1978年製造のカワサキナナハンに乗り出して、今年で20年になる。
通称
ゼッツー。
初めてこのバイクを雑誌で見たときの衝撃は今でも忘れられない。
高校一年のことだった。
「世界最速、時速200kmオーバー、DOHC4気筒・・・」
いつかこのバイクに乗りたい!と思った。
暴走族が増え、当然のようにバイクの事故がおき、
世間は日に日にバイク乗りに冷たい視線を送るようになっていた。
当然のように高校時代はバイクの免許を取ることを許されず、
大学に入って2年目に車の免許を取得し、その後すぐ2輪の免許を取った。
しかしこの頃は、2輪は小型・中型・大型の3種の免許にわかれ、
自動車学校で取得できる免許は小型・中型のみだった。
中型は排気量400ccまでのバイクしか乗れず、
あの憧れだったゼッツーには乗ることができなかった。
最初に買ったバイクはヤマハのSR400という単気筒のバイクで
大学時代と専門学校時代の5年間とふるさと福井に帰ってきて
ゼッツーを買うまでの計8年乗った。
都道府県の北海道と沖縄以外はほとんど彼と旅した。
そして春江の運転免許センターの限定解除(排気量関係なしに乗れる免許)
を数回チャレンジして取得し、
ついに憧れのゼッツーを手に入れることになる。
しかし、既にゼッツーは生産を終えていた。
8年落ちの中古車だったが、人気車のため、結構な値段だった。
月日は流れて、そのバイクは僕の愛車になって20年になる。
北陸でバイクに乗れる日はホントに少ない。
暖かくなって、晴れていて、暑くも寒くもない日にしか乗らないようになってしまったが、
そんな日がくると、車庫から彼を引っ張り出してきてエンジンに火を入れる。
今年は桜とゼッツーの写真を撮りたくて走りに行きました。
タンクに写った桜がきれいでしょ!?
posted by たつたつ・たつや at 10:41|
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