昆布なども、買うことが出来る。
普通なら企業秘密なんて言って公開しない店が
ほとんどだろうが・・・。
この辺りが、この店の懐の深さだと思う。

081daikon1.jpg

081daikon5.jpg

店の外にある小さな庭は、
いつも美しく手入れが行き届き、
ちょっとした四季の移り変わりを見ることが出来る。

先日降った雪が残り、午後の太陽に照らされて、
いつもと違った表情をのぞかせてくれる。

081daikon4.jpg

相変わらず実に美しく品のある蕎麦。
蕎麦の香り高く、完成された逸品でした。


081daikon8.jpg

http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/61318360.html

だいこん舎 (だいこんや) 
福井県鯖江市桜町2-5-10
0778-52-3520 
定休日 月曜・第3日曜 
営業時間 11:00〜17:00 

081daikon6.jpg

『たつやの感性見聞録』が今日の福井新聞で紹介されました。
取材を受けたのは、昨年末でした。
掲載日ははっきり決まっていなくて、今日になったようです。
たつやの写真を撮らせて欲しいとおっしゃった記者の方に、
それだけは勘弁して〜」と懇願して、
手だけの出演となりました。
今日は通常の2倍強のアクセスをいただき、
今までで最高の数字になることは間違いありません。
あらためて、福井新聞さんの影響の大きさに驚きました。
と同時に、勝手きままに書いているブログですが、
ひとりでも多くの方に楽しんでいただけて、
何かしら、共感してもらえることがたつやにとって、
一番うれしいことですし、このブログの存在意義だと
再認識した次第です。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね

ラベル:鯖江市 越前そば
posted by たつたつ・たつや at 23:35| Comment(20) | TrackBack(2) | 自然や風景のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月19日

手作りウサギ

カンパネルラでは年に数回、手作りテディベア教室を行います。
先生は福井市在住のテディベア作家の寺澤早苗先生

http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/40272106.html

usa007.jpg

usa004.jpg

新作が出来ました〜と持ってこられたのが、ウサギさん。
身長30cmくらいで結構な存在感です。
来月3回に渡って、このウサギさんを作る教室を行います。
色は見本の中から選ぶことができます。
見た目の可愛さですが、作るとなると結構体力がいるそうです。

usa001.jpg

なんともいえない可愛い表情ですね♪

usa006.jpg

作ることは大好きなたつやですが、
さすがにこのタイプには挑戦したことがありません。
ブログ用に写真を撮ろうと思って、
裏の駐車場に連れて行って、モデルをしてもらったのですが、
思いの外、フォトジェニックなウサギさんでした。

usa002.jpg

この後姿なんて、ちょっと微笑ましいでしょ!?

usa003.jpg

ご興味のある方は、メールくださいね〜
まだ余裕があるみたいです。
但し、日時は決まっていますのでご了承ください。

usa005.jpg

カンパネルラ
福井県鯖江市本町2-2-22
0778-52-5515
教室は2月12.19.26日午前11時〜の三回で、
材料費6000円、講習料一日1500円です。

人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね
新聞掲載のお陰でたくさんのアクセス、
それにランキングの応援ありがとうございます。
今までで初めて、全国のランキングでも50位内に入りました^^
ラベル:カンパネルラ
posted by たつたつ・たつや at 20:54| Comment(9) | TrackBack(0) | 雑貨店・カンパネルラのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月20日

弥栄会発足?

一昨年のそば会の時に、福井市内で旅行会社を営む
グルメのUちゃんが、こんなことを話した。
イタリアで買ってきたワインがそろそろいい感じなんです。
これからが一番いい飲み頃を迎えるんです


アルコールが一滴も飲めないたつやには、
何の魅力も感じない言葉だったが、
回りにいた参加者の目の色がさっと変わった。
以来、たつやに会う友人たちは、
あのワインはどうなったのか?」と聞く。
やっとUちゃんと日程の調整をして、
そのワインを飲む会を企画することになった。

なんでも、数年前にUちゃんは福井でイタリアンレストランを
開業する予定で、現地まで行き、
各地のワイナリーを回り
かなりの量のワインを仕入れてきたらしい。
(でもいろんな事情でレストランを開くことはなくなった)

iyasaka12.jpg

ただ、そのワインを飲む会についてくる食べ物だけが魅力で、
その会の幹事をすることになった。
そして1月某日、敦賀のフレンチレストラン
ブラ・ド・メール』さんに無理をお願いし
ワインに合う料理を用意していただいた。
ちょうどここの奥様がソムリエの資格を持っていて、
ワインや、またどのワインにどんな料理が合うか
というようなことにも詳しく、おかげで
大変美味しく有意義で楽しい時間を過ごすことができた。

http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/62270121.html

iyasaka07.jpg

iyasaka09.jpg

iyasaka000.jpgiyasaka00.jpgiyasaka001.jpg

iyasaka10.jpg

iyasaka01.jpgiyasaka06.jpg

iyasaka11.jpg

iyasaka03.jpgiyasaka04.jpgiyasaka05.jpg

iyasaka003.jpgiyasaka02.jpgiyasaka111.jpg

この会で初めてお会いした方もいたし、
また新たな出会いに感謝した一日だった。
〆のご挨拶を日本の昆布界の第一人者、
敦賀の奥井海生堂の奥井社長にお願いした。
お話の最後に「弥栄を祈念して・・・
という言葉があまりにいい響きだったこともあって、
この会の名前は弥栄(いやさか)会となった。

iyasaka08.jpg

33年前の日本酒だそうですグッド(上向き矢印)

弥栄(いやさか)・・・いよいよ栄えること。いい言葉ですね^^

人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね
posted by たつたつ・たつや at 23:17| Comment(8) | TrackBack(0) | たつやの好きなモノ・生き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月21日

福井のそばは宇宙一

10002.jpg 10003.jpg 10004.jpg 10005.jpg

10119.jpg 10006.jpg 10007.jpg 10008.jpg

10009.jpg 10010.jpg 10011.jpg 10012.jpg

10013.jpg 10014.jpg 10015.jpg 10017.jpg

10018.jpg 10019.jpg 10020.jpg 10021.jpg

10022.jpg 10023.jpg 10025.jpg 10026.jpg

福井のみなさん、明日はおそばを食べましょう♪

怒涛のそば120連発パンチパンチパンチ

img112.jpg

10024.jpg 10099.jpg 11112.jpg 10001.jpg

10118.jpg 10027.jpg 10029.jpg 10030.jpg

10031.jpg 10032.jpg 10034.jpg 10035.jpg

10016.jpg 10033.jpg 10036.jpg 10037.jpg

10038.jpg 10039.jpg 10040.jpg 10041.jpg

10042.jpg 10043.jpg 10044.jpg 10045.jpg

10046.jpg 10047.jpg 10048.jpg 10049.jpg

10050.jpg 10051.jpg 10052.jpg 10053.jpg

10054.jpg 10055.jpg 10056.jpg 10057.jpg

10058.jpg 10059.jpg 10060.jpg 10061.jpg

10062.jpg 10063.jpg 10064.jpg 10065.jpg

10066.jpg 10067.jpg 10068.jpg 10069.jpg

10070.jpg 10071.jpg 10072.jpg 10073.jpg

10074.jpg 10075.jpg 10076.jpg 10077.jpg

10078.jpg 10079.jpg 10080.jpg 10081.jpg

10082.jpg 10084.jpg 10083.jpg 10085.jpg

10086.jpg 10087.jpg 10088.jpg 10089.jpg

10090.jpg 10091.jpg 10092.jpg 10093.jpg

10094.jpg 10095.jpg 10096.jpg 10097.jpg

10098.jpg 10100.jpg 10101.jpg 10102.jpg

10103.jpg 10104.jpg 10105.jpg 10106.jpg

10120.jpg 10107.jpg 10108.jpg 10109.jpg

10110.jpg 10111.jpg 10112.jpg 10113.jpg

10114.jpg 10115.jpg 10116.jpg 10117.jpg

パックンマックンも保障の福井のそばです^^

全国の皆様、福井へそばを食べに来てくださ〜い

pakkun sign.jpg

人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね
写真アップするだけで二時間かかりました^^;
福井のおそばを有名にするためにも、クリックお願いしま〜す。



ラベル:越前そば
posted by たつたつ・たつや at 23:42| Comment(19) | TrackBack(0) | 麺グルメ・そば編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月22日

下仁田ネギ

小学生の頃、たつやは実は大の給食嫌いだった。
肉・魚・葱、玉ねぎ等がまったくダメで、
毎日の給食が嫌で嫌で仕方なかった。
パンも好きじゃなかったし・・・。
当時の先生は厳しくて、昼休み時間も午後の授業時間も、
掃除の時間も、ずっとたつやの机の上には給食が残ったまま。
食べるまで帰してもらうことができないこともあった。
泣きながらもうやだ〜(悲しい顔)給食のおばちゃんに誤りながら、食器を返したことも。


今のたつやは逆に食べられないものはない。
何でこんなに美味しいものが食べられなかったのか?
不思議に思うこともある。

その中でも大嫌い→?→好き→大好き〜ハートたち(複数ハート)
になった代表的食べ物がが、
おろしそばには欠かせない薬味だし、
葱の白い部分を焼いたり煮込んだ料理も大好物ハートたち(複数ハート)になった。

だけど、下仁田ネギの存在は、
40歳を過ぎてから知った。
たつやが気に入っている洋食関係のレストランでも、
下仁田ネギとセイコガニのパスタ(ソニョーポリ)
若狭ガキと下仁田ネギのグリル(ブラドメール)
最近食べる機会に恵まれたし、
たまにスーパーで見かけることもある。

だけど、どうせなら本場から取り寄せたい!

simonita01.jpg

このみずみずしさ!鮮度抜群ですわーい(嬉しい顔)

simonita04.jpg

という訳で、群馬県から送られてきました。
料金に半端が出たので、少し多めに送って、
違う種類の野菜も入れていただきました。
立派な生姜、水菜、里芋、大和イモと一緒に、
6kgの下仁田ネギがやってきました。


simonita03.jpg

早速、下仁田ネギとベーコンだけをスープストックと
ほんの少しのホワイトソースで煮込んでみました。

simonita05.jpg

なんという美味しさ!
甘くてトロけるこの食感

たつやが知ってる葱の味を遥かに超えています。

simonita06.jpg

あまりにも美味しいので、
また来月お取り寄せしたいと思います。
ご希望の方は一緒に発注しますよん。


simonita02.jpg

下仁田ネギ(しもにたネギ)は、ネギの一種。
群馬県下仁田町の特産品であることからこの名称がある。
他の品種のネギに比べて太く、
また、いくつかの成分が他の品種に比べて多く含まれる。
いつごろから下仁田で生産されていたのかは記録がないが、
1805年(文化2年)、江戸にいた大名からと思われる
下仁田産ネギの発注書が残っており、
このころにはすでに生産されていたと考えられている。
また、この故事から、特に生産地では
下仁田ネギを殿様ネギ(とのさまネギ)と呼ぶこともある。
名産品として有名になったのは明治以降で、
特に昭和に入ってから有名になった。


お礼のメールを送ったらご丁寧なお返事をいただきました。

こんにちは、Uです。
このたびは、当方をご利用頂き有難うございました。
喜んで頂き、明日の活力になります。
下仁田ねぎは、1年かけて育て、
12月〜1月の2ヶ月間しかないんです。
ただ、葉の部分は、あまり食べないので
葉が枯れても販売できるので、その分、販売者も助かります。
消費者も今の時期の方が、葉がない分、
本数が増えて実は大変お得な買い物なんです。
まだありますので、宜しくお願い致します。

今回のたつやさんのメールを頂き、感動させられました。
本当に救われた気がします。
また、今日から熱い思いでお仕事に打ち込めます。
このたびは、有難うございました。


人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね





ラベル:お取り寄せ 食材
posted by たつたつ・たつや at 23:09| Comment(6) | TrackBack(0) | グルメその他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月23日

水仙夕景

旧越廼村にある温泉施設「水仙の里温泉」は
県内にある公共の温泉でたつやが一番お気に入りの場所だ。
海から少し山方面に上がったところにあった小学校の
木造校舎を改装してできた小さな温泉だ。

http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/24020476.html

数年前に、村役場がある海沿いに、
新しい温泉施設ができてからは、
ここへ訪れる人も少なくなって、
営業時間も午後4時から、8時までと短くなってしまった。
だけど湯質も良く、身体が芯から温まると、
村の人は、今もこの温泉に通っている。

その場所からもう少し山を上がると、
海を見渡せる高台に、水仙の花が植えられている。
車から降りると、冷たい空気が気持ちいい。
太陽の光が射していて、うれしくなって
しばらく水仙畑を歩いていたら、
あっという間に、身体が冷えていく。

kosinosuisen1.jpg

夕陽を浴びて、水仙が輝いていた。
水仙は冬の越前海岸の名物なのに、
まるで春先の早朝のよう。

kosinosuisen2.jpg

冷えた身体を水仙の里温泉で温めていきましょ!♪

福井県の花は水仙です。
一束買って帰りました。
家の玄関口に活けておいたら、
扉を開くのと同時に、水仙のいい香りが
鼻に飛び込んできます。


人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね
全国のランキングでも36位!?
もう、ビックリです。本当にありがとうございます^^
ラベル:福井市 自然
posted by たつたつ・たつや at 23:05| Comment(4) | TrackBack(0) | 自然や風景のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月24日

勝食(勝山市)

たつやにとって、おろしそばと言えば、
今立の大福さんのそばが原点だと思っているが、
その後に、惹かれたのが勝山のおろしそばだった。
20年ほど前は、今のように
辛い大根おろしを出す店は多くはなかった。

今ではたつやも辛い大根おろしのおろしそばも、好きになったが、
やはりダシも一緒にごくごく飲めるようなおろしそばが好みだ。
勝山方面は、おダシがそういうタイプの店が多く、
結構いろんなそばやさんに出入りしている。

katushoku07.jpg

先日、勝山へ行く用事があり、
久しぶりに勝食に行ってきた。
以前は旧市内に店を構え、古き良き時代の町の食堂的な店だったが、
数年前に郡町の方に、一見別荘風の建物を建て移転した。
15年ほど前に、関西から来た友人とふたりで
13杯のおろしそばを食べたこともある。

katushoku02.jpg

さて今のお店は、カウンターと座敷があって、
かなりのお客さんが入ることができる。
店の奥には、薪ストーブがあり暖を取れるのもうれしい。

katushoku000.jpg

katushoku01.jpg

やはり人気はおろしそば
しかし意外に人気があるのがここの玉子カツ丼だ。
少し甘めながら、とろとろの玉子と
薄めのカツの組み合わせが妙にクセになりそうな味だ。

katushoku03.jpg

katushoku04.jpg

勝食のおろしそば
ダシは昆布だけでなく、いりこが効いていて
ダシだけ飲んでも幸せになる味。
以前はこんなにいりこの味を感じなかったなぁ・・・
うっかりするとそば湯が来る前にダシを全部飲んでしまう。
麺はやや幅広いタイプで、程よい硬さと太さで
喉越しも良く、いくらでも食べられるそばだ。

katushoku06.jpg

katushoku05.jpg

人あたりの良いおばさんのことも大好きで、
勝山方面へ行くと、また寄りたくなる温かいお店だ。

katushoku08.jpg

越前そば処 勝食
福井県勝山市郡町1丁目264番地
0779-88-0519
営業時間 AM11:00〜PM10:00
(日曜は8時半まで)
定休日・毎週水曜日

人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね
全国のランキングでも35位!?
もう、ビックリです。本当にありがとうございます^^






ラベル:勝山市 越前そば
posted by たつたつ・たつや at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 麺グルメ・そば編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月25日

勝山食堂の思い出

katuban2.jpg

車に乗って帰ろうとしたら、おばちゃんが追いかけてきた。
なんだろうと思って窓を開けたら
「これっ」と言って300円をくれた。

勝山食堂は大好きで何度も行ったが、
そう近くはないのでそんなにしょっちゅうは行けない。
以前来た時は半年も前だったろうか?
その時、会計時に「そば割引券」を3枚もらった。
確かそばの日とかで、1枚に付き100円の割引だった。
普通その手の割引券などはほとんど捨ててしまうのだが、
こと蕎麦に関する特典なら別と、車の中に大切に保管していた。

その日はその割引券を使おうと思い、財布に入れていた。
おろしそば7皿を注文。
本当はここのちょっと甘めのカツ丼も大好きなので、
ちょっと迷ったが。

待ってる間、その割引券を見ていたら
何と有効期限がとっくに切れていることに気付いた。
・・・ありゃー残念!仕方ないや・・・

相変わらすここのそばは旨い!
この麺もだしも全て僕の好みだ。
大根が全然辛くなく、
かつお味のあっさりしたダシはそのままでもゴクゴク飲める。
ダシは大きめの丼にたっぷり入っているので、
そば湯で割る分もたっぷりあるのがうれしい。
おろしそばが400円台というのもうれしい。

食べ終わって大満足。
会計を済ませて店に出た後のことだった。
そのチケットは期限切れだったから、
もういらないと、テーブルの上に置いてきてた。

「いや、いいですよ。だって期限切れですし」
という僕の手をとって300円をくれたのだった。
僕は今、買ってきたばかりの
大野七軒の「順和堂」のいもきんつばを1箱お礼にあげた。
おばちゃんは、かえって悪かったと言い、恐縮してた。

katuban01.jpg

あのおばちゃんの気持ちがうれしかったし、
また近いうちに絶対また来ようと思った。
好きなそばやの第一条件はやっぱり人柄かな?
勿論おいしいそばを食べさせてくれて。


8年ほど前に書いたものです。
以前、店が旧市内にあったときは勝山食堂という名前でしたが、
移転したのを契機に勝食に変わりました。


katuban3.jpg

昨年の左義長の写真です。

katuban4.jpg
ラベル:勝山市 越前そば
posted by たつたつ・たつや at 00:03| Comment(6) | TrackBack(0) | 麺グルメ・そば編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月26日

美食の饗宴

sch13.jpg

サバエシティホテルメゾン・ド・レトワールが企画した
美食の饗宴』に参加する機会を得た。
西麻布フレンチレストラン『KEIZO』の
オーナーシェフ井上桂三氏を迎え、
カニ食いに行こうと言われ騙され友情出演?の
リストランテ・ヒロ山田宏巳氏が飛び入りで参加。
そして同ホテルの総料理長藤井正和氏
三人によるフレンチのフルコースを楽しむ会だ。

sch03.jpg

sch04.jpg

sch01.jpg

本日のメニュー
img113.jpg

普段、福井というエリアに住んでいると、
素材の美味しさに慣れてしまい、
素材そのもののダイレクトな味わいを楽しんでしまいがちに思える。
だけど彼ら日本を代表するような
フレンチやイタリアンの若手シェフたちは、
福井の素材をどのように仕上げてくれるのだろうか、
という好奇心いっぱいでの参加だった。

サバエシティホテルはたつやの会社から歩いても5分。
昼の部は12時からのスタートで予定では早めに行って
厨房の様子やホテルの窓から見える冬の西山公園を眺めて、
料理を待つつもりだった。
しかしながら、緊急で入ってきた打ち合わせが長引き、
到着したのは12時を10分過ぎ。
慌てて席に座った。
ちょうどシェフの紹介が行われている時だった。

お〜、たつやの目の前には同ホテル社長
遅刻してすいませんふらふら

sch02.jpg

本当に美味しくいただけるコースは、
まず前菜から驚かされる。
ひとつひとつがメインに成り得る素材厳選のプレート。
今庄産つるし柿とマスカルポーネの組み合わせにはビックリです。


sch05.jpg

フォアグラなんて滅多に食べられませんが、
こんなに美味しいのは初めてかも?
小浜産のアナゴも初めての食感。
10年以上の(だと思う)バルサミコが甘いんです^^


sch06.jpg

sch07.jpg

桂三シェフが「これは味噌汁とおんなじですよ」と言った一品。
味噌仕立てなのに、なぜかフルーティささえ感じます。
ほんのちょっと添えられたウニがタマリマセン。


sch08.jpg

カニを食べに来たはずなのに・・・
ヒロシェフの白子のリゾット(お代わり〜って叫んでしまいました)


sch09.jpg

ウロコだけがカリカリに仕上がっています。
甘鯛がこんな風に料理されること自体、驚きでした。
下にある米茄子と春菊が絶品、
しかもそのソースの美味しさにまたビックリ。


sch10.jpg

シェフって本当にスゴい職業だと思う。
普段食べている福井の食材をこんなに繊細に、
時には大胆に表現し、ものの見事に変身させて
食べる人を魅了し楽しませ、幸せハートたち(複数ハート)にする。

sch11.jpg

鴨に白トリュフの塩を一皿一皿丁寧に振りつける桂三シェフグッド(上向き矢印)
鴨肉の上に白く光るこの塩だけをちょっと舐めてみました。
舌の上に乗った塩は多分3結晶くらいでしょう・・・。
でもそこからじわ〜っと舌の細胞の中に広がっていくのがわかるんです。
大げさな言い方かもしれませんが・・・。
甘〜く感じるんです。
それにイチジクのソースがいい感じ^^


sch12.jpg

デザートも上品でいて、素材の味が絶妙に溶け込んでいます。

sch14.jpg

sch15.jpg

sch16.jpg

食事会がお開きになり、お客さんおひとりおひとりを
お見送りされる三人のシェフの笑顔がとても素敵だった。
もちろんお客さんも幸せそうな笑顔で帰っていく。

福井で超一流シェフの料理を楽しめる機会はあまりない。
またそれにこの会では、シェフがインカムをして、
厨房の中での会話が、客席に流れるという
新しい試みも行われた。
おお、これはいい白子ですね〜」
早く、それをお願いします
などと言う会話が聞こえてくるのは、
臨場感があるし、次のプレートをあれこれ想像したりして、
待っているお客さんにとっても楽しいものだと思う。

それに、たつやのブログを見てくださっている
オーナーさんの許可を得て、厨房にまで入らせていただき、
撮影することが出来たのは尚更ラッキーだった。

こういう機会を提供していただいたサバエ・シティーホテル、
そして藤井シェフの日頃からの人脈がなしえた
コラボレーションに感謝したいと思う。

ありがとうございました。
そしてごちそうさまでした。


いや〜、今、写真を見ても、ドキドキします^^

サバエ・シティーホテル
http://www.sabae-city-hotel.com/
福井県鯖江市桜町3丁目3-3
TEL 0778-53-1122

人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね

posted by たつたつ・たつや at 10:54| Comment(12) | TrackBack(0) | 店グルメ・伊&仏編(洋食含む) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月27日

パン窯完成!

panf06.jpg

出来ました、パン窯!
構想四年、工期一ヶ月半、職人邦彦が晴れの日に
通うこと約一週間でカタチになりました。
耐火モルタルは冬場のこの時期にはまったく乾かないし、
火を入れていくうちに水分が抜けていって、
少しづつ乾燥して窯になっていくらしい。

panf01.jpg

panf02.jpg

panf03.jpg

なんせパン窯が欲しい!
という思いだけは人一倍あっても、
その使い方やノウハウはズブのド素人。
いったいどれくらいの薪を入れて、何時間燃やすのか?
さっぱりわからない。

ま、火を入れてみることにした。

panf04.jpg

焚火や薪ストーブに火をつけるのは慣れているからまず問題ない。
新聞紙を丸め、細かい杉板を乗せ、太い薪を組む。
マッチをすっていよいよ点火。
パチパチ一人で拍手をする。

panf05.jpg

燃えはじめた新聞紙が木に移り
パチパチと音をたてて赤い炎があがり、
やがて煙突から白い煙が上がりはじめた。
乾燥した薪なのでよく燃える。
こういう場合、戸を開けたままで火を焚くのか、
閉めてある程度空気調整をするのか?

とりあえず開けていると、
20分ほど経った頃にボンッ!
という音と共に薪が弾けた、と思った。

panf07.jpg

えっ!何だ、これ。
良く見ると石のカケラのようだ。
取り出してみたら、紛れもなく大谷石。
ということは何処かが割れたのだ。
どうも焼き床に敷いた石の一部分が欠けたようだ。
幸い表面だけのダメージ。

panf09.jpg

3時間ほど火を焚いていると、内部は180℃くらいになった。
パンを焼くには280℃くらいまで上げるらしいが、
本当にこんな温度まで上がるのだろうか?
本日はここまで。

panf10.jpg

だけど折角暖めた窯で何か焼いてみたい。
オキ状態の灰の中に、里芋・紫イモ・ジャガイモ、
それに先日取り寄せした下仁田ネギを
それぞれアルミホイルに包んで、入れてみた。


panf11.jpg

ネギは7〜8分、里芋10分、紫イモ20分、ジャガイモ30分
いい感じに焼けた。
とりあえず何とかパン窯が使えそうな感じ^^

panf12.jpg

だけど、今回使用した薪は15kg程度、
温度をもっと上げようと思ったら、30kg以上は使うかも・・・。
もう少し使えるようになったら、
パン窯完成披露イベントを企画しま〜す。
お披露目は3月下旬辺りを考えています。


panf08.jpg

人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね
全国のランキングでも35位!?
もう、ビックリです。本当にありがとうございます^^


ラベル:パン窯 男の料理
posted by たつたつ・たつや at 20:24| Comment(10) | TrackBack(0) | モノ作り・家具他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月28日

年の市その1

tosinoichi04.jpg

ここ数年、勝山へ行く機会が多い。
最初のきっかけは、そばやさんだったが、
7年ほど前に、インターネットの掲示板で
知り合った人たちが勝山の人が多く、
毎年2月の行われる有名な祭り、
『左義長』に来ないか?と誘われてからだ。

tosinoihi09.jpg

もともと古い街並みは好きだし、
また祭りに行ったときの、
人々の顔がとってもいい表情をしているし、
カメラ片手にブラブラ歩くには、
最高レベルのフィールドだと思っている。

tosinoichi05.jpg

tosinoichi07.jpg

昨日の日曜日は、300年の歴史を持つと言われている
勝山の『年の市』だった。

もう年の市の名物ばあちゃんとなった中森よしさん
90歳を超えて尚、お元気でござぼうしを織っています。
県内で織れるのは、よしばあちゃんひとりだそうです。
寒い中を、時折腰や肩を痛そうに、織ってました。

それなのに、話かけるたつやにこの笑顔です!
ありがと〜ハートたち(複数ハート)よしばあちゃん! いつまでもお元気でわーい(嬉しい顔)

tosinoichi01.jpg

ピンクの帽子が良く似合ってます揺れるハート

tosinoichi02.jpg

tosinoichi03.jpg

自分が住んでいる町に祭りがあって、
親戚縁者が皆集まってきて、
地域の人、みんなが楽しむ・・・いいですね!


tosinoichi08.jpg

昔は12月の26日と1月の26日には、
本町通りの定められた場所に近郷山家の素人商人が店をはり、
神仏の棚飾り、年頭の縁起物、台所用品、生活用具などの
農家の副業製品を売る「市」が立ちました。
以前は「勝山みの市にないものは馬の角だけ」
といわれるほど何でも揃ったそうです。
現在の年の市は1月の最終日曜日に本町通りで開催され、
木工品・民芸品・特産品などの店が揃い、早朝より賑わいます。

参考・勝山年の市ホームページより


tosinoichi06.jpg

人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね
全国のランキングでも30位代!?
福井として北陸として嬉しい限りです♪

posted by たつたつ・たつや at 21:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月29日

年の市その2

tosi205.jpg

年の市は、昔ながらの工芸品や手作り品のお店の他に、
お祭り屋台や、いろんな食べ物を売っている店が並ぶ。

お昼前で、お腹が空いてきたこともあって、
むろこそば打ち愛好会が打つ手打ちそばをいただいた。
勝山らしく冷たいおろしそばと、
一度大釜をさっと通して温めたおろしそばと2種類がある。
たつやは麺の味がよく分かる冷たい方を選んだ。
一杯400円は、ちょうどいい値段だ。
ただ大盛りがありますかと尋ねたたつやに、
返ってきた答えは、冷たくありません!もうやだ〜(悲しい顔)

ちょっぴり残念・・・
他にも大盛り食べたい人いるだろうになぁ・・・。

tosi207.jpg

tosi209.jpg

だけどさすが打ちたて、茹でたての麺は、
香りもあって腰もあって、少し甘めのダシと良く合う
勝山らしい美味しいおろしそばだった。

勝山市にあるのむろこ地区の愛好会とのことでした。

tosi206.jpg

赤いハッピが良く似合う看板娘さん?お父さんのお手伝いかな。

再び通りを歩き始めて目に留まったのが、この方。

tosi203.jpg

小刀で竹を細く削っている。
良く見れば、白竹を使って耳かきを作っている。
頭の部分に好みのビーズやガラス細工の小物を
取り付けてくれて、料金はワンコインの500円
お土産用に一本作ってもらう。
小刀一本で作り上げる技は、
目の前で実演してくれるからこそ、その価値が高まる。

tosi204.jpg

通りのあちこちで、知り合い同士が盛り上がっている。
久しぶりに会った親戚だったり、友だちだったりするのかな?

tosi208.jpg

ありがたいことに、たつやはいつも晴れお天気の神様が
味方してくれます。
勝山は本当に美しい街ですね。


tosi201.jpg

人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね
全国のランキングでも30位代!?
回りはほとんど海外組なんです。
負けじと福井も北陸も頑張ります♪


昨日、コメントいただいた方、
seesaa側の問題で一時期書き込みが
できなかったようです。
ご迷惑をおかけしました。
これに懲りずにまた遊びに来てくださいね〜^^
posted by たつたつ・たつや at 22:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月30日

チャマブラその1

tosi305.jpg

年の市は旧市内の本町通りを中心に
いろんなお店が出ていて賑わうが、
一本裏の通りへ歩くと、いつもの静かな勝山の町に戻る。

tosi306.jpg

tosi307.jpg

ちらちらと雪が舞う冬の一日ながら、
昼前からは青空が広がり太陽が顔を覗かせる天気。
それに風がないのはうれしい。
歩く道にはあまり雪がないし、
少しの間、喧騒を離れていつもの町歩きを楽しみことにした。

tosi303.jpg

tosi309.jpg

歩くスピードで過ぎ行く景色は、いろんなものが見えてくる。
こうして歩いていると時折、
少年の頃の感覚が突然甦ってきたりするのも面白い。
氷柱が下がっていて、ポキッと折って、青空に透かして見る。
細かい気泡がダイヤモンドのようにぴかぴか(新しい)キラキラ輝く。
口に放り込んでガリガリとかじってみる。
あ〜こんなことするのって何十年ぶりだろ?

tosi304.jpg

氷柱は氷柱でもこんなにアーティスティックなものを見つけた。
太陽が差したおかげで、シルエットさえ面白い。

何故か子どもの頃に学研の科学の付録についていた
紙で作った幻灯機を思い出した。
そういえば日光写真も好きだったなぁ。

沢町1丁目で、こんなおうちも見つけた。

tosi301.jpg

大屋根の雪が溶けて落ちてきた雫が再び氷り氷柱になり、
また水滴を落としている。

tosi302.jpg

家の前に植えた二本の木を這わせて
何十年も時間をかけて育てていったのだろう。
この辺りが歴史と文化を感じさせる。

チャマブラはまだまだ面白い出会いや出合いがありそうだ。
チャマブラ=かっちゃまぶらりたつやの造語です

tosi308.jpg

人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね
全国のランキングでも30位代!?
回りはほとんど海外組なんです。
負けじと福井も北陸も頑張ります♪

ラベル:勝山市 昭和の町
posted by たつたつ・たつや at 23:36| Comment(9) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月31日

雪山の少年

yukiyama01.jpg

寒い一日でしたが、午後からは太陽も顔を出し、
1月下旬としては、珍しく青空が広がりました。

ちょうど西山公園横を通りかかったら、
子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきました。
よく見れば、嚮陽会館の雪山で4人の少年たちが遊んでいます。
これは駐車場を除雪した際に、
積み上げた雪が山になって残っているのです。

yukiyama04.jpg

近づいてみると、街路樹のまわりの石の上に、
きれいに4つのランドセルが並んでいます

yukiyama02.jpg

どうやら学校の帰り道、寄り道して
雪山での彼らの笑い声がたつやを呼んだのでした。

yukiyama05.jpg

そういえば、たつやが小学生の時なんて、
毎日の帰り道が遊び場でした。
四季折々の遊びがあって、
もちろん冬は雪合戦や雪山で遊んでいました。
寒い日は、田んぼの凍った雪の上を歩いて、
普段通れないような近道をしたりしました。
雪が緩んで、長靴が田んぼの泥に入ってしまい、
抜こうと思っても、長靴だけ田んぼに残ってしまったことも、
あがいて全身泥だらけなんてこともありました。


yukiyama03.jpg

でも、今の子どもたちが外で遊んでいるのを
見かけることは、珍しくなったように思います。
たつやが年をとったからそう思うのかもしれませんが、
子どもたちの歓声を聞いたり、楽しそうに遊ぶ姿を見ると、
心のどこかで、ホッとするのです。

影が長くなって、陽が西に傾くまで、
ジャンバーをソリ代わりに、雪山を滑っていました。
心なし少しずつ陽が長くなってきているようです。

このブログを見て、
学校の帰りに寄り道なんてしてはいけません
なんて決して言わないでくださいね。

yukiyama06.jpg

今日、向かいの本屋さんからこんな話を聞きました。
北鎌倉に住むお友達が、何かの検索でたつやのブログを知り、
毎日楽しみにしている・・・という話です。
鹿児島に住む姉のお友だちも見てくれているそうだし、
ブログの解析をすると、sapporo. toyama,takaoka.ishikawa.
ootu.kanagawa,nagano.chiba.aich.などなど
福井県以外の方もたくさん見てくださっているようで、
本当にありがたく不思議な縁を感じます。
はたしてたつやのブログの存在意義がどこにあるのかは、
まだまだはっきり見えていないところもあるのですが、
何度か来ていただけるのならば、
少しは存在価値があるのかもしれないですね。

長いコメントは・・・という方も、
どこのエリアから見てるよ〜♪とかだけでも、
書き込んでくれたらうれしいな。


2005年4月越前市味真野小学校にて・・・

DSC00035.jpg

人気blogランキングへ
応援グッド(上向き矢印)クリックいつもありがとうございます
良ければ、左手の福井情報もクリックお願いね
全国のランキングでも30位代!?
回りはほとんど海外組なんです。
負けじと福井も北陸も頑張ります♪


ラベル:鯖江市 自然
posted by たつたつ・たつや at 22:06| Comment(6) | TrackBack(0) | 自然や風景のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする