2006年11月29日

僕らの原風景

ぶらっと、滋賀県の湖北まで出かけた。

滋賀は数年前からちょこちょこ出かけるようになり、
知らず知らずのうちにその魅力に取り付かれていった。

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福井から近県へ出かけるには、いくつかのチョイスがあるが、
たつやにとってのベストは滋賀
別に有名な観光地へ行く訳ではなく、名もない小さな街をぶらぶら。
それこそ行き当たりバッタリの旅が好きだ。

滋賀の田舎の風景は、たつやの世代以上にとって、
なぜか懐かしい風景に出会える確率が圧倒的に多いように思う。

子どもの頃、学校から帰り道に見た光景が、
そのままタイムスリップしたかのように、目の前に現れたりするのだ。
少しかがんで、小学生だった頃の身長くらいに目線を落とすと、
胸をギュっと締め付けられるような感覚になる。

あっ、この景色見たよ〜、この路地を曲がると神社への裏道だぁ・・・
と、小学生のたつやがつぶやくのが聞こえる。

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民家の板塀、タイルの手洗い場、野菜を積んだ一輪車、
路地を流れる小川・・・


そのどれをとってもノスタルジックな絵葉書の世界のよう。

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30年、40年前の風景そのままで、
福井にはなくなってしまった僕らの原風景があった。
ラベル:滋賀県 昭和の町
posted by たつたつ・たつや at 21:12| Comment(4) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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