以前にも書いたが、その旅行の少し前に、父がカメラを買ってくれた。
それ以前の蒸気機関車の写真は、もっとコンパクトで軽い
こどもでも撮影が可能なカメラを使っていた。
撮影に出かける度に、三脚に2台、手持ちで1台という大人が
たくさんいて、その中の1台は長いレンズというイデタチに憧れていた。
所謂、望遠レンズというもので、135mmとか200mmの長さがあり、
その分、遠いところの写真が写せるメリットがあった。
特に蒸気機関車を撮影するには、必需品だったが、
こどもだったたつやに買える訳はなかった。
カメラが好きだった父は、たつやに本格的一眼レフカメラと
望遠レンズを買ってくれた。
30年以上前のことだが、今の高級デジカメより、むしろ高いくらいだった。
アサヒペンタックスSP-F
このカメラは社会人になるまで使ったが、
最近は全く使わなくなってしまった。
デジカメ全盛の時代だからこそ、
またこのカメラを片手に旅してみたいと思う。
このカメラで撮影した写真をスキャナーで読み取った画像です。
1975.3.26 石北本線・生田原−常紋間 1/500 f11 フジフィルム
1975.3.28 室蘭本線・遠浅駅構内 1/500 f8 フジフィルム
1975.3.26 石北本線・生田原−常紋間 1/500 f11 TRY-X