2007年03月01日

勝山の奇祭左義長その1

初めて勝山の左義長祭りに出かけたのは、4年前のこと。
当時、ヤフーの掲示板で、『40代、今なにを考える』
という板があって、たつやも
そこに書き込みしていたのがきっかけだった。

掲示板というものも、その板がデビューだったし、
板が無くなってしまってからは、
その手のものとも縁が切れてしまった。

そこのトピ主(その掲示板の責任者みたいな人)や常連さんが、
勝山の人だったこともあって、
「こんな面白いお祭りがあるよ〜」
と誘ってもらったのだった。

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さて前置きはいいとして、先週土日に
勝山の奇祭「左義長」がありました。
たつやは日曜日に久しぶりにバイクを引っ張り出してきて、
行ってきました。

ま、とにかく羨ましいです。
自分の住む街に、大きなお祭りがあって、
遠くからも、親戚や友人知人が集まって、祭りを楽しむ。

今回はお祭りの素敵な笑顔をご紹介します!わーい(嬉しい顔)

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蝶よ〜 花よ〜 

花よのネンネ

まだ乳のむか

乳くびはなせ〜

乳くびはなせ〜


左義長ばやしが街のあちらこちらから聞こえてきます。

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勝山市のホームページより

全国各地で行われている「左義長」ですが、
「勝山左義長」の記述が初めて登場する文献のは、
小笠原公の勝山入封時(1691年)にさかのぼります。
つまり、「勝山左義長」の歴史は、
少なくとも300年以上前から行われていたのです。

また、赤い長襦袢で女装した太鼓の打ち手が
三味線、笛、鉦による軽快なリズムで
お囃子に合わせて太鼓をたたく様や、
カラフルな色彩の短冊による町中の装飾は、
全国で「勝山左義長」だけの特徴です。


「太鼓櫓」は総檜作りで、市内全部で12基あります。
本体は大きいもので幅約4メートル、
高さ約6メートルにもなります。
櫓は入母屋造りで、2階の舞台で左義長太鼓が披露されます。

また、上袋田区・上長渕区・下長渕区の3基の櫓は、
平成7年より市の有形文化財に指定されています。


左義長太鼓には必ず2人の奏者がつき、
1人は単調な“地”のリズムを刻み、
もう1人は踊るように浮いて独特の演技を見せます。
太鼓を打つとは言わず、“浮く”と言います。
浮き手には決まった演奏方法はなく、
滑稽な仕草や表情で浮かれて、
“地”のリズムにのりながら独自の間合いでバチを操ります。



posted by たつたつ・たつや at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月02日

勝山・左義長その2

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勝山の町をぶらぶら歩くのは、もう何度か来ているが、
その度毎に、新しい発見や出会いがあって飽きない。

旧市内は、さほど広くないので、歩いて回ることが出来る。
もっとも、たつやは路地→路地→路地裏→裏道→空き地とかを
選んで歩くので、時間はかなりかかる。

どこへ行くかなんて、たつやの感性まかせ
両手や三方に分かれた路は、勘だけが頼り。
そうして知らない方向に行って出会った店や人は、
勝手に運命的に、とか、お導きされた、などと解釈する。

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お祭りで賑わう界隈も、ひっそりとした住宅街も、
大きな古い花街跡も、廃工場跡も、みんな面白い。

歴史を感じたり、昭和の匂いを嗅ぎわけたり、
祭りの歓声を遠くで聞いたり、街の人と話したり・・・。

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勝山の街、たつやは好きだな。
posted by たつたつ・たつや at 21:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月03日

勝山・左義長その3

祭りの最中は、面白い写真が結構撮れていたりする。
やっぱり人々の表情にも、楽しさや幸福感が現れる。

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それに、子どもたちが街中を走り回っている様子や
楽しそうな歓声が聞こえることは、
たつやがこの年齢になったから感じるのかもしれないが、
うれしく微笑ましく感じる。

たつやが子どもの頃は、みんなが外で遊んでいたし、
外に行けば、遊び場も遊ぶ友達にも事欠かない時代だった。
そんな子どもだけのコミュニティで遊んだり、ケンカしたり、
生き物の大切さや儚さを知ったように思える。のだが・・・


祭りの喧騒とは少し離れた八百屋で買い物をするおばあちゃん。
吊るした干し柿やたかのつめが、傾きかけた太陽に照らされています。

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市内でたくさんの川柳が見られる。思わずウマイ!とシャッターを切った。

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絵行燈には、辻行燈と大行燈の2つがあります。
辻行燈は、江戸時代の藩主小笠原公が、左義長まつりの
「無礼講」として庶民の気持ちを川柳や狂歌にして
行燈に託すことを許し、町内の辻々や櫓の周りに飾られました。
現在も同様に、世相風刺や庶民の哀歓がうたわれ、
ユーモアと皮肉をおりまぜ、それにあわせた絵が描かれています。
大行燈は、絵行燈の大きさの3倍ほどあり、櫓の下に掛けられます。
また、狂歌が主体で描かれ、絵行燈と同じように
絵とダジャレがおりまぜられています。

(勝山市ホームページより)

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お清水は、大野が有名だが、この町、勝山にもあった。
きれいに整備されて、ちょっと散策するには気持ちがいい。
橋の下をくぐろうとしたら、反対側から少年が顔を出した。

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また、行きます!勝山の街ハートたち(複数ハート)


posted by たつたつ・たつや at 07:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月04日

干しガレイ

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こどもの頃、魚はどちらかと言えば嫌いな方だった。
お袋が作った煮魚は、ほとんど食べなかったし、
焼き魚も秋刀魚程度・・・。

それがいつしか中年の声を聞くようになって、
魚が好きになった。
そもそも、魚が旨いかどうかは、99%鮮度の問題。
以前は三国の魚屋のおっちゃんが、漁師さんからその日の朝に
揚がった魚を販売し、それを買うようになって、
本当の魚の味を知った。
新鮮な魚の頭やアラで取ったお味噌汁は最高!
それだけで、十分なご馳走になる。

干しガレイが美味しいと思うようになったのも、
40を超えた辺り。
さっと炙ったカレイの味は、
福井県人のDNAに組み込まれているのでは?と思うくらい。

土曜日、越前町の人から、赤ガレイを沢山安く購入したので、
たつや手作りの干しガレイに挑戦してみた。

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順番はこうだ。

1、ウロコをとる。

2、頭を落とす

3、内臓を出す

4、血のりを落とす

5、水で洗う(水に漬け過ぎないように)

6、海水より少し濃い目の塩水を作る

7、3〜5分カレイを塩水に漬ける

8、冷水にさっとつけて余計な塩分を取る

9、キッチンペーパーで水分を取る

10、串に刺す。

11、扇風機を軽く当てて半日〜一日乾かす。

出来上がり〜

味ですか?そりゃ自分で作った干しガレイは
堪らなく美味しく感じましたよ。わーい(嬉しい顔)

ラベル:男の料理 食材
posted by たつたつ・たつや at 16:48| Comment(2) | TrackBack(0) | クッキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月05日

Nちゃんの学習机

今年の4月に新一年生になるNちゃんのママは、
3年も前から、学習机をオーダーしたいと相談に来られました。

以来、何度かお店に顔を出されて、娘さんの入学時には、
オーダーの机を、とお話されていました。

そして、いよいよ今月半ばに完成予定です。

卓上の本棚ができました^^ 塗装前です。
ハートの取っ手はNちゃんに選んでもらいました。

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机の下に入るキャスター付きの引き出しキャビネット
製作に取り掛かりました。
引き出しはスムースに出せるようレールを使っています。

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中の引き出しの箱の部分を作りました。
中で仕切れるように細工してあります。

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引き出しの前の板を取り付けました。
白のシェルフ型の取っ手もNちゃんに選んでもらいました。

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Nちゃん、楽しみにしていてくださいねハートたち(複数ハート)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これは、先日作ったブレッドボックスを一部変更したもの。
アンティークステンドグラスのレプリカをはめ込んでみました。

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光が当たると、更に雰囲気が良くなりましたわーい(嬉しい顔)

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posted by たつたつ・たつや at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | モノ作り・家具他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月06日

やく志屋

勝山に行くと必ずといっていいほど、『やく志屋』へ行く。

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初めてここのそばをいただいたのは、約20年前。
堅すぎず柔らかすぎず、茶褐色の麺と、
美味しい薄味のダシが気に入っている。ハートたち(複数ハート)
ここのおろしそばが福井のスタンダードのような気がする。

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以前は、顔だけちょっとおっかない親父さんがそばを打っていたが、
今では、2代目のちょっとおちゃめな店主が代わっている。

やく志屋はそばやというより、街の食堂。
勝山市内のそばやさんはその半分が食堂であるが、
そのレベルは非常に高いと思っている。
もちろんここも例外ではない。

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いつもおろしそばしか食べないので、
他のメニューも食べてみようと思い続けて20年。
未だにおろしそばしか食べたことがない。
まぁ、それくらいおろしそばが美味しいんだけどね。

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ここのそばなら7〜8杯はいけるかな〜?わーい(嬉しい顔)

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やく志屋
福井県勝山市沢町2丁目9-10
0779-88-0521
定休日・水曜 営業時間 AM11:00〜PM9:30
ラベル:勝山市 越前そば
posted by たつたつ・たつや at 23:46| Comment(7) | TrackBack(0) | 麺グルメ・そば編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月07日

雪の日

朝、起きて外に出て見ると真っ白。
久しぶりに見たような気がしました。

も〜降らんでいいのにぃ…とつぶやきながらも、
わずかに微笑んでいる自分がいます。
心のどこかでほっとしているのは、
福井に生まれて育った僕の原風景のひとつなのでしょう。

クルマのガラスに積もった雪を払いのけて、
ドアを開ける際に雪が運転席に落ちてこないように、そっと開く。
靴の雪を払い、イグニッションをまわす。
その一連の動作が不思議と身についていて、しっくりくる感じ。

たくさんはいらないけれど、雪も悪くありません。
それに雪は時に、すべてのものを分け隔てなく、
美しく化粧をしてくれますしね。

今日の雪は花粉症の人にも恵みかもしれませんね。


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夕方になって工房に明かりを入れると
尚一層美しく見えるのは雪のせい。

薪小屋にも、割るために並べておいた丸太にも
雪が積もりました。


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ラベル:鯖江市 自然
posted by たつたつ・たつや at 21:42| Comment(6) | TrackBack(0) | 自然や風景のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月08日

リストランテ・カシーナ

1年半ほど前に、若い友人に誘われて行った店で、
その料理をいただいた時に、正直衝撃を受けた。
今までの経験では、料理が運ばれて、それを見れば
大体の味が想像できるのだが、その店は違った。

それは明らかに、想像を遥かに超えた。

なんだ!これ?!

どうしたらこんな味が出るのだろう・・・。
とにかく一口食べて、味わうと、その料理の味が、
際立っているわけではないのに、口の中で主張するのだ。
後引く味・・・?そう、もう一度味わいたくて次の一口を誘う。

極めて薄味ながら、塩の加減が絶妙。
それに加えて、素材が厳選されていることが一目瞭然なのだ。
ここのシェフは、どの素材をどの時期に
どんな味付けをすれば、どんな調理法をすれば、
その素材が持つ最大限の味を引き出せるか

熟知しているように感じた。

後にこのシェフは東京の代官山にある
超有名店の総料理長だったことを知る。

それから、つい最近までの間に、結局5回しか行くことが
できなかったが、行く度毎に、その味の魔法使いのような
シェフの料理に驚かされたのだった。

そして、その日は突然やってきた。
どういう理由かはわからないが、
シェフが店を去ることとなったのだ。

最後の日、最初に誘ってくれた友人とふたりで、
Tシェフ最後のランチを食べに行った。
一口毎に、味わい、言葉にならない言葉を発し、
(知らない人が見たら、頭おかしいの?って思われそう^^;)
料理を交換し、じっくりゆっくり味あわせていただいた。

料理を口にして、涙がこぼれそうになったのには、
後にも先にもない、自分自身でも驚かされた。
それほどまで料理に感動し、料理人って凄い!と思った。

最後の日で感傷的になっていたからこの味だったのか、
それとも、最後の日だったからこそ、
シェフが、より一層腕を振るったのかは、分からないが。

Tシェフありがとう! そしてさようなら。
いつか日本のどこかの料理店に行くのなら、
そこまで行きたいと思っています。


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シェフの気まぐれ前菜。そのひとつひとつが絶品!
同じ生ハムメロンも、たつやが知ってる生ハムメロンと違う
がく〜(落胆した顔)

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前菜の中からチョイスした生ハムとチーズのサラダ。

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ソラマメと生ハムのオリーブオイルのパスタ。
なにこれ?がく〜(落胆した顔) 状態で食べ続けたパスタ。
想像を遥かに超える味に感動。
絶妙なソラマメの茹で加減、塩味、繊細なチーズの量、
生ハムの食感、塩加減、オリーブオイルの爽やかさ・・・。


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海の幸とトマトソースのペンネ
なにこれ!?がく〜(落胆した顔) トマトソースの甘みと酸味、ソースに
溶け込む海の幸の奥深さ。
貝柱、海老、蛸、魚が贅沢に入っている。
写真ではまったく伝わらないのが、本当に残念
ふらふら

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白髪ネギの繊細さにビックリ。
彩りだけでなく、魚と一緒に口に入れたときの食感が抜群。
白身魚の肉の柔らかさと、シャキシャキのネギが、
絶妙のハーモニーを奏でる。
細かく切られた野菜たちの、火加減も大きさもカタチも
すべて計算されているのだと思う。


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子牛のグリル、マルサラソース
お肉がメインだけど、そのまわりの厳選野菜がまた旨い。
味もさることながら、見た目の美しさも。


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※注・もちろん、カシーナは営業中です。  
   (シェフは変わったと思います)

新しいシェフにも、期待してまするんるん

リストランテ・カシーナ
福井県福井市文京1-40-1
TEL.0776-29-1128
[ランチ] 11:30〜15:00
ラストオーダー14:00
[ディナー] 18:00〜23:00
ラストオーダー
コース 21:00 アラカルト 21:30
[定休日] 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)

posted by たつたつ・たつや at 23:02| Comment(18) | TrackBack(0) | 店グルメ・伊&仏編(洋食含む) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月10日

ほうずき

さぬきうどん屋巡りの楽しみは、味もさることながら、
ロケーションの面白さや建物の具合など、怪しさ大爆発が
ブームになった要因のひとつだと思っている。

最近、福井のそばやも、かなり怪しい系の店モバQ
増えてきて、食べ歩きしていても、相当楽しい。

この店はヤフーの掲示板の『福井のおろしそば』という
トピックスに、がんちゃんというハンドルネームの人の情報で知った。

そこにはこう書かれていた。

間口2間程度の民家。
暖簾と営業中の札。
「ほおずき」の看板。
おそるおそる玄関を開け・・・
普通の民家で、スリッパに履き替えて中へ。
すぐスリッパを脱いで座敷へ。
民家を改造して、カウンター4席、4人机4つという配置。


ナニナニ〜!?
これは絶対に行かなくては!


がんちゃんの言う通り、車も入れないような路地を曲がっていくと、
そばの幟がハタメク全く普通の民家があった。
玄関の上にかろうじて、控えめな看板が、あって、
幟を片付けてしまえば、店だとはまず誰も気がつかないだろう。

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たつやもがんちゃんと同じく、恐る恐る勇気を持って玄関を開ける。
中におかみさんらしき人が出てきて、
「あら、珍しい人が来たわ」

えっ!?がく〜(落胆した顔)たつやはここ初めてだし、
おかみさんも初対面のはず・・・。

「あら、違ったわ」

いきなり緊張してしまった。がく〜(落胆した顔)がく〜(落胆した顔)がく〜(落胆した顔)

玄関も普通の民家なら、座敷も普通のおうち。
ひとつ違うのは、床の間をカウンターに改造してある。
一言で言えば、そばやというより、知り合いの人の家に
遊びに来て、そばを食べさせてもらってる感じ。

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メニューの中から、おろしそば十割600円とざるそば十割600円をオーダー。

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そばは池田産のもので、十割ながらざらつく感じはない硬めの幅広麺だ。
つるつる食べる麺ではなく、味わって噛んで食べるタイプ。
おろしそばのダシは薄い色ですっきり系。
大根の辛さがちょうどいい。
こんな田舎おろしそばは、毎日食べてもいいな〜。

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ザルダシは、昔懐かしい食堂系甘めで
たつやの好みではなかった。

しっかし、こんなお店が増えてきて、
福井のそば探検隊も楽しめる時代が来たというもんですね^^

夜はそばも食べられる小料理屋さんになります。

常連さんになったら、座敷で寝るのも良し、
お風呂に入って帰るも良し!って感じです。
ついでに、泊まっていっても許してくれそう・・・^^;


場所はかなりわかりにくいですが、
木田銀座通り、日赤東側の旧道、
セカンドストリートの裏道。
日赤の駐車場からの方がわかりやすいかも?
ちなみに車で店の前までは行けません。

ほうずき
福井県福井市月見2丁目5−25
0776-34-3585
営業時間AM11時半〜PM2時 PM5時半〜PM10時半
ラベル:福井市 越前そば
posted by たつたつ・たつや at 20:06| Comment(7) | TrackBack(0) | 麺グルメ・そば編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月11日

薪の話

いいですよ〜!ハートたち(複数ハート)
最高に気持ちいいです。
料理もできるし、なんともいえない暖かさなんです。
導入を考えているなら、是非お勧めします。
但し、薪の確保だけは結構手間がかかるので・・・。


薪ストーブについて聞かれるとこう答えます。

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そうなんです。
薪は想像以上に大量に使用するので、かなりの量を
いつもストックしておかなくてはなりません。
一冬で軽トラック4〜5台分は軽く消費します。

たつやのところでは、家具などの端材を炊きつけ用に、
それから建築やさんからいただく柱や垂木の端材。
家具メーカーから譲っていただく楢の木の端材。
そして最も薪として優れている堅木を使っています。

杉の木とかでも良いのですが、軽いので、
あっという間に燃えてしまいます。
その点、クヌギや楢、桜などの広葉樹は、
ずっしり重く、その分、ストーブの中でゆっくり燃え、
空気を調整しておけば、夜の入れた薪が
朝までオキとして残るくらいです。

だから、こんな立派な木を譲っていただくのは、
本当にありがたく、少し遠いところでも出かけて行きます。

この日は、うちの店のお客様のMちゃんが、
親戚のおじいさんの持ってる山の木を切るので、
良ければ持って帰っていいとのことで、
軽トラに乗って出かけていった。

で、かなりの量のクヌギの木をいただきました。わーい(嬉しい顔)

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持って帰ってきてから、チェーンソーで玉切りにします。
ストーブに入る長さが45cmまでなので、大体40cmくらいに切って、
それから斧(アックス)で薪割りをします。
これが、いい運動というか、めちゃめちゃ体力を必要とするのですよ。
足のふくらはぎから、腕、腹筋、背筋、ほとんどがかなりの筋肉痛に・・・。もうやだ〜(悲しい顔)

コツがあって、直径30cmを超えるような堅木でも、
なんとか端の方から割っていくことができるのですが、
根っこの部分とかになると、ちょっとお手上げです。ふらふら

生木は、割ったときに、なんともいえないいい香りがします。ハートたち(複数ハート)
それに一撃でスパッっと割れたときパンチは本当に快感揺れるハート

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こうして割った薪は少なくとも1年か1年半、雨の当たらない場所に保管し、
乾燥したら、ストーブの薪として使える訳です。

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結構手間暇かかってる薪なんですよ。

薪があるよ〜という方、是非ご連絡くださいませ〜

お礼は、たつや特製カレーまたはスープを!わーい(嬉しい顔)
ラベル:薪ストーブ
posted by たつたつ・たつや at 22:51| Comment(2) | TrackBack(0) | たつやの好きなモノ・生き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月12日

Nanamiちゃんの机

もうすぐ一年生になるNanamiちゃんの机
週末の追い込みで、ほぼカタチになってきました。

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3年越しの夢で学習机をオーダーしてくださった
ママさんからのリクエストをほぼ叶え、
それにたつやのオリジナルデザインやアイディア
加えて製作しました。

先日、ママと一緒にお店に来たNanamiちゃんは、
とっても可愛くてハートたち(複数ハート)、ちょっぴりシャイな女の子。
いくつかのハート黒ハートを書いてもらいました。
そのハートを使って、
ちょっとお遊びしてみたいと考えています。わーい(嬉しい顔)

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まず、ななみちゃんが書いたハート型を木に写しとりますグッド(上向き矢印)
で、ハート黒ハートを切り抜きました。
この板は邪魔な時は取り外せるようになっていますバッド(下向き矢印)

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これで、終わりではありませんが、今日はここまで。
納品時に、サプライズひらめきが待っているからですひらめき

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椅子は背板に焼き文字を入れました。
名前を鉛筆し下書きし、バーニングペンで焦がしていきます。

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見えなくなる位置に、日付を入れました。
バラさない限り、人目に触れることはありませんが。

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椅子はこんなカタチになりました。
無垢の木を使っているので、ちょっとななみちゃんには重いかな?

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塗装前の大体の完成形が見えましたわーい(嬉しい顔)

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納品は今週半ばです。
ななみちゃんが喜ぶ顔を楽しみにしています。

posted by たつたつ・たつや at 22:47| Comment(2) | TrackBack(0) | モノ作り・家具他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月13日

そば席・草庵

寒い時期になると、温かいそばが食べたくなるが、
特に鴨○○というメニューがあれば、
必然的にそれを選んでしまう。

以前からお気に入りのそばやさんのひとつがこのそば席・草庵
店主のきめ細やかなお人柄が打つ蕎麦は、美しく旨い!
おろしそばのダシを黒ダシと白ダシから選べるのも
この店のオリジナルで、まず他の店にはないだろう。

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ただ、鴨系を食べるのは今回が初めてだ。
たつやはメニューの中から鴨汁そば950円
おろしそば黒ダシ550円を、
そば友の相棒は、鴨南蛮そば1200円をオーダー。

そばは、所謂つけ麺で、温かいダシに
冷たいそばをつけていただくもの。
鴨から出た油、焼いて焦げ目を少しつけた白ネギ、
それに昆布と鰹がたっぷり効いた上質のダシが、
絶妙の味に調和されている。

細めのきれいに揃った香り高い麺を、
たっぷりの汁につけて食べると、幸せな気分になるるんるん

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おろしそばは、とてもあっさり系で、
いくらでも食べられる上品な逸品。
見た目の美しさにも感激させられる。
そばには、奥様手作りのそば羊羹が一切れ
付いてくるサービスもうれしい。

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鴨南蛮そばは、フランス産鴨の胸肉を
さっと焼いて乗せられている。
厚めに切られた肉が5枚入っていて、うれしい。
ここにも当然、白ねぎを焼いたものが。
一口お出汁を口にすれば、思わず笑顔になってしまうわーい(嬉しい顔)
暖められた細い麺は、冷たい蕎麦に比べると、
もちもち感が増しているようだ。

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いろいろ一味や七味を試した結果、
この鴨南蛮に合うと店主が選んだこだわりの七味。
京都の黒七味(かなりピリっとくるよ)

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蕎麦湯に残ったダシを足して、最後の一滴までしっかり
いただきました^^


ごちそうさまでした〜

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そば席・草庵
福井県福井市川合鷲塚町23-7
電話 0776-55-1716
定休日 毎週 月曜日
営業時間 午前11時 〜 午後4時

http://www1.fctv.ne.jp/~wata-dk/
ラベル:福井市 越前そば
posted by たつたつ・たつや at 23:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 麺グルメ・そば編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月15日

春の海

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寒い冬はいったいどこへ行ったの?
毎日青空が広がって・・・と思っていた2月。
3月に入ったらまた冬に逆戻り?

日曜日に春の海に行ってきましたが、
大荒れの寒い日でした。
だけど、少しずつ日が長くなって、
季節の移り変わりを感じます。

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海鳥たちも大荒れの日はこうしてかたまって
海が荒れるのをやりすごしています。

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いつも、ブログを見てくださっている方、
ありがとうございます。
申し訳ありませんが、たつやの勝手な都合により、
ここしばらくお休みさせていただきます。

ちょっと変わった写真も携えて帰ってきますね。
ラベル:越前町 自然 夕陽
posted by たつたつ・たつや at 01:12| Comment(4) | TrackBack(0) | 自然や風景のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月19日

千合そば・向山洞

『千合そば』と赤のペンキで書かれた看板には、
文字自体に妙にパワーがあって、
引き込まれるように左にウインカーを出した。

左に折れてからは、かなりの勾配の山道を
ぐねぐね曲がりながら上がっていく。
本当にこの道でいいのか心配になった頃に
また千合そばの看板が。
更に上がっていくと小さな集落がある。
その集落の一番奥の右手に
「千合そば・向山洞」という店があった。

2004年の初夏だった。

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それから3年ぶりに、向山洞を訪ねた。
着いた時間が午後4時をまわっていたこともあって、
3月のこの時期には誰も人の気配を感じられない。

それにこの建物…。がく〜(落胆した顔)
コンクリートの壁がむき出しで、
屋根などは穴が開いて、怪しさ大爆裂!
夜には絶対に来たくない感じモバQ

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建物の前に立つと[営業中]の赤い文字が
山の麓にあった看板同様、目立っている。

う〜ん、壁に直接書いてある以上、
休みでも営業中なんだよな…
などと考えていたら、
突然左手のドアが開いて店主のおじいさんが顔を出した。

「あの〜食べられます?」
「あ〜、しばらく待ってもらわなあかんけど。」
と言って、再び建物の中に消えた。

店の中は、薄暗い蛍光灯が二本あるだけ。
古びた壁にはたくさんの短冊が貼ってあり、
ここを訪れたお客さんの歌が書かれている。

待っている間に、おろし蕎麦を注文しようと思っていたら、
30分ほどして、おじいさんは
ちゃんとおろし蕎麦を持ってきてくれた。

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う〜ん、心の声を聞けるんかな…?

蕎麦は、と言えばやや太めの黒っぽい腰のある麺で、
香りの高いごっつい麺。
打ちたてをいただけるのは何よりも贅沢な食べ方。
大根おろしは、畑で採れたばかりの優しい味で、
ダシは市販のものをベースにした感じながら、
とても美味しく思えた。

自然の中で育てた大根の旨さはここから。

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そのあと、そばがきを作って食べさせていただきました(^o^)
サービスわーい(嬉しい顔)

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八十を超えて尚、元気に蕎麦を打ち、
暦学の研究をパソコンで続けているここの店主に、
感動し、感激し、感謝した一日でした。

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千合というのは、この辺りの地名
(平家の落ち武者の村とのこと)で、
山の寒暖の差の激しい場所では上質の蕎麦が採れ、
この地で採れる良質のそばのことを言うらしい。

数年前までは店主自らそばを育てていたようだが、
近年亥の被害が大きく大野産のそば粉を使っているそう。

場所、店、店主の怪しさ度は、超ド級だよん。
今のうちに行くことをお勧めしておきます。


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千合そば・向山洞
ちごうそば・こうざんどう
福井県福井市千合町14-17
0776-97-2237
行く前に電話をしてお出かけくださいね〜
ラベル:福井市 越前そば
posted by たつたつ・たつや at 22:56| Comment(8) | TrackBack(0) | 麺グルメ・そば編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月20日

ななみちゃんデスク完成!

もうすぐ桜の便りが聞こえてくるような季節になりました。
この春、小学1年生になる「ななみちゃん」学習机
3ヶ月がかりでやっと完成し、先日納品しました。

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ちょうどこの日、ななみちゃんはスイミングスクールで
出かけていて、残念ながら顔を見ることができませんでした。もうやだ〜(悲しい顔)

でも、楽しみに本当に楽しみに待ってくださっていたママさんは、
感動して、うるうるたらーっ(汗)くるくらい喜んでいただけました。わーい(嬉しい顔)

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細部はある程度打ち合わせしていたのですが、
この仕切りは、たつやのまったくのオリジナルです。

うそのような本当の話なのですが、
ある日の明け方の夢で、ななみちゃんにハートを描いてもらって、
それを切り抜き、NANAMIの文字を入れるイメージが
鮮明に浮かんできたのです。


朝、目覚めて、すぐにスケッチしました。
それがほぼこのイメージです。

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で、このハートのかたちはななみちゃんに描いてもらいましたバッド(下向き矢印)

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机、椅子、卓上本棚、引き出しキャビネット
たつやが心を込めて作ったこれらの家具を
末永く使ってもらえたなら、本当に幸せハートたち(複数ハート)に思います。

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ななみちゃん、入学おめでとう!
posted by たつたつ・たつや at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | モノ作り・家具他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月21日

中国・威海の街

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朝鮮半島と向き合う形で突き出た中国大陸の半島がある。
その先にある町、威海(ウェイハイ)市を訪れた。

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緯度は福井よりやや高く、能登半島の輪島辺り。
よって乾燥はしているが、気温はほとんど変わらない。

今回の旅は、異業種の組合での視察や契約といった仕事が
中心で、たつやの得意とする気の向くままの自由行動は
ほとんど無理だと考えていた。

初日の朝は6時前にアラームをセットし、
朝食までの2時間ほど、街を散策することにした。
中国語はまったく話すことも、当然聞くこともできない。
迷子になったことも想定して、小銭とホテルのカード、
そしてカメラを持って街へ出た。

これからの2時間だけは、たつやの自由時間だ。
それこそ、大好きな知らない街ブラを楽しめる。
右に行くか、左に行くかも、何を食べるかも、
誰と話すのかも、どんなお店に入るかも、全部
たつやの感性そのままにチョイスできるのだ。

大通りから一本裏通りに入ると
やたらとハングルの看板が増える。
朝鮮半島が近いことや、定期便が船も空もあって、
かなりの韓国人がこの街に住んでいるようだ。
さしずめ、リトルコリアンタウンという感じだろうか。

太陽の昇る方向に歩いていくと港に出た。
大きな公園があって、人影も見える。
早朝の公園は、体操?をする人、散歩する人、
ただ海を見つめる人・・・ほとんどがひとりで来ている。

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海沿いの大通りを南下し、再び街の中心街に戻る頃には、
通勤する人や、ちょっとした店を開く人などを
見かけることができるようになってくる。

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パイナップルを剥く親父

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時計を見ると、7時50分。
あっという間の2時間・・・。
もう少し歩いてみたかったな。

あまりない後ろ髪を引かれる思いで、ホテル方向に足を向けた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

久しぶりにブログランキングを見たら、
そこそこ健闘していました。
応援してくださる人がいらっしゃることに感謝しています。

またできたら、上を目指したいな〜
福井人のブログは上位にないんですよ。
応援してもいいよ〜という方は、左側のカテゴリの下に
青文字でブログランキングという文字がありますので、
そこをクイックしていただけるとうれしいです。

(1日1回有効らしいです)

posted by たつたつ・たつや at 22:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 旅先にて・海外編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月22日

チャーチチェア

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数年前には、比較的入手が楽で、
価格もアンティークの椅子としてはこなれていて、
雰囲気もあるので、よく売れていたのがチャーチチェアだ。

うちの店でもかなりの数を仕入れたが、
気がつくとなくなっていた。
カフェの椅子としてまとめて買っていただいたり、
アトリエのお客様用に、とか
新築のおうちのダイニングチェアとしても、出て行った。

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これらはそのほとんどが英国やフランスの教会で
実際に使用されていたもので、
だいたい1930年代から60年代のものが多い。
座椅子の下が棚になっていたり、
背板の後ろ側にポケットが付いていたりするのは、
聖書のためだ。

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教会のものだから華美な装飾は一切なく、
無垢の木を利用して頑丈に作られているので、
実際に使用する椅子として、かなり人気商品となった。

ずっと安くていいものを探していて、
やっと今回入手することができた。
36脚入荷して、今は26脚在庫している。

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カンパネルラで扱っています。
ご興味のある方は、是非どうぞ。
一脚18,900円〜

一緒に1930年代のイギリスのステンドグラス9枚
アンティークのダイニングチェアが10脚入荷しています。

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カンパネルラ
福井県鯖江市本町2-2-22
0778-52-5515
午前11時〜午後6時
木曜日定休・日曜日不定休
posted by たつたつ・たつや at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | アンティーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月24日

ふる里・今庄

今庄へ行く時は、必ずと言っていいほど
行くお気に入りのそばやさんがある。
駅から線路沿いに敦賀方面にほんの少し歩くと、
右手に大きな造り酒屋の蔵が見える。

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その蔵を挟んで反対側に「ふる里」がある。
以前はそば店とカメラ屋さんを営んでいた。
ここの親父さんは、写真集を何冊も出したカメラマンで、
特に四季を通した夜叉が池のモノクロ写真が有名だった。

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宇野重吉さんがふる里でそばを食べる写真が飾られている。
撮影はもちろん、ここの親父さん坂野進さんだ。


たつやが若い頃から、行ってた店なので、
ちょっとおっかなそうな親父さんだったけど、
上の娘さんがたつやと高校時代の同級生ということもあって、
気さくにいろんな話をしてくれた。

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『萬福そば天国ふくい』出版の際には、
いくつかの的確なアドバイスをいただいたし、
夜叉が池のことや、昔の今庄が栄えていた頃の
話を聞かせてくれたこともあった。

過去形で書かなくてはいけないのが、とても残念だが、
ここの親父さんが昨年11月に急逝された。
前日までそばを打っていたのに・・・。

たつやは、そのことを新聞のお悔やみ欄で知っていたが、
行くことができなかった。

先日、わずかに雪の残る今庄を訪ねた時、
今の店主である娘さんにお願いし、
親父さんの仏壇に手を合わせさせていただいた。
小さな仏壇の前には、親父さんが元気に
そばを打っているモノクロ写真が飾られていた。

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再び店に戻って玄関を開けたら、
親父さんが人懐っこい笑顔で、
「いらっしゃい、久しぶりやな」
と言って出てくるような気がした。

おろしそばを注文した。
ちょっと赤っぽい越前焼きの器に、
きれいに切り揃えられたそばが出てきた。

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親父さんのそばよりも、少し優しい感じの麺。
ダシは以前と変わらないすっきり系の味付け。

「私はおとうさんと同じそばは打てん。
私は私のそばを打つんや。」

と話してくれた娘さんの言葉には、
少しの自信とお父さんが作った店とそばに対する誇りを感じた。

たつやはやっぱりここのそばが好きだな。

わさびそばもおすすめです

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ふる里
福井県南条郡南越前町今庄83-3-1
0778-45-0805
営業時間 10:45〜19:30(12〜3月は11:00〜19:00)
定休日 木曜、第2・4金曜


posted by たつたつ・たつや at 23:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 麺グルメ・そば編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月25日

人工衛星?

空を見上げるのが好きハートたち(複数ハート)
なんかオトメチックな感じかもしれないが、
朝晩関係なく空を見上げては、時折ぼーっとしたくなる。

空の色は毎日違うし、当然カタチも違う。
お天気の日に、まっすぐの飛行機雲が走ると、
もうそれだけで、旅気分になったりもする。

春分の日を過ぎて、福井も本格的春。
三寒四温を繰り返し、春がくる。

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3月23日、ピンク色に染まる西の空に、
鳥が翼を広げてるような空に向かって、
一本の飛行機雲が見えた。

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やがて、それは鳥の中に飛び込んでいく。
これって人工衛星なのかなぁ?

どなたか教えて!
ラベル:鯖江市 自然
posted by たつたつ・たつや at 09:26| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月26日

トラットリア「ラ カーラ」

ちょうど1年ほど前に、今立の花筐公園で、
武生のイタリアンレストラン「デル・ソーレ」さん主催の花見があった。

たつやも、気功教室の春先生と新聞社のS嬢、
それに気功教室の生徒さんたちと参加した。
花見と言ってもタダの花見じゃなく、
贅沢三昧の超豪華食べ物のオンパレードだった。

それもそのはず、主催者はシェフ。
参加者は料理屋さんのご夫妻やお茶の先生、
寿司屋さんに、ショットバーの店主・・・

サラダから始まって、手作りパン、チキンサンド、
パスタにオードブル、それから海鮮バーベキュー。
海鮮が終わると今度はデカイ肉の塊を炭火で焼いて、
焼けたところからナイフで切り落として食べていく。
そのうち、寿司屋の職人さんが桜の木の下で新鮮なネタで
寿司を握ってくれる・・・。

あ〜、今思い出しても凄い花見だったなぁ。ハートたち(複数ハート)

その肉の塊を焼いていた人があまりにも
手慣れた様子だったので、職業を聞いたら、
彼もまたイタリアンのシェフだった。

その彼が今月、福井市でイタリアンレストランを開いた
トラットリア「ラ カーラ」

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明るく清潔感あふれる店舗はオープンキッチン。
手軽にランチ(950円〜)やディナーを食べられる店だ。
まるまる一年に渡るイタリアでの料理修行と、
県内の有名店で腕を磨いた彼の今後を楽しみにしている。

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前菜のサラダ仕立て(カーラランチ1200円)

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本日のパスタより・小海老とあさりと春キャベツのスパゲッティグッド(上向き矢印)
茄子とベーコンのトマトソーススパゲッティバッド(下向き矢印)

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トラットリア・ラ カーラ
福井県福井市春山1−4−16
(春山の旧福井新聞社ビルを北進・クルマで3分右手)
TEL:0776-21-5553
営業時間:11時半〜14時 18時〜21時半
日曜定休

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このショップカードはたつやデザイン。
もちろん印刷は鯖江の藤田印刷所です^^
posted by たつたつ・たつや at 22:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 店グルメ・伊&仏編(洋食含む) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月27日

カフェ・タール

芦原街道を北上し、福井市から坂井市に入ったところで、
ちょっと気になる建物を見つけた。
後ろの車をやり過ごし、車を停めた。

ん?カフェ?

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ちょうど珈琲を飲みたい気分だったので、Uターンして、
そのカフェ・タールの駐車場に車を入れる。
車から降りると、そのカフェのサンルームで
お茶を飲んでるカップルが見えた。

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濃い目のベージュの壁に白と鮮やかなグリーンの窓枠が映える。
正面に回るとなおさらそれが強調されるようだ。

玄関で靴を脱いで、誰か知り合いの別荘に
遊びに来たような感じで中に入った。

ウッディな店内は明るくモダンなインテリアで、
店主のセンスの良さを伺い知ることができる。
品のある素敵なご夫婦が週に3日間だけ、
カフェに変身するようだ。
奥様が描かれた油絵やデッサン画がさりげなく
飾られているのも、なかなかだ。

ここは2階のインテリアバッド(下向き矢印)

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左手の油絵は奥さんが描かれたもの

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一人でお茶を飲みながら、本を読むのも、
ぼーっと外を眺めるのもいい。
カップルや友達とおしゃべりするのにも、
(但しなるべく小さな声で・・・ネッ!)
どこかしら、ホッとする空間だった。

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こういうお店が増えているのは、ちょっとうれしいですねわーい(嬉しい顔)

カフェ・タール
住所・電話番号わかりませんでした
金・土・日曜日営業(休日の月曜日も営業)
午前10時〜午後6時

ブログランキング・皆様のおかげでもうすぐグッド(上向き矢印)ベスト10入りです。
どうもありがとうございます。わーい(嬉しい顔)
また、よろしくです。

ラベル:坂井市 カフェ
posted by たつたつ・たつや at 23:23| Comment(3) | TrackBack(0) | 店グルメ・カフェ・パン・スイーツ編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月28日

今日の桜3.27

鯖江の西山公園は桜の名所でもあるが、
そのほとんどはソメイヨシノ。
でも、一本だけシダレザクラがあって、
毎年1週間ほど早く花をつける。

シダレザクラ7分咲き、といったところだろうか。

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ラベル:鯖江市
posted by たつたつ・たつや at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然や風景のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする