
高校生の頃、音楽室から見る雨の日の風景が好きだった。
木造校舎の窓は、やはり木枠のガラス窓で、
その窓を少しだけ開けて、雨を眺めていた。
雨に冷やされた空気が流れてくる。
嫌な感じの蒸し暑い風が吹いて、
空が濃い灰色になって暗くなると、
大粒の雨がぽつりぽつり落ち始めると、
その雨粒たちが落ちた間に次にの雨粒が落ち、
また、その間に…、
あっという間に地面全体を濡らしていく。
誰もいない音楽室から土砂降りの雨を眺めているのが、
好きだったたつや。


今日の日曜日は、どこへも出かけずに、
工房で木工をしながら、時折窓の外の雨を眺めていた。
近所の公園さえ、雨に洗われて新鮮な風景。



※ブログランキングに応援いつもありがとうございます。
おかげさまで、全国ランキングでも50位くらいなんです。

ラベル:鯖江市