2006年11月09日

薪ストーブとスープストック

夏生まれのたつやは寒い季節はあまり好きじゃない。

今年は北陸地方に住んでいることを
忘れてしまうような好天晴れ続きの秋だった。

でもさすがに11月に入り、カニの解禁辺りを境に寒い日が出始めた。
寒いのは嫌いだけど、この季節にならないと味わえない楽しみがある。

薪ストーブexclamation×2

鋳物の箱の中で薪を燃やすという単純な暖房だけど、
こればかりは一度味わったら、絶対にやめられない気持ち良さわーい(嬉しい顔)

ストーブの前のロッキングチェアに座って、
燃える火をぼーっと見ているだけで、超幸せハートたち(複数ハート)

ストーブが鉄の塊なので、鉄から出る熱が遠赤外線効果
身体の中からポカポカと暖めてくれる。
まさにお風呂上りいい気分(温泉)のような感覚。

ロッキングチェアに座っていると、
スーッと溶けるように眠りに落ちる眠い(睡眠)

スイッチひとつで温風が、という訳にはいかない。
暖かくなるのには小一時間かかるし、
毎日灰を取り出さなきゃいけないし、
煙突の掃除は怠ったら、うまく燃えてくれない。
そして何より燃料の薪の確保や準備が想像を絶するくらいの大仕事。

それら面倒なことを全部差し引いても魅力的な薪ストーブの楽しみは、
実はもうひとつあるのだ。

それはストーブの上での料理

supu4.jpg

珈琲ひとつをとっても薪ストーブの上で沸かしたお湯と
ガスでのお湯とでは全然違う。
前者の沸騰は、本当に微細な泡が炭酸のように沸いてくるし、
後者は、火が当たっているところから、大きな泡がボコボコ沸く。
その辺りの違いが味に出るのかどうかは、わからないが、
珈琲も、まろやかになる。

たつやのお気に入りは、スープストック
様々な野菜や鶏がらをたっぷり鍋に入れて、ストーブの上で
3日〜4日間かけて、じっくり旨味を引き出す。

そのスープストックをベースにして、カレーやシチュー
野菜スープやミネストローネ、スープパスタ
など、
ありとあらゆる料理に使うのだ。

化学調味料は、家にあるが、このスープストックを使えば出番はない。

塩をひとつまみ入れれば、立派なコンソメスープになるし、
びっくりするのは、カップ麺に入れるお湯にこれを半分混ぜるだけで、
全く別の味になってしまう。

下手なラーメンやさん顔負けの味になるんです。

supu1.jpg

この日の野菜たちグッド(上向き矢印)
キャベツ・タマネギ・ニンジン・葱・セロリ・にんにく・
大根・チンゲンサイ・りんご・生姜・ベイリーフ

鶏がらは、美山の萌叡塾の放し飼いの鶏のものバッド(下向き矢印)

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supu3.jpg

さあ、週末は究極のインスタントラーメンを作ろう!
posted by たつたつ・たつや at 21:43| Comment(4) | TrackBack(0) | たつやの好きなモノ・生き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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