2006年06月01日

恐るべしさぬきうどん・2

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感動のがもううどんを後にして、次に向かうのは「彦江」

香川のうどんやは2タイプあって、製麺所がうどん屋も兼ねてる店と通常のうどん屋。
がもうは後者、彦江は前者だ。

(その後、知ったがうどんを自分でゆがいたりするセルフの店と3タイプある)

地図を見ながら、彦江を探す。
もうこの辺りのはずなのに・・・
タバコ屋で場所を聞く。
車では行けないらしい。
近くの神社に車を止め、歩いていくと、狭い路地を曲がったところに彦江はあった。
製麺所なので、うらから軽トラックがうどん玉を入れた箱を積んでいる。
玄関を入ると右手が製麺所、左手が食べに来た人の食堂になっている。
今度は普通のあったかいうどんと竹輪のてんぷらをオーダー。
しかし、ここもだしやてんぷらはセルフサービスなのだ。
竹輪は太さ4センチ、長さは20センチ位(変な想像するなよ)
のものをたて半分に切って、てんぷらにしてあるので、
どんぶりに入りきらない大きさだ。
ここも、うどんは100円、てんぷら100円。
だしは少し甘めで、めんはしこしこしてて、こしがある。
うー、ここもうまーい!

そーこーしてるうちに、ひとりのお客さんが入ってきて、
もくもくとうどんを食べている・・・
なんとどんぶりから麺が山盛りになっているではないか?
思わず見とれていたら、おっちゃんの方から、
「あ、これなー、3玉や。ほんとやったら4玉5玉食べるとこやけど、まー朝やしな。」
おー、恐るべし讃岐うどん人!
このおっちゃん、僕らが福井から来た「うどん食べ隊」ということを知ると、
「えーとこやでぇ、うまいうどん屋がいっぱいあってなぁ」
「どっか、ちかくでうまいとこ、あります?」
「おう、あるある、小山ゆうてなー、うまいで!」
・・・「もしもし、小山さんかいな?あのなー遠くから来てる人がなぁ、
行きたいゆうてるけど、店まだやろー、開けといてやってくれんかのぅ」

谷川米穀店8.jpg

てな訳で、開店時間前なのに、「小山」へ。
うー、恐るべしさぬき人!

今度は冷たいうどんと竹輪のてんぷらをオーダー。
(竹輪のてんぷらは僕の好物なの)醤油をかけるタイプに挑戦。
てんぷらやなぜかおいなりさんや、おにぎりが並んでいる。

これも後から知ったのだが、香川人は当たり前のように、
うどん+○○を食べるのだそうで、
おでんやおにぎりが置いてある店は、半分以上あるとか・・・。
で、うどんはというと、冷たいうどんということもあって、
みごとにこしがある。
うどん自体がちょっとしたグミキャンディ状態とでもいうのでしょうか?
醤油とねぎと生姜だけで食するだけなのに、もう超ウマ!
ちょっと太め(えんぴつくらいの太さ)がお気に入り。
時計を見ると11時ちょい前。お昼前にもう3軒も来ちゃった・・・

(現在、小山は店名を変更して営業しているとのことです)

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よーし、次は伝説の「なかむら」だ。

村上春樹のエッセイの中でこんな店があるのか?と驚いた店で、
場所もわかりにくいだけでなく、ねぎは自分で刻むらしい・・・
しかも、ねぎが無くなったら、隣りの畑でとってきて刻むらしい・・・
店は農作業小屋で、すべてセルフサービス。
近所の高校生から県外ナンバーのセルシオまで幅広い客層。
代金はうどん100円、代金入れに勝手に入れ、お釣りも勝手に客が取っていく・・・
だしは冷水器みたいなポットからとって、大根や生姜も自分でおろす・・・
ネコがすりよってきてうどんをねだる・・・とか。

車を走らせ、なかむらを目指す、が、やはり全然わからない。
途中、畑仕事をしてたおばちゃんに道を尋ねると、
この辺りでは「なかむら」ではなく、「うどんや」らしい。
「あー、うどんやなー、うどんやはなー、
あー行って、こー行って、つまったとこや」
「つまったとこってどんなとかなんでしょうね?」とYが聞く。
多分行き止りってとこかな・・・?
対向車が来るとすれ違いが出来ないような道を進んでいく、
ホントにこの道でいいんかいな?と思い、
再び農作業をしてるじいちゃんに聞いた。
「あのー」と言っただけで、「うどんやかいな?」と答えてくれた。
100メートル先を左に入った所、その角にはドラム缶があるとか。
はたして・・・あった。
確かに右に入るのだが、道幅が乗用車一台がやっと通れる道。
しかも、T字路で、何回もハンドルを切りなおして、やっと曲がれる。
20メートルほど入ると、ガイドブックで見た納屋があり、
その暖簾の下で20人ほどのお客さんが並んでいる・・・
福井ナンバーを見て、ニヤニヤされているのがわかった。
奥へ入ると以外にも10台程の駐車スペースがある。
うどん食い隊も他のお客さんの後に続く。

おー、ねぎ切ってる、切ってる。

おーだしをポットから出してる。

おー、親父が後ろでこねてる。

あー、あのネコがいる。


狭い納屋の中は人でいっぱい。
ねぎを切るひと、大根や生姜をおろす人、
様々な種類のてんぷらやはんぺんをトッピングする人、人、ひと。
勿論、外でうどんをすすってる人もいる。
次々に県外ナンバーの車が入ってくる。

まさに、伝説の「なかむら」だ!うどんはやはり100円。
味は4軒目ということもあったが、
つるりとした少し細めの麺とちょっと辛めのだしが合ってて、GOOD!
代金300円をお菓子の箱に入れる。

100人来て100杯うどんを食っても、1万円か・・・
でも、あの納屋の後ろにあった豪邸が中村さんのものだったら・・・
うーん!恐るべし「なかむら」!

続く
posted by たつたつ・たつや at 22:50| Comment(6) | TrackBack(0) | 麺グルメ・うどん編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月02日

恐るべしさぬきうどん・3

もっと回りたいけど、胃袋がついていかないので、
腹ごなしに、こんぴらさんでも行きますか。

宮武4.jpg

ちょっと石段があるけど、四国まできたんだからと車を走らす。
琴平町に着いて駐車場に車を止めたら、竹のつえを貸してくれる。
初めは両側にずっとお土産もの屋が並び、
5・6段上がっては平らになって・・・というのが繰り返しなのだが、
店が無くなるころから、何十段も石段が続く。
最初、あそこのうどんやはあーだ、こーだ言いながら
登っていたのだけど、だんだん無口になる。
結局お社のある785段の石段を登った。
まだ上にも奥社があり、そこまでは1368段。
若いYに、「どうする?上まで行く?」と尋ねたら、
「もう充分です」と答えてくれた。

内心ホッとする。

降りる途中の建物が博物館になっていて、
重要文化財に指定されている円山応挙の虎の絵のふすまなどが展示されていた。
ふもとにおりると琴平温泉があり、
その中でお風呂だけでも入れるというホテル万よしで疲れを癒し、
琴平町をあとにした。

猪熊弦一郎・・・
なんか聞いたことのある名前だなぁ、誰だっけか?
確か、漫画の柔ちゃんのじいちゃんの名前がそれに似てたなぁ等
とつぶやく無知なうどん食い隊のふたり。
麺類に関しちゃ、ちょっとは語れるが、芸術には・・・
丸亀駅前に一際美しい建物がある。

それが丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、全国初の、駅前都市型美術館である。
建物から、その広場にある3つの巨大モニュメント、
壁画から展示室に至るまで、氏のプロデュース。
今まで、かなりの数の美術館を見たが、これほどまでに美しく、
機能的なところは初めてだ。
1階から3階までの展示室は天井が高く、
広々としていて、開放感あふれる空間。
しかも、氏の作品、大作ばかりがズラリと並んでいる。
代表作の「顔」シリーズや今回の展覧会「カンバスに遊ぶ」が展示され、
キャンバスだけでなく、新聞紙の上に描いたものや、
筆の代わりに指や手のひらをつかった作品がある。
とても、やさしく、楽しく、ユニークな絵画だった。

猪熊弦一郎現代美術館トイレ1.jpg

トイレまでおしゃれ〜!

※丸亀市猪熊弦一郎現代美術館は丸亀駅の正面にあり、
開館時間は午前10時から午後6時。
電話番号は0877−24−7755。

ゲージツにはあまり縁のない僕たち「うどん食い隊」でさえ、
感動した美術館、行ってみて!

こんぴらさんに、温泉、美術館と、
本来の目的とは違う時間(ただ、うどんが消化するのを待ってた?)
を過ごした我々は、次なるターゲット、
高級うどん店と究極のセルフと呼ばれる店へと出発したのだった。
国道33号線を高松方面にむかうと坂出市の手前に宇多津町(うたづちょう)がある。
宇多津町に入ってすぐ、左手に立派なうどん店がある。
これが「おか泉」(おかせん)

DSCN0162.jpg

注・おか泉のものではありません、もりやさんのジャンボかき揚っす!

午前中の4軒はどうひいき目に見てもきれいとは言えないが、
ここはちょっと、と言うかかなりきれいだ。
近代的な建物に、大きな看板。
「地方発送承ります!」のポスターもある。
「おふたりさまですか?こちらへどうぞ!」
と愛想のいい若いにいちゃんが席へ案内してくる。
回りを見渡すと、家族連れ、若い男女のカップル、
友人同士のグループ、会社の同僚といった感じのお客であふれている。
うどんやのファミレス!か。

僕らの目の前にも、20代とおぼしきカップルが座った。
これで、パフェが出てきてもなんの違和感もないのだ。
しかし、恐るべし讃岐カップル、やはり、釜揚げうどんをずずっとすすっているのだ。
ふたり仲良く、音をたててうどんをすする当たり、
これは付き合い始めて1年以上はたってるなー、などと、
余計な想像をしながら、我々も、釜揚げうどんと天ざるうどんをオーダー。
「釜揚げは7・8分かかりますけど、よろしいですか?」
とさっきのにいちゃんが聞いてくる。
「ハイ、結構です」
へー、恐るべし讃岐人は、きっとうどんに関してはメチャクチャ短気なんだと思う。
だって、他の店ならオーダーしてから目の前にうどんがでてくるのには、
1分とかからないから・・・。
この、待ってる時間はきっと香川人には、たまらなく苦痛なのだ。

まもなく、天ざるうどんと釜揚げうどんが運ばれてきた。
ここのてんぷらは、高級うどん店だけあって、揚げたて。
衣がさくさくしていてウマイ!麺もこしがあって僕好み。
釜揚げもひとくちいただいたけど、つけ汁がおいしい。
ねぎと生姜、白ごまが入っていた。

天ザル850円、釜揚げ400円、しっかり消費税もとられた。
うどん1杯が100円の店をはしごした僕にとって、
とてつもなく高いうどんを食ったような気分になり、美味しかったのに、
消費税までとりやがって・・・などと思ってしまう。
店には、通販各種パンフレットや、オリジナルしょうゆのサンプルなどが並んでいた。
この店、なんとホームページまであるのだ。http://www.okasen.com/

恐るべし、おか泉!

続く
posted by たつたつ・たつや at 18:39| Comment(4) | TrackBack(0) | 麺グルメ・うどん編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月04日

ユーミン in Sundome fukui

中学・高校時代、あまりユーミンは好きじゃなかった。
あの鼻にかかった声と、濃い化粧のキャラクターがダメで、
だけど曲と歌詞は嫌いではなかった。

いつしか時が流れて『私をスキーに連れてって』
(恋人がサンタクロース)辺りから、よく聞くようになっていた。
そして、いつの間にか、車の中でも、うちの雑貨店の中でも
ユーミンの曲は流れるようになっていった。

一昨年の12月29日に福井のフェニックスプラザでのライブに
行ってからは、マジにハマってしまった。
なにせ、年末も押し迫った時期で、その年のラストコンサートだった
ということも手伝って、ステージも観客も
とにかく、ここは福井?と思うくらい盛り上がった。

yuming cd.jpg

で、昨夜はユーミンのライブに行ってきました!

会場は、たつやの自宅からも歩いて20分くらいのところにあるサンドーム福井。
開場の5時前からサンドーム付近は大渋滞・・・。
僕らは知り合いの居酒屋の駐車場に停めさせてもらって、会場へ。

sun dome.jpg

僕らは10人くらいのグループで行ったが、
席は一階のアリーナ席の後ろの真ん中辺りという、まずまずの場所。

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大きな液晶のモニターがステージの左右にあって、
なんと、そこには灯台が(しかも、ビルの4階建てくらいはある・・)
50年代のアメリカのピックアップトラックがステージを移動する。
これでもか、これでもかという数の照明とスモークマシン。
とにかく凝りに凝った機材と演出の連続。

もちろんユーミンとバックバンドの音楽は最高に乗り乗り!
ダンサー達がステージを所狭しと飛び回っていた。
新しいアルバム『a girl in summer』の曲と昔懐かしい曲を
織り交ぜながら、感動のステージが続いた。

コンサートの中盤に差し掛かったころ、たつやの席の横の通路に
たくさんの警備員がズラリ並んで、ロープを持ってしゃがみこんでいる。
も、もしかして、ここユーミンが通る!?!ひらめき

き、来ました、マジで大興奮!
ほんのちょっとですが、生ユーミンに触れてしまいました!

で、なんとたつや達の席のすぐ後ろに特設ステージが作られていて、
そこで、3人のバックバンドメンバーとユーミンが歌ったのです!
いきなり前から3番目くらいの席に早変わり♪
年甲斐もなく、曲に合わせて踊りまくり!でしたるんるん

感動・感激の2時間半のライブは、あっという間に終わってしまったのでした・・・。

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それにしても、ユーミンは天才!凄すぎる!
放つオーラが違ってました!
たっぷりエネルギーをいただきました。

やっぱ、五感を総動員して楽しめる生の音楽は最高ですなぁ!

posted by たつたつ・たつや at 09:37| Comment(11) | TrackBack(0) | コンサート・ライブ・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月05日

恐るべしさぬきうどん・4

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※写真はさぬき麺業のザルうどん(文とはリンクしていません)

次に向かったのは、おばちゃんふたりがやってるという、「いなかっぺ」

数あるうどん屋の中から、名前だけで選んだのがこの店。
若い人は知らないかもしれないが、その昔、風大左衛門という男の子が
主人公の「いなかっぺ大将」という漫画があった。
その漫画が好きだったというだけの理由。
全く余談だが、このアニメの歌「大ちゃん音頭」は、
あの天童よしみが歌ってたのだ。

ガラガラと戸を開けると、ガイドブックに書いてあったように、
おばちゃんふたりがいて、常連さんとおぼしき、
4人組がテーブルでおでんとビールで、盛り上がっていた。
ちらっとテーブル上を確認したが、うどんは置いてない・・・
そうか、きっと帰る前に「ヌクイノ、4つちょーだい!」って言うんだろうな。
僕は冷たいうどん、Yは釜揚げを注文。
しかし、おばちゃんはこう言った。
「釜揚げはなー、できんのや。ゆあげならできるけど・・・」
「ゆあげって何ですか?」
「あんなー、釜揚げいうのは、釜で茹でた麺とお湯をいっしょに出すんやー。
 ゆあげいうのは、釜のお湯と麺を出すんやー」
「はあ、そーですか」と答えたものの、さっぱりようわからん。

恐るべし、讃岐うどん!奥が深い!

ここのうどんも当然のように美味しい。
とくにつけ汁がちょっと薄口で美味。
麺もなかなかのもの。

途中、うどん初心者と見受けられる若者が来店。
オーダーに手間取ってる様子。
ふふっ、君、初心者だね!と言いたい気分。
なんたって僕らは越前国からきた「うどん食べ隊」、本日6軒目なのだ。
オーダーの仕方くらい知ってるよ・・・。なんて優越感!(バカだねー)
そして僕らは2食分、260円を払い、店を出る。

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※写真は別の店内、このようにトッピングがずらり並んでいる店は多い

香川に来たからはこの手のうどん屋も行かなくてはならない!
と心に決めていたのがセルフの店。
正確にはセルフサービスの店と言わなければならないのだろうけど、
ここではセルフとしか、表現しないようだ。
Yが言う「おかしいですよね。知らないうちに私たちもセルフってしか言わなくなってますよ。」
なるほど、そうだ。ガイドブックを見ても、
「究極のセルフ」とか「これが完全セルフの店だ!」などとしか表現されていないのだ。

ターゲットとしてチョイスしたのは、「いきいきうどん坂出店」
200人は入ろうかという広い店内。
店の奥に、セルフサービスのシステムがある。
手順はこうだ。

1. うどんがどんぶりに入って置いてあるのを選ぶ。

2. うどんは1玉には小さいどんぶり、2玉は大きいどんぶり、
  それを持って移動。

3. うどんを自分でゆがく。

4. てんぷら(かきあげ、げそ、ちくわ、さつまいも、かぼちゃ、えび等)
  きつね、コロッケ、牛肉、ゆで卵などを選び、どんぶりに入れる。

5. 回る寿司屋さんでいうお茶をいれる蛇口みたいなところがあって、
  そこでだしを入れる。

6. 薬味を好みでいれ、レジへ。

7. 僕のどんぶりを見て、1秒かからずに即座に「370円です」。

8. 食べる

9. どんぶりを返却、ベルトコンベアーに乗って洗い場へGO.


すごい!すごすぎる!恐るべしさぬきセルフ!
味ですか?まあまあですね。
それでも福井にはこんなうまいうどん屋はないと思うけどね。

てな訳で、本日のさぬきうどんツアーは、終了したのである。

夜は8時過ぎるとほとんどのうどん屋が閉店するのだ。
それもそうだが、我々の胃袋もギブアップ!というのが正直なとこ。
腹ごなしにボーリングを2ゲーム、
古本屋でエロ本を1冊買ってホテルに戻ったのである。

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※写真は当たり矢のかけうどん中+半熟たまご天×2とかけうどん小+ちくわ天

次回、長いけど最終回です。続く
posted by たつたつ・たつや at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 麺グルメ・うどん編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月06日

恐るべしさぬきうどん・最終回

2月11日朝7時起床!
目指すは、朝7時から営業しているという、綾南町の「赤坂うどん」

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※写真は2005年のものです。看板はきれいになっています^^;

7時45分にチェックアウトし、出発。
道に迷いながらも何とか地図上の赤坂うどんに到着した。
が、あくまで地図上。
仕方がないので車を降りて探そうか、と思った時に陶病院を発見。
赤坂うどんはその病院のとなりにあるはずなのだ。
と・な・り・は・とゆっくり車を進めると、
なんと発泡スチロールの魚とかを入れる保温ケースのふたにマジックで
「赤坂うどん」と書いてあるではないか・・・。
そんな風だから、店も期待できそう。

やってくれました!期待通り。
営業時間朝7時から暗くなるまで」と書いてある。
「おおーすげー」
「暗くなるまでやってぇ」
「えー、犬が4匹もいる、それににわとりもたくさん!」
「なにこれ?たかのつめ?が干してある」
などと勝手な言葉を発するうどん食い隊。
「おはようございます。」
「いらっしゃい、福井から?」
「ハイ、そうです。でもどうして?」
「ナンバー見たけっ」
さっそく、ノーマルにヌクイノを注文する。
どんぶりに1玉入れてもらい、やかんからだしを入れる。

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※この写真は日の出製麺所のもの、赤坂も同じようにネギとハサミが置いてある

薬味は、というとなぜか、コップに入ったネギとハサミが置いてある。
出たーっ、もう驚かないと思っていたが、
ここでは、そう!ネギは自分で、しかもハサミで切って入れるのだ。

さすが讃岐うどん、やはり恐るべし讃岐うどん!

ここのうどんは少し細めだが、ツルリとした表面と中は弾力があって
こしがある、ウマイ麺である。
だしはちょうどいい塩加減で、ハサミで切ったネギと合う。
ここは製麺所なので、持ち帰りもできるし、地方発送もできる。
9食分で、700円。
ここで食べても100円、持って帰るなら、玉だけだが1食当たり80円を切るのだ。
ここは冷凍もできることだし、うどん食い隊で120玉ほどを注文した。
おばちゃんと息子は喜んで、「ありがとー、そやけど、1時間はかかるわ」
でも、じいちゃんが麺を伸ばすみたいで、おばちゃんに、
「120玉お持ち帰り、すぐしてや」と言われ、
無言のまま、奥の部屋へ消えて行った。
後から聞いたことだが、大量に持ち帰る場合は
前もって電話で注文しておく方がベターとのこと。

1時間か、折角だし、この時間を利用して、2・3軒はしごするか!
その間にも東京からひとりで来たサラリーマン風の人や、
岐阜ナンバーの家族連れ、所沢ナンバーのアルファロメオに
乗って来たカップルなどがやってくる。

東京からのおじさんは電車できたらしく、
その人も持ち帰りを頼んだため、1時間待つらしい。
「あのー、よかったら1時間の間、
違ううどん屋へ行くつもりなので、一緒に行きませんか?」
と声を掛けると、渡りに舟とばかり、車に乗り込んできた。

彼は昨日、東京から夜行で四国に着き、うどんを食べ歩き、
今夜、京都の友人宅でなべをするのに、
ここのうどんを持っていくのだと話していた。なかなかの麺人と見た。

地図を頼りに「田舎」という店を探す。
赤坂うどんから5分とかからないとこにあった。
ここをガイドブックの中から選んだのは、
定休日が「用事のあるとき」と書いてあったこと。

看板はあったが、なければ全く普通の農家といった風。
戸を開けて入ると正面に四国の地図。
どう見ても20年以上はここに貼ってあるって感じ。
椅子が3個とテーブルがひとつ、テーブルは僕が小学校のころ、
うちで使ってた足が鉄でできてて、天板がプラスチックみたいなヤツ。
麺を打ってるところは土間になっている。

金額はというと、ここもうどん1杯100円。
3人で300円しか払わないのに、しそ茶やあたたかい番茶をいただいた。
ここもウマイ!だしは薄味で、いりこがきいている。
麺もしこしこ。
ここだけで食事するなら5杯はいけるかな?

香川県のいいとこ・・・それは台風が来ないこと、
ていうのがおばちゃんの自慢らしい。
四国には真中に高い山がたくさんあって、
そのおかげで香川県は台風がよけてくれるらしい。
だから、香川にはぼろやが多いとも話してた。(台風で壊されない?)

次に目指すは、「池内」
うどん屋の名前はなんかとても安易につけられてるような気がする。
大抵が名字か、思いつきの名前、工夫してるなって名前はないよぁ。
名前でうどん食う訳じゃないけど・・・
池内は製麺所タイプ。
工場の扉を開けたら、食べる人はアッチと言われ、
人ひとりやっと通れる通路を抜けて、
奥のテーブルと椅子のあるところについた。
だし入りの麺に少し飽きていたので、しょうゆを頼む。
しかし店のおばちゃんは、「だしにしとき」とだけ言って、
半ば強制的にだし入りうどんをいただく。

ここも当たり前のように100円。
どこもそうだが消費税などとは無縁だ。
そろそろ、うどんにも飽きてきた頃なのにぺロリと食べてしまう。
Yも、もう食べれないかも・・・と言っていたが、ぺロリ。
ここは食べるところが建物の外にあり、
真冬でも食べる人はここで食べるらしい。
屋根らしきものはあるのだが・・・。

すぐ下には大きな池があり、大きな鯉がたくさんいるのだ。
丸々と太った鯉。一体何を食ってるのか・・・・
そう、池にはたくさんのうどんが・・・

やはり、恐るべし讃岐うどん!

3人に増えた「うどん食べ隊」は赤坂うどんへ戻ることにした。
駐車場に着くなり、おばちゃんが「ごめんなー後10分待ってなー」
全然OK!時間はまだたっぷりある。
天気もいいし、のんびりしようっと。

犬や鶏小屋のある方へ行って帰ってきたYがこう言った。
「たつやさん、あの犬たちのエサ・・・」
そこまで聞いてすぐ納得した。
犬も食べてる、きっと鶏だって食べてる・・・やはり、恐るべし、讃岐うどん!!!

越前の「うどん食べ隊」第1回讃岐うどんツアーはここを
最後に瀬戸大橋を渡ったのでした。
疲れ果てて帰宅した僕は晩飯に「赤坂」のうどんを食べたのでした。


2001年2月12日

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※写真は上下とも、マスコミで有名になった「るみこばあちゃん」のいる
 お店「池上」今でもうどん1杯70円(2002年に行った時は65円でした)


DSCN0134.jpg

5年ぶりに読み返してみても、その当時いかに、さぬきうどんの
奥深さに魅せられたかが、よくわかります。
この2001年のうどんツアーは、以後毎年のように行われていて、
ついには、娘が進学する先を香川に決めたということもありました。
今、思い出しても、楽しい旅でした。

長文を読んでいただいた方、ありがとうございました。

香川に行かれる方がいらっしゃいましたら、
是非、メールをくださいませ。
オススメのうどんやさんをご紹介させていただきますよ^^

posted by たつたつ・たつや at 21:10| Comment(6) | TrackBack(0) | 麺グルメ・うどん編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月07日

麦秋

この季節が好き。
例年なら4月下旬から梅雨までの約2ヶ月は
北陸で唯一過ごしやすい、爽やかな空気に包まれる。
今年は寒い時期が長かったけど、
やっと今ごろになって、気持ちの良い日が続くようになった。

田んぼの緑が少しづつ色濃くなっていく。
そんな時期に田んぼを渡ってくる風はホントに心地いい。
それに最近は県内でも麦を作る農家も増えて、
今まさに麦秋を迎えている。

太陽の光が当たると黄金色に輝く麦畑と山の緑との
色の組み合わせが美しい。

麦秋1.jpg

福井県は米の次に生産が多いのが麦で、
そのほとんどが六条大麦(ファイバースノウという品種)だ。

六条大麦.jpg

調べてみると、福井県は大麦の主産地で、特に六条大麦の生産量は全国1位。
大麦には主にビール向けに用いる二条大麦と
主食用、麦茶向けに用いる六条大麦があり、
福井県ではほとんど、主食向けの六条大麦を生産している。

麦とろご飯なんて食べたら、意外と福井の麦なのかもね?

仕事の途中、8号線から一本、田んぼの裏道を通ったら、
こんなにもきれいな景色があるんだ、ということに気付いた。

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麦秋サンドーム.jpg


posted by たつたつ・たつや at 00:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 自然や風景のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月08日

息子のバイク・HONDA GB250 クラブマン

今年大学生になった息子が、車の免許を取った後、
自動二輪の免許を取りに行った。
今は名古屋の大学に通っていて、50ccのスクーターに乗っている。

車もバイクの免許も息子が子どもの頃から貯めていたお年玉や
小遣いで支払ったこともあって、
とても自動二輪を買うまではできないようだった。

バイクに26年乗ってる親父として、
密かに息子用にと250ccの中古バイクを買った。

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HONDA GB250 クラブマン

もう発売して20年以上経っていて、
このバイクも多分10年以上は経っているだろうと思う。
だけど、このバイクらしいカタチがたつやも好きだし、
息子の好みとピッタリ一致した意見だった。
だけど、古い分かなり傷んでいたこともあって、
信頼できるバイクやさんでちゃんと整備をしてもらった。

テスト走行はちゃんと親父がしておかなくては・・・
と思って乗っていたら、これがまた楽しい!
というか、メチャメチャ楽しい!
軽いし、マフラーをスーパートラップというタイプに
変えているので、音もいいし、そこそこ早い。
車検はないし、単気筒だから燃費もリッター当たり28kmと経済的。

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お天気が続いていてバイクには最高の季節。
仕事から帰って、夕日までに間に合うか?
6時10分にバイクを出してきて、旧宮崎村から越前海岸へ向かった。
陶芸村から裏道で海に行く道は、誰も通らない。
新緑が、あっという間に葉を伸ばして、うっそうとした緑に変わっていた。

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かなり飛ばして、十分夕日に間に合った。

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息子は夏休みに帰ってくる。
ということは、それまではたつやのバイクだ!


posted by たつたつ・たつや at 00:02| Comment(2) | TrackBack(0) | バイク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

おっとろしー現場・その後

先々週末に、池田町と旧美山町の境の折立というところの
工事現場の写真を載せましたよね。

アレ以来、結構気になっていて、先週の土曜日に
わざわざバイクに乗って行ってきました。

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やっぱ、何回見ても怖いっす。

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ワイヤーで吊ってるのは間違いないのでしょうが、
切れたり、取り付けてあるところが外れることはないんですかね???

土木やさん、おせーて!
posted by たつたつ・たつや at 00:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 自然や風景のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

マルコポーロ

15年ぶりに会ったUちゃんは、いい顔になっていた。

「当時は68キロだったのに、今ではもうすぐ3ケタになりそうですよ」
確かにふたまわりほど大きくなっていたけど、
人なつっこい笑顔は、昔より魅力的に見えた。

そんなUちゃんと食べ物の話になった。
たまたまたつやが手がけたオーダーキッチンのお宅が
イタリアンのシェフの自宅で、そのシェフとUちゃんが大の仲良し!
ということがわかってからは、話の中心は食べ物やさんになった。

体重が二割も増えたUちゃんが、うまい店を知らない訳がない。
てな訳て、Uちゃんオススメの店を3軒ばかり紹介してもらった。

その一軒、福井市高木にあるマルコポーロ
その中でもアレキサンダーというパスタが絶品らしい。
メニューまで指定するあたりがただのデブ(Uちゃん、ごめ〜ん)とは違う。

前置きが長くなったけど、先日、友人を誘って行ってきました。

マルコ外観.jpg

オーダーは、パスタのBコース(1600円)とアラカルトでアレキサンダー(1100円)。

前菜はこんな感じ。
バゲットの上のラタトゥーユみたいな野菜の煮込みは特にたつやの好み。

前菜.jpg

パスタはアサリとブロッコリーのあっさり系で麺は手打ち。
見た感じはフィットチーネみたいだが、食感は違う。
手打ちだからかどうかはわからないが、腰がある。
アサリは身がパンパンに入っていて惜し気もなくたっぷり。
旬のブロッコリーが甘い。

手打ち麺.jpg

Uちゃんオススメのアレキサンダーは、というと、
これが本当に旨い!たつやの大好きな味だ。
トマトのクリームソースというベースも変わっているが、かなりのピリ辛。
唐辛子の辛さなのに、口の中ではまろやかで味わい深いのに、
しばらくして口の奥の方でピリリと辛さを感じるのだ。
イタリアンにしてはパンチの効いたメニューで印象深い。
細切りしたベーコンも、塩味が効いていてたっぷり入っている。

アレキサンダー.jpg

コースの豚肉は柔らかく、
やや甘めのソースとよくマッチしている。

豚肉.jpg

ドルチェ.jpg

店の方もきさくで明るく、大満足のランチでした。

ただ一点気になったのは、隣のテーブルでのタバコ。

たつやたちが店に入った時間はランチタイムギリギリだったこともあって、
食べ始めた頃に、隣のテーブルの二人組はちょうどドルチェを食べ終わった頃。
パチッとライターの音がしたら、パーっとタバコの匂いが漂ってきた。
これから料理を楽しもうとした瞬間だけに、うれしくない行為に映った。

できれば分煙だといいなぁと思い店を出た。

イタリア料理 マルコポーロ福井市高木2-403 シラサキ第二ビル 0776-52-1338
月曜日定休
posted by たつたつ・たつや at 23:33| Comment(12) | TrackBack(0) | 店グルメ・伊&仏編(洋食含む) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月09日

アジアン食材「シャプラ」

JR鯖江駅前に、アジアの食材が揃う店「シャプラ」が半年ほど前に出来た。

この辺りではなかなか見ることのできない食品がたくさん並んでいて、
見てるだけでも楽しい。
インド・韓国・中国・タイ・ベトナム・フィリピン・インドネシアなどの
食材を扱っていている。

シャプラ店内.jpg

うれしいことに、馴染みのない食材については説明してくれるし、
中にはレシピのコピーをくれたりもする。
たつやは、レンズ豆のスープやひよこ豆のカレーなどを作ってみた。

ヨンさまのスポーツドリンクが置いてあったり、ラー油だけでも何種類もある。
チリソースや魚醤(ナンプラーやニョクマム、パティス)、インスタントラーメン、
スナック菓子、各種香辛料、冷凍のソーセージや魚まである。

シャプラ.jpg

若い日本人の旦那さんと、バングラディシュ人の奥さんとかわいい赤ちゃん
の3人でやってるところも微笑ましくて、応援したくなる店のひとつだ。

シャプラ店主.jpg

友羽ちゃんがめちゃめちゃキュート!ハートたち(複数ハート)

シャプラ友羽.jpg

外国食材なのに、リーズナブルなのもうれしい。
香辛料なんて、スーパーではもう買えないくらい安いよ。
たつやのお気に入りはピーナッツのラー油。
たっぷり300gでたったの300円わーい(嬉しい顔)

ピーナツラー油.jpg

〒916-0053 福井県鯖江市日の出町2-1 駅前ビル1F
Tel / Fax   0778-53-1977
Open     10:00 〜 22:00 (定休日なし)

posted by たつたつ・たつや at 23:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 気になるお店編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月11日

たねと、はっぱ。

好きな店のひとつに、小さなパンやさんがある。
「たねと、はっぱ。」という店。

たねは・外観.jpg

パン教室を開いていて、そのうちパンやさんを始め、
知らないうちにカフェを併設し、気が付いたら増築していた・・・。
そんな感じで進化している。

ここのオーナーはパンやさんをする前に知り合った。
とにかく元気で明るく、パワフルで魅力的な女性。
働いている人も、お客さんも元気にしちゃう感じかなぁ。

たねwDパン.jpg

たつやはパンかご飯かと問われれば、間違いなくご飯党だが、
店の雰囲気が好きなのと、中にいる人たちがいい人ばかりで、
時々お茶をしにいく。
たまにはランチもいただく。

たねは・ランチ.jpg

ランチ・これに小さなデザートが付く、パンはおかわり自由で930円

但し、お昼前後はものすごく人気があって、女性客でいっぱいになるため、
少し時間をずらしていく。
昼前に行って、大きなテーブルにひとりで座って食べていたら、
どんどんお客さんが入ってきて、ふたり用のテーブルに移動。
最後はひとり用?(たまにロールケーキの作業台)のテーブルに・・・
なんていうこともあった。

たねは・ロールケーキ.jpg

しばらくの間、座っていると、次から次へと常連さんらしき人が
入ってきて、店の人と楽しそうに会話しながらパンを選んでいる。

実はここの店の椅子は、たつやの店(カンパネルラと言います)から入れたもの。
イギリスの教会で実際に使われていたアンティークの椅子で、
オープンに合わせて納品した。
壁の窓枠に取り付けたアンティークのステンドグラス
照明のレースのシェイドも、オープン前日の夜中に取り付けた。

たねは・店内.jpg

そんな思い出もあるから、余計この空間が気に入ってるのかもしれない。

福井市松城町10−7  0776−52−8835
パリオとさくら通り、8号線の間の三角形の真ん中


posted by たつたつ・たつや at 21:31| Comment(4) | TrackBack(1) | 店グルメ・カフェ・パン・スイーツ編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月13日

脚フェチ

お〜、やっとたつやらしいテーマになってきたかぁ・・・
とたつや本人を知ってる人はそう思うかもしれませんが^^;

そうなんです。
実は脚フェチなんです。
女性のどこに惹かれるか?の一番のポイントは品があるか!
ということなんですが、見た目は脚なんです。

少し短めのタイトスカートから、きれいな脚が出てると、
もうそれだけで、結構参ってしまいます。

という話は別として、今回はナチュラリストのたつやの話。
薪ストーブを愛用するようになって、確実に変わってきたことがあります。

薪小屋.jpg

それは、薪を保存することでたくさんの生き物が
その回りで生活するようになったということ。
サクラクヌギの木を持って帰ってくるとまず、
チェーンソーで玉切りにします。
その時に出た大量のオガクズを堆肥と一緒に混ぜて、
積んでおくと、いつの間にか、マメコガネの幼虫がたくさんいます。
それを狙って、トカゲ(カナヘビという種類)や、時にはカラスがやってきます。

それに薪を積んでおくと、いろんな種類の蜂が飛んできます。
見かけるのは、スズメバチ、セグロアシナガバチ、ジガバチ、ハキリバチ、
オオフタオビドロバチ、アシブトコバチ、ベッコウバチ、マルハナバチ
など。

アシブトコバチ.jpg

桐の木の枝を束ねておいたら、その穴にドロバチが巣を作りました。
これは去年確認していたので、間違いありません。
蓋を泥でしてあるのがそうです。
どうも、その巣を狙ってきているのが、アシブトコバチ

アシブトコバチ・巣.jpg

名前の通り、足、特に人間でいうなら太ももの部分がやたら太いのです。
ま、それがこの蜂の特徴でもあり魅力的なところなんですけどね。
(女性も太ももが太くて、足首が細い人が好き!〔聞いてないってか!?〕)
綺麗な黄色のラインが二本お腹のまわりにあるかわいい蜂です。

桐の木と蜂.jpg

休みの日に薪小屋の整理をしていたら見かけた風景でした。

参考までにhttp://www.eiken.city.nagoya.jp/insect/h_chalci/index.htm
posted by たつたつ・たつや at 01:02| Comment(3) | TrackBack(0) | 自然や風景のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

お客さんとのコラボ家具

チョットした小物や食器を入れれるような、ガラスのキャビネット
以前から作ってみたかった。
イメージをカタチにしていく過程は、楽しい時間。
完成予想図を描くと、今度は設計図っぽいものを書く。
とは言っても、寸法を書き込むのと、
板から材料がどれくらい取れるかを計算してみる程度だ。
一台作るのと例えば五台作るのでは、材料は5倍かかるが、
手間隙は2〜3倍程度なので、このときは6台作った。

ガラスキャビネット.jpg

ガラスキャビネット2.jpg

白のペンキで仕上げたり、ステインで仕上げたり、
ドアのデザインを変えたり、取っ手を変えたり、少しずつ変化させた。

その中の一台を買ってくれたお客さんが、
たつやの想像を遥かに超えるカタチに仕上げてくれた。
うちの店カンパネルラではトールペイントをしている常連さんが多い。
だけど家具に描くのはなかなか大変だから少ない。
長い時間かかって仕上げた扉を持ってきてもらい、
ガラスの取っ手を付けて、取り付けたら、更にステキになった。

ガラスキャビネット・ドアアップ.jpg

こんな風にたつやの手がけた家具が素敵に変身していくのを
見てるのも、僕の幸せな時間。

ガラスの扉の中に、アンティークのグラスやコーヒーカップ
置いてみたら、やっぱりオシャレ♪

ガラスキャビネット・グラス.jpg
posted by たつたつ・たつや at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | モノ作り・家具他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月14日

ある日の「たねと、はっぱ。」にて

お昼を少し過ぎた頃、
たつやは「たねと、はっぱ。」でコーヒーを飲んでいた。
いつもと変わらない居心地の良いテーブルに座って本を読みながら。

たねは1.jpg

トコトコとたつやの横を小さな男の子が通る。
こっちを不思議そうに見ている。
(何に見えたんだろ?)
持っていたカメラを構えて、おかあさんに許可をもらって写真を撮った。 

DSC_0187.jpg

後ろを振り向くと、座敷の所に良く似た大きさ
(という表現はふさわしくないかも?)の男の子と女の子がいる。
かわいい盛りのつぶらな瞳のこどもたち。

DSC_0178.jpg

聞くところによれば、3人は1月3日・4日・5日生まれとのこと。
なんて珍しい組み合わせなんだろうと驚いていたが、
ママさんたちの話を聞いて納得した。
なんでも、3人のママは産婦人科の病院で知り合ったそう。
で、それ以来のお付き合いらしい。
これからもずっとこどもの成長とともに、付き合っていくんだろうな。

DSC_0164.jpg

DSC_0173.jpg

とても素敵で楽しい出会いがあったもんだぁ!とひとり感心していた。
まだ桜の花が咲く前の、肌寒い日だったけど、
ほんのり暖かく感じた一日だった。

posted by たつたつ・たつや at 00:21| Comment(6) | TrackBack(0) | 店グルメ・カフェ・パン・スイーツ編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

190円の贅沢と48円のご馳走

J大学の男の子が、卒論の相談で印刷会社に来る約束になっていた。
その前のお客さんとの商談が思いのほか早く終わって、
彼らに会うまでの間、30分ほど時間があいたので、
コーヒーを飲みに行った。

たつやのお気に入りの店は、小さな個人でやってるところが
ほとんどだが、ここは例外だ。

モスバーガー鯖江店
木材をたくさん使った広く明るい店内と店員さんの感じがよくて、
時々利用させてもらっている。
ちょっとした待ち合わせや、ひとりで仕事を持ち込んで過ごすには、
快適で、居心地がいい。
週末は混雑するので、敬遠しているが、平日はゆっくり過ごせる。

モス・外.jpg

冬場はたっぷり雪が積もっていたウッドデッキも
今は最高のシーズン。
(といっても、ここを利用できるのは一年でも2〜3ヶ月かなぁ・・)
一杯190円のコーヒーを頼んで、ここで過ごすのは、ささやかな贅沢。
ただし、この場所は国道から丸見えなのが難点。
ちょっとした目隠しがあれば、言うことなし!なんだけどな。

モス・コーヒー.jpg


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

「特売・岩手のさんま48円!」ユースで見つけた生さんまは新鮮でいてこの安さ。
今晩は、さんまの塩焼きにしよ〜っと^^
どうせ焼くなら外で炭火がいいに決まっている。
七輪にはちょっと大きすぎるから、
小型のバーベキューコンロを使って、焼いてみた。

sanma2.jpg

たっぷりの大根おろしとアツアツ秋刀魚、100円の冷奴とで、
今夜のオカズは、ご馳走なのに196円也!

sanma.jpg
posted by たつたつ・たつや at 22:41| Comment(4) | TrackBack(0) | 気になるお店編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月15日

フランスアンティーク

フランスが好きな国か?と聞かれれば、
普通かなぁ、と答えるだろう。

だけど文字にするとフランス語ってなんかカッコイイ。
意味なんてわからないけど、あの文字が並んでいるだけで、
おしゃれに見えてしまう。
英語とは、違う・・・。

それに、デザイン力が違う。
文字の配列、書体、イラスト、色、
サビニャックに代表されるように、洗練された美を感じる。

フランスの古い映画に出てくるカフェやアパートの中などにあった
家具や調度品や生活用品は、今、あったら全てが宝物だ。
古い雑誌なんかさえ、今見ても、センスを感じる。

たくさんあるフランスアンティークでもたつやのお気に入りは
ユニークでおしゃれな、ビューバだ。

ビューバ1.jpg

BUVARD(ビューバ)とは・・・

フランス1950年〜60年頃、万年筆の「インクの吸い取り紙」として、
文房具店などで無料で配布されていたもの。
そのビューバに、広告目的として各企業がさまざまなイラストをデザインした。
最近では、復刻版も出ていて、有名なイラストレーターが描いたものは、
ミニポスターや絵ハガキとしても販売されている。
コレクターズアイテムとして根強い人気がある。

ビューバ2.jpg

ビューバ3.jpg

ビューバ4.jpg

カンパネルラで販売しているが、残念なことにこの3年間で
一枚売れただけだ・・・。
田舎じゃ、あまり知られてないアイテムかもしれないが、
額装して、トイレや小さな壁のスペースに飾るだけで、
その空間が一際、おしゃれになる。

フランスマグカップ.jpg

写真はたつやが愛用しているマグカップ。
今のフランス製のものだけど、このポッテリした大きさや
手ざわり、色が気に入ってる。
どこがどう違うのかは説明しにくいけど、どっか違うのよ。

カンパネルラ 福井県鯖江市本町2-2-22
       0778-52-5515 
       木曜定休・日曜日不定休
       午前11時から午後6時

posted by たつたつ・たつや at 22:18| Comment(2) | TrackBack(0) | アンティーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月16日

ダン・ダダ

カレーが好きな日本人は多いらしい。
たつやもかなりのカレー好きだと思う。

カレーは作るのも食べるのも振る舞うのも好きだし、外食も好きだ。
日本風でも、本場インドのスパイシーでも、タイカレーでもオッケー。

先日、武生(越前市とか言うダサい名前になったらしいがたつやにとっては武生は武生だ)
に新しいカレーやさんが出来たと聞いて、友人を誘って行ってきた。

ダン・ダダ…店の名前の意味や由来はわからないが、インパクトの強い店名だ。
ドアを開けると広く明るいスペース。
カレー独特の香りが漂う。

ダン・ダダ黒板メニュー.jpg

黒板のおすすめメニューの中からたつやはひよこ豆とインゲンのキーマカレー
友人は揚げナスと小松菜の黒ゴマのキーマカレーを注文した。
サラダと飲み物とデザートがついて千円でお釣りがくる。

ひよこ豆カレー.jpg

ご飯の量や辛さを選べるから、少食の人や辛さに弱い人、
全く逆の人にもうれしいサービス。

ご飯普通、辛さノーマルで頼んだが、たっぷりのサフランライスと
スパイシーカレーは、充分食べごたえがあって満足なランチだった。

あげなすカレー.jpg

ひよこ豆の食感と旬のインゲンがちゃんとカレーに負けずに存在を主張している。
糸のようにスライスしてある唐辛子がトッピングされていたのも、
見た目にもきれいでGood!
揚げナスは揚げたてが入っていて、アツアツだ。
武生にもカレー専門店が出来たのはうれしい♪

ダン・ダダ・デザート.jpg

ただ、ここも、禁煙・分煙がないのよねぇ…。
タバコの臭いはいやだなぁ。


旧8号線を武生市内から敦賀方面に。
タイヨーパチンコの交差点を右折、100m行った右手。白い建物が目印。

ダン・ダダ外観.jpg

ダン・ダダ(Don Dada)
福井県越前市千福町123  0778-24-5218

posted by たつたつ・たつや at 21:59| Comment(4) | TrackBack(0) | 店グルメ・和食・アジア他編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月18日

キルトハウス

かれこれ20年になろうか?
キルトハウスに行くようになってから。

キルトハウス・シャツ.jpg

きっかけはナンパだった^^;(ホントかよ〜?)
大型バイクの免許を取るのに、春江の運転免許試験場に
通っていた頃、ひとりのかわいい女の子が来ていた。
たつやの行きつけのバイクやの後輩が、
「あの子、かわいいですね〜♪」
と言ったので、「声をかけて来い」というと、
「いや〜、恥ずかしいからいいですよ」
(アホちゃうか〜!おのれが行かんのなら、俺が行っちゃるわい)
と声をかけたのが、はじまり〜♪

当時はカントリーとか雑貨店いう言葉もあまり知られてなかったのに、
彼女の店は、とにかく当時のたつやには新鮮で、
そのオシャレなセンスに驚いたものだった。

キルトハウス店内.jpg

このナチュラルで素敵な空間の中で飲むコーヒーは格別で、
よくバイクに乗って出かけた。
小さな中庭があって、玄関のドアから中庭に抜ける風が心地よく、
いつまでも長居したくなるようなお店だった。

キルトハウスコーヒー.jpg

10年ちょっと前に、店舗改装をして、その中庭はなくなってしまったが、
居心地の良い空間とオーナーのセンスが活かされた店になった。

回数は減ったが、今でも時々、ランチやコーヒーを飲みに行って、
オーナーと話をしたりする。

いつもお花をさりげなく飾られていて、癒される場所だ。

キルトハウス・コーヒーセット.jpg

「いつもかわいくお花を生けてるね」と言ったら、
それは、お花がきれいに咲いてくれるのよ」(私じゃないよ)

キルトハウス花.jpg

と答えたオーナーの言葉にまた感動した。

キルトハウス 福井市順化2−16−19
TEL 0776−22−5683
http://quilt-house.com/
posted by たつたつ・たつや at 00:18| Comment(4) | TrackBack(0) | 店グルメ・カフェ・パン・スイーツ編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月20日

グリーンフラッシュ現象

グリーンフラッシュ現象という言葉で
このブログにたどり着く方がたくさんいらっしゃるみたいです。
実は、この記事を書いた3ヵ月後にたつやは
本当にグリーンフラッシュ現象を見ることが出来ました。
カメラを持ってはいたのですが、残念ながら
その緑色を捉えることは出来ませんでした。

良ければそちらの記事と、
まったく同じ日に、お隣の石川県で
同じ現象を見た方のブログアドレスを入れておきます。


http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/24316200.html
http://blogs.yahoo.co.jp/zgenech/archive/2006/9/23

(2008.1.11追記)

息子のバイクは夏休みまでは、たつやのバイク!
と公言して、おおっぴらに乗り回している今日この頃。
夕方になると、カメラだけを持って、
海までバイクで出かけたり、日帰りツーリングの最後は
どっかの海で夕陽を見てから・・・なんてことが多くなった。

GBと夕日.jpg

もしかして?万が一にも、グリーンフラッシュ現象
見れるかもしれない、という期待も少々ある。

※グリーンフラッシュは「太陽が緑色になった」という通り、
 太陽が地平線(水平線)から消えようとするときにごく短い時間
 (1秒程度)太陽が緑に見える現象。
 原因は地球の大気の屈折によるもの。
   
 1 地平線(水平線)ができるだけ低いこと
   (高いところに上ればそうなる。)
 
 2 空気が澄んでいる事。
  
 3 沈む太陽ができるだけ赤くならないこと。

 といった条件(さらに、2と3は相反する条件になる)
 の兼ね合いでできるとのこと。

 この現象を見ることができた人は真実の愛を知ることができる
 という言い伝えもある。
 とにかくなかなか見ることのできない現象。


そんな言葉さえ知らない10年くらい前に、
鷹巣と三国の間の海岸線で、たぶんその現象を見た。
たぶんというのは、その時は「あれ?なんか緑色にキラって光ったなぁ?」
という程度の意識しかなかったから。
もしその時に知っていれば、きっと感動し、みんなに吹聴しただろうし、
真実の愛を知ってる!などとホザいていたかも^^;しれない。

また、見れたらいいなぁ!?程度の想いはあるが、
やっぱり海に沈む夕陽や夕焼けがきれいで写真を撮ったりしている。

三国夕日1.jpg

三国夕日2.jpg

河野海岸夕日2.jpg

DSC_0109.jpg

DSC_0113.jpg

DSCN2250.jpg

日野先」夕焼け.jpg


下記アドレスはグリーンフラッシュ現象を捉えた写真です。 

http://homepage3.nifty.com/chokainomori-ao/gallery00801.htm
posted by たつたつ・たつや at 00:20| Comment(6) | TrackBack(1) | 自然や風景のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月21日

ラ・テンダロッサ

マルコポーロhttp://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/19017708.html
を教えてくれたもうすぐ3桁の体重のUちゃんが
勧めてくれた3軒のうちの2軒目がこの店だった。
それに、春先に超豪華花見をした時にこのお店のスタッフの方と
知り合い、一度行ってみたいと思っていたところでもあった。
また、ここで食材としての野菜は「たねと、はっぱ。」
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/19134980.htmlで知り合いになった
美人の宅配八百屋さんが届けているということも重なっていた。

で、やっと2週間ほど前に、高校時代の後輩を誘って、ランチに行ってきました^^

大和田周辺はいろんなオシャレなお店が増えたようだ。
だけどS.C.が苦手なたつやは、この辺りにできたデカイS.C.さえ一回しか
行ったことがなく、当然この近辺のお店にも無縁だった。
「ラ・テンダロッサ」はちょっと変わったマンション風の建物の
一階にテナントとして入っていた。
赤い、テント地のオーニングが目印だ。

ラ・テンダロッサ外観.jpg

おしゃれな店内はすでにお客さんでほぼ満席状態。
僕はパスタコース、後輩はリゾットをオーダー。

ラ・テンドロッサ・サラダ・パン.jpg

コースについてるパン、このモチモチした食感が好み。
三国産の旬の野菜のサラダ・シャキシャキで新鮮そのもの

きのこのカルボナーラパスタ.jpg

きのこのカルボナーラパスタ
きのことベーコンたっぷりのクリーミーなパスタ。
見た目よりずっとあっさりしていて、これもgood!

かぼちゃのリゾット・生ハム添え.jpg

かぼちゃのリゾット生ハム包み?
白いきれいな器にぴったりのリゾットはボリュームもあって、満足の逸品。
カボチャのやや甘めの味と生ハムの塩味のバランスが憎いね〜

さかな料理・すずきとあさり.jpg

メインの魚(お肉もチョイスできる)このトマトがまた旨い!
魚と一緒に口に入れるとおいしさ倍増!

ラ・テンダロッサ・ドルチェ.jpg

ドルチェ・リコッタチーズのタルト、カッサータ風セミフレッド
感じの良い女の子が説明してくれたが、全然わからなくて、
紙に書いてください、とお願いしたおかげでちゃんと正式名称が書ける^^
色合いがきれいでしょ!?
ドルチェまでに結構満腹感があって、さらに満足させる2品+フルーツ。
これでふたりで3000円を切る値段設定はうれしい。
女性に人気があるのも納得・納得!

いや〜、またおいしいものをいただいてしまいました。
血糖値が・・・^^;

ラ・テンダロッサ 福井市大和田町32−2
         0776−52−2322

営業時間 11:30〜14:00、
       17:30〜22:00(オーダーストップ21:00)
定休日・月曜日




 
posted by たつたつ・たつや at 00:20| Comment(2) | TrackBack(1) | 店グルメ・伊&仏編(洋食含む) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月22日

三国・旧森田銀行その1

先月の三国祭りの最終日に三国の散策を楽しんだたつやは
ますます、三国の魅力にとりつかれてしまった。
その時には時間がなく、さっと通り過ぎてしまった旧森田銀行
もっとじっくり時間をかけて見学してみたいと思ってた。
http://onmyojitatsuya.seesaa.net/article/18317686.html

それにこのブログを見てくださったブログ先生も、また興味を持って、
三国の一日を楽しまれたそうで、たつやとしても、うれしい出来事だった。
先生の三国散策はここで。
http://shigeshi.sblo.jp/article/810250.html

先々週の日曜日に、再び旧森田銀行を訪れた。
あまりの贅を尽くした美しい内装に感動しながら、当時の職人さんの技、
設計を依頼した森田氏の想い、設計をした山本七五郎のロマンを
感じながら、撮った写真を中心にアップしようと思う。

mo12.jpg

天井下につく窓、風通しをよくするために開閉は手前に開く

mo13.jpg

この部分がギヤになっていて窓の開閉が行われる

も10.jpg

一階の大理石柱の上部・アールデコの影響をもろ受けた見事な細工だ。

も11.jpg

天井中央の漆喰・シンメトリーの完成された美しいデザイン

も1.jpg

二階にあがる階段の手すり部分・彫刻

も2.jpg

照明を吊るすベースの漆喰・ここまでやる?

mo14.jpg

照明

1.三国は北前船の中継港として繁栄し、豪商が軒を並べたといわれる。
  その中の一人、森田家は、その三国湊を代表する豪商・大廻船問屋であった。

1.森田家は、廻船業が斜陽の中、陸上輸送の進展に対応するため、
  陸上での倉庫業や金融業に活路を見出す。

1.そして森田家は明治27年3月27日個人経営で銀行業業務に進出、
  明治36年11月17日に株式会社に移行する。

1.この建物は、大正8年(1919年)新本店として竣工したもので、
  福井県内に現存する鉄筋コンクリート造の最古のものである。

1.設計は横浜市開港記念会館も手掛けた山本七五郎、
  大工は地元の西折豊という人である。


開館時間 午前9時〜午後5時
休館日 毎週月曜日、年末年始(12/29〜1/3)
入場無料

その2もアップします。

 

posted by たつたつ・たつや at 00:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

三国・旧森田銀行その2

明治から昭和の初期に建てられた洋風建築は、
100年近く経つこともあって、老築化が理由で取り壊されるものも多い。

かの有名なメレル・ヴォーリズの設計した滋賀県の豊郷小学校も、
取り壊しが決定し、それを阻止する住民が
町長のリコール運動にまで発展したことは記憶に新しい。

また近江八幡市のヴォーリズ記念病院のサナトリウム「ツッカーハウス」
さえも、取り壊し問題が浮上している。
このどちらの建物も見学に行ったことがあるが、
計算されつくしたデザインと、細部にまで渡るこだわり、
内装の機能美、どれをとっても今の建築物より魅力的に映る。
たつやにとっては・・・だが。

今回の旧森田銀行も福井銀行に移行し、営業店として使われていたが
やはり老築化が原因で、取り壊しが決定した。
しかし、町の人たちが保存を呼びかけ、行政をも動かし、
直接、福井銀行の頭取にまで陳情に行ったという。

もし、その時に取り壊されていたなら、三国はおろか福井県、日本の
大きな損失だったと思う。

こんな素晴らしい建物を保存し、修復し、公開、
しかも無料というのは地元の誇りだし、
また保存運動をされた方々に感謝したいと思う。

も3.jpg

2階の会議室から吹き抜けを撮った

も4.jpg

照明ひとつ取っても、美術工芸品!

も5.jpg

暖炉・大理石と鉄のオブジェ?マーク?彫刻がアールデコの世界だ

も6.jpg

暖炉上の鏡。

も7.jpg

カーテンを付けるのに、この豪華さ、まるでヨーロッパのホテルのよう。

も8.jpg

壁に施された象嵌。絵ではなく種類の違う木材をはめ込んで作る。

も9.jpg

組み木で作られた床!これ床なんです!

も12.jpg

屋上にある左右対称のシンボル

いつしか、小さくていいから、こんな家を建ててみたいなぁ・・・
三国に行くと必ず新しい発見と感動がある。
しばらくの間、通ってしまいそうだ。








posted by たつたつ・たつや at 21:50| Comment(4) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月23日

ヴォーリズ建築その1

102年前に来日し、日本全国に優れた建築物を残した。
ヴォーリズは日本名を一柳米来留(ひとつやなぎめれる)といい、
近江八幡市の名誉市民第1号になった。

1880年、アメリカで生まれたヴォーリズは、24歳の時に
滋賀県立商業学校(現在の八幡商業高校)の英語教師として近江八幡に赴任。
伝道活動を通じて教育や医療の分野に多大な功績を残したのはもちろん、
建築設計にも才能を発揮した。

全国に約1600ともいわれる建築物を残した。
人にやさしい、ぬくもりのあるデザインが特徴で、
大阪心斎橋の大丸百貨店、東京の山の上ホテルなども彼の作品。
ヴォーリズは近江八幡を終生愛し、83歳で亡くなるまで
この地を離れることはなかった。

代表的な建造物は近江八幡市にいくつか残されているが、今回は
ヴォーリズ記念病院ツッカーハウスの写真をアップしたい。

ツッカーハウス1.jpg

近江八幡市にあるヴォーリズ記念病院ツッカーハウス

ツッカーハウス3.jpg

左右対称に位置された八角形?の建物

ツッカーハウス2.jpg

入り口・内部は一般公開はされていない。

ツッカーハウス4.jpg

裏手から見たツッカーハウス

ツッカーハウス5.jpg

ヴォーリズは建築や近江兄弟社で得た私財を、公共の病院や学校、
などといった施設に費やした。
その彼に共感したアメリカ人ツッカー女史が遺産5千ドルを
寄付した建てられたのがこのツッカーハウスである。

現在も保存を訴える市民団体が結成されて、日々活動しているとのことだ。
ヴォーリズの精神もツッカー女史の想いも含めて、
この歴史的芸術的建物を是非、後世にまで残していって欲しいと思う。
posted by たつたつ・たつや at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅先にて・国内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トールペイントセミナー

昨日22日に茨城県在住の松田奈穂美先生をお迎えして、
カンパネルラにて、トールペイントのセミナーを開催した。

昨年、河和田のうるしの里会館にて「漆器でトールペイント」
というイベント行われ、そのお手伝いをしたことがきっかけとなり、
Tさんが橋渡しをしてくれて、今回のセミナーが実現した。

セミナー1.jpg

普段は、かわいい系の絵や洋風の絵を描いている常連さんも、
松田先生の描く和の世界に魅せられての参加となった。

美しい花や和菓子といった題材のサンプルから、
菊の絵を中心に教えてもらっていた。

松田先生.jpg

説明されている松田先生

セミナー手アップ.jpg

参加者Mちゃんの美しい手!

ご馳走の山.jpg

昼ごはんタイムはご馳走の山!たつやも昼のみ参加しました^^;

記念撮影.jpg

先生と一緒に記念撮影!お疲れ様でした〜。

目から鱗、という感じだったそうですよ。
みんな楽しく充実した時間を過ごしたとのことで、
良かった良かったハートたち(複数ハート)

松田先生、ご参加いただきました生徒の皆様、
どうもありがとうございました。

カンパネルラ 鯖江市本町2-2-22
TEL0778-52-5515 木曜定休・日曜日不定休
午前11時から午後6時

posted by たつたつ・たつや at 22:05| Comment(6) | TrackBack(0) | 雑貨店・カンパネルラのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月24日

季節の野菜

若い頃は旬の野菜が美味しいなんて思わなかった。

スーパーに行けば、高い安いはあるが一年中いろんな野菜が買える。

40も過ぎると食べ物に対する欲求も嗜好も少し変わるが、
最近は特に新鮮で安全な野菜を求めるようになった。

野菜は作った人から直接いただいたり、近所にできた産直の店へ行く。
当たり前のことだけど、それらの野菜は旬のもの。
当然のように美味しく、優しい味だ。

虫がついていたり、葉っぱを食い荒らした跡があるのは、当然のこと。
虫さえ食べない野菜は、どう考えても人間にとってなんらかの影響はあると思う。

以前に安くて美味しいので、ニンニクの芽(茎)を時々買っていたことがある。
一束100円、もちろん●国産。
冷蔵庫に入れっぱなしにして忘れていて、一ヵ月後に発見して、
恐る恐るビニールの袋から出したら、えっ!?

新鮮そのもの・・・買った当時とほとんど変わっていなかった。
これってがく〜(落胆した顔)・・・・やっぱり怖いと感じた。

それ以来、中●産の野菜は買わないし、
スーパーで野菜を買う回数は格段に減った。

新鮮な野菜はおいしく、かわいく、美しい!
朝採れのスナックエンドウとそら豆は、こんなにも絵になった。

mame.jpg
posted by たつたつ・たつや at 09:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 自然や風景のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月25日

桜カフェ

数年前から桜の写真を撮るようになった。

五分市の味真野小学校の校庭のど真ん中に咲く桜、
エドヒガンの美しさに魅せられてからは、
毎年桜の季節になるとカメラを片手に出かける。
その回数も最近はかなり増えている。

RIMG0035.jpg

という文字はその漢字自体のカタチもサクラという音の響きも好きだ。
だからかどうかはわからないけど、
桜という言葉につい反応してしまう自分がいる。

ある日、桜カフェという店ができたことを聞いた。

桜カフェ外観.jpg

雨に濡れた看板・桜カフェ.jpg

店の前の駐車場にクルマを停めた時から、
素敵なカフェであるということは容易に想像がついた。
入り口を開けると、誰かの別荘に遊びに来たような感じで靴を脱いで入る。
店の奥の大きな3枚のガラスからは、古い庭の緑が目の前に、
圧倒的なボリュームで飛び込んできた。
カウンターも素敵な照明が下がっていて、魅力的だったが、
初めて入った店だし、ガラス前の緑の特等席に座った。

桜カフェ3.jpg

コーヒーは注文を聞いてから、一杯づつ入れてくれる。
フラスコみたいなガラスの器にたっぷり2杯分は入っていて、
たつやみたいなコーヒー好きにとってはうれしい。

桜カフェ1.jpg

sakuracafe.jpg

ひとりで本を持って来てゆっくり過ごしたいな。

桜カフェ2.jpg

気さくなマスターと話をするのも楽しいし、全面禁煙もありがたい。

一年を通して四季を感じられるカフェだ。

桜カフェ4.jpg

桜カフェ・鯖江市三六町1-17-14 0778-51-6193
      午前9時〜午後6時 日・月・祝定休

席数が少なく、大勢で行く店ではないと思う。
庭の緑を眺めながら、ひとりで過ごしたいカフェだ。
posted by たつたつ・たつや at 07:58| Comment(12) | TrackBack(1) | 店グルメ・カフェ・パン・スイーツ編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月27日

常神半島ツーリングその1

どこへ行くか?
何にも決めずにバイクのエンジンをかけた。
とりあえず、北か南か?
お天気に誘われて、南に走らせた。
今庄のスキー場から敦賀に抜ける道は、日曜日ということもあって、
交通量は少なめで、とばすには快適な道だ。

敦賀に入ってから、常神を目指すことにした。
午前中をダラダラと過ごしてしまった関係で、
時計は12時近くを指している。

27号線から梅街道に入ると、少し曇っていた空が
明るくなってきて、更に快適なツーリングとなる。

ホンダの250cc単気筒エンジンはストレアなく回り、
軽い車体は、ちょうど80km/hくらいが一番心地よい。
初夏の香りを感じながら、風を切って走るのは本当に気持ちがいい。

ko6.jpg

信号待ちで止まっていると、ふと左手の看板が目に入った。
「天然温泉・虹岳島荘」右にsoonが出てる。
急ぐ訳じゃないし、ハンドルを右に切ることにした。
三方五湖の湖に沿って走っていくと、小さな集落を過ぎたところに
その『虹岳島荘』はあった。

ko1.jpg

ko2.jpg

折角きたのだから、風呂にでも入るかいい気分(温泉)
カウンターでおかみさんらしき人に、ここは入浴だけが可能かと
尋ねると、「はい、1000円いただいております」

階段を下りて左奥に、風呂はあった。
日曜の正午にはだれひとり入っていない。
こりゃ、貸切だ!と真っ裸になったままカメラを持ってウロウロ。
これが他にお客さんがいると、そうはいかない。
仮に湯船を撮ったところで、それなりの言い訳が必要だ。

内湯と露天風呂。
露天風呂は水風呂とお湯のお風呂のふたつで、目の前は水月湖が広がる。
洗い場は10ヵ所で、そう大きなお風呂ではないが、
少し温めの露天風呂はゆっくり景色を楽しみながら、過ごせる。

ko3.jpg

30分程すると、大型バイクの中年(初老?)ライダーの団体が
どどーっと入ってきた。
聞けば、名古屋方面から14・5台でやってきたそうだ。
しばらくバイク談義をして、先に失礼した。

ラウンジで一杯500円のコーヒーを飲んで、
(いくらか知らずに注文して、勘定の時にちょいビックリがく〜(落胆した顔)
虹岳島荘を後にした。

ko4.jpg

あ〜、腹減ったぁ・・・ご飯食べに行かなくっちゃ!

虹岳島荘  福井県三方上中郡若狭町気山(切追)334-1-8
        虹岳島直通TEL・FAX 0770-45-0255


posted by たつたつ・たつや at 00:22| Comment(6) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

常神半島ツーリングその2

今日は行き先は決めずに出かけたが、
密かに昼メニューだけは決めていた。

それは

先日ある雑誌を見ていたら、
有名人イチオシの店特集みたいなのがあって、
その中に漫画家のはらたいら氏が
伊豆のうなぎやに通っているという記事を読んだ。
またその鰻が異常なまでに旨そうに見えた。

たつやの胃袋は既に鰻にセットされてしまっている。
他の食べ物は受け付けまい!
と胃が訴えているのさえ明確に感じる。

てな訳で三方町にある徳右エ門に向かった。
ずっと以前に嶺南の友人から、
鰻ならここと言ってたことを思い出したのだった。

虹岳島荘からは意外に近く、20分ほどで徳右エ門に着いた。
2時近くに着いて、二階に案内されると広い大広間は
15人程のお客さんで賑わっていた。

一番奥の席に座ってメニューを眺めていると、
固形燃料の上に四角い蒸籠(せいろ)が乗っているお盆が
隣のテーブルに運ばれてきた。
蒸籠から湯気が上がっていて見るからに旨そうだ。

再びメニューに目を落とすと蒸籠蒸しを探した。
ニセンナナヒャクサンジュウエンな〜りがく〜(落胆した顔)
う〜ん、ランチにしちゃ贅沢だ…
だけど鰻を食べたくてここまで来たんだ…
よっしゃ〜蒸籠蒸しだ!

待つこと25分。目の前には夢にまで見た(うそ)あの蒸籠がある。

to1.jpg

そっと蓋をとると湯気とともに鰻が姿を現した。

to3.jpg

ほらほら、おいしそ〜でしょ!でしょ!
to2.jpg

わ〜おっ!お箸で一切を移動し、
シャモジで蒸籠から熱々ご飯をお茶碗に移す。

to4.jpg

いっただきま〜すわーい(嬉しい顔)

絶妙なタレは、奥深い味わいで、一度焼いた鰻は蒸籠で蒸されて
さらの余分な油が抜け落ちている。
柔らかい鰻と粒々のご飯に染みたタレが見事なハーモニー♪
小さなお茶碗に入れても、3杯分は楽に楽しめる。
肝吸も上品に薄味。

to5.jpg

あ〜、幸せぇ・・・ごっちゃんでしたぁ♪

さてそろそろ、常神の海へ!


※昨日の「虹岳島荘」はこがしまそうと読みます。

徳右エ門  福井県三方上中郡若狭町鳥浜44-18
        0770-45-0039
posted by たつたつ・たつや at 23:40| Comment(5) | TrackBack(0) | 店グルメ・和食・アジア他編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月29日

常神半島ツーリングその3

トンネルを抜けると眼下に初夏の太陽を受けて
キラキラ光る美しい海が広がる。

常神1.jpg

小さな島が点在し、本当に神秘的な海だ。
ほんの数十年前までは道路がなかったため、この辺りは陸の孤島だった。
小さな集落は神子(みこ)遊子(ゆうし)常神(つねがみ)
などという名前で、常神の先にある島を御神島(おんがみじま)という。
本当に神々が住むエリアのような気がする。

常神2.jpg

常神までの片道20キロ以上の道のりは
海岸線をくねくね走らなくてはいけないが、
バイクだとかえってそれが楽しい。

途中、野生のサルが出迎えてくれる。

さる2.jpg

常神半島にある集落は民宿をしている家がほとんどで、
新鮮で美味しい海の幸を格安で楽しめる。

その最期の集落、常神の中に国の天然記念物に指定されている
樹齢1350年とも言われている大蘇鉄がある。
(大正13年に指定されている)

蘇鉄説明.jpg

普通の民宿の庭にあるそれは地面から5本の幹に分かれ、
そこからまたいくつかの幹が出て、天に向かって伸びている。
近くではカメラの広角レンズを使っても入りきらないため、
裏山の崖を登って撮ったのがこの写真。

大蘇鉄.jpg

ここは空気が違う。
地からエネルギーが吹き出てくるような感覚を覚えた。

干物作り1.jpg

集落に戻ると、おばあちゃんが黙々と干物を作っている。
こぶりのアジをちびた包丁を使って、
あっという間に開いて内蔵を取り出す。
一匹7〜8秒だろう。
きっと何十年も同じ仕事を繰り返しているのだろう。
その手が歴史を物語っていた。

干物作り2.jpg

この風景は何百年も前から同じなんだろう。

おばあちゃんの手作りの干物がこれ
しかも、これだけ入っていて1パック500円!
(家に帰って食べたら、マジで激ウマでした♪)
アジのみりん干しとトビウオの干物
お土産干物.jpg

バイクと海は不思議に絵になる。
帰り道は、海と太陽をずっと左手に見ていた。

三方の海1.jpg

三方の海2.jpg

敦賀の夕陽.jpg

走行距離230km 燃費はリッター当たり33kmと抜群に良かった。
う〜ん、息子に渡すのがだんだんもったいなくなってきた・・・^^;

日帰りツーリングはやっぱり楽しいと再認識した一日だった。

posted by たつたつ・たつや at 00:33| Comment(5) | TrackBack(0) | 旅先にて・福井県内編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

珍々飯店

武生の街中に『珍々飯店』という中華のお店がある。
たつやが高校時代から、あったが、
もっとずっと前から営業してるのだと思う。

武生一中出身の同級生がここのジャージャー麺がおいしいと、
一緒に食べに行ったことがあった。
もっとも、高校生の時は、安くて量が多いことが
お店を決める第一条件だったから、他の店に行くことが多かった。

当時は福万ラーメン、8番ラーメン、珍々飯店、ジュノン(喫茶店)
あめこ(同級生の餅や)などが寄り道コースになっていた。
今では、珍々飯店とあめこしか残っていないが・・・。

しばらく珍々飯店のジャージャー麺のことは忘れていたが、
ここ15年くらいは、一ヶ月に一回くらいの頻度でここへ行く。

お目当てはやはりジャージャー麺(682円)餃子(10個で556円)
家族で行くと、こどもは違うメニューと頼むことが多いが、
たつやはかたくなにこの2品から離れられない。

chi2.jpg

麺は2種類から選べて、ほうれん草の麺(緑色)と普通の麺。
ほうれん草麺の方は、やや柔らかめで、普通はやや固め(前者に比べて)。
少し甘めで、しっかり味のついた肉味噌がたっぷりかかっていて、アツアツ!
細切りキュウリが添えられていて、食欲をそそる。

chi3.jpg

chi4.jpg

上から2番目がジャージャー麺

餃子は、焼き加減が抜群で、ニンニクが効いていてジューシー。
10個で一人前だから、ふたりでちょうどいい。
ラー油の底にある唐辛子をたっぷり取って、たれに入れるのが好み。

chi1.jpg

この店は一品の量がかなり多いので、グループで行って、
ひとり1品〜2品頼もうもんなら、絶対に食べきれないほど。

先日も、となりのテーブルに座った2家族がそれぞれ2品ずつくらい
オーダーしているのを見て、一言「ここは量が多いですよ」と
言いたくなるが、余計なお世話になっては?と思い留まる。

しばらくして隣のテーブルには乗り切らない程のお皿が・・・。
新しい皿が来る度に、みんなが顔を見合わせている・・・
結局、パックに詰めてもらって帰ることとなった。

高校時代に食べたそのままの味は変わっていない。
ずっと同じ味を守っているのが、うれしい。

珍々飯店
住所  :福井県越前市国府1-6-8 0778−23−1060
営業時間:午前11:00〜14:00 午後17:00〜21:30
定休日 :原則的に毎週火曜日
     
posted by たつたつ・たつや at 22:52| Comment(2) | TrackBack(2) | 店グルメ・和食・アジア他編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月30日

地震カミナリ火事オヤジ

劇団ふるさときゃらばんの鯖江公演が今日6月30日に
鯖江市文化センターで開催された。

今回のミュージカルの演題は「地震カミナリ火事オヤジ」
消防団の団長をしている家族を中心にした心温まるテーマだった。

キミはきみのクニ・郷土を愛しているか、
キミのくらす街やムラを愛しているか、
いつどこで災害が起こってもおかしくない日本列島で、
もしキミの家族を危機が襲って来たら、誰が救うのか、
だれと助け合って災害とたたかうのか

日本列島は、いつ大地震や津波が襲ってくるかわからない、
日本中を流れる河川のうち洪水の危険をはらむものは
100を超えるといわれている「災害列島」。
そして火事の原因で一番多いのは放火だという時代だ。
こんな時代だからこそ、自分の暮らす地域のコミュニティや家族の愛を
見つめ直し、明日への希望と元気を生む現代のドラマを描く、
これがふるきゃらのミュージカルだ。
今を精一杯生き抜く人々の姿を、
カラフルな歌とパワフルなダンスナンバーで表現している。


かれこれこの劇団とのお付き合いも17年を過ぎた。
毎回ステージを見て驚くのは、17年前と変わらず、圧倒的なエネルギーで、
私たち観客を楽しませてくれることだ。

笑いあり、涙あり、心に響くメッセージあり、
感動と感激と感謝を同時に味わえるステージだった。

ふるきゃら3.jpg

ふるきゃら2.jpg

ふるきゃら1.jpg

公演が終わってお客様をお見送りに出られる劇団の方々です。

今回、主催のお手伝いをさせていただきましたが、
チケット販売のお手伝いや、チケットを買って観に来て下さった方々、
消防団の方々、消防署の方々に深く感謝いたします。

ありがとうございました。

posted by たつたつ・たつや at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | コンサート・ライブ・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする