2007年05月01日

自慢の彼女

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たつやがずっと大切にしているバイクは1978年生まれ
来年は三十路に突入する。
カワサキのナナハンで通称Z2(ゼッツー)と呼ばれる。

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日本は世界でナンバーワンの二輪生産国で、
数多くの名車が作られてきたが、
後にも先にも、これほどまでに、
カッコイイバイクはない
と思っている。

だからこそ、30年経った今でも、
価格は上がる一方だし、全世界のマニアたちに愛され、
部品や改造パーツが今でも簡単に入手できる。

確かに性能は、今のバイクに比べたら劣るし、維持費もかかる。
だけど圧倒的な存在感と、どの角度から見ても
非の打ち所のないスタイルは、たつやをいつまでも魅了するのだ。

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嫁さんとか美人の彼女を自慢する人は
あまりスマートとは言えないと思っているが、

『俺のオートバイ、マジかっこいい!』

と、たつやは声を大にして言いたい。

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自慢の彼女を連れて、
「そこに立ってみて、そうそういいね〜」
「その角度が一番セクシー、オッケーオッケー」
カメラ片手に右往左往する。

俺の彼女は、モデルも兼ねてる。

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ラベル:三国 バイク 夕日
posted by たつたつ・たつや at 00:01| Comment(4) | TrackBack(0) | バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

昭和レトロ看板製作

鯖江おかみさん会のプレートの相談を受けて
試作したのが三週間ほど前。

昭和レトロモダン風にデザインしてみた。

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モザイクタイルを使い木製のプレートにシルク印刷した
鯖江おかみさん会の看板はたつやのイメージ通り、
どこか懐かしさと温かさを感じる昭和の香りが漂う
レトロモダン風に仕上がった。

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今後は市内八十数ヶ所の店先に並び、
本物のレトロになるまで活躍して欲しいと願っている。

各店のイベントやチラシを貼るための
コルクボードがついている。

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お買い物は『鯖江おかみさん会』のお店でどーぞるんるん

5月3・4日は様々なイベントを商店街で企画しています。
この2日間は午前11時〜午後4時まで
県内のそば処の店が並ぶそばや横丁がオープンして、
美味しいおろしそばが一杯400円で楽しめます。

5日はつつじ祭り協賛特別『誠市』が8時〜16時まで
本山誠照寺で開催されます。

GWは是非、鯖江でお過ごしくださいませ〜わーい(嬉しい顔)
posted by たつたつ・たつや at 21:10| Comment(8) | TrackBack(0) | 雑貨店・カンパネルラのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月02日

銭湯

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敦賀市内を走っていると銭湯の暖簾が目についた。
たつやが子どもの頃は当たり前の風景として銭湯があったが
最近はそれも珍しくなった。

一緒にいた娘に「風呂入って帰ろか?」と聞く。
風呂好きの娘は即座にうなずいた。

銭湯の前には近所の人の自転車や乳母車が止まっている。
暖簾をくぐると番台に座っていた親父さんが「まいど〜」
銭湯代金380円を払う。

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天井にはシーリングファン、床には藤で編まれた脱衣籠、
木製のロッカー、大きな鏡…

レトロ感いっぱいだ。

湯船は真ん中にふたつ、奥に薬湯がひとつ。
洗い場は10位。

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シャワーもお湯の水栓もいい味を出している。
古き良き時代の銭湯はなくなって欲しくないなぁ。

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見習いたいのは、
使った椅子や洗面器はきれいに洗って、片付けること。
次の人が気持ちよく使えますね。


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こんな当たり前の光景が
公共のお風呂や温泉で見られなくなってます。

心も身体も温まって、幸せを感じる銭湯は、いいね♪

貴重品は必ず番台へ

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やっぱお風呂の後は牛乳でしょ!?
ん?フルーツ牛乳はないかな〜

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千鳥湯
福井県敦賀市川崎町2-18
0770-22-1274
posted by たつたつ・たつや at 23:04| Comment(17) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月03日

そばや横丁inつつじまつり

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5月3日・4日の2日間、鯖江の西山公園つつじまつりの
商店街イベントとして、本町4丁目にそばや横丁がお目見えしました。

県内外から鯖江に来られる方に、福井県内のいろんな地区のそばを
味わっていただこうと、企画したもの。

会議の中で、「そばや横丁がいいなぁ」と一言発言したら、
言いだしっぺのたつやが、
その担当をすることになってしまったのです・・・。がく〜(落胆した顔)

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勿論、事務的手続きや準備などは、会議所の方や
実行委員会の方の尽力で、開催にこぎつけました。

初日の今日は好天晴れにも恵まれ、西山公園から商店街へ
たくさんの人が流れ、そばや横丁も結構盛り上がりました。

明日、もう一日、7軒のそばやさんが、美味しいそばを
1杯400円で振舞ってくれます。
是非、明日もおそばを食べに来てくださいね〜

公園から商店街までロードトレインが運行していますよ。

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4日は、午前10時過ぎから午後4時近くまで営業しています。
posted by たつたつ・たつや at 23:58| Comment(13) | TrackBack(1) | 麺グルメ・そば編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月04日

旧農商務省獣類検疫所神戸支所敦賀出張所

敦賀半島を湾に沿って北上すると、
左手に水色の古い洋風建築が建っている。
これが旧農商務省獣類検疫所神戸支所敦賀出張所
大正五年に建てられたものだ。

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右手は敦賀湾、建物の後ろは広いオートキャンプ場となっていて
GWや夏休みのシーズンにはその管理棟として使用される。

但し老築化がかなり進んでいて屋根の一部が落ちかけている。
現在は東京に本社がある民間企業の所有となっている。

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たつやが立ち寄った時は、ちょうどGWだったこともあって、
管理をされている戸代澤さんという方に
お会いすることが出来た。
しかもご親切に、内部を案内して下さったり、
建物の歴史について話を聞かせていただいた。

大正時代から戦前にかけては、
朝鮮半島からたくさんの肉牛がこの港に陸揚げされた。
その牛の検疫をしたのがこの建物
一階には事務室らしき部屋や獣医さんの部屋が、
二階には大きな会議室が残されている。

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二階に上がる階段の手摺やギボシにも、彫刻がなされ、
二階会議室天井中央の照明の土台には
見事な漆喰の装飾が残されている。
天井の四隅にはやはり組木の装飾がなされ、
当時の建築のセンスや技術を垣間見ることが出来る。

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しかしながら外から見て屋根の損傷がわかるように、
内部の天井も、歪んで落ちかけてきている。

今までにも幾度となく保存の話が出たことがあるらしいが
敦賀市としては保存の意思がないらしい。
予算がないことがその主な理由とのことだが…。

一民間企業としては、保存は難しいらしく、
このまま朽ち果てるか、取り壊しになることになるのだろうか。

建物の図面を含めて、調査は終わっているので、
行政としてはひとつのピリオドを打った
という認識なのだろうか。

壊すことは簡単だ。
だけど福井県内でも裕福な行政区域なのだから、
予算のやりくりをして保存の方向に進んでもらいたい
と願うのはたつやだけではないはず。

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大正時代に作られた桟橋。
ここからトンネルを潜って行くと旧検疫所の建物となる。

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今はのんびり釣りを楽しむ人しかいない。

しばし桟橋に佇んでみると、
当時の風景が目の前に浮かんできて、すぐに消えた。


旧農商務省獣類検疫所神戸支所敦賀出張所
(現オートキャンプ場管理棟)
福井県敦賀市縄間(のうま)
posted by たつたつ・たつや at 23:55| Comment(4) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月05日

つる庵・玉子カツ丼

玉子カツ丼派かソースカツ丼派か?

以前は絶対に玉子カツ丼派の旗を上げていたが、
最近はどちらの旗も上げている。
もちろん店によって、ココは玉子、ココはソース、
と勝手に色分けしているのだが。

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揚げたてのカツにふわふわ玉子、
ダシの旨味がご飯に染み込んで絶妙のハーモニーを醸し出す
バランスのそれはありそうでなかなかない。

ひとつでもバランスが悪いと美味しさとはかけ離れる。

以前に福井ほろ酔いブログさんの紹介記事を見て、
行ってみたのが武生のつる庵。

ミニおろし蕎麦が付く玉子カツ丼セットをオーダー。

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大きめの塗りものの丼が運ばれてくる。
ワクワクして蓋を取る。
わ〜お!思わず声が出る。
期待通りふわふわ玉子から湯気いい気分(温泉)が上がって
いい匂いが食欲をそそる。

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まずはカツを一切れ。
ん〜うめ〜♪ハートたち(複数ハート)

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大きめの丼ながら底が浅くて、ほぼ平らになっているので、
ご飯の量は見た目ほど多くない。
そのため玉子とカツとご飯とダシのバランスが絶妙。
普通の丼での一番下のご飯がダシでべたべたということもない。

おそばはおまけに食べたみたいなもんだが、
予想以上に美味しくいただくことが出来た。

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玉子カツ丼840円 セット1050円

隠れた名店はまだまだありそうです。

つる庵
福井県越前市北府2-15-13
0778-24-4847
営業時間12:00〜20:00 定休日 木曜日

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ブログランキング応援ありがとうございます。
おかげさまでベスト10グッド(上向き矢印)にいつも入っています。
残念ながら福井県の人のブログでベスト50以内でも
ほとんどありません。
面白かったり、参考になったらクイックしてくださいませ。

福井のためにも、応援クイックよろしくお願いしま〜す。わーい(嬉しい顔)
posted by たつたつ・たつや at 22:24| Comment(11) | TrackBack(0) | 店グルメ・和食・アジア他編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月06日

全日空のスチュワーデス

こんなタイトルをつけると、
題名に引かれて覗きに来てくださる方もいるでしょ!?

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福井市内で旅行会社を営むグルメのUちゃんのオフィスに
遊びに行ったら、カウンターにANAのスチュワーデス
(とは最近言わないらしいが・・・)のフィギアが目に留まった。

身長6cmくらいの人形ながら、よく見るとカワイイ!
カメラを取り出して、ちょっと撮影してみたら、
これがまたフォトジェニックなんですよ〜ハートたち(複数ハート)
しっかし、スタイル抜群!きれーな足ですよね。揺れるハート

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足フェチのたつやには、ちょっと嬉しい発見でしたわーい(嬉しい顔)ひらめき

それにしても、何が入っているか(どの人形)わからない状態で、
何箱も買って、全種類揃えたUちゃんの根性も褒めたいです。

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そのうち、たつやんちにも、この手のフィギアがあったりして・・・がく〜(落胆した顔)
というか、欲しい・・・
posted by たつたつ・たつや at 07:54| Comment(5) | TrackBack(0) | たつやの好きなモノ・生き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ABC食堂(八日市)

数年前に滋賀県の八日市駅前を散策していた時に、
すごく惹かれたレストランがあった。
古いアーケードの商店街を当てなくブラブラ歩いていた時
ある看板がたつやに語りかけてきた。

うまいよ〜この店、

という波動が伝わってきて、誘っているのだった。
でもその日は食事は既に終えていたし、
夕食を食べて帰れるような時間の余裕もなく、
少ない後ろ髪を引かれながらも八日市を後にした。

連休中にバイク仲間と一緒に琵琶湖ツーリングに出かけた時に、
念願のABC食堂に行くことができた。

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あの時たつやを誘惑した看板が
青空をバックに誇らしげに掲げられている。
木製のドアを開けると間口は広くないが奥に深い店内で、
白い漆喰の壁と天井の磔を出した空間が現れる。
真ん中にはかなり大きなテーブルが置いてある。
窓側にテーブル席が三つ、奥にひとつ。

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少し迷ってメニューの中から本日のランチ公民館をオーダー。
置いてあったメニューにはたくさんの魅力的な
ランチやアラカルトが並んでいるのだが、
ふたつだけ不思議な料理名があった。
大抵のものは想像できる料理内容なのだが
公民館というメニューと村川というメニュー。

説明によると村川はコロッケ(メンチカツ)+ポークビーンズ+
野菜サラダのようだ(もちろんスープとご飯orパン付き)735円

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やって来ました公民館
ジューシーなオニクがたっぷり詰まったメンチカツ+
かわいいグラタン皿のコキール+野菜たっぷりの美味しいサラダ
+パン+スープで735円

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これがなぜ公民館という名前なのかと店の若い女の子に尋ねたら、
その昔、公民館の人がよく食べたからという答えだった。
すかさず村川は村川さんが好きだったの?と聞くと、
はい!そうですという答え。

ヨッシャ〜。
これからABC食堂に毎日通って一年後には
たつやというメニューを増やすぞ〜
などという
アホなアイデアが湧いてしまうがく〜(落胆した顔)

本日のランチ(はっきり言ってめちゃお得です)手(チョキ)
野菜サラダ+オムレツ+付け合せの野菜+
マッシュポテトのハッシュドビーフがけ+
ごはん+スープ+珈琲で、閉めてジャスト1000円パンチ

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どちらもホントに美味しい由緒正しい昔ながらの洋食でした。
それにしてもお得なランチですわーい(嬉しい顔)
ちゃんとひとつひとつ丁寧に作られていて、感激しましたハートたち(複数ハート)
ちょっと遠いですが、八日市近辺に行ったら、
また食べてみたいお店です。

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ABC食堂
滋賀県東近江市八日市本町15-17
0748-22-0164
営業時間 : 11:30〜14:00 18:00〜22:00
定 休 日 : 木曜日
posted by たつたつ・たつや at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 店グルメ・伊&仏編(洋食含む) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月07日

新緑の琵琶湖

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今年の琵琶湖の深呼吸は、例年になく遅かったらしい。
やっぱり地球温暖化の影響か、全く雪が降らず、
琵琶湖にいつもなら流れるはずの雪どけ水が
届かなかったことが原因らしい。
この深呼吸によって、水の中の栄養が循環し、
水の中の生き物たちの糧となっている。

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たつやのお気に入りエリアの滋賀県は海のない県だが、
湖がある分、景色の美しさや生き物の豊富さは際立っている。
それに湖畔沿いは、樹木が多く、この季節の木々の緑は格別だ。
新緑の間からこぼれる太陽の光はキラキラしてて、
命を吹き込む季節は五感を通して味わうことができる。

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また内湖と呼ばれる小さな池や沼がたくさんあって、
それらは全て琵琶湖に通じていて、
やはり生き物たちの棲家が生息地となっている。

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琵琶湖の畔にバイクを停め、
公園の中を歩いていくと小さな沼があった。

ゆっくりゆっくり時間をかけて歩くと、
また違う景色が見えてくる。


この美しい自然の風景を残さないといけないですよね・・・。

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もうこんな季節なんだね。

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ラベル:滋賀県 自然
posted by たつたつ・たつや at 21:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月08日

キルトハウスの風景

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20年前からお気に入りの店キルトハウス
以前はヨーロッパのアンティーク雑貨や
カントリー雑貨を扱うショップ兼カフェという感じだったが、
今はランチも食べることが出来るお店としても頑張っている。

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ここに置いてある雑貨類は、
そんなにたくさん置いてある訳ではないが、
ひとつひとつがすごく洗練されていて、
どこをどう切り取っても絵はがきになるような空間だ。

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最近は、頻繁に顔を出すことはないが、
お客さんとの待ち合わせ時間までを過ごしたり、
ちょっと珈琲を飲みたいときに利用する。

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いつまでも居心地のいい空間で
たつやの感性を刺激してくれる場所として
存在して欲しいな。

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20年前とちっとも変わらない素敵なオーナーです。ハートたち(複数ハート)

今度、珈琲ただにしとっけの〜

キルトハウス
福井県福井市順化2−16−19
TEL 0776−22−5683
http://quilt-house.com/


posted by たつたつ・たつや at 23:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 店グルメ・カフェ・パン・スイーツ編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月09日

旅先で出会ったアーティスト

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滋賀県が好きな理由のひとつに歴史や文化だけでなく、
古い街並みがたくさん残されていて、
それがあまり違和感なく新しい街に溶け込んでいることがある。

たつやの好きな風景は最近になって明確になってきたのだが、
キーワードは昭和を五感で感じる、ということだったのだ。

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八日市の街を散策するのは二度目。
駅前の昔ながらの商店街を抜け、
感性のアンテナに任せて右に左に路地を歩く。

どうも昭和の匂いが強くなる方向へ導かれるようだ。
古い民家の裏手からお風呂を焚く煙が上がっていたり、
子どもたちがお寺の境内で遊んでいる風景は、
たつやの旅ゴコロを刺激してくれる。

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そのうち舗装されていない路地裏に面した古い民家の縁側に
不思議な光景を見つけた。

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たくさんの人形が所狭しと並んでいる。
それに床にはカラフルな絵が描かれた自然石が並んでいる。
塀垣越しに出来るだけ近づいてみた。
そのおうちの中からは声が聞こえてきて、
どうやら誰かが遊びに来てるような雰囲気だった。
声をかけてもいいものか、迷ったが
見ず知らずのたつやが尋ねたらやっぱり怪しいよな…
と考え、踵を返した。

数十m歩いてから、
でも今日会えなかったら、もう一生会えないだろうな・・・
という思いが浮かんできた。

旅先だしダメ元だ!とそのおうちに戻った。

こんにちわ〜 ごめんくださ〜い

中からハイという女の人の声と同時におじさんが顔を出した。

あの〜、ちょっと通りかかったら、すごい数の人形が見えて…
良かったら、ちょっと見せてもらってもいいですか?


あ、どうぞどうぞ入ってください。
うちのじいさんがずっと趣味で作ってたんですわ。
普段は一人暮らしですからいつでも遊びに来てください。


と言われても、ちょっと遠いしなぁ…

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おじいさんは、御歳93歳!
79歳まで現役で土建関係の仕事をし、
ボケ防止にと始めたのが石のアートやジャンクアート、
それに紙粘土の人形作りなのだそうだ。

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差し詰め近江のジャンクアーティスト翁といった感じだ。
家の奥にまで入れていただき、しばらく話を聞かせてもらった。
そして帰り際には、人形数体と石のアートを
記念にどうぞといただいたのだった。

家に連れて帰って、じっくり眺めて見ると、
実にアーティスティックで味わい深くかわいいハートたち(複数ハート)

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近江のアーティスト堤正三さん、ありがとうございました。
いつまでもお元気でご活躍くださいね。


旅は一期一会。
やっぱり旅の醍醐味は出会いです。
posted by たつたつ・たつや at 19:29| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月10日

西山公園のつつじ

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つつじまつり期間中は、バタバタしていて、
肝心の西山公園のつつじをゆっくり見る機会がありませんでした。

でもここ数年は毎年写真を撮っているし、
今がちょうど満開で、最高の見頃だと聞いていたので、
今朝は早起きして、ちょっと歩いてみました。

朝早いと、ちょっと得した気分です。

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木陰でラジオ体操してる方たちが結構います。

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今週の13日・日曜日は定例の「誠市」も開催されるし、
西山公園のつつじと誠市のセットで楽しめますよ〜


西山公園は日本の歴史公園100選のひとつなんです。

誠市 5月13日・日曜日 午前6時〜午後2時
福井県鯖江市本町・本山 誠照寺境内にて
お問い合わせ先は、鯖江商工会議所0778-51-2800
ラベル:鯖江市
posted by たつたつ・たつや at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 自然や風景のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

古い小さなピアノ

八日市の旧市内を散策していた時に、
駅前から少し外れた道沿いに、品のある陶器や小物が
置いてある店があって覗いてみた。

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商品陳列台のガラスの下に、なにやら古めかしい本がある。
文芸の臨時増刊号で表紙は芥川龍之介だ。
昭和30年発行のものだ。
この店はがらや商店といい、
創業200年の歴史を持つ老舗とのこと。

歴史が持つ品格のようなものを、実際に感じる店だ。
こんな香りを感じさせるのは、一朝一夕でできるものではなく、
やはり長い歴史の中に培われたものだと思う。

店の奥に行くと、事務所らしき部屋が
カフェになっていることに気づいた。
入るつもりはなかったが、

「良かったら中にどうそ、古いピアノがあるんですよ」

という言葉に反応した。

「是非、見せてください♪」

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それは、本当にかわいい子ども用の古いピアノだった。
鍵盤自体は落ちてしまっていて、
実際に弾くことは不可能ということだったが、
この雰囲気はたつやを一度に魅了ハートたち(複数ハート)してしまった。

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鍵盤の数は53
今のグランドピアノは88鍵だから3オクターブほど少ない。
だけど、こんなにかわいいピアノを見るのは初めてだ。
メーカー名を見ると、Wagnerとなっている。
ドイツ製だろうか?
それに椅子がまた抜群に素敵だ!

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聞くところによると、この店のご主人のお姉さんが、
子どもの頃に弾いていたものらしい。
今から70年近く前のこと。

3人いたお姉さんたちは全て楽器を習っていたらしい。

珈琲を飲みながら、物思いに耽っていると、
バイオリンやピアノの音が聞こえたような気がした。


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がらや商店
滋賀県東近江市八日市町13-7
TEL 0748-22-0239
OPEN AM8:00〜PM7:00/毎週水曜定休
カフェの営業時間はわかりません。


posted by たつたつ・たつや at 21:40| Comment(5) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月11日

おもにの店

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ハングル語講座に通っている。
といってもまだ二ヶ月…。
初めて教室のドアを開けたときはびっくりした。
受講生はものの見事に女性女性女性…。
それも妙齢の方が。

総勢二十数名のうち、男はたつやを含めて三名だけ。
楽しく勉強できてるのだけど、女性が多いとお喋りが多い。
にあのドラマの○○がどうのこうの…などと
先生が話してる時にもお喋りするのだけは勘弁して〜ふらふらという感じ。

ハングル語をうまくなるには、
やはり生の韓国語を聞ける韓国料理屋へ行かなきゃ!

という勝手な思い込みで、ハングル語教室に通う友人と、
丸岡にある隠れた名店おもにの店に行ってきた。

この店を教えてくれたのは、若い友人でマスコミ関係の女の子。
優れた感性の持ち主で、食べ物の嗜好が似てることもあって、
いやがおうにも、期待が高まる。

店構えは意外と普通の建物。
戸を開けると正面にカウンターがある。
テーブル席もあったが、ずらりと並ぶ韓国家庭料理に釣られて、
カウンターに座った。

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おもに、とは韓国語でお母さんという意味。

だから、この店は韓国のお母さんが家庭で作るような
素朴なメニューが中心だ。

まずはやっぱりキムチから

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このニラ饅頭絶品です!
この食感は初めての経験。
饅頭の表面に塗ってあるタレがまた絶妙な味付け!

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チヂミです。韓国風お好み焼きみたいなもの。

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チャプチェじゃがいもの煮物

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常連さんらしき人からいただいたコンナムル(豆もやし)
目の前で混ぜ合わせてくれます。

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サキイカを甘辛くしてあります。

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焼き加減がメチャメチャGOOD!餃子です。
味も最高!なのですが、
ニンニクのスライスがた〜っぷり入っていて、
家に帰ってから、嫌がられました。
もうやだ〜(悲しい顔)

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まだ食うか〜?がく〜(落胆した顔) 〆にユッケジャンうどん
寒い時期にはこたえられましぇ〜ん。

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どの料理も一品一品丁寧に心を込めて作られている。
韓国料理って美味しいですよね〜
おもに〜、カムサハムニダ

韓国から丸岡にお嫁に来られたおもに。
いろいろ苦労したこともあったとのことだけど、
今は常連さんに囲まれて、幸せそうだ。ハートたち(複数ハート)

おもにの店
福井県坂井市丸岡町愛宕28
TEL0776-66-2022
営業時間 午後5時〜10時半
月曜定休
posted by たつたつ・たつや at 22:34| Comment(13) | TrackBack(0) | 店グルメ・和食・アジア他編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月12日

明日は骨董市〜♪

鯖江の骨董青空市の誠市は、明日の13日、日曜日です。
朝6時〜お昼2時まで。
アンティーク全般・ガラクタ・野菜・食べ物の店が
30〜40店舗並びます。

たつやは毎回、何かを買ってしまいます。
買うだけで満足してしまって、
ホッタラカシのものも少なくありません。

何でコンナモンにお金を払ったのだろ?
と後で思うこともあります。
ま、でもそれはそれでいいんです。

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先日の誠市では、こんなものを買ってしまいました。
かわいい?ハートたち(複数ハート)セクシー?
そんなに古いものではありませんが、
なんとなく面白いかな〜?と思って連れて帰りました。
昭和の香りのする喫茶店にでも置いてあったのでしょうか?
メニューを貼ってみたいですね
るんるん

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ビジュアル的には、やっぱ、先日アップした
全日空のスチュワーデスさんの方が断然好みですね・・・。

時代を感じさせるガラスにも惹かれるたつやは
醤油ビンのコレクターでもあります。

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誠市は、鯖江市本町の大きなお寺、誠照寺境内で行っています。
駐車スペースもあります。

http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=35%2F57%2F12.64&lon=136%2F11%2F13.218&layer=0&sc=3&mode=map&size=s&pointer=on&p=&type=static&MD.x=9&MD.y=8

お陰さまでブログランキング4位になりました。
ありがとうございます。
もうちょっとでベスト3です。
ちょっとだけでも、たつやのブログを面白いと思われた方は、
左手の人気ブログランキングへ、というところをワンクイックお願いします。
一日一回有効とのことです。
ラベル:鯖江市 誠市
posted by たつたつ・たつや at 18:11| Comment(6) | TrackBack(0) | アンティーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月13日

バイクサービスアワヅ

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たつやのバイクは、来年には三十歳。
メンテナンスはきちんとしてあげたい
だけどバイクを自分でばらしたり、整備するのは、たつやには無理。
周りの皆は簡単だよ、たつやならすぐに出来るよなどと
言ってくれるけど、それをやりだしたら、
きっと木工用の工房をバイクガレージにしてしまうだろうし、
工具とかにもはまっちゃいそうだ。

だから、バイクのメンテはプロにお任せしている。
古いバイクだとやっぱり同じプロでも得手不得手があって、
ようやく巡りあった(大袈裟?)バイクやさんがココ。

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バイクサービスアワヅ

一時期、エンジンの調子が悪いときに、
たつやが行く散髪屋さんジャムクラブのご主人に相談して、
彼を紹介してもらってからは、
ずっとメンテナンスはここにお願いしている。

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それまでは、古いバイクは乗りにくい
ということは仕方がないと思っていたたつやの
考え方を一変させてくれた。

作業風景を眺めていても、惚れ惚れしてしまうハートたち(複数ハート)
神の手というと大袈裟かもしれないが、
あっという間に分解、組み立てが進んでいく。

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技だけでなく、金額も良心的、おまけに人柄がすごくいいので
必然的に人が集まってくる。
唯一難点はたつやの家から遠いこともうやだ〜(悲しい顔)
ちょいと遊びに行くという訳にはいかない。

ま、近くにあったら、入り浸ってしまいそうなので、
ちょうどいいのかもしれないが。

ハーレーにはあまり興味はないが、
さすがにヴィンテージモノは違うひらめきカッコイイな〜

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バイクサービスアワヅ
福井県坂井市坂井町河和田40-23-2
TEL0776-60-0819
ラベル:坂井市 バイク
posted by たつたつ・たつや at 22:39| Comment(2) | TrackBack(0) | バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

さよなら草庵

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今日、福井から宝物がひとつなくなりました。
福井のそばの名店、草庵が閉店しました。

一ヶ月ほど前に、そのニュースはヤフーの掲示板で知りました。
昨年の8月には関西じゃらんの取材を受け、
その後の関西からのお客さんも増えてきていたと聞いていただけに、
かなりのショックでした。

http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/22432361.html

最後の食べ納めにと、行って来ました。
草庵ファンの友人と待ち合わせして。

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梅おろしそばです。(夏限定
この細かくした梅と大根おろしのミックス度合いが
見事としか言いようがありませんでした。

幻の逸品になってしまいました・・・。

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もう、これが食べられなくなるのは寂しいねぇ・・・

どこかで再開してくれないんですかね?

丁寧に仕事をしてる蕎麦って感じですよね。

うう、残念だよ・・・もうやだ〜(悲しい顔)

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また、どこかで再開してくれることを祈りつつ、
店を後にしました。

さよなら草庵
今まで美味しいそばをありがとうございました。

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ラベル:福井市 越前そば
posted by たつたつ・たつや at 23:49| Comment(14) | TrackBack(0) | 麺グルメ・そば編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月14日

やわらぎ工房

数年前に武生の蔵の辻にあるラピュタというギャラリーで
越前焼の若手作家たちによる展示会があった。

十数人の作品が展示・販売されていた。

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その中で、ひとつの茶碗に惹かれた。
それは、薄い青みがかったグレーをベースに、
美しい藍色の細かい雨粒のような模様が描かれ、
高台には、なぜか3つの小さな穴が開いていた。

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手に取るとしっくり馴染む。

このお茶碗でご飯を食べてみたくなった。

それが、越前焼窯元、やわらぎ工房
清水和也さんとの出会いだった。

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それから間もなく、同じデザインで
茶碗・角皿・そば皿・そばちょこをオーダーし、
カンパネルラで取り扱うようになった。

GWの最中に、バイク仲間と3人で彼の工房を訪ねた。
ちょうど今月末に行われる旧宮崎村での陶芸祭りの準備に
忙しい中を、快く迎えてくれた。

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彼の作品は日々、進化し、その美しい色合いの焼き物も、
微妙なグラデーションをも、生み出している。

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また、彼の奥さんの作品もたくさん展示されていた。
女性ならではの感性で、繊細でかわいいデザインが目を引く。

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今月末の26・27・28日に行われる越前陶芸祭り
たくさんの作品を持って出店されるとのこと。
是非、彼の新しい作品を求めに行こうと今から楽しみにしている。

やわらぎ工房は越前焼としては珍しく嶺南に工房を持っている。

やわらぎ工房(越前焼窯元)
福井県三方上中郡若狭町鳥浜29-12
TEL0770-45-0441
posted by たつたつ・たつや at 22:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 気になるお店編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月15日

たねと、はっぱ。の風景

たつやにとって居心地がいい場所は、
イタリア系モダンというより、
どちらかと言えば古民家のような木造の温かみがあって、
どことなく懐かしさを感じることができる空間だ。

その条件を満たしてくれるお店はいくつかあるが、このお店もそう。

「たねと、はっぱ。」http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/19134980.html

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最初はパン教室の先生をしていたオーナーが
必然的にパンやを始め、必然的にカフェにもなったという感じだ。

この店は、古い民家を改造して作ってあるので、
木枠の窓から入ってくる陽光や、窓越しに見える緑の美しさが
際立って見える。

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最近は桜通り側をきれいなミニガーデン風に作り上げ、
道行く人をほっとさせるような場所となっている。

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ガラスに映った新緑を写真に撮ってみた。

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「ホントだぁ、こんなところに緑が映るんですね〜ハートたち(複数ハート)

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もちろんパンは添加物を使わない優しい味。
ドリンクとパンがふたつ選べるプチパンセット500円はお得です。

たねと、はっぱ。
福井県福井市松城町10-7  
TEL0776-52-8835
パリオとさくら通り、8号線の間の三角形の真ん中
日曜・祝祭日定休

応援ありがとうございます。
応援いただきブログランキング2位とか3位になりました。
とってもうれしいです^^
福井のためにも頑張ります♪

posted by たつたつ・たつや at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 店グルメ・カフェ・パン・スイーツ編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月16日

なまずやの櫃塗し(ヒツマブシ)

大通りから駐車場を探そうと左折すると、
右手に高級料亭風の店が見えた。
ちょうどお昼どきということもあって
スーツ姿のお客さんがたくさん出入りしている。
たつやの旨いもん探しアンテナがピピッひらめきと反応した。

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敷居が高そうなことと賑わっていることから考えても、
多分予約をしなくてはいけないだろうなぁ・・・


そのすぐ近くで見つけた駐車場に車を停め、
そこの管理人のおじさんに聞いてみた。

「あそこの高級そうなうなぎやさんって、
お昼はどれくらいなんですか?
予約なしでも大丈夫ですか。」


おじさんによれば、かなり昔からの料理屋で、
昼は二千円でもお釣りがくるし、
予約をしなくても大丈夫とのこと。

一緒に行った組合のメンバーふたりと相談して、
ここに行くことに決めた。

安心して入り口のドアを開ける。

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一階はお客さんでいっぱい。
商談がある一時までには店を出たい旨を伝えると
通常は予約席の二階に案内してくれた。

メニューの中から、櫃塗し(ヒツマブシ)の特を選んだ。
特というのはご飯+鰻+ご飯+鰻となっているもので2750円
(通常の櫃塗しはご飯+鰻2100円
ちょっと贅沢だけどせっかく名古屋まで来たのだから。

やって来ました!

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蓋を開けると、お〜びっしり刻んだ鰻が並んでいる。わーい(嬉しい顔)

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お茶碗に移して、いっただきま〜す。ハートたち(複数ハート)

細く切った鰻の食感、タレと鰻の油が微妙に混ざりあった
ご飯に染みたコンビネーションはたまらない。
日本食ならではの繊細な味のハーモニーだ。

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最初は上品に一口づつ味わっていたが、
後ではかきこむように食べてしまった。
(その方が旨い!んですよ)

鰻には山椒の粉をかけるよりも
ほんの少しのワサビを添える方がたつやの好みハートたち(複数ハート)
山椒では刺激が強くて鰻の香りを打ち負かしてしまうように思える。
しかしながらワサビは、ちゃんと共存するような気がするのだ。

そして、いよいよお茶漬けでいただく。

上品な超薄味の熱々のダシをかけ、好みの薬味を入れる。

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鰻のタレと熱々のダシ、ワサビが混ざりあって、
今まで食べた一品とは全く別の食べ物となる。
山葵が溶けて、更に旨さを掻き立てる逸品。

この食べ方は福井では味わえない。
あまりの美味しさに写真を撮り忘れました・・・もうやだ〜(悲しい顔)

量もたっぷりあって、十分納得の特櫃塗しでした。

うなぎ 日本料理 名古屋なまずや
愛知県名古屋市中区葵2−14−26
TEL:052-935-4120/FAX:052-935-4125
営業時間:平 日 11:00〜15:00 (オーダーストップ14:30)
     :平 日 17:00〜22:00 (オーダーストップ21:30)
     :土日祝 11:00〜22:00 (オーダーストップ21:30)
営業日 :年末年始を除き、年中無休。

なまずやの名前の由来・・・
その昔、中山道沿いの御茶屋「なまずの蒲焼き」
を供していたのが発祥とされています。
その後、岐阜に移り「うなぎの蒲焼き」を始めたところ、
それが評判になり「なまずや」という名の
「うなぎや」になったということです。
さらに時を刻み昭和二六年、ここ尾張名古屋の地に
『名古屋なまずや』として営みを創めました。


なまずやホームページより

ブログランキングありがとうございます。
只今ベスト3です。手(チョキ)



posted by たつたつ・たつや at 22:58| Comment(4) | TrackBack(0) | 店グルメ・鰻編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月17日

城勝湯(武生)

武生の旧市内は、昭和の町並みがいろんなところに残っていて、
歩くと楽しい街だ。
たつやは通っていた高校が武生市内にあったため、
友だちの家や近所の食堂とかに行った思い出も合わせて、
今でも街歩きをしていても心がウキウキしてくる。

日曜日の午後は、市内も割りと静かなたたずまいだが、
その一角だけは子どもたちの歓声が上がっていた。
上総社さんのお祭りだ。
そういえばここに近づくにつれて祭の幟が増えてきた。

六時から子ども相撲が始まるという立て看板を見つけたが、
それまでにはまだ一時間以上ある。

この辺りを歩いてみようと裏通りを行き、
角をふたつ曲がると目の前に銭湯があった。

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ちょうど、銭湯から出てきたこどもがふたり、
いかにも風呂上りといった感じで、気持ちよさそうに帰っていく。

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折角だから、時間もあるし、お風呂に入っていこう。

番台にはおばちゃんが座っていて、そこで料金370円を払う。
天井にはお決まりのでっかい扇風機が。
「貴重品は番台へ」財布を預かってもらう。

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昭和33年開業のこの銭湯は、当時としては最新の設備を
整えた立派なお風呂で、それは今でも十分通用する
気持ちのいいお風呂だ。

湯船は3つ。
薬湯と泡の出る湯船、そして少し深い湯船。
奥にはスチームサウナも完備されている。

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明るいうちに入るお風呂はなぜか優越感がある。
ぽかぽかの身体で外に出ると、外の風が気持ちいい。

ちょうどこの銭湯のおやじさんが外で仕事をされていたので、
「あ〜、いい風呂でした。ありがとうございます」
と声をかけると、いろんな話を聞かせてくれた。

燃料は?と尋ねるとオガクズとのこと。
「焚き場を見なさるか?」
是非是非!わーい(嬉しい顔)

これがお風呂を焚くオガクズボイラー
(勝手にそうたつやが呼んだだけ)
木工所で出る大量のオガクズをここへ運んでストックする。
ボイラーの上にある漏斗(じょうご)状のものに、
オガクズを入れ、時折手で掻き混ぜる。
そうすることで、穴から少しづつオガクズが炉に落ち、炎となる。

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オガクズは杉のものより、松や硬い木の方がいいらしい。
例えば5度お湯の温度を上げるのに、杉なら1に対して、
松や堅木ならば、半分とか4割の量でいいとのことだった。

そういえば、たつやも薪ストーブを使っているが、
杉の薪は、よく燃えるが、すぐに燃え尽きてしまう。
その点、硬木だと、火持ちが全然違うのだ。

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「銭湯は焚き場にひとり、番台にひとり、
絶対にふたりいないとやっていけない。
もう武生にもふたつしかない・・・。
ほやけど、ありがたいことに、市からも県からも、
少し補助金がもらえるんや。
銭湯がなくなってもたら、寂しいでのぅ」


人懐っこい笑顔で親父さんはそう言った。

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城勝湯
福井県越前市若竹町10−18
電話:0778-22-2317
時間:15:00-22:30 月曜定休
料金:370円

だんだん少なくなる昭和の風景をこれからも
ブログで紹介できれば、と思うようになりました。


ランキングはついに2位になりました。グッド(上向き矢印)
本当にありがとうございます。
これからも応援クリックお願いいたします。
posted by たつたつ・たつや at 19:43| Comment(16) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月18日

子ども相撲

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太陽が西の空に落ちかけた六時から子ども相撲は始まった。
町内のお世話係の進行で小学一・二年の部からスタートだ。
豆力士たちがオガクズ(城勝湯から運んでいた)
を敷き詰めた土俵の回りを囲み、
その後ろにお父さんやお母さん、
じいちゃんばあちゃんが陣取る。

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西陽に照らされて、うれしそうな子どもたちの顔が、尚一層輝く。

歓声が上がり、友だちや親たちの応援が響く。
勝っても負けても、笑顔の子どもに混じって、
負けてお父さんのところに帰り着いた途端、
悔し泣きをする子がいた。

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こんな光景に出くわすことも久しぶりのような気がする。
微笑ましい姿に、こっちの心まで、温かくなった。

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新緑の中で、出会った子どもたちの輝く笑顔が、
来年も十年先も百年先も続いて欲しいと願った。

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おじいちゃんも太陽に照らされて笑顔でした^^

たつやの家から、わすか15分の旅先で出会った素敵な時間でした。


お陰さまで、ブログランキング一位になってしまいました。
  ちょっとプレッシャーですが、今までと変わらず、
  楽しみながら続けていければいいな〜と思います。

みなさん、おひとりおひとりの応援に感謝いたします。
posted by たつたつ・たつや at 23:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月20日

100年前の神輿

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子どもたちの歓声と祭りの屋台に
引き寄せられるように行った上総社
※正式名称は神明神社

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左右の屋台を眺めながら本殿の方へ歩いていくと左手に、
古いお神輿が置かれていた。
近づいて見ると、装飾の細かさと、美しさに目を奪われた

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写真に切り取ると、まるで小さな神社があるように見える。

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鳥居にも屋根にも、金属の装飾されたものが貼ってある。
四方の屋根中央の獅子の目は今にも動き出しそうな雰囲気だ。
一枚の写真が飾られ、それによるとこの神輿が作られたのは
明治38年5月14日になっていた。
今から102年前のものだ。
当時の職人の技と魂を垣間見ることが出来る。

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城勝湯でも出会ったおじさんに話を聞いてみた。

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この神輿は神社の倉庫に長年眠っていたらしく、
今年数十年ぶりに祭に出してきたとのことだ。
このまま、誰の目にも触れることなく、また神社の倉庫に
眠ってしまうには、あまりにもったいない。

この神輿を担ごうexclamationという話も出ているとのことで、
来年以降、期待したいところだ。
posted by たつたつ・たつや at 00:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

三国祭り その1

北陸三大祭りのひとつ、三国祭りは、毎年日にちが決まっていて、
5月の19.20.21日の3日間である。
今年の三国祭りは中日の20日がちょうど日曜日と重なった。
中日は、山車が各町内から三国神社までを、
往復し、最も賑わう祭りのクライマックスだ。

昨年は、3日目に出かけた。
山車の巡行を見ることは出来なかったが、
その分、街中の散策をゆっくり楽しんだ。

ちょうどブログを始めて、一ヶ月くらいで、
たつや自身の旅の楽しみ方を再確認したような、
ミニトリップだった。

http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/18181883.html

グッド(上向き矢印)昨年の記事です。この日から4回に分けて書きました。

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今年の三国祭りには是非中日に行きたい!と思っていたが、
今日の20日は、午後から予定が入っていた。
しかし、その予定というのは、延期になった
自衛隊鯖江駐屯地でヘリコプター体験搭乗というもの。
天候次第では、安全確保のため中止の可能性もあった。

どうなるかわからないが、やっぱり三国には行きたくて、
午前中に帰ることも想定し、朝8時前には、家を出た。

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まだ三国の街は、祭りの喧騒とはほど遠く、
三国神社の前も、ほとんど人がいない。
朝一のうちに記念撮影を、という家族連れや、
祭りの準備をしている町内の人たちがチラホラ。

神社の前にある圧倒的な欅の大木が、
緑鮮やかに、立っていて、
この時期の祭りの景色とマッチする。

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神社の入り口で、手を清め、口を漱ぎ階段を上がる。
境内にはたくさんの巨木があり、実にいい気に囲まれている。
三国神社を中心として回りに沢山ある神社仏閣のこのエリアは
大地からのエネルギーが違うような気がする。
歩いていても、実に心地いい。

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継体天皇御即位1500年の垂れ幕が下がる本殿にお参りをし、
三国港や竹田川を見下ろせる丘に上がった。

まだ下を走る車の数も、そう多くない。

丘の上から、下の山車が通る街までは、
裏路地をゆっくり歩く。

右の角から、賑やかな声が聞こえてきて、
なんだろうと立ち止まると、
角を曲がって、大勢の子どもたちが手作りのゴミ箱を
抱えてやってきた。

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「おはよーございます!」みんな元気で楽しそうだ。

これから三国神社の境内に設置するのだろう。
そういえば、昨年来たときにも、彼らが作ったであろう
ゴミ箱をカメラに収めた記憶が蘇った。

祭りの準備をこうしたカタチで楽しみ、
環境問題を考え、友だちと協力しあって、
作った手作りゴミ箱・・・。

いつまでも、彼らの記憶に刻まれ、
街をきれいにしようとするのだろう。


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子どもの頃から地元の祭りに親しんで、
地域の大人たちと一緒になって準備や練習をし、
親戚や友人たちが集まるこの街は、
自分たちの住む町に誇りを持つ大きな原動力になるのだろう。

三国祭りの期間は、三国の小中学校は休みになる。
もちろん、地元の会社はお休み。
お客様をお迎えし、ご馳走を振舞い、お土産を持たせる。
祭りのため、町内行事に備え、
三国の人は、お祭り貯金をするという。
地元の銀行マンや郵便局員は、祭り貯金獲得のため、
営業してまわる、という話もどうやら本当のことらしい。

やはり三国は、三国の人たちは魅力に溢れている。

ランキングの応援クリックありがとうございます。
 一番驚いたのは、一位になった途端、ランキングからアクセス
 していただける方が増えたことです。
 県外の方が見られて、福井に遊びに行きたいな〜と
 思ってもらえたなら嬉しいです。
 
 


posted by たつたつ・たつや at 23:28| Comment(6) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月21日

三国祭り その2

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どこの路地を曲がっても、家家には祭の提灯とお札が飾られている。
本当にこの町の人たちは三国祭を大切にし、
楽しみ、誇りに感じているかが伝わってくる。

やがて三国の町は徐々に祭に向けて動き出す。
九時半を回ると、地区の人たちが通りに出て、
山車を迎える準備を始める。

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前方から瀧本区の山車が二本の太い縄に引かれてやってきた。
老若男女誰もが誇らしげだ
電線に引っかからないように、
竹の棒を持ったふたりが上手に電線を持ち上げくぐり抜ける。
山車の下の方には太鼓を打つ子どもが二人。
後ろで三味線や笛を吹く大人が四人乗っている。

三国祭の醍醐味はこの山車にあるのは間違いないと思うのだが、
重い山車を左右に振り、狭い露天商が並ぶ旧道を
神社まで進むところが圧巻だ。

左右のことをオモ・トリと言う辺りは海の町ならではかもしれない。
若者たちが額に汗しながら、
セーノッの掛け声と同時に山車を直角に回す辺りは感動ものだ。

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それに露天商が屋根のテントを山車にぶつからないように
持ち上げる様も見ていて飽きることはない。

山車の後には大八車が続き、町内で集めたお酒やジュース、
お菓子類が積まれていく。
道中でひとつ、またひとつと増えていく。

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そう言えば、どの商店にも祭のお祝い品が山積みされていた。
この祭は町の経済発展にも大いに貢献しているのだろう。
もちろん料理屋や飲食関係は総じて大忙しのようだ。

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各地区を出発した山車は、やがて三国神社前に集合する。
一基、また一基と集まってくる様は迫力満点で、
最も人が集まってくる場所となる。

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祭で出会った紙屋の営業マン(たつやの印刷会社に出入りしている)は、
めちゃめちゃの笑顔わーい(嬉しい顔)だった。

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大欅をバックに誇らしげな継体天皇の山車。

祭の余韻に浸りながら帰路に着いた。

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posted by たつたつ・たつや at 21:01| Comment(3) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月22日

ゲッコウ・カフェ Gecko Cafe

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はい、たっちゃんはここね。
とカウンターの一番左の席を指差す。

はい!とたつや。

この店に来ると、その昔通ったフィリピンパブを思い出す。

はい、アナタスワルッ、!
はい、アナタ、ノム!
はい、アナタ、タベル!
はい、アナタ、ウタウ!


どちらが客かわからない…。がく〜(落胆した顔)

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ゲッコウカフェのオーナーは1995年に鯖江で行われた世界体操の頃に、
広報ボランティアをしていた頃からの知り合いでもあるため、
店のオーナーと客というスタンスからは遠い。
だから、昔からの力関係がそのままなのかもしれない。

冗談(ホントのことだけど)はさておき、
ゲッコウカフェは、カフェとアートギャラリーを併せ持つ
福井では新しいタイプの店である。

イームズ系のイスや70年代のテーブルやイスを
上手く店に取り入れオーナーのセンスが表れたインテリアだ。

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結構、遠いところからこの店に通うファンも少なくない。

ちょうど今は、森広梢さんの草木染め展をやっている。
(5月28日月曜日まで)
シルクやコットン、和紙などを、草木で色付している。
自然な色あいなので、優しく素材によく馴染む。
外からの光を受けて、やわらかな表情を見せてくれる。

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6月の2日からは、ガラス展が企画されている。

勿論、喫茶も楽しめる。
ここのゲッコウブレンドはコクと深い味わいが楽しめる逸品。

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グッド(上向き矢印)人気のシナモンロール
もちろん自家製。ケーキも高レベル。

また場所を指定されたいがために、訪れてしまう店だ。
(ドMの人、大歓迎な〜んちゃって)がく〜(落胆した顔)

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Gecko Cafe
驚きも嬉しさも恐さも幸福感も
すべて人とひとが出会った瞬間(とき)から始まる。

福井県越前市芝原3-6-30
(旧8号線芝原団地入り口交差点を東に入り、300m福井銀行西側)
TEL 0778-21-2787
12時〜19時・定休/毎週火曜&第3日曜〜月曜
 
ラベル:越前市 カフェ
posted by たつたつ・たつや at 22:52| Comment(4) | TrackBack(0) | 店グルメ・カフェ・パン・スイーツ編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月24日

麦秋の季節

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たつやが子どもの頃は、田んぼでを見ることはなかった。
麦秋という言葉は知っていても、実感できたのは、
ずっと後になってからのこと。

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GWが終わってから、6月の梅雨に入る前の間が、
福井では、一番過ごしやすい季節だ。

青空が広がり、爽やかな風が田んぼを渡ってくる。
木々の緑が鮮やかになってくると、田んぼの麦は色づいてくる。

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夕陽に照らされると、どうしてこんなに黄金色になるのだろう。
田植えが終わり、少し伸びてきた稲の緑と、
空と山々を映す田んぼの水のいろんな色が合わさって
素敵な絵を描いてくれる。

股の下から覗くとこんな風景なのです。
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ブログランキングおかげさまで一位をキープしています。
いつも応援クリックありがとうございます。
県外で見ていらっしゃる方が、福井へ行きたいと話してると聞きました。
これって、メチャメチャうれしいニュースなんです。
ラベル:鯖江市 自然
posted by たつたつ・たつや at 03:15| Comment(5) | TrackBack(0) | 自然や風景のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フラワーワゴン作成記録

時折、衝動的にナニかを作りたくなることがある。ひらめき

木工だったり、料理だったり、デザインだったり・・・
超久しぶりにプラモデルが作りたくなることもあるし、
ある時には、木工用工房が欲しくて、小屋も建てた。
降って湧いたように、作る家具のイメージが出てくることもある。
今は、パン焼き窯が欲しいし、露天風呂いい気分(温泉)も欲しい。

素材からカタチあるものを作る行程はすごく楽しい。
あれこれ完成予想図を考えていると、
その想像はどんどん膨らみ、作ってる最中に、
しょっちゅう予想図は変わって行く。

そんな時間は、かなりの独り言を言うらしい、
というのも、作業中のたつやは何やら意味不明の言葉を
ブツブツ言ってると言うのだ。
そりゃ、自分だけ納得してるはずの言葉だから、
他人には全く理解できないのだろう。

だけど、完成した時に、回りの人が美味しい!と言って
喜んでくれたり、見た人が楽しそうに微笑んでくれることが、
たつやにとって、一番幸せな時間だ。


もう4年も前のことになるが、
ある日、突然店の前に花を置くようなワゴンが作りたくなった。
ちょうどGW前の週末のことだ。
構想1日・デッサン30分、設計図1時間、作業3日間で
作ったのがこれフラワーワゴン

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厚さ24mmの集成材を切り出して車輪を作る。
あまり移動するつもりがないので、木製にした。


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面取りをしています。

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車軸を受ける部分と台の部分の製作

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折角なので、切り抜きしてみました。
中にモノを収納できるように、ドアは開きます。


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上部の骨組み。下部はほぼ完成形です。

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いよいよ塗装です。

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夜間も楽しめるように、裸電球を付けましたひらめき

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ワゴンの上部の製作、チェック柄の布を合わせてみました。

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完成!わーい(嬉しい顔)

オルゴールも付けて、完成しました。
しばらくは道行く人が眺めて楽しんでくれました。


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今日は、先日初めてお会いしたとある筋の尊敬するすごい方から、
メールをいただき、たつやのブログをすごく褒めてくださいました。
前から仲良しの友人からも、ブログのことでメールをもらい、
写真から力をもらえるよ〜と言ってくれました。

好き勝手にやってる我侭たつやのブログが少しでも、
見ていらっしゃる方にとって喜んでいただけることは、
最高に幸せなことですし、今までお付き合いいただいた方への
恩返しになればと思っています。


福井はいいとこなんやっての〜!
来たことない人はいっぺん来とっけの〜
わーい(嬉しい顔)
posted by たつたつ・たつや at 22:52| Comment(11) | TrackBack(0) | 雑貨店・カンパネルラのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月25日

松岡 けんぞう

香川のさぬきうどん有名店を見るような光景だ。
入口には何人ものスーツ姿の人が並び、
そこにも入れない人は外に並ぶ。
駐車場には次から次へと県内外のナンバーを付けた車が入ってくる。

松岡のけんぞう。

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福井で、蕎麦やさんの食べ歩きを長年しているが、
平日のお昼でこんな光景に出くわしたのは初めてだ。

玄関先にある下駄箱には三十近くの靴が並べられてる。

ガラス張りの狭い厨房では店主の高柳さんをはじめ、
スタッフは大忙しだ。

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やっと席が空いて中に入るとテーブル席が十あって、
そのどのテーブルにも、お客さんが座っている。
あまりにもすごい光景なので、
連れて行ってくださった方に聞くと、ほぼ毎日こんな感じらしい。

待っている間に、オーダーをしておいた八合盛りが来た!

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大きなザルに一合づつ山になって、盛られて出てくる。
この出し方にも大きな特徴があり人気の秘密か?!

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長野の戸隠辺りにはぼっち盛りと呼ばれる盛り付け方があるが、
それの量が多いといった感じだろうか。

おろしそばのダシは大きめの鉢にたっぷり出てくる。
また醤油、大根の搾り汁が別の容器に入って出てきて、
つけ麺としても食べることができる。


だからお客さんは好みの味を試しながら
食べるシステムになっている。
この辺りもお客さんの心をグッとつかむのかもしれない。

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おろしそばのダシはやや甘目。
醤油と大根の搾り汁の組み合わせはすっきり系で辛口。
どちらもレベルは高い。

蕎麦自体を味わうならたつや的には後者かなぁ。

ただ麺自体は大量に茹でるためか、ややヌメリが残っていて、
若干、腰が弱いようにも感じた。

三人で十三合いただきました。
たつやだけで七合は食べちゃいましたかね?がく〜(落胆した顔)

福井でもこれだけお客さんを集めることが出来ることを
証明しているカリスマ的けんぞう
福井の有名店として、福井のそばの美味しさを
いろんな方面に発信していっていただきたいと思う。

県内の他のそばやさんでも、けんぞうさんのように
沢山のお客さんが毎日列を成す光景が見られるといいですね。


手打ち蕎麦けんぞう
福井県吉田郡永平寺町松岡春日3−26
0776-61-1481
定休日:毎週月曜日と第4火曜日
[火〜金] 11:00〜14:00 17:00〜18:30
[土・日・祝] 11:00〜18:30 
 

posted by たつたつ・たつや at 23:21| Comment(4) | TrackBack(0) | 麺グルメ・そば編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月26日

子どもの笑顔

久しぶりに従兄弟に会う機会があった。
ちょうどブログからカメラの話になり、
たつやの写真が好きだと言ってくれた。

おだてられるとすぐに木に登ってしまうたつやは、
車に積んであったカメラを出してきて、
従兄弟の子どもたちの写真を撮らせてもらった。

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従兄弟の家は鯖江の軽井沢といった感じ(要するにド田舎
で緑鮮やかな自然が残る素敵なところだ。
少し坂道になっていて、ただ自転車で走っているだけなのに、
本当に楽しそう。

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子どものいきいきとした表情は
本当に心が癒される感じがしていいね。

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たつやの子どもたちが小さい頃に、
こんな写真を撮ってあげればよかったな。

もう撮れないから後悔してもダメなんだけどね…。もうやだ〜(悲しい顔)

我が娘、我が息子、ごめんなさい。
もうちょっとお父さんすれば・・・


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posted by たつたつ・たつや at 23:56| Comment(12) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月27日

田んぼの風景

商店街のアーケード掃除を終えると、もうお昼近くになっていた。
こんな日は、家の中にいたらもったいないと、
親父の車を借りてきて、ちょっと新緑ドライブを楽しむことにした。

コースは、バイクでもよく行く池田町から旧美山町への道だ。

いつもなら結構飛ばす道だけど、今日は屋根をオープンにして、
外の空気や緑が輝く山々と空の青さを楽しみながら、ゆっくり走る。
好きな音楽を大きめの音で聞きながら。

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こんなに車の運転が楽しいと思ったことは初めてかも!?

オープンカーの醍醐味は圧倒的な開放感。
バイクのノーヘルに近い感覚だ。

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途中で見つけた風景

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数年前の福井豪雨で旧美山町内は、壊滅的な打撃を受け、
家屋はもとより、田んぼや畑にも土砂が流れ込んだ。

当時はボランティアで数回出かけたし、
その後も、お気に入りの場所があるので、
時折、豪雨の爪痕を残す道を走ることがあった。

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あの頃は、もうこの風景が見れるとは思っていなかった。
でも、今は、緑溢れる山道が続き、
美しい田んぼの風景も元通りになっていた。

この美しい風景がずっと続くことを祈らずにはいられませんでした。
posted by たつたつ・たつや at 23:57| Comment(4) | TrackBack(0) | 自然や風景のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月28日

昇り龍?竜巻??

この写真は、今夜の西の空。
午後7時半頃。
こんな変わった雲?は見たことがない。

異常気象が普通に起きてしまう昨今だけど、
ちょっぴり心配になってしまうたつやです。

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posted by たつたつ・たつや at 22:02| Comment(3) | TrackBack(0) | 自然や風景のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月29日

ビジュ寺口

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アンティークの腕時計に魅せられた三十代後半。
特にいわゆる機械式のもので、ゼンマイを手で巻く手巻時計や
腕の動きでローターが回りゼンマイを巻く自動巻時計に強く惹かれた。
人間が手作業で作り得る機械の最高傑作が
腕時計であるということも、たつやを魅了して止まなかった。

最近は、アンティークの腕時計を買うことも
なくなってしまったが、当時よく通っていたお店がある。

小松市にあるビジュ寺口さん。

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店主のご主人はアーティストとしても活躍し、
絵や版画、イラストなどのグラフィック系の作品を作っている。
そんな彼がチョイスしてくるアンティークのそれらは
『気品があり、美し系カッコイイ!』を極めたものが多い。

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まだそれほどアンティーク腕時計に
スポットが当たっていない頃から、
古いロレックスやゼニス、ジャガールクルト、
IWC
などの名機を扱っていた。

久しぶりに店を訪ねた。
やはりグッとくる魅力溢れるアンティーク時計
たつやを迎えてくれる。
勿論、新品も取り扱っていて、ロレックスハミルトン
珍しいアランシルベスタインなどがずらりと並んでいる。

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宝石やメガネもオシャレに並べられ、店舗自体がいい空間だ。

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時計を語る寺口氏から、感じるオーラは、やはり芸術家だ。

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様々な分野に詳しい方なので、時計やメガネ、宝石以外の話も
聞いてみたい。

小松は歩いてみると、かなり面白い街だと思っている。

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ビジュ寺口
石川県小松市サンプラザ中央通り
TEL/0761-22-5638 FAX/0761-22-3484
営業時間:AM9:30〜PM8:00
定休日:毎週水曜日、第4火曜日

http://www.bijoux-teraguchi.com/shop/index.html

たつやがリンクしているクルクルルームは寺口さんのです。

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posted by たつたつ・たつや at 22:25| Comment(5) | TrackBack(0) | 気になるお店編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月31日

弁慶堂 ベルジェ・ダルカディ

スイーツ系には、さほど惹かれないたつやだけど、
たつやの親父や叔母はかなりうるさい。
そのふたりが一目も二目も置く店が鯖江にある。

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弁慶堂『ベルジェ・ダルカディ』
という和菓子と洋菓子を販売している店だ。

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この店のパテシエ(店主)とは、もう随分前に、
アンティークの時計屋さんで出会った。
ちょうど神戸の洋菓子店での修行を終え、
福井に戻ってきてまだ間もない頃だった。

その後彼は結婚し、弁慶堂の洋菓子部門
ベルジェダルカディを始めた。
SMAPにケーキを送り、マスコミに取り上げられたり、
新しい洋菓子を次から次へと考案している。
最近では、パンやパイも焼いていて、
これらを目当ての常連さんも多い。


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ケーキに使われるフルーツやナッツは
最高級のものを惜しみなく使っていることもあり、
どれも美しいだけでなく、味わい深い。

弁慶の力こぶというネーミングのシュークリーム。

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日々進歩するお菓子類は、グルメなお客様も唸らせている。

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弁慶堂 ベルジェ・ダルカディ
福井県鯖江市柳町4丁目1-16
0778-51-0179
営業時間:9:00〜19:00
定休日:火曜日

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 昨夜覗いて見たら、全国で71位でしたわーい(嬉しい顔)
 素直にうれしかったですもうやだ〜(悲しい顔)
 
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ラベル:鯖江市 スイーツ
posted by たつたつ・たつや at 00:54| Comment(5) | TrackBack(0) | 店グルメ・カフェ・パン・スイーツ編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする